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共通テストの持ち物リスト決定版!忘れてはいけない必須アイテムと当日の準備を完全解説

更新日:
大学受験
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「共通テストの持ち物、何を持っていけばいいの?」と不安に感じていませんか?

初めての大学入学共通テスト(以下:共通テスト)は、誰でも緊張したり、忘れ物がないか心配になったりするものです。

この記事では、共通テスト当日に絶対必要な持ち物リストから、持っていくと安心な便利アイテムまでをわかりやすく紹介します。

また、当日の朝までに確認すべきポイントや、忘れ物に気づいたときの対処法も解説しているので、受験前の最終チェックにぜひ役立ててください。

塾選ジャーナル編集部

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目次

まずはこれだけ!共通テストで絶対に必要な持ち物リスト

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共通テストで絶対に必要な持ち物リストは以下の通りです。ポイントと注意事項も併せて掲載していますので、ぜひご覧ください。

チェック 持ち物 ポイント・注意事項
受験票(印刷したもの) マイページから各自でダウンロード・印刷して持参。予備も印刷しておくと安心。
学生証(身分証明書) 本人確認に必要。忘れると受験できない場合あり。
黒鉛筆(H・F・HBに限る) マークシート用。5本以上用意。ロゴや模様のない専用品も販売されている
シャープペンシル メモや計算用に使用可(黒芯のみ)。マークには使わず、計算用として用意。
プラスチック製消しゴム 文字・ロゴ入りケースは避ける。
鉛筆削り(手動タイプ) 電動・大型・ナイフ類は持ち込み禁止。試験中に使う余裕はないため、休憩中に削っておくと安心。
腕時計(アラームOFF) アナログとデジタルの2種を用意すると安心。最後の時間調整やマーク見直しに役立つ。通信機能付きやスマートウォッチは使用不可。
スマートフォン 電源を完全に切り、試験中はカバンの中へ。
現金(小銭含む) 自販機・交通・昼食などに使う。ICトラブル時の保険として少額を用意。
試験会場までの地図・経路メモ 印刷しておくと、通信障害時も安心。
お弁当・飲み物 キャップ付きペットボトルだとより安心。
上履き・袋(持参指定がある場合) 「上履き持参」と記載がある会場では必須。
参考書・まとめノート(1教科1冊程度) 直前確認用。新しい問題集は避け、使い慣れた教材を持参。
眼鏡・コンタクト用品 体調管理・視力補助に必要なものを忘れずに。試験中に眼鏡を使用する場合は、受験票の写真も眼鏡着用で撮影しておく。

特に注意しておきたいのが、受験票です。受験票はマイページから各自でダウンロードして印刷し、当日必ず持参する必要があります。スマホ画面の提示では受験できません。

受験票には会場名・受験番号・試験時間が記載されているため、前日までに印刷・確認・予備の印刷を済ませておくと安心です。

共通テストの受験票については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

共通テストの受験票はいつ届く? 2026年度からは自分で取得する仕組みに!共通テストの受験票はいつ届く? 2026年度からは自分で取得する仕組みに!

持っていくと安心!共通テストで役立つ便利アイテムリスト

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共通テスト当日は長時間にわたる試験です。持ち物をそろえるだけでなく、快適に過ごせる工夫やトラブルに備える準備をしておくと、集中力を保ちやすくなります。

以下では、「あると安心」「実際に役立つ」便利アイテムをカテゴリ別に紹介します。

チェック アイテム ポイント・注意事項
カイロ・ひざ掛け 会場が冷えることも多いので持参する。ひざ掛けについては監督者の許可が必要。
上着・マフラーなどの防寒具 脱ぎ着しやすい服装が◎。厚手のコートは試験中に邪魔になることも。
マスク 長時間着用による不快感対策。耳が痛くならないタイプが快適。
目薬や常備薬 鎮痛剤や整腸剤など、普段から使い慣れたものを。
飴・チョコ・ラムネなどの軽食 休み時間に糖分補給。音や匂いの強いものは避ける。
ティッシュ・ウェットシート 手や机の汚れをサッと拭ける。アルコールタイプは乾燥対策にも。
ハンドクリーム・リップクリーム 冬の乾燥対策に。手のひらや唇の荒れを防ぐことができる。
ヘアゴム・髪留めピン 髪が気になる人は必須。顔まわりをすっきりさせると集中しやすい。
折りたたみ傘・レインコート 天候が変わりやすい冬場は必携。ビニール傘より小型傘が便利。
生理用品・ポーチ 急な生理や体調変化に備えて持参。
モバイルバッテリー 試験場までの道中や帰宅時にスマホの電池切れ防止。試験中は電源OFF。
目覚まし時計(持ち運び用) 宿泊組はホテルの時計より信頼性あり。アラーム音を確認しておく。

