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英語学童のリアル!料金相場・デメリットと失敗しない選び方7つのポイント

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中学受験
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「小学校に入ったら、放課後の預け先をどうしよう?」

放課後の預け先といえば「学童保育」が一般的ですよね。近年は共働き家庭の増加に伴い、学童を利用する家庭も年々増えています。そんな中で「子どもを預けながら英語に親しませたい」というニーズから注目されているのが「英語学童(英語学童保育)」です。

今回は、英語学童に子どもを通わせた保護者100名にアンケートを実施しました。実際に通わせて「良かった」と感じた点や「注意すべきだった」といったリアルな声をもとに、英語学童の特徴・メリット・デメリット・料金相場・選び方のコツを解説します。

塾選ジャーナル編集部

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塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

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目次

英語学童とは?公設学童や英語教室との違い

「英語学童(英語学童保育)」とは、英語を使った環境で過ごせる民間の学童施設です。つまり「学童保育」と「英語教育」の両方の機能を兼ね備えた、新しい形のアフタースクールを指します。

多くの英語学童では、英語ネイティブまたは日英バイリンガルの講師が常駐します。そのため、子どもたちは学童での時間を英語で過ごすことが特徴です。

このような環境で、英語を「勉強」として学ぶのではなく、生活の中で自然に身につけることを目的としています。

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公設の学童保育は行政が運営する福祉サービスであり、放課後の預かりを主な目的としています。料金は安価ですが、教育的な要素はほとんど含まれません。

民間学童は教育や習い事の要素を取り入れており、英語学童はその延長線上にあります。つまり、英語学童は「民間学童」と「英語教室」の中間的な存在、または英語教育に特化した民間学童といえるでしょう。

英語教室が「短時間での英語レッスン」であるのに対し、英語学童では、放課後を通して英語に触れる時間と機会が圧倒的に多いのが大きな特徴です。レッスンや遊び、アクティビティなど、さまざまな場面で英語を使うことで「英語を学ぶ」から「英語で過ごす」へと自然に移行できる環境が整っています。

子どもにとって、英語が特別な勉強ではなく、日常の中にある身近な言葉として自然に身につくという点が、英語学童ならではの大きな魅力といえるでしょう。

英語学童の主な種類

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「英語学童」といっても、実は施設ごとに英語の取り入れ方やプログラム内容には違いがあります。大きく分けると、イマージョン型・レッスン主体型・アクティビティ中心型の3タイプがあり、それぞれに特徴や向いている子どものタイプがあります。

さらに、これらの特徴を組み合わせたハイブリッド型(複合型)の英語学童も増えており、施設ごとにカリキュラムのバランスや目的が異なります。

①イマージョン型(英語漬けタイプ)

英語ネイティブ講師や日英バイリンガルスタッフが常駐し、放課後の生活全体を英語で過ごすタイプです。おやつの時間や遊び、連絡帳のやり取りまで英語で行われることが多く、インターナショナルスクールに近い環境が整っています。

メリット 日常生活で使う英語を自然に学べる
デメリット 英語に慣れるまで子どもにストレスがかかることがある
こんな人におすすめ 英語に興味がある子ども、初めての環境にも比較的すぐ慣れる子ども

②レッスン主体型(学習重視タイプ)

英語のレッスンを中心にしつつ、放課後の時間を通して英語に触れられるタイプです。英語教室と違い、宿題サポートや遊びの時間にも英語を取り入れることで、学んだ英語を実践的に使える環境があります。

メリット 体系的に英語を学びながら、生活の中で実践できる
デメリット 完全な英語環境ではないため、自然な英会話の機会は少なめ
こんな人におすすめ 勉強に抵抗がない子ども、基礎からしっかり英語を身につけさせたい人

③アクティビティ中心型(体験重視タイプ)

英語を使ったクラフト、実験、クッキング、季節イベントなどの体験活動を多く取り入れるタイプです。英語を通じて「やってみたい」「話してみたい」という気持ちを育むことを目的としています。

