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青山高校とは?“キラキラした青春”が叶う偏差値トップクラス校の魅力

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「都立青山高校はキラキラした青春ができる高校」─そんな声をよく耳にします。授業にしっかり取り組み、部活にも本気で打ち込み、行事ではクラス全体で全力になれる。勉強・部活・行事の“三兎を追う”ことができるのが、青山高校らしい青春です。

外苑前駅から徒歩3分の便利な立地や、自由度の高い校風、進学指導重点校としての学力サポートもそろい、毎日が充実する環境が整っています。この記事では、そんな青山高校の魅力を高校受験のプロである大山先生に解説していただきます。

大山雅司

監修者

大山雅司

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。

塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

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目次

青山高校とは|勉強・部活・行事に全力!偏差値トップクラスの都立進学校

「キラキラしている」「青春できる」。都立青山高校を調べるとこのような声を多く目にします。進学指導重点校として十分な進学実績をあげるだけでなく、部活にも行事にも本気で取り組む。そこに惹かれて入学を希望する中学生が例年多いのが都立青山高校です。

まずは青山高校の魅力を4つ、ピックアップしました。

都立青山高校の魅力4選

① 都立高校屈指の好立地

まず特徴的なのは、その立地。東京メトロ銀座線、外苑前駅から徒歩3分と好立地にあり、通学の利便性が非常に高い高校です。

大学野球の聖地である神宮球場、ラグビーの聖地である秩父宮ラグビー場とスタジアム通りを挟んで正面に校舎は位置し、都心にありながら広々とした通学路です。

実は映画『君の名は。』の主人公である瀧が通学している都立神宮高校(架空の高校)は、都立青山高校が立地上のモデルとなっています(外観のモデルは都立新宿高校)。映画のシーンでは信濃町駅周辺の光景がたびたび映し出されます。

都会的ながら閑静な環境、それでいて渋谷へも徒歩圏内。立地上の魅力は都立高校の中でも屈指と言えるでしょう。

② 校則がほぼない自由な校風

校則自体がほとんどないのも特徴の1つ。行事などの際は、標準服の着用や普段の履物の指定などがありますが、通常時は私服通学が可能なうえ、髪染め・メイク・アクセサリーなども自由。体育時の服装については体育科の指示に従うとされているそうですが、これは安全上の問題なので仕方がありません。

都立青山高校に限らず上位校は校則が少ない高校が多いですが、その中でも都立青山高校は自由度が高い高校と言えます。

「オシャレでキラキラした人が多い」という言葉も聞きますが、洗練された青山エリアという立地と、校則の自由度の高さが相まったゆえの特徴と言えるでしょう。

③ 進学指導重点校に指定されている(偏差値は男子66・女子65)

進学面において都立青山高校は東京都教育委員会より「進学指導重点校」に指定されています。

豆知識:進学指導重点校とは💡

東京都教育委員会から「進学対策に組織的、計画的に取り組む学校」として、「進学指導重点校」「進学指導特別推進校」「進学指導推進校」が指定されます。

進学指導重点校:日比谷、西、国立、八王子東、戸山、青山、立川

指定期間は5年であり、その間の進学実績や取組みにより、その後の指定が定められます。

日比谷高校や西高校などと並んで、進学指導重点校7校は”都立トップ7”などと呼ばれます。

偏差値も高く、男子は66・女子は65(※1)と、都立高校の中でもトップクラスの学力レベルを求められます。合格の目安となる総合得点は男女ともに870点前後(※2)。これは、日比谷・西などの都立トップ校と肩を並べる水準です。

※1、※2 参照元:進学研究会 Vもぎ 都立高校 総合得点 合格目安表

過去には他の進学指導重点校と比較して進学実績が振るわなかった時期もあり、重点校指定の見送りがささやかれていた時期もあったそうですが、そこから見事復活。現在では、重点校らしい合格実績をキープし続けています。

④ 勉強・部活・行事。“三兎を追う”青春を謳歌できる

都立青山高校の口コミなどを見ると、よく出てくるのが「青春」という言葉。ここで、ひとつ都立合格ドットコム内の都立青山高校の口コミを紹介します。

校舎は古いし施設としては都立という感じですが、とにかく生徒が素晴らしいです。みんな真面目で勉強熱心、でも明るくて部活も遊びも全力投球。男女関係なく仲も良いですし、イベントにも熱心に取り組み、まさに青春を謳歌するための高校だと思います。人気なのは理由がある、ということがよくわかりました。目指す価値がある学校です!(参照元:「都立合格ドットコム」)

