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進学指導推進校とは?15校の偏差値・大学合格実績ランキング・校風をまとめて解説【現役塾講師監修】

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「進学指導推進校」という名称を見聞きしたことはあっても、その制度の位置づけや各校の違いまで整理して説明するのは、意外と難しいものです。

都立高校には「進学指導重点校」「進学指導特別推進校」「進学指導推進校」という3つの区分があり、それぞれに役割があります。

本記事では、「進学指導推進校」の制度上の位置づけや重点校・特別推進校との違い、三田・竹早・北園など15校の偏差値、大学合格実績、校風、向いているタイプまで詳しく紹介。志望校選びの判断軸をわかりやすく解説します。

塾選ジャーナル編集部

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目次

進学指導推進校とは?重点校・特別推進校との違いも整理

進学指導推進校とは、東京都教育委員会が地域進学校としての学力向上と大学進学支援の充実を目的に指定している都立高校のこと。幅広い進学層の生徒を対象に、基礎学力の定着から発展的な学習までを体系的に支え、国公立大学や有名私立大学を含む多様な進路の実現を目指す学校です。

都立高校の進学指定3区分(2026年2月時点)

東京都教育委員会は、進学指導に組織的・計画的に取り組む都立高校を3段階で指定しています。

区分 主な対象 指定校
進学指導重点校(7校) 旧帝大・東工大・一橋大など難関国公立を狙う最上位層 日比谷・西・国立・八王子東・戸山・青山・立川
進学指導特別推進校(8校) 国公立・早慶上智を中心とした上位〜中上位層 小山台・駒場・新宿・町田・国分寺・国際・小松川
進学指導推進校(15校) 国公立・GMARCH中心の中上位層 三田豊多摩竹早北園墨田川城東武蔵野北小金井北江北江戸川日野台調布北多摩科学技術上野昭和

重点校の指定基準は「難関国立大への現役合格者15名以上」「共通テスト8割超えが1割以上」と高いハードルが設けられています。推進校はそれより一段下の層を対象に、地域バランスと進学実績の両立を目的として指定されているポジションといえます。

重点校・特別推進校との違い-無料の「校内予備校」を設置

推進校の最大の特徴は、授業・補習・進路指導を学校内で完結させる設計にある点です。重点校ほど「自分でどこまでも伸びる生徒」を前提にしていません。

推進校に指定された15校には「校内予備校」が設置されおり、東京都が契約した予備校や学習塾などから大学受験専門の講師が派遣され、補習が実施されています。こちらは東京都の予算で運営されているため、受講料がかかりません。

例えば、江北高校では、部活をしている生徒でも参加できるように校内予備校のスケジュールが組まれています。

進学指導推進校の校内予備校スケジュールイメージ

参照元:産経新聞 2024年3月30日の記事をもとに弊社作成

推進校では校内予備校のほか、土曜授業・夜間自習室・チューターといった支援も手厚く用意。学校を軸に進路を実現させる仕組みが整っています。

偏差値レンジから見る推進校の立ち位置

偏差値レンジから見る進学指導推進校の立ち位置

推進校15校の偏差値を並べると、55〜62の範囲に集中しており、なかでも57〜61あたりにボリュームゾーンがあります。

※偏差値の参照元:進学研究会 Vもぎ 令和5年度受験用 都立高校総合得点 合格めやす表

進学指導推進校はどんな生徒に向いている?

進学指導推進校が最もマッチするのは、次のようなタイプの生徒です。学校ごとに違いがありますので、あくまで傾向としてご覧ください。

①勉強だけでなく部活・行事も全力でやりたい
重点校は難関大学合格を意識した「学業優先」の空気が強い学校もあります。一方で推進校は文武両道を本気で掲げつつ、部活や行事にも力を入れていく雰囲気がある学校が多いです。

②学校の授業・補習を最大限活用したい
推進校は「塾に行かなくても学校の環境で戦える」設計を目指しています。校内予備校・チューター・自習室を使い倒せる生徒に、特に向いている環境です。

③偏差値55〜63前後で「確実に大学に行きたい」
GMARCHへの現役進学率が高く、頑張れば国公立や難関私大も射程圏内。背伸びしすぎず、自分の実力を3年間で最大化できる環境が整っています。