メリット 遊びや体験を通して英語を楽しく学べる
デメリット 学習要素が弱く、体系的な英語力を伸ばすには補助が必要
こんな人におすすめ 体を動かして学ぶのが好きな子ども、体験活動が好きな子ども

「通わせてよかった!」保護者が実感した英語学童の5つのメリット

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塾選ジャーナルが実施した保護者100名のアンケートでも、多くの保護者が「子どもの変化を感じた」と回答しました。

ここでは、実際の体験談とともに、英語学童の代表的な5つのメリットを紹介します。

①遊びながら自然に「使える英語」が身につく

英語学童では、歌・ゲーム・会話・アクティビティを通して、英語を実際に使いながら覚える環境が整っています。その結果、英語を「勉強」としてではなく、無理なく自然に身につけられます。

英語で話すことに抵抗がなくなり、家でも「How are you?」など簡単な会話を自然に使うようになりました。英語の歌や絵本にも興味を持ち、発音も少しずつ良くなってきています。(小3男子の保護者)

英語の絵本を自分から読みたがるようになり、以前よりも言葉に対して好奇心を持つようになりました。授業中以外でも簡単な英語を生活の中で使うことが増え、英語が自然に身についていると感じました。(小2男子の保護者)

②安心して過ごせる、放課後の居場所がある

英語学童は、下校後から19時ごろまでの長時間預かりが一般的で、共働き家庭にとって大きな助けになります。「英語教室」と「学童保育」を別々に利用する必要がなく、送迎の負担も軽減されます。

放課後の居場所ができ、勉強以前に楽しく過ごしてくれている(小1男子の保護者)

学童で仲の良い友達ができたので、家に帰ってからすごく良い表情で学童での出来事を話してくれます。来年から小学校3年生になり学校での英語の授業が始まるのでいまから楽しみと言っているくらい英語が好きになっていてとても喜ばしいことです。(小2男子の保護者)

③異文化を理解し、世界への視野と優しさが育つ

英語学童では、英語ネイティブ講師や多様なバックグラウンドを持つ子どもたちと日常的に関わることで、異文化への理解やグローバルな感覚が自然と育まれます。英語を通じて、言葉の違いだけでなく、人の考え方や感じ方の違いを受け入れる姿勢が身につきます。

良い変化としては、グローバルな視点といったら大袈裟かもしれませんが、外国の方に対する偏見とか壁みたいなものがほとんどなくなったことがよかったです。(小1男子の保護者)

英語が話せるようになったとかいうことは、そこまで大事ではなくて、異文化のお友達のことを理解できるようになったのがいちばんよかったことだと感じています。(小2女子の保護者)

④英語への苦手意識がなくなり、前向きに学べるようになる

英語学童に通うことで、英語に対する抵抗感が自然となくなったという声も多く寄せられました。英語を楽しむ気持ちが芽生えることで、学習への前向きな姿勢が育っていきます。

学校での英語の勉強を嫌がっていたのですが、英語教室に通わすようになってから英語を話すことが面白くなってきたのか、家に帰ってきたら英語の自主学習している姿を見た時は通わせて良かったなと感じています。(小4女子の保護者)

英語の苦手意識がなくなりました。(中学生男子の保護者/小3から利用)

⑤自信と積極性が育ち、人との関わりを楽しめるようになる

英語学童では、先生や友達と英語で話す機会が多いため、自分の考えを伝える経験を重ねることになります。その中で「できた」「伝わった」という小さな成功体験が積み重なり、子どもたちの自信と積極性が大きく育ちます。

明るく挨拶ができるようになったり自信がついたように感じました。(小2女子の保護者)

幼稚園時代はやや人見知りの傾向があっだが、周りの子供や先生に感化されたようで、かなり陽キャになりました。人前で英語で歌いながら独自のダンスを踊るなど、目に見えて変化がありました。(小4男子の保護者)

英語学童にかかる料金は?相場と内訳を徹底解説

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英語学童の料金相場は月額いくら?

