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中学受験の勉強時間は平均何時間?学年別のリアルな実態と成功家庭の時間管理術【保護者100人調査】

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「中学受験の勉強時間、ほかの子はどのくらいやっているんだろう?」

子どもが受験を目指し始めると、多くの保護者が抱く疑問ではないでしょうか。

塾に通わせていても「家庭学習が足りないのでは?」「こんなに長く勉強させて大丈夫?」と心配になることは誰にでもあります。特に最近は情報があふれている一方、家庭ごとに方針が異なり「正解がわからない」と感じる人も少なくありません。

そこで本記事では、最新のアンケート結果をもとに、学年ごとの平均的な勉強時間や、保護者が抱える主な悩みを整理しました。さらに、限られた時間を有効に使う工夫や、先輩保護者の体験談も紹介します。

塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

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目次

2025年最新!中学受験生のリアルな勉強時間【独自アンケート】

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中学受験の勉強時間は、多くの保護者が気にするテーマです。「塾や学校以外でどれくらい勉強してる?うちは多い?少ない?」という不安に答えるため、独自アンケートで小4〜小6の実態を紹介します。あくまで平均的な傾向で個人差はありますが、家庭学習の目安づくりに役立ててください。

小学4年生

  平日 休日
1時間未満 16.7% 33.3%
1~2時間未満 66.7% 16.7%
2~3時間未満 16.7% 33.3%
3~4時間未満 0.0% 16.7%
4時間以上 0.0% 33.3%

中学受験が本格化する小学4年生。平日の家庭学習は「1~2時間未満」が最多でした。長時間よりも毎日机に向かう習慣づけを重視する家庭が多く、休日は習い事や用事とのバランスでばらつきが見られます。まずは「勉強は楽しい」と思える環境づくりが大切です。

小学5年生

  平日 休日
1時間未満 15.6% 9.4%
1~2時間未満 59.4% 15.6%
2~3時間未満 21.9% 12.5%
3~4時間未満 3.1% 40.6%
4時間以上 0.0% 21.9%

内容が難しくなる小学5年生。平日の学習時間は4年生と大きく変わりませんが、休日は「3~4時間未満」が約4割で最も多く、4年生よりも長めに確保する家庭が目立ちます。塾の宿題も増え、「量」と「質」の両立に悩む声が出始める時期です。休日の過ごし方を工夫し、親子で一週間の学習計画を立てると効果的です。

小学6年生

  平日 休日
1時間未満 5.9% 3.9%
1~2時間未満 52.9% 17.6%
2~3時間未満 35.3% 35.3%
3~4時間未満 5.9% 13.7%
4時間以上 0.0% 29.4%

受験本番を控える小学6年生。平日は「1~2時間未満」が最多ですが「2~3時間未満」も増加。休日は「2~3時間未満」が最多で5年生より短くなった一方、4時間以上の割合が増えています。塾によっては授業のコマ数が増えるため、自宅での学習時間が減るケースがあるのでしょう。

受験までの限られた時間で、いかに集中して課題に取り組むかという「学習の質の高さ」が、これまで以上に求められる時期に入ったといえるでしょう。

勉強時間が確保できない家庭の課題トップ3

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中学受験を目指す生徒の平均的な勉強時間はわかったものの、実際には「思うように時間が取れない」という家庭が多いものです。塾選の保護者アンケートからは、勉強時間を確保するうえでの共通の悩みが見えてきました。特に多かった課題トップ3をご紹介します。

【1位】スマホ・ゲーム・YouTubeなど誘惑が多い(33.8%)

最も多くの保護者の皆様が頭を悩ませていたのが、スマートフォンやゲームなどのデジタルデバイスとの付き合い方でした。単に取り上げるだけでは解決が難しい、現代ならではの課題といえるでしょう。

やはり、スマホが曲者に感じました。友達とのコミュニケーションで使わなくてはいけないツールなので、完全に禁止するわけにはいかないが、通知が来るたびに気をとられてしまうということもある。(中学生男子の保護者)