逆に、「絶対に東大・京大を目指したい!」という強い意志を持っている生徒は、重点校や特別推進校を第一志望に据えるほうが環境として合っているかもしれません。

大山先生

進学指導推進校という枠組みは、「難関大学に何人合格したか」を競う学校というよりも、地域のなかで安定して大学進学を支える都立高校の中核と考えると分かりやすいでしょう。

実際の進学実績を見ると、GMARCHや日東駒専などの中堅私大を中心に、国公立大学にも一定数合格者を出しており、学年全体の進学力を底上げする設計です。 そのため、高校選びの段階では、「最難関校を目指すかどうか」ではなく、

・部活動や学校行事にも力を入れながら高校生活を送りたい
・学校のサポートを受けながら大学進学を目指したい
・地元で安定した進学校に通いたい

といった希望がある場合に、進学指導推進校は非常にバランスの良い選択肢になります。 偏差値の序列だけで見るのではなく、『安心して3年間で学力を伸ばせる学校かどうか』を見極める一つの目安として考えるとよいでしょう。

進学指導推進校一覧【2026年最新】

2026年度時点で指定されている主な学校は、次の15校です。

※指定期間は2023~2028年度。取り組み状況を総合的に勘案し、指定が取り消しになったり、新たに追加されることもあります。

偏差値・大学合格実績・校風・向いているタイプ

学校名 所在地 偏差値目安 合格者数 主な取り組み 一般入試形態 校風キーワード 向いているタイプ
国公立(大学校含む) 早慶上理 GMARCH 日東駒専
三田 港区 61 54 138 392 非公表 ・国際理解教育を重視
・探究活動・課題研究の実施
・土曜授業などによる学力向上の取り組み
共通問題 国際・探究・伝統 海外視野を持ち探究に取り組みたい
豊多摩 杉並区 58~59 33 81 357 202 ・学校全体で進路実現をサポートする体制
・7時限授業や土曜授業
・少人数・習熟度別授業の導入
共通問題 自主自律・文武両道 伸び伸びした環境で自分を磨きたい
竹早 文京区 61~62 87 71 306 129 ・文化祭や体育祭などの行事が活発
・理数研究校としての探究活動
・進路実現に向けた段階的な進路指導
共通問題 主体性・行事重視・伝統 学習と学校行事を高いレベルで両立したい
北園 板橋区 59 75 60 316 非公表 ・全科目履修型カリキュラム
・理数研究校として理科4科目を全員履修
・第二外国語教育
・大規模自習室を設置
共通問題 規律ある自由・理数研究・国際交流 学習に集中できる環境で大学進学を目指したい
墨田川 墨田区 53 24 34 107 247 ・進学重視型単位制高校
・朝学習による学習習慣の定着
・習熟度別授業・少人数授業
・国際教育プログラム
自校作成 探究・文武両道 思考力を鍛えながら主体的に大学受験に挑みたい
城東 江東区 58~59 33 73 338 264 ・土曜授業と習熟度別授業
・生徒同士で高め合う「チーム城東」の文化
・部活動が非常に活発
共通問題 文武両道・自律・活発 勉強と部活を両立しながら高い目標に挑戦したい
武蔵野北 武蔵野市 60~61 64 83 312 非公表 ・理数分野の教育を重視
・国際理解教育・語学教育
・大学進学を意識した進路指導
共通問題 理数・国際・文武両道 理系進学を視野に多摩西部で学びたい
小金井北 小金井市 59~60 62 43 283 145 ・進学重視の3年間カリキュラム
・土曜授業による授業時間の確保
・理数研究校としての理数教育
・英語教育研究推進校としての語学教育
共通問題 自主協調・文武両道 「サンキタ」エリアで着実に進学したい
江北 足立区 48~49 27 11 43 189 ・特別進学クラスの設置
・国公立大学入試に対応したカリキュラム
・英語教育の強化(GE-NET EE指定校)
共通問題 進学重視・文武両道・英語教育 国公立大を目指して意欲的に取り組みたい
江戸川
※1
江戸川区 53〜54 10 39 172 217 ・「合理性・積極性・自主性・協調性」の4資質を育成
・土曜授業、習熟度別授業、長期休業中の講習などの学習支援体制
共通問題 自由な校風・文武両道・生徒主体 自主性を持って勉強・部活・行事すべてに全力で取り組みたい
日野台 日野市 58~59 75 56 310 214 ・2年生までは文系・理系の枠を設けず幅広い教科を学ぶ
・年間約20回の土曜授業
・海外研修などの国際教育
共通問題 文武両道・規律ある自由・探究 勉強・部活・行事すべてに本気で取り組み国公立を目指したい
調布北
※1