英語学童の料金は、利用する回数やプログラム内容によって大きく異なります。今回の保護者アンケート(回答数100名)では、平均月謝は以下の通りでした。

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また英語学童に通う頻度は、週2回が37%、週3回が36%となりました。月謝を考えると、毎日利用するというよりは、週2~3回習い事感覚で利用する家庭が多いようです。

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この結果から、英語学童の料金相場は月額3〜4万円前後が中心といえます。施設によっては教材費・送迎費・イベント費などが別途必要となるため、基本料金+追加費用を含めて予算を考えることが大切です。

公設学童・一般的な習い事との料金比較

英語学童のコストパフォーマンスを検討するうえで比較の基準となるのが、公設学童と一般的な習い事です。

英語学童は、放課後の預かり機能を持つ点では公設学童に近いものの、英語レッスンやアクティビティなどの教育的要素を備えており「学童+習い事」双方の性質を併せ持つサービスといえます。

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※1 こども家庭庁「令和6年 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」(2024年12月24日公表)をもとに塾選ジャーナルが全国平均額を算出
※2 塾選ジャーナル調べ:小学生の習い事についての調査(2025年8月,n=300)
※3 塾選ジャーナル調べ:英語学童についての調査(2025年10月,n=100)

公設学童の全国平均月謝は約7,000円前後です。一方で、一般的な習い事の平均月謝は週2回で約17,000円、週3回で約22,000円とされています。

これらに比べると英語学童の費用は一見高く見えますが、

  • 預かり時間が長い(下校後〜19時ごろまで)
  • 英語教室よりも長時間英語に触れられる
  • 特に「聞く」「話す」など実践的な英語力が身につきやすい

以上3点を踏まえると、コストパフォーマンスが悪いわけではありません。

料金だけで決めないで!検討時に確認すべき3つのポイント

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英語学童は月額3〜5万円前後と、一般的な学童や習い事に比べると高めに感じるかもしれません。しかし、料金の差には理由があります。ここでは、英語学童を検討する際に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

①料金の安さの理由を確認する

料金が安いサービスは、講師の配置人数やレッスン内容を最小限に抑えている場合があります。特に、ネイティブ講師が常駐しているかどうかや、英語時間がどの程度確保されているかは大きな差が出る部分です。見学や体験時に、実際のレッスン時間と講師体制を必ず確認しましょう。

②月謝以外にかかる費用を把握する

月謝以外に、教材費・おやつ代・施設維持費・イベント費・送迎費などが別途発生するケースがあります。パンフレットやHPに「月額○円〜」と記載されていても、追加費用が積み重なると想定より高くなることもあります。事前に「年間でどのくらいかかるか」をシミュレーションしておくのがおすすめです。

③長期休み・延長保育の料金体系を確認する

夏休みや冬休みなど、長期休暇時の利用料金が通常月と異なる場合があります。長期休み専用プログラムの有無や追加費用を確認しておくと安心です。

また、延長保育(19時以降)の対応可否も重要なポイント。少し月謝が高くても柔軟に対応してもらえるサービスを選ぶことで、結果的に出費を抑えられるケースもあります。

「英語学童は意味ない」は誤解?知っておきたい3つの注意点と対策

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英語学童に通わせてよかったと感じる保護者が多い一方で「思ったほど英語が伸びない」「最初は戸惑っていた」といった声も聞かれます。ここでは、100名の保護者アンケートをもとに見えてきた3つの注意点とその対策を紹介します。

①最初は英語環境に戸惑うことがある

初めて英語学童に通う子どもの多くが、最初の数週間は「先生の言葉が分からない」「周りの子が話せていて不安」と感じるようです。しかし、講師やバイリンガルスタッフのフォローによって徐々に慣れ、1か月ほどで笑顔で活動できるようになったという声が多数寄せられました。

