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【神奈川県5校】各公立中高一貫校の特徴を紹介|進学実績や学費など徹底解説

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中学受験
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塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

神奈川県の公立中高一貫校を検討している方でどこの学校がいいのか悩んでいる方も多いでしょう。公立中高一貫校は、私立中学校にはない魅力的な取り組みも多く、充実した6年間を送るための選択肢のひとつとなるはずです。

今回は神奈川県にある5校の公立中高一貫校の特徴や進学実績などを解説します。また偏差値や受験情報、おすすめの学習塾なども紹介していますのでお子さんの学校選びの参考にしてみてください。

目次

【神奈川県】各公立中高一貫校の特徴や進学実績、学費など解説

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今回紹介するのは、以下5校です。

どの中学校も公立高校の附属校で、中高一貫の6か年教育を行っているのが特徴となっています。それぞれの学校で独自の取り組みを行っているので、自分に合った中学校選びの参考にしてください。

はじめに、各中学校の住所や最寄駅、偏差値、生徒数をまとめています。

学校名 住所 最寄駅 偏差値 生徒数
横浜市立南高等学校附属中学校 〒233-0011横浜市港南区東永谷2丁目1-1 地下鉄ブルーライン「上永谷」駅から徒歩約15分 65 約480名
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 〒230-0046横浜市鶴見区小野町6番地 JR「鶴見小野」駅より徒歩約3分 64 約240名
神奈川県立相模原中等教育学校 〒252-0303神奈川県相模原市南区相模大野4―1-1 小田急「相模大野」駅より徒歩約10分 64 約480名
神奈川県立平塚中等教育学校 〒254-0074神奈川県平塚市大原1-13 JR「平塚」駅からバス乗車 「中原東」で下車 徒歩約5分 59 約480名
川崎市立川崎高等学校附属中学校 〒210-0806神奈川県川崎市川崎区中島3-3-1 JR「川崎」駅よりバス乗車 「私立川崎高校前」下車すぐ 56 約360名

横浜市立南高等学校附属中学校

横浜市立南高等学校附属中学校

参照リンク:横浜市立南高等学校附属中学校

横浜市立南高等学校附属中学校は、横浜市にある公立の中高一貫校です。

受験・入試情報

2023年度の入試日は、2023年2月3日です。募集人員は160名。選考は、適性検査の結果及び調査書により総合的に行います。適性検査はⅠとⅡに分けて受験し、試験時間はそれぞれ45分となっています。

適性検査Ⅰは、文章・図・表やデータなど与えられた資料を的確に読み解き、課題をとらえて適切に表現する力を見る問題で、国語や社会の内容が問われるといえます。適性検査Ⅱは、自然科学的な問題や数理的な問題を分析し考察する力や、解決に向けて思考・判断し的確に表現する力を見る問題で、算数や理科の内容となっています。

進学実績

進学先の横浜市立南高等学校の大学合格実績ですが、2022年度は東京大学に6名の合格をはじめ、合計79名が国公立大学に合格。私立大学では、慶應義塾大学に29名、早稲田大学に58名など、多くの難関大学に合格者を輩出しています。

学校の特徴

横浜市立南高等学校附属中学校は、総合的な学習の時間に特色があります。生徒たちの中学校生活を卵が孵化するまでの過程に見立て、Explore「さがす」、Grasp「つかむ」、Grow「のびる」の頭文字をとり、「EGG」という愛称で呼んでいます。

EGG体験、EGGゼミ、EGG講座の3本を柱にして様々な体験・言語活動・講座の受講を行い、豊かな心と高い学力を育成し、自分の力で将来を切り拓く力を育てます。中学校の3年間は、国語・数学・英語の授業が毎日行われるのも特徴の一つです。

学費

南高等学校附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。通常の公立中学校に準拠する形となるため、私立中学校のような授業料は不要です。

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校

参照リンク:横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校は、横浜市鶴見区にある公立の中高一貫校です。

受験・入試情報

2023年度の入試日は、2023年2月3日です。募集人員は80名。選考は、適性検査の結果及び調査書により総合的に行います。適性検査はⅠとⅡに分けて受験します。試験時間はそれぞれ45分となっています。

