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中学受験|共働き家庭の「時間が足りない!」を乗り切る4つの方法

更新日:
中学受験
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「もう限界…」

毎日の塾の送迎に宿題チェック、仕事と家事の両立。中学受験を控えるお子さんを支えるために頑張っているのに、自分の時間も気力もどんどん失われていく…。

そんな共働き家庭の“切実な悩み”に、プロ家庭教師の安浪京子先生が答えます。

塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

安浪京子先生

監修者

安浪京子先生

神戸大学発達科学部にて教育について学ぶ。関西、関東の大手進学塾で中学受験生に算数を指導、プロ家庭教師としては25年以上。中学受験に関する講演、セミナーなど多数。中学受験の悩みを解消するコミュニティーサイト「中学受験カフェ」を運営。「きょうこ先生」として朝日小学生新聞、AERA with Kidsなどでさまざまな悩みに答えている。 受験算数動画の再生回数は400万回以上、音声配信サービスVoicy「きょうこ先生の『教育何でも相談室』」は教育カテゴリで常時上位ランクイン。著書に『中学受験最短合格ノート』(朝日新聞出版)、『中学受験大逆転の志望校選びと』過去問対策 令和最新版』(ダイヤモンド社)など多数。

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目次

塾の送迎やスケジュール管理・仕事との両立で時間に追われ、精神的にきつい…

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【CASE 030】小学6年生・男子
性格:
好奇心が強く、興味のあることには集中して取り組む性格。一方でマイペースなところもあり、気持ちの切り替えに時間がかかることも。

【今回のお悩み】
ペンネーム:kou0424さん(小学6年生 保護者)
塾の送迎やスケジュールの管理が想像以上に大変です。共働きのため仕事との両立もあり、毎日時間に追われているような感覚があります。家族との時間や自分のリフレッシュの時間が取れず、精神的にしんどいです。


“全部自分でやらない”がカギ!共働き家庭ができる4つの時間対策

中学受験サポートが限界…共働き家庭が抱える“時間の壁”と乗り越え方

今は共働きのご家庭が多く、仕事と受験サポートの両立で時間のやりくりに苦労されるケースは非常に多いと思います。時間は有限ですから、対策としては「全部自分でやろうとしないこと」。これに尽きます。

塾の送迎やお弁当作りなど、中学受験を控えた家庭には日々のタスクが山積みです。なかでも、最も時間と労力を奪うのが「勉強の管理」ではないでしょうか。

仕事を終えて帰宅したあと、夕食の準備をして、子どもに食べさせる。その後は課題の進捗を確認し、終わっていなければ一緒に取り組む。こうした一連の”学習管理”が、共働き家庭にとっては大きな負担になります。


一時的に時短勤務をしたり、テレワークを取り入れたり、働き方を工夫する手もありますが、仕事次第では難しいこともあるでしょう。

そんなときこそ、「これは自分でやらなくてもいいかもしれない」と思えることを「第三者に任せる」という発想が大切です。

共働き家庭が「時間が足りない!」を乗り切る4つの具体策

共働き家庭にとって「時間がない」は、避けようのない現実。

そんな中学受験を乗り越えるために、親の負担を減らし、時間を生み出すための4つの具体策をご紹介します。

1.夫婦で役割分担をする

外部のサポートを検討する前に、まずは家庭内での役割分担を見直してみましょう

特にまじめな人ほど、「全部自分でやらなきゃ」と抱え込みがちです。すると、パートナーの側は「問題なく回っているから自分が出るまでもない」と思い込み、関わりが薄くなるケースも少なくありません。

塾の送迎や家事、スケジュール管理など、どんなことでも構いません。一人で背負うのではなく、ご夫婦で話し合って役割を分担し、協力体制をつくることが大切です

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2.家事の負担を軽くする

受験のサポートに時間を取られる分、家事の負担を減らす工夫も重要です。たとえば、食事の準備には宅配サービスやミールキットを活用するのも一案。もし協力してもらえるなら、祖父母に料理や洗濯をお願いするのもいいでしょう

ただ、祖父母に家事をお願いできるのは心強いですが、一つ落とし穴も。

孫に甘くなってしまいがちで、勉強を見てほしいと頼んでも思うように進まないこともあるのです。

帰宅して「勉強してないの?」と叱ろうとすると、「そんなにやらせなくてもいいのよ」と祖母にかばわれて、気づけば親子ゲンカならぬ“親と祖父母のバトル”に発展…なんてこともあるので注意しましょう。

もし祖父母に頼ることが難しい場合は、家事代行サービスの利用も一つの方法です。費用やサービス内容は様々なので、自分のニーズに合ったプランを選ぶことができます。掃除や洗濯を外部のプロにお願いすることで、受験サポートに専念できる時間を確保でき、精神的な余裕も生まれます。

3.「時間がかかる勉強管理」を第三者に任せる

たとえば、お子さんが学校を終えて16時ごろに帰宅してご両親の帰りが19時だとすると、その間しっかり自学習できる子は少数派です。もちろん、しっかり勉強できる子もいますが、多くの場合はゲームやYouTubeなど、つい誘惑に流されてしまいます。