最初は単語や表現が分からず戸惑う場面もありましたが、講師の丁寧なフォローと友達とのやり取りで徐々に自信を持ち、楽しんで学べるようになりました。(小3女子の保護者)

最初の頃は、周りの子が英語をすらすら話しているのを見て、「自分だけ分からない」と感じていたようです。アクティビティの時間に発言をためらったり、帰宅後に「今日は難しかった」とぽつりとこぼすこともありました。ただ、先生方が日本語でもフォローしてくださり、少しずつ安心して参加できるようになってきました。(小6女子の保護者)

対策ポイント

  • 日本語でフォローできるスタッフがいるかを確認
  • 初期は「英語を理解する」より「雰囲気に慣れる」期間と捉え、家庭でも励ましの声かけをする
  • 保護者が焦らず見守ることで、子どもの安心感が高まる

②英語力の伸びがゆるやかに感じることがある

多くの保護者が「英語の理解や発話は少しずつ伸びているが、文法や読み書きの定着には時間がかかる」と回答しました。また、遊びやコミュニケーション中心の学びが多いため、短期間では成果が見えにくいことがあります。

会話は楽しんで覚えているものの、単語の理解や文法の定着は思ったほど早くなく、家庭での復習や読書も必要だと感じることがあります。(小2男子の保護者)

最初の半年ほどは、遊び中心の雰囲気で「英語を学んでいる」という実感が持ちにくく、成果が見えづらい時期がありました。アクティビティは楽しいものの、もう少し語彙や文法の定着を意識した時間があれば…と感じたこともあります。ただ、発表の時間や読み書きの時間を通じて、徐々に英語での表現力が育ってきたように思います。(小6女子の保護者)

対策ポイント

  • 読み書きも定着させたい場合は、自宅で英語の絵本や教材などを使って補完する
  • 焦らず、年単位で成長を見る姿勢が大切

③最初は日本語との切り替えがうまくできない

放課後の長い時間を英語環境で過ごすため「日本語能力に影響が出るのでは?」という心配も少なくありません。しかし、多くの保護者が特に問題なかったと回答しています。

最初は英語と日本語が混ざることもありましたが、今では場面によって使い分けができるようになり、特に心配はしていません。(小3男子の保護者)

英語中心の環境で日本語力が低下しないか心配でしたが、日常生活では日本語で会話する機会も多く、学習習慣や表現力に悪影響はなく、むしろ語彙力や表現力の幅が広がった印象です。(小4男子の保護者)

対策ポイント

  • 家庭では日本語の読書や会話を意識的に取り入れる
  • 「英語の時間」「日本語の時間」を分けて生活リズムに取り入れる
  • 最初は日本語と英語が混ざることがあるかもしれないが、長い目で見守る

【独自調査】人気英語学童サービス5社を徹底比較!

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英語学童は、施設によって料金体系が異なり、月謝を公開していない教室も多く、直接問い合わせないと比較が難しいのが実情です。

そこで塾選ジャーナルでは、全国的に展開している大手・教室数の多い5社を対象として「対象年齢」「スタッフ構成」「預かり時間」「送迎サービス」「長期休み対応」を軸に比較しました。

サービス名 対象年齢 講師 預かり時間 送迎サービス 長期休み対応
Kids Duo(キッズデュオ) 3歳~小学6年生 英語ネイティブ・日本人 最長20:30まで あり(無料)
ECCアフタースクール 小学1~6年生 英語ネイティブ・日本人 最長19:00まで あり 可(夏期のみ)
Kids UP(キッズアップ) 3歳~小学6年生 英語ネイティブ・日本人 最長20:30まで あり(無料)
WisdomAcademy PRIME 3歳~小学6年生 要問い合わせ 最長22:00まで 付き添いサービスあり(無料)
Blue Dolphins 年長~小学6年生 英語ネイティブ・日本人 最長20:00まで あり 要問い合わせ

