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東海地方の難関国立高校とは?各学校の受験情報や進学実績、特徴、学費などを徹底解説!

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高校受験
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塾選ジャーナル編集部

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塾選ジャーナル編集部

「東海地方には、どのような難関国立高校があるのかな?」と思っている受験生や親はいませんか?難関校は偏差値が高いことから合格するのが大変ですが、恵まれた教育環境の中で子どもの可能性を広げられるでしょう。

今回は東海地方にある「岐阜工業高等専門学校」「鈴鹿工業高等専門学校」「沼津工業高等専門学校」の3つをピックアップして、それぞれの受験情報や進学実績、学校の特徴、学費などを徹底解説します。志望校選びの参考としてください。

目次

東海地方の難関国立高校3選!受験情報や学校の特徴などを解説

東海地方にはいくつかの国立高校が存在しますが、偏差値が高い難関とされているのは冒頭で述べた3校です。しかし、高等専門学校のため、厳密には一般的な高校とは違います。

修業期間は5年間で、実践的な技術者を養成するために数学・英語・国語などの一般科目と専門科目をバランス良く学ぶのが特徴です。卒業すると準学士が授与され、4年制大学の3年次へ編入できます。

岐阜工業高等専門学校【偏差値66】

参照リンク:岐阜工業高等専門学校

生徒の自主性を育みながら、自立する力を身につけられるのが岐阜工業高等専門学校です。

受験・入試情報

2023年度の一般入試は、2023年2月12日におこなわれる予定です。試験科目は理科・英語・数学・国語となっています。

進学実績

2022年度の大学編入試験では、以下のような大学への合格実績があります。

  • ・名古屋大学 3名
  • ・九州大学 3名
  • ・筑波大学 2名
  • ・岐阜大学 20名
  • ・豊橋技術科学大学 12名

学校の特徴

「科学技術に夢を託し、人類愛と郷土愛に目覚めること」「国際性豊かで世界に羽ばたく気概を持つこと」「情報化社会の最前線で活動すること」の3つを教育理念とし、情報化社会の最前線で活躍できる人材育成を目指しています。

本科は「機械工学科」「電気情報工学科」「電子制御工学科」「環境都市工学科」「建築学科」の5学科を持っており、子どもが学びたい分野や将来目指す職業に合わせた勉強ができる環境です。

また、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に準拠した教育を実施。各分野に共通したリテラシーレベル習得プラス、専門分野における活用学習を進めていきます。

概要

学校の概要は次の通りです。

住所・最寄り駅

・住所

岐阜県本巣市上真桑2236-2

・最寄り駅

樽見鉄道樽見線のモレラ岐阜駅より、徒歩16分ほどでアクセスできます。

創立

1963年に設立されました。

生徒数

2023年度入試の募集定員が200名のため、5学年合わせて1,000名ほどの生徒が在籍していると思われます。

学費

2023年度入試における、初年度学費は次の通りです。

項目 金額
入学料 8万4,600円
授業料 23万4,600円
学生会入会金 2,000円
学生会費 1万800円
独立行政法人日本スポーツ振興センター共済掛金 1,550円
教育後援会入会金等 1万2,000円
教育後援会会費 2万2,000円
若鮎会費 1万3,000円
トレーニングシャツ(体育用服装)他 約3万円
教科書・参考書・電子辞書 約7万円
合計 約48万550円

鈴鹿工業高等専門学校【偏差値66】

参照リンク:鈴鹿工業高等専門学校

SKKSという略称で知られているのが、鈴鹿工業高等専門学校です。

受験・入試情報

2022年度の一般入試は、2022年2月13日におこなわれました。試験科目は理科・英語・数学・国語・社会となっています。

進学実績

2022年度の大学編入試験では、以下のような大学への合格実績があります。

  • ・東京工業大学 4名
  • ・東京農工大学 2名
  • ・大阪大学 2名
  • ・名古屋大学 7名
  • ・九州大学 2名

学校の特徴

「技術者はすべからく紳士・淑女たれ」を建学の精神にかかげ、知・徳・体バランスの取れた人間教育を大切にしています。

専門学科として「機械工学科」「電気電子工学科」電子情報工学科」「生物応用工学科」「材料工学科」の、全部で5つの学科が開設されています。各学科における専門分野のほか、人文・社会科学、自然科学、外国語、保健体育、芸術といった教養科目も低学年から高学年まで学習。学年が進むにつれて内容は大学レベルとなり、高度な教養を持った人材育成をサポートしてくれます。