※2
調布市 58〜59 34 39 230 134 ・理数研究校。電気通信大学との高大連携
・年間約20回の土曜授業、夏季講習、1年生の勉強合宿、2年生の特別講習
・サポートティーチャー制度
共通問題 文武両道・グッドトライ・自主自律 勉強・部活・行事すべてに全力で挑戦したい
多摩科学技術 小金井市 57 48 20 65 67 ・生徒全員が理系を前提としたカリキュラムで学ぶ
・SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校
・4つの専門領域による理系教育
・理系大学進学を前提とした進路指導
共通問題 理系特化・探究重視・SSH 科学技術への強い興味があり本格的に理系を深めたい
上野
※1
台東区 56~57 63 41 205 273 ・英語教育の強化(GE-NET EE指定校)
・理数教育(理数研究校)
・体育系・文化系ともに部活動が盛ん
共通問題 自主協調・伝統校・文化の杜 自主性を持ち文化・芸術豊かな環境で学びたい
昭和
※1
※2
昭島市 57〜58 62 34 239 222 ・国公立大学入試を意識したカリキュラム
・英語教育の強化(GE-NET EE指定校)
・充実した学習環境(自習室や図書室)
共通問題 自治・自律・二兎を得る 勉強と部活・行事を両立して全力で取り組みたい

※1 江戸川高校・上野高校・調布北高校・昭和高校は2024年度実績
※2 調布北高校・昭和高校は現役合格のみの数字(既卒合格者数 非公表のため)
※偏差値の参照元:進学研究会 Vもぎ 令和5年度受験用 都立高校総合得点 合格めやす表

上記の主な取り組みのほか、先述のとおり、進学指導推進校には「校内予備校」が設置されています。どのような内容やスケジュールで実施されているかは高校によって異なりますので、詳しくは学校説明会などでご確認ください。

校風マトリクス

15校の校風をまとめると以下のようなイメージになります。

進学指導推進校15校の校風マトリクス

 学業・探究重心 
授業進度の早さや演習量の多さ、探究・研究活動への比重が高いタイプの学校を指します。大学受験や思考力育成を軸に、学習面を最優先で設計している傾向があります。

 行事・部活重心 
文化祭・体育祭・部活動など、学校行事や集団活動に強いエネルギーを注ぐタイプの学校です。勉強との切り替えを前提に、「高校生活そのものを全力で経験する」文化が根付いています。

 自立 
学習計画や進路選択を生徒本人に委ねる度合いが高く、学校は「環境提供」に徹するスタンスです。主体性が求められる一方、自分で考えて動ける生徒ほど力を伸ばしやすい傾向があります。

 手厚い 
講習・補習・面談・添削など、学校側が学習や進路をきめ細かく支えるスタンスです。一定のレールが用意されており、学校の仕組みを活用することで安定した成長が期待できます。

進学指導推進校といっても、校風は一様ではありません。学業や探究を中心に落ち着いた環境で学力を伸ばす学校もあれば、部活動や学校行事を重視しながら文武両道を目指す学校もあります。また、学校主導で学習を支えるタイプと、生徒の自主性を重んじるタイプでも違いがあります。

このマトリクスは、そうした校風の傾向を整理したものです。偏差値や進学実績だけでは見えにくい学校の雰囲気や学び方の違いをイメージする参考として活用してください。

進学指導推進校ランキング

進学指導推進校は同じ枠組みに分類されているものの、大学進学の実績や得意分野には学校ごとに違いがあります。ここでは、2025年度の大学合格実績(既卒含む)をもとに、国公立大学や難関私立大学への合格者数をランキング形式で整理しました。