Kids Duo

「英語漬け」の環境で、遊びや生活を通じて自然に英語を習得する没入型(イマージョン)学童のパイオニアです 。ネイティブとバイリンガルの講師体制で、日本語を一切使わないのが特徴。全国160教室以上という圧倒的な規模を誇り、無料送迎バスや最大20時半までの延長預かりなど、働く保護者へのサポートも手厚く、楽しみながら英語に親しませたい家庭に向いています 。

英語に触れる機会が増え、簡単なあいさつや単語を覚え、家でも英語の歌を口ずさむようになりました。また、積極的に英語で話してみようとする姿勢が出てきました。宿題サポートがあるため、帰宅後に慌てることなく、夕方の時間をゆっくり過ごせました。長時間預かりも便利で、仕事や家事の間に安心して預けられました。(小3男子の保護者)

通い始めて数か月で、英語で話すことへの抵抗がなくなりました。先生がいつも明るく褒めてくれるので、子どもも英語って楽しい、という気持ちを持てたようです。家でも英語で話してくれることがあり、リスニング力も少しずつ上達しています。外国の文化に触れるイベントも多く、視野が広がったと感じます。最初は人見知りでしたが、英語を通して友達ができたことで自信もつきました。今では、将来は英語を使う仕事がしたいと言うようになり、通わせて本当によかったと思っています。(中学生男子の保護者/小6から利用)

ECCアフタースクール

長年の語学教育で培ったECCブランドを背景に、成果を重視するカリキュラム統合型学童です。「小学1年生で英検®5級合格」を目標に掲げ、英語4技能の学習に加え、プログラミングやSTEAM教育も提供します 。外国人講師と日本人講師のW体制で初心者でも安心でき、料金体系をウェブサイトで公開している透明性の高さも特徴です。具体的な学習成果を求める家庭に適しています 。

通ううちに、自分から英語で簡単な挨拶や自己紹介ができるようになりました。また、外国人の先生や友達と関わる中で、表現力やコミュニケーションへの積極性が少しずつ育ったと感じています。(小2男子の保護者)

学校後の延長時間も利用でき、夕方まで安心して預けられました。宿題のサポートや軽食の提供もあり、仕事と家庭の両立に非常に助かりました。(小2男子の保護者)

Kids Up

応用言語学博士が監修した、科学的根拠に基づくカリキュラムが特徴のアカデミックな英語学童。均一で質の高いサービスが強みです。英語ネイティブとバイリンガルの講師が連携し、楽しみながら効率的に英語力を伸ばすことを目指します。最大20時半までの延長預かりや無料送迎バスも完備し、教育の質と利便性を両立させたい家庭に選ばれているようです 。

以前は英語に対して少し抵抗がありましたが、通い始めてからは英語の歌を口ずさんだり、自分から英単語を使いたがるようになりました。外国人講師にも自然に話しかける姿が見られ、積極性が育ったと感じます。(小2男子の保護者)

夜遅めの時間まで延長が可能だったので、仕事で迎えが遅くなる日も安心して預けられました。学校から直接通える送迎バスもあり、送り迎えの負担が少なかったのも大きな助けになりました。(小2男子の保護者)

Wisdom Academy PRIME

「放課後ホームステイ」をコンセプトに、英語教育にとどまらない「国際教育」を実践するプレミアムなブティック型学童です。イマージョン教育を通じて、異文化理解や自己表現力など7つの力を育成。スタッフが学校や他の習い事へも付き添う手厚い送迎サービスが特徴で、特定エリアに展開し、子どもの全人格的な成長を願う家庭を対象としています 。

最初は恥ずかしがっていた英語の発音も、通ううちに自信がついたようで、家でも「ママ、これは英語でこう言うんだよ」と教えてくれるようになりました。英語を使う事が特別な事ではなくて、自然な事として受け止められるようになったのが一番の変化です。(中学生男子の保護者/小3から利用)

宿題を見てもらえるので、帰宅後の時間に余裕ができ、家族での夕方の時間も落ち着いて過ごせました。また、送迎サービスがあるため、仕事で忙しい夫との生活リズムにも負担が少なく助かりました。(小3女子の保護者)