適性検査Ⅰは、文章・図・表やデータなど与えられた資料を的確に読み解き、課題をとらえて適切に表現する力を見る問題で、国語や社会の内容が出題されます。適性検査Ⅱは、与えられた情報を科学的・数理的にとらえ、分析力や思考力、判断力などを生かして課題を解決する力を見る問題で、算数や理科の内容です。

進学実績

進学先の横浜サイエンスフロンティア高等学校の大学合格実績ですが、2022年度は東京大学に1名、京都大学に3名をはじめ、合計116名が国公立大学に合格。そのうち現役合格者は95名となっており、現役での合格者が多いのが特徴です。

私立大学では、慶應義塾大学15名、早稲田大学25名など、多くの難関大学に合格者を輩出しています。

学校の特徴

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の教育課程では、国語・数学・理科・英語の授業時数を増やし、豊かな学びを進めているのが特徴の一つです。中学校3年間で国語・数学は140時間、英語105時間、理科35時間と、標準次数より多く学ぶことになります。

また、言語活動を中心として授業を進めるため、教科の特性に応じて授業を少人数などで行っています。授業は先取りを行うのではなく、内容を深く掘り下げ、生徒の興味・関心を引き出し、探求力を育てることを目的にDEEP学習を行っているのも特徴の一つです。

学費

横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。通常の公立中学校に準拠する形となるため、私立中学校のような授業料は不要です。

神奈川県立相模原中等教育学校

神奈川県立相模原中等教育学校

参照リンク:神奈川県立相模原中等教育学校

神奈川県立相模原中等教育学校は、神奈川県相模原市にある公立の中高一貫校です。前期課程が中学校の3年間に相当します。

受験・入試情報

2023年度の入試日は、2023年2月3日です。募集定員は160名。選考は適性検査Ⅰ・Ⅱの結果及び調査書から総合的に判断します。問題は神奈川県立中等教育学校の2校とも共通になります。

適性検査Ⅰ・Ⅱともに、会話文や資料、図の内容を読み取り、科学・論理的思考力の基礎的な力や表現コミュニケーション力を見ることを狙いとした問題が出題されています。適性検査Ⅱに関しては、音楽や図画工作の内容など、幅広い教科内容が組み込まれた検査となっているのも特徴です。

進学実績

相模原中等教育学校の大学進学実績ですが、東京大学に5名、東京工業大学に5名、東京都立大学に11名など、合計55名が国公立大学に合格。私立大学では、慶應義塾大学に19名、早稲田大学に27名、上智大学に22名など、多くの難関大学に合格者を輩出しています。

学校の特徴

神奈川県立相模原中等教育学校の教育目標は、人格の完成を目指し、高い知性と豊かな人間性をそなえ、心身ともに健全な、次世代を担う人材を育成する」こと。2学期制をとっており、授業時間が45分7校時というのも、通常の公立中学校と異なる特徴です。

「読書・暗誦・ドリル」、「発表・質疑応答・レポート」、「探究・ディベート」という3つのメソッドを柱として授業を展開し、基礎的な知識・技能を習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力を育成し、主体的に学ぶ態度を養います。

学費

相模原中等教育学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。通常の公立中学校に準拠する形となるため、私立中学校のような授業料は不要です。

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神奈川県立平塚中等教育学校は、神奈川県平塚市にある公立の中高一貫校です。相模原教育学校と同様、前期課程が中学校の3年間に相当する位置づけになります。

受験・入試情報

2023年度の入試日は、2023年2月3日です。募集定員は160名。選考は適性検査Ⅰ・Ⅱの結果及び調査書から総合的に判断します。問題は神奈川県立中等教育学校の2校とも共通になります。

適性検査Ⅰ・Ⅱともに、会話文や資料、図の内容を読み取り、科学・論理的思考力の基礎的な力や表現コミュニケーション力を見ることを狙いとした問題が出題。適性検査Ⅱに関しては、音楽や図画工作の内容など、幅広い教科内容が組み込まれた検査となっているのも特徴です。