学校ごとの進学傾向や教育の特徴もあわせて見ることで、それぞれの強みがより分かりやすくなります。

国公立大学合格者数ランキングTOP3

2025年度の合格実績(既卒含む)をもとにした国公立大学合格者数ランキングは次のとおりです。

国公立大学合格者数ランキング

No. 学校名 国公立大学合格者数※
1 竹早高校(文京区) 87
2 日野台高校(日野市) 75
2 北園高校(板橋区) 75

竹早高校(文京区) 理数研究校にも指定されており、国公立大学合格者数は推進校の中でも上位に安定。進路・探究部を中心とした3年間を見通した進路指導により、国公立大学合格を目指す学力を育成している。模試や定期考査の結果を分析しながら個別指導を行う体制がある。総合的な探究の時間では論文作成などを通して、共通テストや国公立大学の記述試験で求められる思考力・表現力をはぐくむ。

日野台高校(日野市) 国公立大学への合格者を安定的に輩出。2025年度では、国公立大学合格者75名中21名が東京都立大学となってる。2年生までは文系・理系の枠を設けていない。進路指導部だけでなく、クラス担任や教科担当、部活動顧問が連携し、生徒一人ひとりに丁寧な指導を行っている。また「高いレベルでの文武両道」を掲げ、部活動や学校行事にも積極的に取り組みながら学力を伸ばす校風も、日野台高校の大きな特徴。

北園高校(日野市) 近年の国公立大学合格者数が顕著に増加しており、2025年度入試では国公立大72名と前年を大幅に上回る実績を記録。学年と進路指導部が連携した進路指導体制のもと、国公立大学後期試験まで丁寧に指導する点が特徴。2年次に第一志望を設定する早期進路指導、校内予備校・大規模自習室の学習環境もあり、安定した国公立大学合格実績につながっている。

※参照元:高校公式ホームページ 学校案内パンフレット:竹早高校日野台高校北園高校

私立大学合格者数ランキングTOP3

2025年度の合格実績(既卒含む)をもとにした早慶上理※の合格者数ランキングは次のとおりです。
※早慶上理=早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学

私立大学(早慶上理)合格者数ランキング

No. 学校名 早慶上理合格者数※
1 三田高校(港区) 138
2 武蔵野北高校(武蔵野市) 83
3 豊多摩高校(杉並区) 81

※参照元:高校公式ホームページ 学校案内パンフレット:三田高校武蔵野北高校豊多摩高校

私立大学(GMARCH)合格者数ランキング

2025年度の合格実績(既卒含む)をもとにしたGMARCH※の合格者数ランキングは次のとおりです。
※GMARCH=学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学

No. 学校名 GMARCH合格者数※
1 三田高校(港区) 392
2 豊多摩高校(杉並区) 357
3 城東高校(江東区) 338

※参照元:高校公式ホームページ 学校案内パンフレット:三田高校豊多摩高校城東高校

三田高校(港区)1年次から進路ガイダンスや校内模試、個人面談などを段階的に行う体系的な進路指導が特徴。さらに、卒業生懇談会や卒業生による学習支援など、実際の受験経験を共有する機会も設けられている。探究心と向上心の高い生徒と教員が一体となって学習を支える学校文化もあり、早慶上理やGMARCHなど難関私大の安定した合格実績につながっている。

武蔵野北高校(日野市) 3年間を見通した進路指導のもとで国公立大学や難関私立大学への進学を目指す進学校。1・2年次は幅広い教科をバランスよく学び基礎力を養い、3年次には進路に合わせた選択科目で受験対策を強化している。また、体系的なキャリア教育や探究活動を通じて、課題設定や課題解決など主体的に学ぶ力も育成。

豊多摩高校(杉並区)難関私立大学への合格実績が高水準で安定。1〜2年次は国数英を中心に基礎力を養い、3年次は多様な進路に対応するため必修選択12科目・自由選択6科目を用意。3年に進級時に、文系進学者向け、理系進学者向けの科目選択モデルが示される。

城東高校(江東区)「妥協なき文武両道」を掲げ、学習と部活動の両立を重視。土曜授業や長期休業中の講習、自習室の開放など受験対策の学習環境が整えられている。カリキュラムは1年次に基礎学力を固め、2年次に進路を意識した科目選択、3年次に志望大学に合わせた受験対策へと進む設計で、国公立大学や難関私立大学に対応できる学力を育てる教育体制が特徴。