また、ロボコンやプロコン、デザコンといった各プロジェクトを、学校をあげて支援しているのも特徴です。

概要

学校の概要は次の通りです。

住所・最寄り駅

・住所

三重県鈴鹿市白子町

・最寄り駅

近鉄名古屋線の白子駅より、平田町駅行又は鈴鹿サーキット行のバスに乗車。東旭が丘3丁目バス停で下車後、徒歩7分ほどで到着します。

創立

1962年に設立されました。

生徒数

2022年度入試の募集定員が200名だったため、5学年合わせて1,000名ほどの生徒が在籍していると思われます。

学費

2022年度入試における、初年度学費は次の通りです。

項目 金額
入学料 8万4,600円
授業料 23万4,600円
旅行等積立金 8万6,000円
学生会費 1万200円
日本スポーツ振興センター会費 1,550円
教育後援会 2万9,200円
傷害共済会費 500円
制服・教科書・教材費等 約15万円
合計 約59万6,650円

沼津工業高等専門学校【偏差値66】

参照リンク:沼津工業高等専門学校

社会から信頼され、指導力ある実践的技術者を目指しているのが沼津工業高等専門学校です。

受験・入試情報

2023年度の一般入試は、2023年2月12日におこなわれる予定です。試験科目は国語・社会・数学・理科・英語となっています。

進学実績

2021年度の大学編入試験では、以下のような大学への合格実績があります。

  • ・東京大学 1名
  • ・東京工業大学 4名
  • ・大阪大学 1名
  • ・名古屋大学 2名
  • ・筑波大学 4名

学校の特徴

「人がらのよい優秀な技術者となって世の期待にこたえよ」を教育理念とし、豊かな人間性を備えた人材育成を目指しています。

「機械工学科」「電気電子工学科」「電子制御工学科」「制御情報工学科」「物質工学科」の5学科を有し、それぞれの専門分野と合わせて国語や哲学、歴史、地理、英語といった教養科目も学びます。

主体的に学び、創造性を育むために課題解決型の実践的教育を導入。4年次の「社会と工学」では5名ほどのグループワークを中心として、地域の課題をテーマに考察と解決案を考えていきます。

概要

学校の概要は次の通りです。

住所・最寄り駅

・住所

静岡県沼津市大岡3600

・最寄り駅

JR御殿場線の下土狩駅から、徒歩20分ほどでアクセスできます。

創立

1962年に設立されました。

生徒数

2023年度入試の募集定員が200名だったため、5学年合わせて1,000名ほどの生徒が在籍していると思われます。

学費

2023年度入試における、初年度学費は次の通りです。

項目 金額
入学料 8万4,600円
授業料 23万4,600円
寄宿料 8,400円
オリエンテーション経費 3,420円
寮費(光熱水料等) 6万円
学寮給食費 約35万円
寮エアコンリース料 3万9,000円
学生会会費 5,000円
学生会入会金 1,000円
寮生会会費 3,000円
寮生会入会金 500円
教材・教科書代等 約4万5,000円
その他諸経費 約3万7,000円
合計 約87万円

東海地方の難関高校受験に向けたおすすめ塾

上記で紹介した国立の高等専門学校は、どれも偏差値が65以上と難関です。高い学力が求められることから、子どもによっては塾や予備校へ通って勉強する必要が出てくるでしょう。

最後にジュクセンが厳選したおすすめ塾・予備校を、全部で5つ紹介します。

おすすめ塾①佐鳴予備校

1つ目は愛知県と静岡県に教室を持っている佐鳴予備校です。高等専門学校への合格実績はホームページ上で公表されていないため、各自でお問い合わせください。授業は集団指導型と個別指導の2種類から選べます。