とはいえ一人では集中できない子でも、誰かがそばにいるだけで取り組みやすくなることがあります。このような時間帯に家庭教師や「勉強シッター」など、学習サポートを導入するのも有効です。

暗記科目のサポートであれば、本格的な家庭教師でなくても大学生の勉強シッターで十分な場合もあります。「17時から大学生の先生が来る」と時間が決まっていれば、気持ちの切り替えが苦手な子でも自然と勉強モードに入りやすくなります。

また、予算的に難しい場合は、塾の自習室などを活用する方法もあります。自習室は学習環境として整っていますが、すべての子どもが自律的に勉強できるわけではありません。誘惑に負けたり、集中できなかったりすることもありますが、「17時から塾の自習室で勉強する」と決めることで、気持ちの切り替えがしやすくなったり、周りのまじめに勉強している子が刺激になったりすることもあります。自習室の利用は、適切に活用すれば、親の負担軽減にもつながります。

4. 塾の授業時間を増やす

自習室でうまく勉強が進まない場合、授業時間を増やすことも一つの方法です

気持ちの切り替えが得意な子であれば自習室で学習することも効果的ですが、そうでない子は自習室に行っても勉強が進まないこともあります。

この場合、オプション講座などを増やして、強制的に学習する環境をつくる方が、確実に学習時間を取ることができ、効果的です。

結局、自分で勉強を進められる子かそうでないのか、勉強についていけているのかいないのか、お子さんの状況によって対策は異なります。お子さんの現状に目を向けて、取るべき対策を見極めましょう。

中学受験を支える親の心が折れてしまわないように──共働き家庭に必要な“線引き”とリフレッシュ

自分が精神的にしんどくなって、子どもに辛く当たってしまうこと。それは避けたいですよね。

仕事と受験サポートの両立に疲れていて精神的にしんどいのであれば、まずは自分がリフレッシュしてください。カフェに行く、マッサージに行く、なんでもいいので気持ちのメンテナンスをしてあげてください。

親のストレスは、言葉にしなくても子どもに伝わってしまうものです。隠そうとしても、隠しきることは簡単ではありません。イライラしてしんどいときには、無理に気持ちを隠そうとせず、正直に言っていいと思いますよ。いつも完璧な親の姿を見せようとするのではなく、弱音を見せて子どもに共感してもらうことも大事なことです。

「ごめん、今日ママすごく疲れていて、勉強を見る余裕がないから自分でやってくれる?」と真剣に伝えたら、子どもは自分でやり始めます。子どもを信じて、少しずつ頼ることも大切です。

何でもやってあげようとするより、「パパとママができるのはここまでだから、ここからは自分でやってね」と子どもにわが事感を促すことが大切です。そうでないと、子どもは「全部親がやってくれる」と完全に依存しますし、親も「全部自分がやらなきゃ」と思ってしまいます。「ここまでは親がやる。ここからは子どもがする」という線引きを、家族で共有することが大切です。

勉強を教える部分であれば、社会はパパ、理科はママ、自分たちで教えられない算数は家庭教師や塾に任せるという線の引き方もあるでしょう。負担を抱え込み過ぎないためには、「ここまではできるけど、ここからはできない」と明確に線引きをすすることがとても大事なんです。

共働き家庭の中学受験は“無理をしない”が成功の秘訣

中学受験のサポートは保護者にとって大きな負担です。両親のどちらかが仕事をしていなくても大変ですし、共働きやひとり親の場合は、その負担がさらに大きくなります。時間が限られているからこそ、すべてを一人で抱え込まず、人の手を借りる選択肢を視野に入れましょう。

「お金で時間を買う」と割り切って、外部のサポートを利用するのも有効な手段です。無理をせず、まずは自分自身の心の余裕を優先してください。第三者の力も借りながら、家族が前を向いていられるバランスを整えていくことが、中学受験を乗り越えるカギになります。

成功へ導く賢者からの金言!

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時間は有限!
全部を自分でやろうと抱え込まないで。

対象:中学受験をする予定の子どもをもつ保護者50名にアンケートを実施
期間:2025年5月21日~26日実施

Onayami Bnr

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
編集部
塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

監修者プロフィール

安浪京子先生
株式会社アートオブエデュケーション代表取締役、中学受験カウンセラー、算数教育家。
安浪京子先生

神戸大学発達科学部にて教育について学ぶ。関西、関東の大手進学塾で中学受験生に算数を指導、プロ家庭教師としては25年以上。中学受験に関する講演、セミナーなど多数。中学受験の悩みを解消するコミュニティーサイト「中学受験カフェ」を運営。「きょうこ先生」として朝日小学生新聞、AERA with Kidsなどでさまざまな悩みに答えている。 受験算数動画の再生回数は400万回以上、音声配信サービスVoicy「きょうこ先生の『教育何でも相談室』」は教育カテゴリで常時上位ランクイン。著書に『中学受験最短合格ノート』(朝日新聞出版)、『中学受験大逆転の志望校選びと』過去問対策 令和最新版』(ダイヤモンド社)など多数。

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