進学実績

平塚中等教育学校の大学進学実績ですが、2022年度は京都大学に1名、東京工業大学に5名、東京都立大学に4名など、合計59名が国公立大学に合格。私立大学では、慶応大学に3名、早稲田大学に6名など、多くの難関大学に合格者を輩出しています。

学校の特徴

神奈川県立平塚中等教育学校は、次世代のリーダーを目指す教育理念として「3つのL」を掲げています。

3つのLとは、「生きる(Live)」、「慈しむ(Love)」、「学ぶ(Learn)」。「自らの健康や他者の生命・人権を尊重し、広く社会に貢献してほしい」「郷土かながわを慈しみ、国際社会に羽ばたいてほしい」「自ら学び、考え、決断し、行動する力を身につけてほしい」という思いが込められています。

中高一貫を生かした学習内容の先取りを行い、それぞれの進路希望に対応するカリキュラムが設定されています。中でも「かながわ次世代教養」では、伝統文化・歴史、地球環境、英語コミュニケーション、IT活用の4分野を学び、地球規模で環境や歴史、文化、科学技術などを考える視野を育てていきます。

学費

中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。通常の公立中学校に準拠する形となるため、私立中学校のような授業料は不要です。

川崎市立川崎高等学校附属中学校

川崎市立川崎高等学校附属中学校

参照リンク:川崎市立川崎高等学校附属中学校

川崎市立川崎高等学校附属中学校は、神奈川県川崎市にある公立の中高一貫校です。

受験・入試情報

2023年度の受験日は、2023年2月3日です。募集人員は120名。選考については、適性検査、調査書を9:1の割合に換算し、判断します。

適性検査はⅠとⅡの2つが実施されます。適性検査Ⅰは、文章や図・表・データの内容を的確にとらえ情報を読み解き、分析し表現する力をみる問題が出題され、作文も含まれます。 適性検査Ⅱは、自然科学的な問題や数理的な問題を分析し考察する力や、解決に向けて思考・判断し、的確に表現する力をみる問題が出題されます。

進学実績

進学先の川崎市立川崎高等学校の大学進学実績ですが、京都大学1名、大阪大学1名など、国公立大学に合計27名が合格。私立大学では、慶應義塾大学に10名、早稲田大学に21名など、多くの難関大学に合格者を輩出しています。

学校の特徴

川崎市立川崎高等学校附属中学校は、体験・探究の重視、英語・国際理解教育の推進、ICTの活用を、教育の「三つの柱」として重視しています。

また、将来の川崎のリーダーとして、国際的視野に立って活躍できる生徒の育成を目指す取り組み「かわさきLEADプロジェクト」を推進。LEADとは、「Learn」「Experience」「Action」「Dream」の頭文字をとり、「学び」「体験」「行動」を大切にした教育を通して生徒一人ひとりの「夢」の実現をサポートするという意味です。

「かわさきLEADプロジェクト」を通して、次代を切り拓く生徒にとって必要な「学ぶ力」「探究する力」「コミュニケーション力」「実行力」「体力」を育てていることが、本校の特徴です。

学費

中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。通常の公立中学校に準拠する形となるため、私立中学校のような授業料は不要です。

【神奈川県】公立中高一貫校受験におすすめの学習塾

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ここまで、神奈川県の公立中高一貫校5校を紹介してきました。どの学校も人気があり、しっかりとした対策を講じた上で試験に臨みたいところ。ここからは、神奈川県の中学受験に向けて人気の学習塾を紹介していきますので、塾選びの参考にしてください。

おすすめ塾1.SAPIX 

SAPIXは首都圏を中心に教室を展開する大手進学塾で、神奈川県には11校を展開しています。1クラス15~20名程度の少人数制の学力別クラスをとり、一人ひとりの力を伸ばすきめ細かい指導が売りです。

