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【中学受験】中央大学附属校について徹底解説 | 特徴やおすすめ塾も紹介

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中学受験
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塾選ジャーナル編集部

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中央大学附属校についての情報を知りたい方も多いでしょう。

今回は、中央大学附属中学校や、中央大学附属横浜中学校といった、中央大学附属の中学校について、特徴や進学実績、校風などを詳しく解説します。また、母体となる中央大学の理念やおすすめの塾についても紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

目次

中央大学の理念・目的とは?

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はじめに、中央大学附属校の母体である中央大学の理念・目的についてご紹介します。

1885(明治18)年に、法律家たちによって「英吉利(イギリス)法律学校」として創設されました。中央大学の建学の精神は、「實地應用ノ素ヲ養フ(ジッチオウヨウノ ソヲ ヤシナウ)」です。

創立者たちは、「抽象的体系性よりも具体的実証性を重視し、実地応用に優れたイギリス法についての理解と法知識の普及こそが、わが国の独立と近代化に不可欠である」と考えました。知識としてだけ法律を学ぶのではなく、それを使う人材を育てたいと考えていたのです。

その精神は現在、「行動する知性。-Knowledge into Action-」というフレーズで受け継がれており、現在では法学部だけではなく、中央大学は様々な学部を有しています。中央大学では、知識としての学びを重視しつつも、それだけにとどまらず、社会の役に立てることのできる人材を育成しようとしているのです。

中央大学附属中学校・高等学校

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参照リンク:中央大学附属中学校・高等学校

受験情報

中央大学附属中学校は、「第1回入試」と「第2回入試」の2回に分けられています。2023年度入試は、「第1回入試」が2/1(水)で、「第2回入試」が2/4(土)となっています。

中央大学附属高校は、「一般公募推薦入試」と「一般入試」に分けられており、「一般公募推薦入試」が1月22日(日)で、「一般入試」が2/10(金)です。

進学実績

毎年、内部推薦により85~90%が、中央大学へ進学しています。2021年度は、88%が中央大学へ内部推薦で進学し、12%が他大学に進学しました。私立大学については中央大学にない学部・学科のみ、国公立大学については、いずれの学部・学科も受験することができます。

学校の特徴や特色

中央大学附属中学校・高校では、「課題図書」として、中学校では年間に60冊、高校では年間100冊を読みます。これは、読書を通して、読書の楽しさを知ること、豊かな教養を身に付けること、思考力・判断力を養うことを目的としています。

また、高校は私服で、自分の好きな服装をして学校に通うことができます。一方で、中学校は制服がありますが、「中附スタイル」として、バリエーション豊かなアイテムの中から、好きな制服を組み合わせて通うことが可能です。自由と責任を重視する校風であることが伺えます。

概要

次に、中央大学附属中学校・高校の概要をチェックしていきましょう。

最寄り駅

中学・高校とも、JR中央線「武蔵小金井駅」(北口)6番バス停から、京王バス「中大循環」にて約6分「中大附属高校」下車か、西武新宿線「小平駅」(南口)から銀河鉄道バス「小平国分寺線」にて約12分「中央大学附属中学・高等学校」下車となっています。

創立年

高校が先に1963年(昭和38年)に創立され、中学校が2010年(平成22年)に創立されました。

建学の精神・校風

中央大学附属中学校・高校は「質実剛健」を理念としており、「明るく・強く・正しく」の校訓のもとに、自ら考えて前向きに行動することが重視されています。校風は主体性や自律性を重んじる自由な校風です。

総生徒数

中学校は、1学年約170人で、全校では約500人が在籍しています。また、高校では、1学年約390人で、全校では約1200人が在籍しています。

学費

以下、2023年度の中央大学附属中学校の初年度の学費の内訳です。

授業料 1期分:230,000円 2期分:322,000円
施設設備費 140,000円
後援会費 23,400円
校友会費 9,400円
学年費 69,000円
合計 462,000円〜471,800円

年間の合計で933、800円です。これに加えて、入学金290、000円と、副教材費、体操着代などがかかります。

以下、2023年度の中央大学附属高校の初年度の学費の内訳です。

授業料 1期分:207,500円 2期分:290,500円
施設設備費 140,000円
後援会費 23,400円
校友会費 9,400円
学年費 78,000円
合計 458,300円〜462,000円

年間の合計で888、800円です。これに加えて、入学金290、000円と、副教材費、体操着代などがかかります。

中央大学附属横浜中学校・高等学校

中央大学附属横浜中学校・高等学校

参照リンク:中央大学附属横浜中学校・高等学校

受験情報

中央大学附属横浜中学校の2023年度の試験日は「第1回」と「第2回」に分けられており、「第1回」は2/1(水)で、「第2回」は2/2(木)です。

中央大学附属横浜高校の入試は「推薦入試」「一般A方式」「一般B方式」に分けられています。「推薦入試」は1/22(土)です。「一般A方式」は書類審査のため、試験日の設定はありません「一般B方式」は2/12(土)です。