ここで紹介したアイテムは、「持っていなくても受験はできるけれど、あると気持ちがラクになる」ものばかりです。体調や気温、緊張の度合いは人それぞれ。自分が一番落ち着ける環境をつくることが、最大のパフォーマンスにつながります。

共通テストで使用が禁止されているアイテム

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共通テストでは、試験中に使用できないものや、誤って持ち込むと不正行為とみなされるおそれのあるものがあります。会場で注意や没収を受けないためにも、「疑わしいものは持ち込まない・出さない」を徹底しましょう。

以下に、試験中の使用が禁止されている代表的なアイテムをまとめました。

分類 具体例 注意点
補助具 定規、コンパス、分度器、電卓、そろばん、グラフ用紙など 図形や計算問題でも使用不可。
時計 計算機能・辞書機能付き時計、スマートウォッチ 通信・アラーム・タイマー機能付きはNG。
電子機器 スマートフォン、携帯電話、タブレット、スマートグラス、電子辞書、ICレコーダー、イヤホン、音楽プレーヤーなど 電源を切りカバンの中に。操作や音が鳴ると不正行為とみなされる。
筆記用具・筆箱類 印字や模様入り鉛筆、英字や地図柄の消しゴムケース・筆箱など 英字・模様入りは誤解のもと。無地のものを使用。
参考資料 参考書、自作ノート、プリント類、メモ用紙など 試験開始後に机上に出すことは不可。
服装・マスク 英字・数字・地図柄などが印字された衣類やマスク 内容によっては注意される。無地・シンプルな服装が無難。
飲み物のボトル・ラベル 英字・記号が印刷されたもの 試験中は机に出さない。鞄にしまっておく。
耳栓 原則禁止 使用許可が必要。無断使用は不正とみなされる。
ナイフ・大型鉛筆削りなど 鉛筆削り目的でも持ち込み禁止。安全面からも不可。  

少しでも迷うものがあれば、持ち込まず学校や塾、大学入試センター公式サイトで事前確認をするようにしましょう。

【事前チェックマスト】共通テスト当日の注意事項

ここでは、共通テスト当日に気をつけておきたいポイントを紹介します。どんなに準備を整えていても、当日の行動や時間配分次第で結果に影響することもあります。

慌てず落ち着いて本番を迎えるために、事前に流れをイメージしておきましょう。

試験会場には1時間前到着が目安

試験当日は、試験開始の1時間前には会場に着けるように出発しましょう。冬の共通テストは、雪や電車の遅延など交通トラブルが起こりやすい時期です。時間に余裕を持って行動することで、万が一のトラブルにも落ち着いて対応できます。

早めに到着したら、まず受験票で教室と座席番号を確認し、トイレの場所も把握しておきましょう。会場の雰囲気に慣れるために少し深呼吸をして、気持ちを整える時間をつくることも大切です。余裕のあるスタートが、その後の集中力につながります。

ちょっとしたロゴも注意!持ち物は無地が安心

共通テストでは、持ち物に印字や模様があるだけで注意されることがあります。例えば、消しゴム、マスクに英単語・地図・年号・化学式・人物名などがプリントされている場合使用できません。

ほんの小さなプリントやロゴでも、監督者の判断で「誤解を招く」とされることがあります。安心して試験に臨むためにも、無地・透明・シンプルなデザインの持ち物を選ぶのがベストです。