Blue Dolphins

「世界で活躍できる国際人」の育成を理念に、イマージョン教育を実践する英語学童です。日本の文化を基盤に置きつつ、独自の多文化理解プログラムで真の国際感覚を養うのが特徴。1日最大6時間の英語環境に加え、英検®対策もサポートします。大手学習塾グループが運営し、最大20時までの預かりやお迎えサービスなど学童機能も充実しています。

英語学童を選ぶ前に知っておきたい!後悔しないためのチェックポイント5選

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英語学童は、英語力の向上だけでなく、子どもの成長や家庭の生活リズムにも大きく関わる選択です。何となく将来のために良さそうだから、というあいまいな理由で選ぶと、後悔につながったり成果が見られず焦ったりすることもあります。

ここでは、保護者アンケートや各社比較の結果をもとに、英語学童を選ぶ前に知っておきたい5つのポイントを紹介します。

①体験レッスンで子どもの反応を確認する

1番多かったのは「体験レッスンは必ず受けるべき」というアドバイス。講師やクラスの雰囲気、子どもの反応を実際に見ることで、入会後のギャップを防げます。

体験レッスンは必ず参加し、先生と子どもの相性を見ることをおすすめします。英語力よりもまず「楽しく通えるか」が継続の鍵になります。(小4男子の保護者・Kids Duo利用)

体験レッスンを絶対に受けてみてください。うちは息子の反応見て決めましたけど、実際の雰囲気や講師さんの感じが全然違うんですよ。(小3男子の保護者・Kids Duo利用)

②講師の質と英語環境の「本物度」を確認する

ネイティブ講師が在籍しているか、どの程度英語での指導が徹底されているかは重要な判断材料です。単に「外国籍」というだけでなく、発音・文法・指導力のレベルを実際に見極めることがポイントです。

預け時間・料金・本当にネイティブの先生がいるのか(外国籍というだけで第二言語で酷い訛りや文法も間違えているスタッフもたくさんいます)・教室内の生徒の様子(荒れていないか)(中学生女子の保護者/小4から利用・Kids Duo利用)

講師の質と人数をチェックすべきだと考えます。(小5男子の保護者・Kids Duo利用)

③カリキュラム内容と方針を目的別に見極める

英語学童には「遊び中心型」「学習重視型」「バランス型」など多様なタイプがあります。家庭がどんな目的で通わせたいのか――英語に慣れさせたいのか、文法や試験対策まで伸ばしたいのか――を明確にしたうえで選びましょう。

色々試しましたが、グループより個人が合っていました。グループはすぐに日本語を使おうとする子が1人でもいると伸びない、時間の無駄、みんなの日本語を話し始めると思いました。そのうちマンツーマンでとにかく話すことを中心にお願いしたので、どこを強化させたいかで教室を見るといいと思います。文法なのか、スピーキングなのか、などです。(中学生男子の保護者/小4から利用・Green Sprouts利用)

英語だけでは飽きがくると思うので、スポーツやダンス、理科実験などのアクティビティがある英語レッスンがある英語学童をお勧めします。(小2女子の保護者・Kids UP利用)

④料金体系と追加費用をトータルで確認する

英語学童は月謝のほかに、教材費・イベント費・送迎費・延長費などがかかる場合があります。体験時に総額を確認しておくと、後から「想定外の出費」に驚かずに済みます。

私の利用した英語学童はなかなか高額でした。月謝以外にも昼夕の食費、会費や延長料金など様々な費用がかかりますので事前によく調べてトータルで比較検討した方が良いでしょう(中学生男子の保護者/小1から利用・Kids Duo利用)

送迎サービスの範囲と、夏休みなど長期休暇中の料金体系は事前に細かく確認した方がよい。後から想定外の出費になる可能性がある。(中学生男子の保護者/小1から利用・Kids Duo利用)