進学実績

2021年度の中央大学への内部推薦による進学率は77%でした。その他、国公立大に7.6%、私大に13.9%が進学しています。2021年度には東大合格者もおり、私大でも早慶合格者が10人以上います

学校の特徴や特色

中央大学附属横浜中学校・高校の特徴は、中央大学附属校ということもあり、内部推薦制度が充実していることが挙げられます。実際に、8割近くの生徒が中央大学に進学しています。

また、中高大の連携により、早期に詳細な中央大学の情報を得ることが可能。中央大学に推薦で入学する生徒には、入学前から準備講座として、大学の内容を学ぶシステムがあります。

概要

次に、中央大学附属横浜中学校・高校の概要をチェックしていきましょう。

最寄り駅

最寄り駅は中学・高校ともに横浜市営地下鉄「センター北駅下車 徒歩7分」となっています。

創立年

1908(明治41)年に、日本初の女子の夜学校横浜女子商業補習学校として設立され、2010(平成22)年に中央大学と合併し、2013(平成25)年に、現在の中央大学附属横浜中学校・高校となりました。

建学の精神・校風

謝恩礼節」「自立実践」が校訓となっており、「謙虚に学ぶ姿勢」や「人生を肯定的に生き抜くこころ」「知性と行動力を兼ね備えたリーダー」「努力と挑戦を続ける人間」を育てること理念としています。自ら考えて主体的に物事に取り組む姿勢が大切にされています。

総生徒数

中学校の2020年の総生徒数は、男子230名、女子347名の合計577名、高校の総生徒数は男子353名、女子620名の合計973名でした。

学費

中央大学附属横浜中学校の2022年度の初年度の年間の学費は以下の通りです。

入学金 290,000円
授業料 588,000円
施設設備費 290,000円
奨学会(PTA)会費 10,000円
生徒会費 7,200円
学年費 80,000円
積立金 105,000円
合計 1,080,200円

上記は年 2 回( 5 月・10 月)に分けて支払います。また、副教材費等の費用が別途必要になります。ICTにかかる費用として120、000円程度の費用も必要となります。

中央大学附属横浜高校の2022年度の初年度の年間の学費は以下の通りです。

入学金 290,000円
授業料 580,000円
施設設備費 290,000円
奨学会(PTA)会費 10,000円
生徒会費 7,200円
学年費 65,000円
積立金 115,000円
合計 1,075,200円

上記は年 2 回( 5 月・10 月)に分けて支払います。また、副教材費等の費用が別途必要になります。ICTにかかる費用として120、000円程度の費用も必要となります。

中央大学附属校の中学受験におすすめの塾

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おすすめ塾①:栄光ゼミナール

メインは少人数制の集団授業のクラスですが、個別授業や、映像授業も充実しています。

様々な授業形態からご自身に合ったものを選んで受講できるため、中央大学附属校に特化した授業を受けることも可能です。保護者とのコミュニケーション体制も充実しており、塾と密に連携を取りながら受験を進めていくこともできます。料金については、教室に問い合わせしてみてください。

おすすめ塾②:市進学院

少人数制の授業がメインですが、講師と生徒の双方向型の授業を展開しており、生徒に寄り添った形で授業を進めていきます。

中央大学附属校を受験したいという明確な目標を伝えることで、それに沿った授業を受講することも可能でしょう。料金については、教室に問い合わせて確認できます。

おすすめ塾③:臨海セミナー 中学受験科

少人数制の授業がメインです。独自の授業方式『臨海方式AQuA』というものがあり、1週間、1か月、1年という単位で復習や確認テストを行いながら学力向上を目指すものです。繰り返しやることで着実に力をつけることができるので、コツコツ頑張れる生徒さんには特におすすめできます。

料金は小学校6年生の場合は算国理社¥44、000、算国理社¥40、700、算国¥30、800となります。その他の費用として、別途、入塾金・登録手数料・維持費・教材費・模擬試験代などが必要となります。

おすすめ塾④:中萬学院啓明館

神奈川や東京の私立に強い塾です。中央大学附属校は、東京と神奈川ですし、受験はより多くの情報を集めたほうが有利になるという側面もありますので、その点からこちらの塾はおすすめです。

授業は少人数制の対話型が中心で、生徒の様子を見ながら授業を進めてくれるため、コミュニケーションを密にして受験勉強を進めていくことができます。料金は各教室に問い合わせることで確認できます。

おすすめ塾⑤:希学園

難関大に強い塾ですので、中央大学附属校のような難関大学受験におすすめできる塾です。

テキストが講師作成のオリジナルテキストであることが特徴であり、試験の傾向を適切に把握し、授業に活かしているプロの講師が授業をおこなっていることが伺えます。料金は各教室に問い合わせて確認できます。

まとめ

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本記事は、中央大学附属校の特徴や、受験情報、おすすめの塾についてご紹介しました。

中央大学附属校の受験について、受験情報をきちんと持っていれば、それだけ有利に進められますので、ぜひ記事を参考にして、合格を勝ち取ってください。

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