都立青山高校には“三兎(勉強・部活・行事)を追う”というスローガンに、生徒は「高きを望め青山で」の精神を様々な場面で貫いているそうです。その通り、すべてにおいて真っすぐ向き合い青春を謳歌する、その姿勢が学校全体の雰囲気として浸透していることが都立青山高校の特徴的な個性です。

大山先生

都立青山高校に在籍していた生徒の指導をしたことがありますが、行事にも勉強にも、とにかく手を抜かない生徒だったと思います。行事で忙しい期間はときに疲れた顔をしながらも塾にはしっかり通い続け、最後まで自分の希望進路を曲げずに貫き、最終的に希望通りの進学を果たしていたことが印象に残っています。

立地はさておき、校則の自由度の高さで言えば都立西高校や都立戸山高校も同様です。いわゆる「自由さ」だけが都立青山高校が持つ独特な“青春感”の源泉というわけではなさそうです。

もう少しだけ掘り下げると、都立青山高校で言われる”青春”というのは、いわゆる「クラスの仲間と関わり目標に向けて進んでいく、そこで起こるドラマや様々な感情」。多くの人がドラマや漫画・アニメで触れ、また、憧れた経験があるであろう”理想の高校生活”に、そのイメージの中心があるように思えます。

青山高校を改めてリサーチして独特だと感じたのは、そのような‟まっすぐな青春像”を高校自体が全面に掲げ、在校生自身がそれを「キラキラした」と公言して憚らないところです。

その雰囲気を説明会や外苑祭で感じ取ることで、‟まっすぐな青春像”に憧れる生徒がさらに集まる。だからこそ、‟理想”でしかない高校生活が現実の高校生活となっていく。この一連の流れが都立青山高校の持つ伝統的な力であり、他の高校とは異なる特徴なのだろうと思います。

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青山高校の教育の特色

青山高校には、どのような教育の特色があるのでしょうか。ここでは特色を3つ紹介します。

① 指導や手厚さに定評がある

「AD ELTA(高きを望め)」という言葉が青山高校のスローガンであり、進路指導の一貫したメッセージとして生徒に伝えられます。

受験指導にあたる添削指導や、各科目の講習なども充実。通っている生徒からも「進路指導が手厚い」「授業の質が高い」という言葉をよく耳にします。

日々教員が自己研鑽に励む上での青山高校の指針となっているのが「作問力は指導力」という言葉です。

大山先生

僕は職業上、各都立高校の自校作成問題を例年解いています。その中で、都立青山高校が大学入試共通テストの新傾向を意識した作問をいち早く取り入れていた印象を持ちました。たとえば国語の読解問題に図が複数含まれるなどです。

大学入試改革による傾向変化(=出口)をいち早くキャッチし、自校の入試問題(=入口)にまで活かす。「作問力は指導力」という言葉の裏付けとして感じられます。

② 第二外国語を履修できる

2年生の自由選択科目で、第二外国語としてドイツ語とフランス語を履修できます。

上位校では第二外国語の履修が可能な高校がいくつかありますが、選択できる科目には違いがあるので気になる方はチェックしてみると良いでしょう。

③ 勉強に打ち込む環境が整備されている

年間20回は土曜授業があり、夏休みなどの長期休業中にも多くの講習が組まれています。

さらに平日は7時30分から20時まで、土曜日は7時30分から18時まで自習室が開放され、勉強に打ち込む環境は整備されています。

青山高校の学校行事

学校行事に関しては最大の目玉が外苑祭(文化祭)で、その他にもクラス単位で団結するイベントが多くある印象です。

外苑祭(文化祭)

都立青山高校を象徴する行事として、最大の目玉イベントが外苑祭。「西の国高祭、東の外苑祭」と言われるように、例年、国高祭(都立国立高校)に次ぐ来場者数をむかえる一大イベントです。

内容は全クラス演劇という形式で、主に夏休みを利用して準備を行います。クラスが一丸となってゼロから作り上げる舞台は、学年があがるほどハイクオリティな内容へ進化。後輩たちは先輩たちに憧れを抱きながら来年さらに頑張る、という伝統が都立青山高校の中で受け継がれています。

外苑祭を目当てに入学希望する生徒も多く、都立青山高校における青春像を象徴するようなイベントだと感じられます。

体育祭など

外苑祭以外にも行事は多く、体育祭や球技大会など、クラスが一丸となって取り組むイベントが豊富にあります。

体育祭では各クラスのTシャツがデザインされます。加えて応援用アイテムの制作は自由に行われるので、競技以外の部分でも楽しめるイベントです。

その他にも神宮球場を借りて行われる神宮記録会(マラソン大会)、遠足や修学旅行など、行事が豊富にあることが特徴のひとつになっています。

青山高校は部活動も盛ん

都立青山高校は部活動も盛ん

都立青山高校において盛んな部活動はラグビー部と青山フィルハーモニーオーケストラが挙げられます。

ラグビー部は東京都よりSport-Science Promotion Clubに指定されており、前述のラグビーの聖地、秩父宮ラグビー場が近くにあることも相まって都立青山高校の代表的な部活動のひとつとなっています。

