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神奈川県立大磯高等学校の入試を徹底分析!倍率/合格点/難易度など解説

更新日:
高校受験
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塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

大磯高校は神奈川県中郡大磯町にある公立高校です。1927年に創設された歴史ある学校で、湘南の海に近く自然豊かな立地です。
毎年10名程度の国公立大学の合格者を輩出し、私立大学は、青山学院大学や法政大学などに多くの合格者を輩出しています。
今回は、神奈川県の高校受験に精通する塾選が、大磯高校の入試制度や倍率・合格点を分析し、合格に向けた対策のポイントを解説します。

目次

大磯高校の基本情報

住所 〒255-0002
神奈川県中郡大磯町東町2-9-1
アクセス ◆電車
JR「大磯駅」下車 徒歩15分

◆バス
JR「平塚駅」北口より大磯・二宮・国府津行
長者町下車 徒歩5分
創立年 1927年
生徒数
(2020年5月現在)
823名
共学・男女別 共学
制服 あり

大磯高校の入試情報

大磯高校の試験方式や入試日程は、一般的な神奈川県の公立高校と同じです。特色入試や推薦入試はありません。

2024年の入試日程は以下の通りです。

出願時期 1/24(水)~1/31(水)
学力検査 2/14(水)
面接 2/14(火)、2/15(水)、2/16(木)のいずれか
合格発表 2/28(水)
検定料 2,200円

大磯高校の倍率

大磯高校の定員は278名です。

倍率は例年1.1〜1.2倍程度となっています。

直近3年の倍率は以下の通りでした。

  募集定員 志願者数 倍率
2023年度 278名 327名 1.18
2022年度 278名 305名 1.10
2021年度 278名 319名 1.15

大磯高校の得点配分・合格点

大磯高校の得点配分は以下の通りです。

【得点配分】

内申点 (135点満点) 学力考査 (500点満点) 特色検査 (100点満点)
4 6 -

(内申点)/135 × 100 × 4 + (学力考査の合計点)/500 × 100 × 6
計算式で表すとこのようになります。
内申点を学力考査の得点に変換すると、内申点の1点が学力考査の約2.5点に相当します。

直近3年の合格者平均点はおおむね以下の通りでした。

【合格者平均点】

  内申点 学力考査の合計 特色検査
2023年度 104/135 318/500 -
2022年度 102/135 313/500 -
2021年度 104/135 326/500 -

内申点は学年で35/45、学力考査は65%程度取れれば合格安全圏でしょう。

大磯高校の内申点について

大磯高校の内申点は、神奈川県の内申点計算方法が用いられます。

135点満点で、以下の計算方式が用いられます。

【神奈川県の内申点計算方法】

大磯高校入試の内申点は、2年生時が45点満点、3年生時が90点満点の合計135点満点です。

(中2学年末の教科5段階評定)×(9教科)+(中3秋の教科5段階評定)×(9教科)×2

※各高校の判断により、3教科まで2倍の傾斜配点が可能

内申点によって合格に必要な学力試験での得点が変わるので、あらかじめ自分の内申点の概算は立てておきましょう。
また、受験生でない1・2年生も、3年生の成績の目安となるので、内申点を計算しておくことをオススメします。

大磯高校の合格者平均点は104/135点前後で、各教科平均3.9程度です。

大磯高校の学力考査を徹底分析!合格へのポイント

学力考査の平均合格点が320/500前後なので、65%程度は得点したいところです。
内申点が平均以下である場合は、より学力検査での得点が求められます。
内申点との兼ね合いを考えつつ、合格するには学力考査でどのくらい得点すればよいか逆算しましょう。

最低でも過去問を3年分は解いて、出題傾向や苦手分野を把握しておきましょう。
過去問を解く際には、本番を想定して時間を図ることで、本番の時間配分の練習にもなります。