勉強が終わったらswitchをやって良いというルールにしたため、ゲームという目的を達成するために勉強に対する姿勢が雑になってしまいました。(小4男子の保護者)

アンケートでは、子どもとのコミュニケーションツールとしての側面や、一方的に禁止することの難しさ、ご褒美として使うことの弊害など、多くの家庭が試行錯誤されている様子が痛いほど伝わってきました。これらの強力な誘惑とどう向き合い、学習とのメリハリをつけていくかが、大きな鍵となりそうです。

【2位】子どものやる気・集中力が続かない(29.6%)

「いざ机に向かっても、なかなか集中が続かない…」という、モチベーションに関する悩みも非常に多く寄せられました。

リビング学習中心でした。下の子どもがいるので、集中がそちらにそれることがありました。(小6女子の保護者)

塾での宿題が多いときに、休憩を挟まずやらせてしまった事。めりはりが取れずだれてしまい、余計に課題をする時間が余計にかかってしまいました。(中学生男子の保護者)

長時間学習させようとして裏目に出てしまった経験や、学習環境が集中を妨げてしまうケース、休憩のタイミングの難しさなど、具体的な失敗談が数多く見られました。子どもの「やる気」だけに原因を求めるのではなく、集中できる「環境」や「仕組み」を整えてあげることが、解決の糸口になるかもしれません。

【3位】親が忙しく、勉強を見てあげたり計画を管理したりする時間がない(12.7%)

サポートする保護者自身の時間的・精神的な余裕のなさも、深刻な悩みとして挙げられました。

習い事や病院など予定が入ってしまうと、夕食の準備や片付けもあり、ゆっくり落ち着いてみてあげられないこと、気がつくと間違った字を練習しているなど無駄な時間を過ごしてしまうことがあります。(小3女子の保護者)

共働き家庭で親がすべてを管理するのは無理だと痛感し、塾の先生を頼り、家庭では子どもの伴走役に徹する方針に切り替えるまで半年ほど時間を無駄にしてしまいました。(中学生男子の保護者)

アンケートでは「本当はもっと見てあげたいのに」という想いとは裏腹に、日々の仕事や家事に追われ、子どもの学習を十分には把握しきれていないという、切実な声が寄せられました。

また、限られた時間の中で関わろうとすることで、かえって親も子も疲れ、感情的なやり取りが増えてしまうという悪循環に悩む家庭も少なくないようです。中学受験は子どもだけの戦いではなく、家庭全体の時間との戦いでもある、という現実が浮き彫りになりました。

勉強時間の質を最大化する3つの方法

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勉強時間をしっかり確保しても「集中力が続かない」「思ったほど成果が出ない」と悩む家庭は少なくありません。大切なのは、単に時間を増やすことではなく、限られた時間を質の高い学習に変える工夫です。ここでは、アンケート結果で浮かび上がった課題にも対応できる、具体的な3つの方法をご紹介します。

勉強効率が劇的に上がる時間管理術を実践する

良かれと思って立てた学習計画が、かえって子どもを追い詰めてしまう…そんな経験はありませんか。まず、親が「管理者」になるのをやめ、子どもの「伴走者」へと意識を切り替えましょう。

まずは「今週は計算ミスをゼロにしよう!」といった大きな目標だけを親子で一緒に決めます。そして「そのためには、どの問題集から始める?」「1日にどれくらいなら頑張れそう?」と、日々の具体的な進め方は子ども自身に考えさせ、任せてみるのです。

「25分集中して5分休む」というポモドーロ・テクニックを取り入れるのも非常に効果的です。5分間の休憩では「好きな音楽を1曲聴く」「お菓子を一口食べる」など、頭をリフレッシュするご褒美タイムに。このメリハリが、次の集中へのエネルギーになります。

知識が本当に身につく能動的な学習法

「毎日きちんと机に向かっているのに、なぜかテストの点数に結びつかない…」その原因は、学習が「ただ課題をこなすだけ」の受け身の状態になっているからかもしれません。インプットした情報を自分の頭で整理し、アウトプットする「能動的な学習」へ転換しましょう。