豆知識:Sport-Science Promotion Clubとは💡

「東京都教育委員会 運動部活動の在り方に関する方針」に則り、「科学的トレーニングの積極的な導入等により、短時間で効果が得られるような合理的でかつ効率的・効果的な活動を推進する」として東京都より指定されます。令和3年度までの「スポーツ特別強化校」の後継事業にあたり、2025年度現在では56部活動(39校31競技)が指定されています。

また青山フィルハーモニーオーケストラは地域交流としてヤクルトスワローズの公式戦応援に参加するなど、学校の枠を超えた活動を行っています。

青山高校の大学合格実績 国公立・現役志向が高め

入試難易度が高い青山高校。その後の大学合格実績はどうなのでしょうか?2025年度の大学合格実績を見ていきましょう。

■青山高校の大学合格実績(現役)

大学群 人数
東京一科 16名
旧帝大 22名
国公立医学部 6名
国公立全体 103名
早慶上理 236名
GMARCH 374名
私大医学部 6名

※1 東京一科 東大・京大・一橋・東京科学大(旧東工大+旧医科歯科大)の合計
※2 旧帝大 北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大の合計

都立青山高校の大学合格実績2025の傾向

国公立現役合格103名、卒業生総数に占める割合が例年4割程度と、高い国公立志向が伺えます。

指導方針としても難関国公立合格を目標にする姿勢が強く、経営計画シートにおける数値目標としても「難関国公立現役合格」が最も強調して記されています。

生徒の人数としては他の進学指導重点校と比べ、都立青山高校は1クラス分少ないです。そのため、単純比較は難しいですが、2025年全体の卒業生数に対する国公立大学の現役合格者の割合(38.1%)は、特別推進校である新宿高校(36.7%)を若干上回ります

近年、国公立の進学実績を大きく伸ばしている新宿・戸山と比較すると、国公立進学の面では伸びが大きいとまでは言えません。ただ、2025年では国公立医学部が6名、私大では東京理科大学52名と、理系分野での伸びがありました。

また、早慶上理の合計では236名(昨年度は167名)と大きく人数を伸ばしました。2025年度卒業生の動向としては、例年と比べて私大傾向が強かった印象です。

合格者数の数値上はG-MARCHラインが最もボリュームが大きく見えますが、実際は押さえによる複数合格が重なったもので、実際の進学数は国公立や早慶上理が主になるでしょう。

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青山高校の入試情報

推薦選抜応募倍率(2025) 一般選抜受検倍率(2025)
4.25 1.72

進学指導重点校は入試時点では英数国3科目で独自作成による問題が課され、共通試験と比較すると問題の難易度が高いです。

その中でも都立青山高校は入試倍率が高い年が多く(2025年は一般受検倍率が1.72)、都立高校の中でも最難関校の一角です。

大山先生

男女ともに人気の高い高校ではありますが、男女合同定員化以降、女子入学者の比率が高くなっているようです。「高校入試では男子と比較して女子に私立上位校の選択肢が少ない」「都立の中でも特に女子に人気が高い高校である」など、さまざまな要因が複合的に重なった結果だと思いますが、このランク帯においては高内申の女子が多いことも合わせて推薦・一般ともに女子の合格者が多くなっていることが考えられるでしょう。

青山高校の推薦入試に合格するには?傾向と対策

推薦入試の傾向

推薦入試は、調査書(内申点)+面接+小論文の合計点で合否が決定されます。

小論文においては、例年、社会的分野から大問1題、理科的分野から大問1題が出題されています。社会分野においては「複数資料の読み取り」が、理科分野においては「図表の作成」が定番の出題になっています。入学後の探究活動につながる資料の把握能力や考察力が試されているような試験だと言えるでしょう。

一般受検よりも内申点の比重が高く、かつ青山高校は例年高倍率になるため、合格者の内申点も非常に高いであろうことが予想されます。

合格するための対策

小論文では、「テーマに沿って自身の体験を述べる」ような形式ではなく、いくつかの設問に解答していく形式なので、生徒ごとで正誤がはっきり分かれやすい形式と言えます。資料問題やグラフの作成が多くあるため、実際の問題に取り組み、形式に慣れていくことが有効な対策になります。