神奈川県公立高校の入試対策は以下の記事で解説しています。

大磯高校の英語の入試問題

英語は実力通りの点を取りやすい科目なので、大磯高校の受験生は安定して65点程度取れる状態が理想です。

ただし、リスニングや英作文は出題内容に左右されやすく点数が安定しにくいので、適語補充や語彙の問題で確実に得点を稼ぎましょう。

また、長文問題が3題あるため、英文を読むスピードが遅いと時間内に解ききれない可能性があります。自分の解けそうな問題から解き始めることが大切です。

日頃から英文を早く正確に読む訓練をするとともに、過去問演習などを通じて問題の取捨選択の訓練もしておきましょう。

大磯高校の数学の入試問題

数学は例年他の科目に比べて平均点が低いので、大磯高校の受験生は60点程度を目指しましょう。

大問ごとの配点は10〜20点、小問1問は5点ほどです。

問1・2は基本的な計算問題中心で、ほとんどの問題が神奈川県全体で正答率8割を超えています。大問3以降は徐々に難易度が上がっていきますが、(ア)(イ)など冒頭の小問は難易度が低い場合も多いです。

まずは、基本的な問題で確実に得点を稼げるようにしましょう。問1・2をすべて正解すれば40点ほど取れます。残りの大問の中で簡単な問題を選んで解けば、合計で60〜70点取れるでしょう。

大磯高校の国語の入試問題

神奈川県公立高校入試の国語は点を取りやすく、平均点は5科目の中で最も高いです。2023年度は、神奈川県全体の6割以上の受験生が70点以上取っています。

大磯高校に合格するためには、70〜75点程度を目指しましょう。

大問1は漢字など知識問題なので、確実に点を稼ぐポイントです。
大問2以降は文章の読解問題が続きますが、神奈川県全体で正答率70%超えの問題も多いので落ち着いて解き進めていきましょう。2023年度であれば、正答率70%超えの問題すべてに正解すると、読解問題全体の8割近くの点を取れる計算です。

大磯高校の理科の入試問題

理科は全部で大問が8つあり、基本的には物理、科学、生物、地学の各分野から2題ずつ出ます。知識や考え方を問う問題に加え、実験・観察などさまざまな題材から出題されるので、満遍ない対策が必要となります。
年によって難易度のばらつきが大きい科目ですが、大磯高校を目指すためには60点程度は取っておきたいです。

また、他の科目と比べて、問題ごとの正答率にもばらつきが見られます。「解きやすそうな問題から手をつける」「得意な分野から解く」など、試験に臨む際の戦略も重要になってきます。

過去問演習を通じて時間配分や解く順番の勘所を掴んでいきましょう。

大磯高校の社会の入試問題

大問1・2で地理、大問3・4で歴史、大問5・6で公民が出題されます。大問7は融合問題です。
社会も国語についで平均点が高い科目なので、大磯高校の受験生は70点程度を狙いましょう。

社会は勉強量が得点に反映されやすい科目です。まずは基本的な知識をインプットしましょう。高得点を狙いたい方は、歴史のつながりや流れをとらえながら覚えていくことが重要です。並び替えなど出来事の順番や時期を聞く問題は頻出です。

グラフなどを含んだ資料の読み取り問題も出るので、徐々にそうした問題にも慣れていきましょう。

大磯高校の特色入試について

大磯高校は「学力向上進学重点校」に指定されていないため、入試で特色検査は課されません。

特色検査について気になる方は以下の記事も参考にしてください。

大磯高校の入試傾向まとめ

今回は、神奈川県立大磯高校の入試情報と対策のポイントをご紹介しました。

入試に関しては、倍率は1.1〜1.2倍、合格者平均点は内申点が104/135点、学力考査が320/500点程度となっています。

内申点は75〜80%程度が合格の目安となっているので、中学校での日々の学習も疎かにせず頑張りましょう。

内申点次第ですが、学力考査の点数は65%が合格の目安です。学力考査の分析・各教科の対策は以下の記事でより詳しく解説しています。

また、大磯高校の学校情報は以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。

神奈川県立大磯高等学校の進学実績は?校風、カリキュラム、部活動も紹介

【参照元】
神奈川県公式ウェブサイト

執筆者プロフィール

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