特に筆箱・消しゴム・文房具は、見られても困らないものだけを持っていく意識で準備しましょう。

感染症対策を万全にしておく

試験会場に出入りするときは、手指のアルコール消毒を忘れずに行いましょう。会場内ではマスクを正しく着用し、会話は必要最低限に留めるのが安心です。自分の体調を守ることはもちろん、周囲への配慮にもつながります。

特に冬の時期は、インフルエンザや風邪が流行しやすい季節です。睡眠や食事をしっかりとり、当日だけでなく試験前から体調管理を徹底しておきましょう。感染症対策をきちんとしておくことで、安心して試験に集中できます。

時間にはしっかり余裕を持とう

共通テスト当日は、雪や雨による電車の遅延や、事故による交通渋滞が起きることも珍しくありません。また、慣れない会場で道に迷ってしまうケースもあります。どんな状況でも焦らず行動できるように、試験開始の1時間前には会場に着けるよう出発するのがおすすめです。

さらに、当日の天気予報や気温も事前にチェックしておきましょう。冬の試験では、寒さで手がかじかむ、服を着込みすぎて集中できないといったこともあります。

温度調整しやすい服装を選び、快適な状態で試験に臨めるように準備しておくと安心です。

早めの行動と服装の工夫が、当日のパフォーマンスを左右します。

当日の勉強は暗記物の復習までに留める

共通テスト当日は、直前に根を詰めた勉強は避けましょう。苦手な問題に出会うと、「これで点が取れるのか…」と不安が膨らみ、集中力が乱れる原因になります。

当日の朝や休み時間は、暗記系の確認だけに留めるのが理想です。例えば、英単語・古文単語・漢字・公式・定理など、9割以上は解ける確認用の範囲をさらっと見返す程度にしておきましょう。

大切なのは、「確認」ではなく「安心」を目的に勉強すること。自分がここまで頑張ってきたことを信じて、心を落ち着けて本番に臨みましょう。

なお、前日は夜更かしせずに早めに就寝し、睡眠と体調を整えておくことが重要です。

大学入学共通テスト受験時に忘れ物に気づいたら

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ここまで、共通テストの持ち物と当日の注意事項について紹介してきました。それでも「当日になって忘れ物をしてしまった!」ということもありますよね。

ここでは、大学入学共通テスト受験時に忘れ物に気づいたときの対処法を紹介します。焦らず落ち着いて行動すれば、意外と何とかなるケースも多いので安心してください。

受験票はマイページから再印刷できる

以前は、受験票を忘れた場合「仮受験票」を申請する必要がありました。しかし現在は、大学入試センターのマイページにログインできる環境があれば、その場で受験票を再印刷できます。

ただし、会場のプリンターやコンビニ印刷機が混雑していたり、ログイン情報を忘れてしまったりすると印刷が難しい場合もあります。念のため、受験票は事前に2部印刷して1部を予備として別のファイルやバッグに入れておくと安心です。

もしどうしても印刷できない場合は、試験監督や本部係員にすぐ申し出ましょう。

筆記用具を忘れた場合

試験当日に鉛筆や消しゴムなどの筆記用具を忘れてしまった場合は、まず試験監督に相談しましょう。

会場によっては、予備の鉛筆や消しゴムを貸してもらえる場合があります。

休み時間に近くのコンビニや売店で購入できるケースもありますが、試験中に席を立つのは原則不可です。

慌てずに指示に従い、対応してもらいましょう。

こうしたトラブルを防ぐために、筆記用具を入れた筆箱を2セット準備しておくのがおすすめです。前日夜の持ち物チェック時に、サブ用の筆箱をバッグに入れておくと安心です。

まとめ 忘れ物ゼロで自信を持って共通テスト本番へ!

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共通テストは、これまでの努力を発揮する大切な1日です。万全の準備を整えることは、実力をしっかり発揮するための「最後の仕上げ」でもあります。

持ち物や当日の流れを事前に確認しておけば、余計な不安にとらわれず、目の前の問題に集中できます。

また、当日は思わぬハプニングが起こることもあります。そんなときこそ、深呼吸をして落ち着いて行動しましょう。

この記事で紹介した持ち物リストや注意事項を活用して、前日までにしっかり確認しておきましょう。忘れ物ゼロで自信を持って、共通テスト本番に臨んでください。

執筆者プロフィール

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