話せない日本の英語教育から脱却！音とイメージで小学生から英語脳を育てる、Grow Rich English School

いくら学校や塾で学んでも、いざ英語を話そうとすると言葉が出てこない。
そのもどかしさを経験したことのある保護者もいるのではないでしょうか。

『Grow Rich English School』は、音とイメージをベースとした独自の学習法で、子どもたちが「英語を英語のまま理解する力」を育てています。対象は小学生から高校生まで。少人数制による個別指導や、家庭学習のサポートなど、学びを定着させる仕組みも充実しています。

今回は、代表取締役の畑公人さんに、日本の英語教育の課題や同塾の教育方針、さらに英検や受験対策への具体的な取り組みについてお話を伺っています。

今回取材した塾▶

今回取材を受けてくださった方▶

Grow Rich English School　塾長　畑公人さん

英語が“話せる・使える”力になる！Grow Rich English Schoolの教育方針とは

英語のまま理解する！“音とイメージ”で育てる英語脳メソッド

－ Grow Rich English Schoolの教育方針を教えてください。

「自由に人生を選択できる人を増やす」という企業理念であり、教育理念です。英語でコミュニケーションがとれるようになると、海外で⼈や⽂化、教育に触れ、⾃分にしか語れない経験ができるようになります。つまり、英語が話せれば世界にはばたく力を手に入れることになり、人生の選択肢を大きく増やすことにつながるのです。

日本でも英語力の重要性は認知されており、長らく英語教育が続けられてきましたが、 学校での学びだけではなかなか英語力は育っていないのが現状です。私自身も中学校で英語教師がカタカナ英語を使う様子を見た経験や、懸命に授業を聞いても学校に来るネイティブの先生と全く話せない経験をしました。それらの経験から、日本の英語教育に大きな違和感を覚え、英語学習の課題を認識するに至ったのです。

－日本の英語学習の課題を打開するために英語塾を立ち上げたのですか？

学校だけでなく 英語塾においても実用的な英語力を身につけることが難しいと感じていました。その状況を打破したく、自ら英語塾を立ち上げました。日本人が日本の環境で実用英語を身につけられるよう、研究を重ねて 独自の「Grow Richメソッド」をつくり上げ、今も日々メソッドを磨いています。

－独自のGrow Richメソッドの特徴を教えてください。

「Grow Richメソッド」は、英語が初めての子どもでも無理なく学べる独自の学習法です。アルファベットの順番すら知らない初学者でも、しっかりと基礎を固めながら英語力を伸ばせるように設計されています。

一般的な英語教育では「聞く・話す・読む・書く」の4技能を順番に学びますが、 Grow Richでは子どもの学習段階に応じて、技能の組み合わせ方を柔軟に変えるのが特徴です。まずは「聞く」ことから始め、 英語の音を視覚的なイメージと結びつけて理解する力を養います。

意味を日本語に訳すのではなく、「音と絵」「音と場面」を結びつけ、感覚的に英語を捉えるアプローチです。特に小学生のうちは“聞く力”が英語力の土台になるため、音読やシャドーイングを中心としたトレーニングで、効率よく身につけていきます。

少人数制の個別指導でコーチングも実践

－個別指導にしている理由は何でしょうか？

Grow Rich English Schoolの授業は、最大でも生徒2人に対して講師1人の少人数制です。
一人ひとりのつまずきや学習タイプを丁寧に把握し、それに合わせて指導方法やテンポを柔軟に調整するためです。子どもの性格や得意・不得意はさまざまで、「耳から覚えるのが得意な子」や「繰り返しが必要な子」など、それぞれに最適なアプローチが求められます。

授業中は、発音のクセや理解度、シャドーイングの進み方などを観察し、その場で指導内容を軌道修正します。90分制の授業では、生徒が2人の場合も1人当たり45分を確保し、解説に加えて演習中のフォローまで行います。