【番外編】理系に強い高校

進学指導推進校のなかには、理数・科学技術教育に特化した独自のカリキュラムやプログラムを持つ学校が存在します。ここからは理系に特化したカリキュラムを持つ高校を紹介します。

多摩科学技術高校(小金井市):理数特化 進学指導推進校のなかで唯一、全員が理系専門学科(科学技術科)で学ぶ高校。文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に3期連続指定され、課題研究や大学・研究機関との連携を通じて科学研究型の教育を行う。2年次からはBT(バイオ)・ET(エネルギー環境)・IT(情報)・NT(ナノテク)の4領域から選択して専門的に学ぶ。2025年度は国公立48名(現役率87.5%)で、東京農工大12名・電通大9名など理工系国立大への進学が目立つ。入試では数学・理科が1.5倍の傾斜配点となる。

武蔵野北高校(武蔵野市):国公立進学に強み 理数研究校に指定されている。東京科学大1名、東京農工大6名、東京理科大26名など。特に東京理科大については、近年合格数が増えており、2023年と比べて5倍に伸長。また、東京農工大・東京都立大などとの高大連携により、探究的な学びを充実。データ分析力、 論理的思考力などの向上を図っている。

竹早高校(文京区):理系難関大にも強い 理数研究校に指定されている。国公立大学への進学者数が推進校のなかでトップ。東京工業大学・芝浦工大38名など理系難関大への合格実績も目立つ。多くの高校では理科基礎科目は3科目のみだが、同校では「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の4科目を履修できる。また、2年生の数学の授業は、習熟度別少人数制授業を実施。

※参照元:高校公式ホームページ 学校案内パンフレット:多摩科学技術高校武蔵野北高校竹早高校

進学指導推進校についてのよくある質問

進学指導推進校から東大は行けますか?

合格実績はあります。ただし毎年コンスタントにではありません。2025年の合格実績では、竹早高校1名・北園高校1名などです。

進学指導推進校から大学を目指すには塾は必須ですか?

必須ではありません。進学指導推進校では、校内予備校や大学生チューター、自習室などの学習支援が整備されており、学校の授業と講習を軸に大学受験に取り組める環境があります。ただし実際には、苦手科目の対策として塾や予備校を併用する生徒も多く、「学校を軸に、必要に応じて塾を活用する」という形が一般的です。

重点校や特別推進校との併願は可能ですか?

併願はできません。ただし、推薦入試(1月)と一般入試(2月)は異なる学校に出願ができるため、例えば推薦で進学指導重点校や特別推進校に挑戦し、落ちた場合は一般入試で進学指導推進校を受けるという戦略も取れます。また、推薦と一般を同じ学校に出願するケースもあり、推薦で挑戦して一般入試で再度合格を狙う受験生も少なくありません。

まとめ:進学指導推進校は"学校生活と大学進学を両立できるバランス型"

進学指導推進校は、都立高校のなかでも地域で大学進学を支える進学校に位置づけられています。偏差値帯はおおむね55〜63前後に集中しており、国公立大学やGMARCHを中心に、多様な進路を実現するための教育体制が整っている点が特徴。

重点校や特別推進校と比べると、最難関大学への合格を目指すというよりも、授業・補習・進路指導を学校内で完結させながら、学年全体の進学力を底上げする設計。土曜授業、校内予備校、自習室、チューター制度などを通じて、生徒が学校を軸に学力を伸ばせる環境が整えられているのも大きな強みです。

もちろん進学指導推進校15校は、校風や得意分野は一様ではなく学校ごとの個性があります。理数教育や探究活動に力を入れる学校、行事や部活動が盛んな文武両道型の学校、国公立大学志向の強い学校など。偏差値やランキングだけで判断するのではなく、校風や学び方が自分に合うかどうかを基準に志望校を選ぶことが大切です。

「部活や学校行事も大切にしながら大学進学を目指したい」「学校のサポートを活用して着実に学力を伸ばしたい」という生徒にとって、進学指導推進校は非常にバランスの良い選択肢といえるでしょう。

執筆者プロフィール

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