例えば、算数の問題を解き終えたら「どうしてその式を立てたのか、先生になったつもりで教えて!」と問いかけてみましょう。「人に説明する」ことを意識するだけで、理解の深さは驚くほど変わります。

また、意外と効果的なのが、親も同じ空間で作業をすることです。読書や仕事、資格の勉強など、静かにできる作業がおすすめです。「監視されている」ではなく「一緒に頑張っている」という心強い連帯感を生み、子どもの集中力を静かに後押しします。

集中力を引き出すコンディション管理のコツ

中学受験という長期戦では、学習効果を最大化する「コンディション管理」が合否の鍵を握ります。特に、記憶を定着させ、翌日の集中力を生み出す「睡眠」は何よりも重要です。

また「何時間やるか」だけでなく「どの時間帯なら集中できるか」という視点を持ち、子どものゴールデンタイムを見極めましょう。

例えば、頭が冴えている朝は思考力が問われる算数の応用問題に挑戦。そして夜は、質の良い睡眠を妨げないよう、漢字練習といった単純作業に切り替えるのがおすすめです。学習のメリハリと十分な睡眠で、子どもの力を最大限に引き出しましょう。

【成功体験談】先輩保護者から学ぶ!ケーススタディ別・時間管理術

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ここでは、中学受験の先輩保護者が実際に試して効果を感じた「時間管理の工夫」を紹介します。

朝時間の使い方や短時間集中のコツなど、取り入れやすい事例ばかりです。まずは子どもの性格や家庭のタイプに合いそうなものから試してみてください。

朝時間を味方にする

毎朝早起きをして1時間は決めた勉強をする時間を作るように習慣化したので、かなり落ち着いて勉強をするようになった。(中学生女子の保護者)

朝ごはんの前に前日の復習をして、解ける!という自信を持たせてから学校に行かせた。1日の始まりに自信がつくようになったと思う。(小5男子の保護者)

朝食前の15分を「朝勉タイム」と名付け、計算と漢字のみに取り組む時間にしました。夜は疲れて集中できないことも多いですが、朝は頭がスッキリしているのか、短時間でも驚くほど進みます。(小6女子の保護者)

タイマー×短時間集中でダラダラ防止

基本、自室の机で勉強するルールで、10分程度の短時間集中法、短時間の集中と休憩を繰り返す。(中学生男子の保護者)

15分タイマーで15分間ひとつの課題をやる(ドリルなど)、少し休んで15分、を4回くらい。これで1時間になるのであと好きなことをさせる。夕方は学校の復習だったり塾の宿題に当てていました。(中学生女子の保護者)

25分間勉強して5分間休憩をとる「ポモドーロ・テクニック」というのが集中力を高めるのに役立つときいて息子にやらせてみたら、今まで以上に集中して取り組めるようになっていました。(小4男子の保護者)

ルールとご褒美でメリハリをつける

ゲームや漫画を読む時間を固定にして勉強時間を確保するのではなく、勉強を1日何時間と固定し、それ以外の時間は好きに過ごしていいというルールにしたところ、自身のキリのいいところで遊びを切り上げ、勉強し、また遊ぶというメリハリができ、集中力も身についた。(中学生男子の保護者)

週末には、次の1週間の計画を親子で一緒に立て、「この課題が終わったらゲーム30分」といった「ご褒美」を具体的に決めることで、本人の見通しが立ち、やる気に繋がりました。(小6男子の保護者)

成功報酬のランクを決めて勉強してもらいました。例えば、90点以上ならAランクのご褒美、80点以上ならBランクのご褒美といった感じです。(小6女子の保護者)

環境づくりと家族の協力

リビングに学習専用スペースを作り、集中しやすい環境を整えたことで、勉強時間が安定しました。また、週末は下の子に静かな工作キットを与え、上の子の勉強を邪魔しないルールを設けたら、親子共にストレスが減りました。(小6女子の保護者)