講師は、知識を教えるだけでなく「コーチ」「メンター」「ロールモデル」として、生徒の成長を多面的に支えています。

－ コーチング的な関わりとはどのようなことでしょうか？

英語の習得にはどうしても時間がかかるため、途中で「本当に成長しているのかな？」と不安になる子もいます。
Grow Rich English Schoolでは、そんな時に「なぜ英語を始めたの？」「どんな自分になりたい？」などの問いかけを通じて、 子ども自身が気持ちを整理できるようにサポートします。

これは単なる面談ではなく、自分の目標や感情に向き合う“コーチング的な関わり”です。言葉にすることで、「ここまでできるようになった」「また頑張ろう」と気持ちが前向きになり、不安も軽くなります。
こうした対話の積み重ねが、英語力とともに、自分で考え、選び取る力の育成にもつながっていくと考えています。

－ 講師はさまざまな役割を担っているのですね。

はい。当塾の講師はメンター、コーチ、ロールモデルの三役を担っています。TOEFL90点以上、英検１級以上レベルの英語⼒を保持したバイリンガルが多いことに加え、英語学習や海外生活の経験も豊富です。楽しく学ぶ⼤切さも⽬標を達成する難しさも身をもって知っているからこそ、時に厳しく、時に優しく生徒を導きます。

音とイメージで学ぶGrow Rich English Schoolの授業内容とは？

音とイメージを重視して英語を英語のまま学習
－ Grow Rich English Schoolの授業には、どのような特徴がありますか？

授業では、英語を「日本語に訳さずにそのまま理解する力」を育てるGrow Rich独自の感覚的学習メソッドを取り入れています。特に、視覚と聴覚を連動させたトレーニングを重視している点が大きな特長です。

たとえば英単語を覚えるとき、意味を日本語で教えるのではなく、「音を聞いて、絵や場面を思い浮かべる」ことで、英語を感覚的に理解できるように指導しています。英語を見たり聞いたりしたときに、頭の中で自然と情景が浮かぶようになることが、英語脳の第一歩だと考えています。

－イメージで学ぶというのはどういうことなのでしょうか？

たとえば、「dog」という単語を見たときに、「犬＝dog」と訳すのではなく、“dog”という音から犬の姿が思い浮かぶようにする、ということです。そのために、絵本やイラストカード、音声付き教材などを活用し、文字や意味を教える前に“イメージ”を植えつけていきます。

このような学習法は特に小学生のうちに効果的で、英語を英語のまま理解する土台づくりになります。絵を活用してイメージをどんどん植え付けていくことで、文字を使った学習に入る時にも無理なくイメージできるようにしていきます。

学び始めてから3ヶ月ほどで、英語の絵本が自分の力で読めるようになるお子さんも多いです。

－初めてでも、3ヶ月で英語の絵本が読めるようになるのはすごいですね。

実はフォニックス（phonics）って深く学ぼうとするといくらでも学べるんです。でもそこだけに時間をかけるより、実践で読んでいった方が効率よく英語力が身につけられます。いたずらに時間をかけるのではなく、つまづきやすい発音や読みにくい言葉にフォーカスしながら学習することで、短期間での学びを実現しています。

少人数制の個別指導により一人ひとりの苦手ポイントを発見しやすくしているのも、効果が出やすい理由の一つです。

家庭学習のサポートにも全力投球

－限られた時間で英語力を定着させるために、どのようなサポートを行っていますか？

英語を本当に使えるようになるためには、一般的に約1,500時間の学習が必要だと言われています。これは、英語を聞いて考え、話す力をしっかりと身につけるための、いわば「定着のための時間」です。そのため、教室での授業に加えて、日々の家庭学習もとても重要になります。

そこで、家庭での学習が無理なく継続できるよう、さまざまなサポートを行っています。まず授業では、講師が生徒一人ひとりの理解度や性格を見極め、最適な学習法を直接伝えています。そのうえで、家庭では何を・どんな順序で取り組めばよいかが一目でわかるように、個別の宿題プランや学習管理シートを提供しています。

また、教室と家庭の役割も明確に分けています。「新しいことを学ぶのは教室で」「練習して定着させるのは家庭で」とすることで、限られた時間の中でも効率よく英語力を伸ばせます。