青山高校の過去の入試問題については、かなり遡ったところまでホームページに掲載されていますので、(2025年9月時点)古い年度から練習をするとよいでしょう。ただし解答がないため、先生や周囲の大人に解答をチェックをしてもらう必要があります。

また、例年高倍率であるため、内申点対策も非常に重要な要素です。推薦入試で合格を狙うためにはオール5に近い内申点が必要だと考えられるため、全く届いていないという場合はあえて推薦入試を見送り、一般入試に注力することも戦略のひとつになります。

そして、青山高校に限らずですが、都立一般選抜においては、委員会活動や課外活動による加点項目はありません。もし学内活動の中でアピールできるものがあるのであれば、推薦入試における面接の場でしっかりアピールしておきたいところです。

青山高校の一般入試で合格するには?傾向と対策

一般入試の傾向

英数国の3科目は高校独自の問題になります。

独自作成問題の英語は青山高校に限らず、「必要単語は教科書レベルであるものの、相当量の長文を読まなければならない」傾向があります。青山高校においても文量は多く、かつ図やグラフの読み取りが求められたり、40語~50語の英作文が出題されるなど、全体としてかなりスピードが求められます。令和7年度においては字数の多い英作文問題は出題されませんでした)

国語に関しては「設問に図がついている」「2つの文章の比較」「設問において会話文を読む必要がある」など、年によっては大学入試共通テストを意識した出題が行われている印象(近年はオーソドックスな出題に回帰してきている印象を受けます)。文章量は多く、こちらでもスピードが求められるでしょう。

数学は「小問集合」「関数」「平面図形」「立体図形」の出題構成で、大問構成自体は他の独自作成校とほぼ同様です。

合格するための対策

英語においては、相当量の文量を読みこなす必要があるため、受験後半期には時間を計りつつ、ペースを意識しながら長文問題に取り組む練習が必要になります。さらに英作文の配点も高いため、簡単な語彙を使用しながら手早く書き上げる訓練を行いましょう

国語については、ここ2年はオーソドックスな出題傾向です。ただし、数年前には、設問に図がついていたり、論説文が2つの文章で構成されるなどしたケースもありました。過去問などを通じて、変わった形式の問題にも触れておくとよいでしょう。

数学については「関数」「図形」など主要な単元は満遍なく出題されます。苦手な分野をなくしながら、標準的な難易度の問題は確実にとれるようにする必要があります。

英・数・国ともに大枠の大問構成は、どの都立独自作成校も似かよっています。そのため、都立青山高校だけでなく、他の独自作成校の問題まで取り組むことも有効な対策です。



青山高校にはどんな生徒が向いてる?

どのような生徒が向いているかは、おのずと明らかなのではないかと思います。

「クラスのみんなと関わりながら勉強・部活・行事に精一杯取り組む!」

このような王道の高校青春像への憧れが強い。高校入学後はそのような青春を過ごしたい。

その願いが強ければ強いほど都立青山高校の校風はマッチするでしょう。

青山高校の所在地・生徒数

最後に、各高校の所在地など基本情報を紹介します。

高校名(正式名称) 東京都立青山高等学校
所在地 東京都渋谷区神宮前2-1-8
最寄り駅(例) 東京メトロ銀座線「外苑前駅」から徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」から徒歩15分
JR中央・総武線「信濃町駅」または「千駄ヶ谷駅」から徒歩15分
生徒数(令和6年度時点) 835名
推薦選抜応募倍率(2025) 4.25
一般選抜受検倍率(2025) 1.72

参照元:東京都立青山高等学校 公式ホームページ / 東京都教育委員会ホームページ

まとめ:都立高校の個性は多様。高校見学に足を運ぼう

今回は青春感あふれる都立青山高校について解説しました。青山高校は、外苑前徒歩3分の好立地、自由な校風、そして“勉強・部活・行事の三兎を追う”文化が根づいた学校。進学指導重点校としての指導力と実績も安定しており、入試難易度は都立でもトップクラス。日々の学びと挑戦を全力で楽しむ空気感が魅力の源泉です。

都立高校ならどこも同じではなく、それぞれに魅力や個性があります。志望校を選ぶときは、実際に高校見学に足を運び、説明を聞いたり在校生の様子を肌で感じましょう。高校3年間、ひいては自分自身について思いを巡らせ、自分は何に惹かれるのかを考えること。これが高校受験における勉強だけではない大切な側面になります。

受検校を選ぶ際は、単に偏差値だけで判断せず、自分の性格や将来の目標、学びたい内容と照らし合わせることが大切です。この記事が、志望校選びの一助となれば幸いです。

監修者プロフィール

大山雅司
ひのき進学教室 三軒茶屋校講師
大山雅司

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
編集部
塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

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