家だけだとだれてしまうので、外で勉強する時間も意識的に作らせるようにした。帰りにマクドナルド食べてきていいよなど、それを楽しみにさせることも1つの勉強習慣を作るポイントにしました。(中学生男子の保護者)

夕方の時間帯を静かな学習タイムと決めて、テレビやスマホは親も含めて一切使わないようにしました。家族全体で協力する事で、本人も自然と机に向かう習慣がついたように思います。(中学生男子の保護者)

計画の見える化と自律を育てる

子どもが自分で「この時間は勉強する」と決められるように、ホワイトボードに1日の予定を書き出す仕組みにしました。自分で決めたことだから集中力も上がり、やらされている感が減りました。(小6男子の保護者)

リビングに大きなホワイトボードを設置し、1週間のタスクを親子で確認しながら全て書き出します。そして、完了したものから子ども自身がマーカーで消していくルールにしました。娘はゲーム感覚でタスクを消していくのが楽しいようで、「あとこれだけ」と進捗が目に見えることでモチベーションを維持しやすくなったと感じます。(小6女子の保護者)

塾の宿題が多いため、週末に一週間の学習計画を立てるようにしています。計画を立てることで、何をいつまでにやるべきか明確になり、子ども自身が主体的に取り組むようになったのが大きな成功でした。(小5男子の保護者)

復習・定着をその日のうちに

塾があった日は1日たつと忘却が進むので必ずその日のうちに復習するというルールを徹底しました(中学生男子の保護者)

数日、数週間おいて何度も同じ問題をやる。毎回かかった時間、点数、受けた日付を残しておいて、成績が上がっていることや復習できている成果を子どもに見せています。(小3女子の保護者)

【失敗談から学ぶ】あなたは大丈夫?時間管理のNGパターン

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失敗談は耳が痛い部分もありますが、ほかの家庭のつまずきを知ることは大きな学びになります。ただし、これも一例であり、すべての子どもに当てはまるわけではありません。特性を踏まえて、避けるべきポイントを取捨選択しましょう。

ご褒美も取り上げもやりすぎは逆効果?スマホと勉強の難しい関係

勉強のご褒美をゲームにしてしまうと、毎日ご褒美を与えることになり、それが当たり前になってしまい勉強へのモチベーションがゲームがあってもあまり上がらないと感じています。(小5男子の保護者)

これができたら、お菓子をあげるとか、ゲームをしていいという風にすると、ご褒美のために勉強をするような癖がついてしまい、よくなかった。また、一度その癖をつけると、戻すのが大変だった。(小5男子の保護者)

スマホやゲームをやりすぎて勉強が疎かになっているため取り上げたら、楽しみがなくなり勉強に対してまったくやる気がなくなってしまったので失敗したと思いました。(中学生女子の保護者)

強制と感情的な叱責…子どもの心を閉ざす行動はNG

親である自分が子どもの勉強管理をしてしまい、「今日はここからここまでやりなさい」と言って、終わるまで他のことをさせないようにしていたのですが、なかなかテストの点数が上がらなかったので、これではダメだなた感じました。(小5男子の保護者)

頭ごなしに子どもに勉強を強制すると、子どもは反発して言うことは聞かないです。(小5男子の保護者)

怒ったり感情的に叱ったら、ふててしまって逆に勉強を真面目にしてくれなくなりましたので、感情的に要求することは厳禁だと思いましたね。(中学生女子の保護者)

睡眠不足は本末転倒!夜遅くまでの頑張らせすぎに要注意

夜遅くまで頑張ろうとする事。この単元だけでも、このページだけでもと親が考えて頑張らせようとしても疲れていて進まない。(小5女子の保護者)

受験直前の冬休みは塾の宿題が多く、睡眠時間があまり確保できず風邪で体調不良になり2~3日勉強できなくなるといったことがありました。このことから睡眠時間の確保を優先させるようにしました。(中学生男子の保護者)