6年生からは「志望校別コース編成」を導入。同じ目標を持つ仲間やライバルと励まし合い、切磋琢磨しながら学ぶことができます。また平常授業とは別の特訓として、週1日の「土曜志望校別特訓」、9月以降の「難関高校SS特訓」など、1年を通じて実力のピークを入試当日に合わせていくカリキュラムが組まれています。

SAPIXの授業料ですが、HPには記載がありませんでした。詳しくは各校舎までお問い合わせください。

おすすめ塾2.日能研 

日能研は、全国に155校を展開する中学受験塾で、埼玉県には34校展開しています。小学生の学習を5ステージに分け、それぞれの時期に身につけるべき力を育むためのカリキュラムが用意されています。

最終段階となる6年生後期のステージⅤでは、身につけた学力に得点力を加えるための「合格力完成教室」、入試直前期に徹底的に合格力を確実に鍛える講座「合格力ファイナル」、志望校にターゲットを絞って日曜日に開校する「日特」など、合格力を鍛える内容に特化した様々な講座があります。

日能研の授業料ですが、HPには記載がありませんでした。詳しくは各校舎までお問い合わせください。

おすすめ塾3.四谷大塚 

四谷大塚は、首都圏を中心に教室を展開する学習塾です。神奈川県には8校舎が展開されています。

本科授業に合わせて、様々なコースがあるのが特徴。中でも「学校別対策コース」は、各学校に特化した指導を隣接する校舎で行なわれる日曜授業です。同じ学校を目指してがんばるライバルと競い合い切磋琢磨することで、やる気が引き出されます。公立中高一貫校の学校別対策コースも用意されているので、受講を検討してみるといいでしょう。

四谷大塚の授業料は、小学6年生の本科コースで4教科57,750円、2教科48,950円となっています。入試直前期となる9月以降は、4教科79,750円、2教科62,150円となります。詳しくは、各校舎までお問い合わせください。

おすすめ塾4.個別指導の明光義塾

明光義塾は、全国に1,800以上の教室を展開する日本最大級の個別指導塾です。埼玉県には107教室を展開しています。中学受験に向けては、志望校の出題傾向に合わせて模擬試験の結果などから課題を洗い出し、苦手な部分に絞って集中的に取り組み、弱点をつぶしていきます。

授業形式は、講師1名が生徒数名を担当しますが、一人ひとりの指導はマンツーマン。他の生徒が指導を受ける間は演習に取り組む時間となります。演習の時間があることで自分で考えて答えを導き出せるような指導を行うため、受け身になりがちな個別指導でも安心です。

明光義塾の授業料は、小学5年生は週2回の45分授業で13,200円、90分授業で22,000円です。小学6年生になると、週2回の90分授業で24,200円となっています。週3回のプランや諸経費、教材費などもありますので、実際にかかる費用については最寄の教室でご相談ください。

おすすめ塾5.東京個別指導学院

東京個別指導学院は、ベネッセグループの運営する個別指導塾です。全国に260教室以上を展開しており、神奈川県では50教室を展開しています。

中学受験対策として、生徒の現状の学力と志望校を結びつける最短距離の学習プラン(オーダーメイドカリキュラム)を作成。科目別での作成となるため、科目ごとに個別の要望に応えることができます。保護者との進路相談も密に行い、教育方針などをヒアリングしながら一人ひとりに合った目標達成への対策を提案します。

東京個別指導学院の授業料ですが、HPには記載がありませんでした。詳しくは各教室までお問い合わせください。

まとめ

今回は、神奈川県の公立中高一貫校を紹介しました。どの学校も、中高の6年間をかけてじっくり生徒を指導することができ、余裕をもって大学受験に望めるというメリットがあります。

その一方で、教育方針や教育目標は学校によって様々です。中学・高校の6年間は、その後の人生に大きな影響を与える期間だといえるでしょう。その期間をどこで過ごすのかは非常に重要ですから、志望校は慎重に検討すべき問題でもあります。ぜひ子どもの性格や特性を見極め、その力を伸ばしてくれる学校を探してみてください。

また、中学受験に取り組むには塾のサポートが必要不可欠だといえます。今回紹介したおすすめ塾を参考に、受験に向けた準備をしっかりしていきましょう。

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