こうした仕組みにより、保護者の方の負担も最小限に抑えつつ、学習を継続しやすい環境が整えられています。お子さまにとっても、自分のペースで進められる安心感があり、学習への意欲や習慣づけにもつながっています。

－家庭学習で保護者の英語力は求められますか？

いいえ、英語力は不要です。宿題のやり方やスケジュール管理を見ていただく程度で、やり方もこちらからお伝えします。また、保護者のフォローが必要なのは小学1・2年生くらいまでです。3年生以降は自分で宿題等にも取り組めるように、勉強の仕方を授業の中で丁寧に教えていきます。

－保護者に対するサポートはありますか？

はい。希望制で定期的な個人面談を行っており、特に初期段階では活用されることをおすすめしています。
「本当に勉強しているの？」「単語も読めていない……？」といった不安を感じることもありますが、その不安が疑いに変わらないよう、早めに対話で解消することを大切にしています。

さらに、英語学習の理論背景も共有することで、保護者側の納得や安心感も深まります。

英検合格・中学受験にも対応！Grow Rich English Schoolで身につく英語力と自信

「話せて×受かる」英検・受験にも強い指導法

－Grow Rich English Schoolで学ぶことでどのような力が身につくのでしょうか？

Grow Rich English Schoolでは、「話せて×受かる」をコンセプトに、しっかりと使える英語力を育てながら、英検などの資格試験にも短期間で対応できる力を育てています。
たとえば、英検2級は「小学生には難しい」と思われがちですが、実際にはそうではありません。日本の英語教育がスタート時期も進度も遅いために、そう感じてしまうだけなのです。

正しい順序と方法で学べば、子どもたちはもっと高いレベルの英語も、楽しみながら自然と身につけていけます。そのため、授業や教材の設計には、第二言語習得理論（人が母語以外の言語をどのように学ぶかを科学的に分析した理論）などの学術的な裏づけをもとにした分析を重ねています。

そして何より、画一的な指導にとどまらず、一人ひとりの個性や理解度に応じて柔軟にアプローチを変えることを大切にしています。子どもの可能性を信じて、型にはめずに可能性を伸ばす。それが、高い成果につながるGrow Richの学びの本質です。

－スピーキングコースもあるそうですね。

Grow Rich English Schoolでは、通常の授業とは別に、スピーキング力に特化した「EBPメソッド（English Brain Program/英語脳を育てるための思考力・表現力強化型スピーキングプログラム）」というコースも提供しています。現在も改良を重ねながら、日々進化を続けている独自プログラムです。

一般的な英語指導では、スピーキングといっても「文章をリピートするだけ」や「丸暗記して話すだけ」にとどまっていることが多くあります。しかしEBPでは、暗記ではなく“自分の言葉で英語を話す力”を育てることに重点を置いています。

とはいえ、日本語でも「文を組み立ててストーリーとして話す」ことは簡単ではありません。だからこそEBPでは、英語力だけでなく、論理的に考えをまとめる力や、自分の意見を伝える力（思考力）も同時に育てていきます。将来的には、ディスカッションやディベートといった高度な発信型コミュニケーションにも対応できる力を育むことが目標です。

－英検対策にも力を入れているのですか？

Grow Rich English Schoolでは、英検対策にも力を入れており、本番に向けた“逆算型”の指導と独自模試によって、短期間での合格を実現しています。英検については各級の出題傾向や評価基準を丁寧に分析。教室では、本番2か月前に独自の模試（解説付き）を実施し、生徒自身が「今どれだけ点が取れるのか」「何をすれば合格できるのか」を明確に把握できる仕組みを整えています。

これにより、弱点に絞った効率的な学習が可能になります。また、模試は実際の試験会場と同じ緊張感で受けられるように運営されており、「本番慣れ」や「タイムマネジメント力の育成」にもつながっています。