⑤通いやすさとサポート体制を生活リズムに合わせる

英語学童を選ぶ際には、家庭の生活リズムに合った預かり時間や送迎サービスの有無を確認しておくことが大切です。特に共働き家庭では、夕方以降の預かり対応や送迎ルートの利便性が、継続のしやすさに直結します。

料金は高くても、長時間の預かりと送迎サービスの有無を必ずチェックすべきです。特に共働き家庭にとっては、夕方の送迎の負担がないだけで日々の負担が劇的に軽減されます。(小2女子の保護者・Kids Duo利用)

送迎バスの有無や延長保育が可能かなど、その英語学童にはどのようなサービスがあるのか細かくチェックすることは必要だと思います。(小2男子の保護者・Kids Duo利用)

英語学童に関するよくある質問

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何歳から始めるのが効果的ですか?

結論からいうと、何歳からでも大丈夫です。

アンケート結果では「小学1年生でスタートした」家庭が最も多く(41%)、次いで小学2年生(20%)、小学3年生(18%)と、低学年での入会が全体の8割近くを占めています。

一方で、小学5・6年生から始めた家庭でも効果を実感したという声が多く寄せられています。高学年から始めた子どもたちは、英語を自分の力を広げる手段として前向きに捉える傾向があり「中学校の英語学習への準備になった」「将来は英語を使う仕事がしたいと目標を持つようになった」といった意見が見られました。

英語学童はあくまで英語を学ぶ場所というより、学童保育の延長に位置づけられるため、年齢よりも子どもの性格や家庭の生活リズムに合った環境を選ぶことが大切です。

全くの英語初心者でも大丈夫ですか?

問題ありません。アンケートによると、英語学童に通い始めた子どもうち、77%が英語初心者からのスタートでした。実際、多くの施設では英語が初めての子どもでも安心して馴染めるように、日本人スタッフによるサポートや、身近なテーマを取り入れたアクティビティを中心に進めています。

英語学童は、単語や文法を詰め込む学習ではなく、英語を通して遊び・学ぶ環境。そのため、初心者でも英語に親しむことから始められるのが大きな魅力です。

公設学童と英語学童の併用は可能ですか?

可能です。アンケートでは、「公設学童と英語学童を併用している(いた)」と回答した家庭が29%でした。一方で「公設学童は利用していない」家庭が53%、「英語学童を始める前に公設学童をやめた」家庭が18%となっています。

併用している家庭は全体の中では少数派ですが、約3割は併用していることから、家庭の働き方や子どもの性格、放課後の過ごし方に応じて選択肢を柔軟に組み合わせている実態が見られます。

英語学童は、学びと安心を両立できる新しい選択肢

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英語学童は、学童保育と英語教育を掛け合わせた新しい放課後の選択肢です。公設学童のような安心感と、習い事としての学びの両方を兼ね備えており、共働き家庭にとっても心強い存在といえます。

塾選ジャーナルが実施したアンケート結果からは、英語初心者の子どもでも楽しく通いながら自然と英語に親しめるようになったという前向きな変化が多く見られました。一方で、読み書きや文法の習得には家庭でのサポートが欠かせないなど、

遊びながら学ぶスタイルを理解したうえで、長期的な視点で見守る姿勢も求められます。

料金や送迎サービス、預かり時間、講師の質など、施設によって特色はさまざまです。体験レッスンに参加し、子どもが楽しめるかどうかや家庭の生活リズムに合うかを確認することが、後悔のない選択につながります。

英語学童を選ぶことは、単なる「放課後の預け先」を超え、子どもの可能性を広げるきっかけにもなります。家庭の方針や子どもの性格に合わせて、無理のない形で英語環境を取り入れていくことが大切です。

アンケート調査概要
調査対象:子どもが英語学童に通ったことがある保護者(有効回答数100名)
調査時期:2025年10月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「英語学童」についての調査
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選ジャーナル調べ:英語学童についての調査」と明記し、『塾選ジャーナル』(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/36691/)へのリンク設置をお願いします。

執筆者プロフィール

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