創業以来こだわっているのが、講師の質です。採用の段階で学力や人間性、熱意を持った人材を厳選し、さらに厳しい研修を重ねて質の高い講師を育成。その後も常に成長・向上が求められます。

平日本科コースでは塾オリジナルのテキスト「さなる式」を活用。授業のページ、練習問題、復習のページ、単元修了問題、ハイレベル問題の構成で、段階を追って実力を身につけられます。

ホームページ上に授業料は掲載されていません。各自でお問い合わせください。

おすすめ塾②秀英予備校

東海地方を中心に、全国各地に教室を運営しているのが秀英予備校です。2022年度の高校入試では鈴鹿工業高等専門学校へ43名、沼津工業高等専門学校へ41名の合格実績がありました。

授業は複数の生徒が一緒に受ける、集団指導スタイル。「総合コース」「英数コース」「英数国コース」「附属中クラス」「トップ高プレミアムコース」の5コースが設置されています。

授業前後に生徒からの質問を受け付けるほか、講師からも声をかけて積極的に質問。授業内容をわからないままにせず、確実に理解した上で次に進みます。また、三者面談もおこなわれるなど、サポート体制が充実しています。

秀英予備校のホームページによると、授業料は中学3年生のプレミアムコース(併用)で月1万8,700円です(名古屋本部校・大学受験部 名古屋校の場合)。

おすすめ塾③明倫ゼミナール

3つ目のおすすめ塾は、愛知県内に多数の教室を持っている明倫ゼミナールです。

授業スタイルは集団型。中学部では上位校への合格力を身につけられるよう、テスト対策や入試対策、集中講義などをおこないます。集団指導ではあるものの、生徒一人ひとりに合わせたフォローも実施。学力や理解度、目標などを性格に把握して、状況に応じた指導を展開します。

ホームページ上に授業料は公表されていません。無料体験時やガイダンスにて、コースに合った料金が案内されます。

おすすめ塾④名進研

名進研は愛知県と岐阜県に教室を持つ学習塾です。2022年度の高校入試では岐阜工業高等専門学校へ3名、鈴鹿工業高等専門学校へ1名の合格実績がありました。

授業は複数の生徒が一緒に受ける、集団指導スタイルです。高校受験コースには6割以上が難関校へ合格している、「プレミアムクラス」を設置。1クラスあたり24名で、ハイレベルな生徒ばかりが集まる少人数制を採用しています。圧倒的な指導時間で学習の質を確保。主体的に考えて発言する授業を通して、高い学力を養います。

名進研ホームページによると、中学3年生が週3日通塾する場合の授業料は、月3万2,780円です(庄内通校の場合)。

おすすめ塾⑤個別指導の明光義塾

最後のおすすめ塾は、個別指導の明光義塾です。全国各地に教室を持っています。高校の合格実績は公表されていないため、各自でお問い合わせください。

個別指導のため、学習プランはオーダーメイドで作成。一人ひとりの学力や志望校のレベル、苦手科目、課題などに合わせて、受験勉強を効果的に進められます。また、全国に教室があることから、地域の受験情報をいち早くキャッチ。最新の情報に基づいた高校受験対策が可能です。

ホームページによると、中学生3年生が月に4回通った場合の授業料は、月1万5,400円となっています。

塾の詳細はこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

まとめ

東海地方に国立高校はいくつかあるものの、偏差値が高い難関校とされるのは今回紹介した高等専門学校といえます。厳密には一般的な高校と異なりますが、卒業と同時に大学3年次に編入する生徒は少なくありません。東京大学や旧帝国大学へ編入している生徒もいるため、選択肢の一つとして考えてみるとよいでしょう。

入試における偏差値が高いことから、合格するためには高い学力が必要です。「一人では勉強の仕方がわからない」「効率的に高い学力を身につけたい」と思っている子どもは、塾や予備校へ通うことを考えてみてはいかがでしょうか。

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