塾の他にも習い事をしていたので、習い事のある日は塾の宿題、学校の宿題をしてから寝ようと思うと11時くらいになってしまうこともあった。睡眠時間が減ってかわいそうだった。(中学生男子の保護者)

ガチガチの時間割は逆効果!やらされ感を招いてしまうかも

計画を立てて自分で勉強するということが出来ていなかった気がします。何時から何をするかを私に聞くので私が勉強計画を考えていました。本人が計画を立て、もっと向上心をもって勉強したらスムーズに進んだかもしれません。人の支持に従うとやはりやる気が続かない場合があります。(中学生男子の保護者)

計画を立てるとその通りにこなすことで満足してしまい、わからないことをできる様にするという勉強に重きを置けなかった。(中学生男子の保護者)

何時から何時と勉強する時間を決めてしまうと上手くいかなかったので、一日一時間、どの時間でも良いから勉強すると約束させたところ、自分から勉強できるようになったので、勉強する時間帯まで決めたのは良くなかったんだなと感じた。(小5女子の保護者)

合わない塾、誘惑の多い部屋…子どものやる気を削ぐ環境

本人に合わない塾へ通わせてしまっていたのは失敗でした。本人が塾での勉強スピードに追いつけないことや行きたくないとやる気を見出せなくなってしまい成績も落ちてしまいました。(小5女子の保護者)

リビングに隣接した部屋で勉強しているので、ついテレビを付けると見に来てしまい、なかなか勉強に戻れないことがありました。(小6女子の保護者)

家庭学習用に市販ワークを購入して実施していましたが、1人でやらせるとわからないところは適当にやってしまったりするので、ただ与えてやっておいてねはダメだと実感しました。(小6男子の保護者)

「量」を追い求める勉強はNG!集中力切れが勉強嫌いを招く

自分のやる気のある時に勉強をするようにしたら勉強をしないことはなかったのですが時間が足りずに課題などが徹夜をしないと間に合わないような時がありました。(中学生男子の保護者)

数時間連続で算数や理科の演習をやらせたことがあります。しかし、途中で集中力が切れてしまい、途中で遊びたくなる気持ちが強くなり、かえって学習効率が下がってしまいました。(小6女子の保護者)

勉強時間を増やそうとして、休日に長時間の勉強を強制したことがありました。その結果、子どもが疲れてしまい、逆に勉強を嫌いになりかけました。無理に押し付けるより、短時間でも質を上げることが大切だと実感しました。(小6男子の保護者)

合否を分けるのは「時間の長さ」より「質の高い時間」を生む工夫

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中学受験では「毎日〇時間勉強しなければならない」という言葉に不安を抱く家庭が多いですが、実際に合否を左右するのは、勉強時間の長さそのものではありません。大切なのは、限られた時間をどれだけ集中して、有効に使えるかという学習の質です。

例えば、同じ2時間でも「問題を解いて間違い直しまでしっかり行う子」と「ただ机に向かって宿題をこなすだけの子」とでは、成果に大きな差が出ます。また、長時間勉強していても、疲れて集中できていなければ学習効果は薄れてしまいます。

そのためには、

  • 時間を区切って集中する習慣をつける
  • その日のうちに復習を取り入れる
  • 睡眠・休養を確保して頭をリフレッシュさせる

といった工夫が欠かせません。

「時間が足りない」と焦る気持ちは自然ですが、まずは、質を高める工夫に目を向けてみてください。学習効果が上がることで、同じ時間でも子どもは成果を実感しやすくなり、前向きに受験期を過ごせるようになります。

アンケート調査概要
調査対象:中学受験を検討している、または経験した子どもを持つ保護者(有効回答数100名)
調査時期:2025年8月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「中学受験の勉強時間」についての調査
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選ジャーナル調べ:中学受験の勉強時間についての調査」と明記し、『塾選ジャーナル』(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/33206/)へのリンク設置をお願いします。

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
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塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

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