その成果として、小学5年生で英検2級に合格した生徒や、9か月の学習で合格圏に到達したケースもあります。英検準会場として認定されているため、慣れた教室で本番を受けられるのも安心材料の一つです。

－ 中学受験にも対応していますか？
はい、対応しています。たとえば中学受験では、広尾学園、三田国際、東京学芸大学附属国際中等教育学校、サレジアン国際学園など、これまでに多くの合格実績があります。
入試の内容や求められる英語力は、学校ごとに大きく異なります。そのため、一人ひとりの志望校や現在のレベルに合わせて、指導内容を柔軟にカスタマイズしています。

たとえば「リスニングに特化した試験対策が必要な学校」や、「スピーキング評価があるインター入試」などにも、独自メソッドと個別指導の組み合わせで的確に対応しています。
受験相談をいただいた際は、まず志望校の入試傾向や出題形式を分析し、合格までの最適ルートを設計。お子さまとご家庭に寄り添いながら、二人三脚で合格を目指していきます。

英語力に加えて自己肯定感と自己理解も育成

－ほかに何か身につく力はありますか？

10年以上英語教育に携わってきて、正しい方法で学べば、子どもは必ず英語を伸ばせると確信しています。
ところが今の英語教育では、学習の成果が「生徒本人の資質やセンス頼み」になってしまっていることも少なくありません。そのため、できないこと＝自分のせいと感じて、英語に自信をなくしてしまう子も多いのです。

Grow Rich English Schoolでは、そうならないように、一人ひとりに合った最適な学び方を個別に提示しています。英語力を伸ばすだけでなく、「自分はできる」という自己肯定感を育てることも大切にしているからです。また、生徒に合った学習法を見つけるためには、その子の性格や得意・不得意、集中のパターン、モチベーションの上がり方などを細かく観察し、丁寧に見極める必要があります。

この過程で子ども自身も、「自分ってこういうときに集中できるんだ」「こうすると覚えやすいんだ」といった自己理解が深まり、英語以外の学びにも応用できる力が育っていきます。

Grow Rich English Schoolへ通った生徒や保護者からのリアルな声

✨講師のサポートでモチベーションアップ（保護者/小学6年生）
Grow Rich English Schoolではじめて英語に触れましたが、英語学習が自然とできるようになったこと、リスニングやスピーキングスキルがついてきたこと、コツコツ継続した結果が出ていると感じています。本人は自己学習は苦手ですし、飽きたりモチベーションが下がったりした際には、先生方は都度個別のサポートをしてくださいました。中学で英語学習が始まる前にGrow Rich English Schoolで上手く英語導入ができたと感じています。

✨今すべきことを示してくれる的確な指導（保護者／小学4年生）
英語の勉強をしたことのない娘に、わかりやすく何をどうやって勉強したらいいのか、今は何をすることが必要なのかを的確に教えてくださりました。娘も先生が教えてくれたことなら出来ると毎回、塾を楽しみしてくれていました。
最初は周囲のお子さんのレベルが高いので心配をしていましたが、安心して通塾させることができました。また様々な先生とお話をさせていただけたので興味の幅も広がりましたし、学習面では、娘がこの先生のやり方が私には合っているような気がする。と自分で色々感じて考えながら学習していました。先生としっかり対話をしながら学習を進めていただけたことに感謝しております。

✨個々に寄り添う指導で育てる自信（保護者／中学3年生）
先生にはいつも寄り添っていただき、面談でも教室での様子やどのように勉強を進めていくかという指針などを説明してくださりました。アメリカに留学決心ができたのも、先生が自信をつけてくださったおかげだと思っております。

【取材後記】

Grow Rich English Schoolは音とイメージを重視するオリジナルの学習メソッドと一人ひとりに寄り添う個別指導で、「話せて×受かる」英語教育を実現しています。英検や中学受験などの合格実績も豊富です。

今回、お話を伺って特に印象的だったのは、英語を学ぶ中で自己肯定感や自己理解も得られるということ。英語学習だけにとどまらず、自信や自己理解といった“人生を切り開くための力”を育めることに、大きな魅力を感じました。