2024/06/14
公開

総合型選抜(旧AO入試)の対策は何をすればいい??学年別でみる学習法も

総合型選抜(旧AO入試)の対策の必要性と方法を学年別に解説!具体的な準備方法やおすすめの塾を紹介します。

目次

目次を全て表示 
目次を一部非表示 

総合型選抜(旧AO入試)の塾ってどんなとこがあるの?とりあえず知りたい!という人はここをチェック!
総合型選抜(旧AO入試)に強い塾15選リスト

「総合型選抜での大学入試を考えているけれど、どういう対策をすればいいのかわからない」 「志望理由書を書こうと思ったけれど、どう書けばいいのかわからない」 という悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

総合型選抜の対策では、「志望理由書」「小論文」「面接」といったさまざまなものへの準備が必要です。

特に志望理由書や小論文は、何から手をつければいいか困っている人も多いかもしれません。

今回は、総合型選抜を受験する人のために、学年ごとにどんな対策をするべきかをRyo先生に教えてもらいました。

私が解説します!

Ryo先生

神戸大学発達科学部卒、インターネット総合企業に新卒入社。その後、地元大阪で学習塾を開校。小中学生向けの個別塾からスタートし、3年目には大学受験専門塾を立ち上げメディアや雑誌にも取り上げられる。塾運営6年、家庭教師のアルバイトも含めると約10年の間で、小学生から高校生まで幅広い生徒を指導。インターネットの知識だけでなく、この"現場を知っている"というアドバンテージを活かして、最高の塾選びをサポートします。

総合型選抜(旧AO入試)に対策は必要なの?

総合型選抜(旧AO入試)とは、知識・技能、思考力・判断力・表現力から、学びへの意欲や人間性までを総合的に判断して合否を決める大学入試方法の一つです。

一般選抜や学校推薦型選抜(指定校制・公募制)と並び、近年多くの受験者がこの方法を利用しています。

この入試方法は、学力試験ではなく大学のアドミッション・ポリシーに合う人物を選抜する方式として実施されていたAO入試が、2021年度から名称変更され誕生した入試形態です。

AO入試との主な違いは、学力試験の有無と評価基準の明確さです。AO入試は学力よりも個性や特長を重視していましたが、総合型選抜では学力試験を課す大学が増えており、志望理由書、小論文、面接、活動実績などが総合的に評価されます。

小論文や面接に加えて、大学や学部によってはプレゼンテーションや口頭試問、実技試験なども行われます。

入試方法は学校によって異なるため、志望校や志望学部に合わせた入試対策が必要です。

総合型選抜の対策には、志望理由書の作成、小論文の練習、面接の準備など、多岐にわたるスキルの向上が求められます。総合型選抜は、計画的な準備と適切な対策が合格への鍵となります。

総合型選抜(旧AO入試)の対策はいつから始めるべき?

総合型選抜(旧AO入試)は、知識・技能、思考力・判断力・表現力から学びへの意欲や人間性まで、総合的に判断される入試です。小論文や面接で高得点を取るには、じっくりと時間をかけて対策を行う必要があるでしょう。

さらに、出願時に提出する調査書の評定評価が合否に関わることもあります。内申点を上げるには、高校1年生からコツコツと勉強して定期テストで結果を出し、提出物の内容の精度を上げるなどの対策が肝心です。

総合型選抜(旧AO入試)を受験するには、できるだけ早い時期から自分の志望大学・学部に合った対策を始めるのが、合格への第一歩なのです。

次からは高校1年生、高校2年生、高校3年生、それぞれの学年別に総合型選抜(旧AO入試)への具体的にできる対策を解説していきます。

高校1年生でやっておきたい総合型選抜(旧AO入試)対策

高校1年生は、自己分析を通じて興味関心や得意なことを明確にし、志望大学や学部の方向性を探る時期です。

総合型選抜への対策を始められるのであれば、部活動や課外活動に積極的に参加し、自分はどんな分野に興味があるのかを見つけにいきましょう。

学業でも高い評定平均を目指し、基礎学力を固めることも重要です。

1)自己分析をしよう

まず最初に、自分は何に興味があるのか、どんなことが好きなのか、何をするのが得意なのか、自己分析をしてみましょう。この過程は、自分自身を深く理解し、将来の方向性を見つけるための重要なステップです。

「好きなこと」「興味があること」「得意なこと」、また反対に「嫌いなこと」「苦手なこと」などを書き出して、自分はどのような人間なのかを知りましょう。例えば、趣味や部活動、学校の授業で特に楽しめた科目や、逆に避けたいと感じた活動など、自分の体験を振り返りながらリストを作成してみてください。こうしたリストを作ることで、自分がどのような人間なのか、どのような価値観や強みを持っているのかを具体的に理解することができます。

次に、自己分析を基にして将来の方向性を考えましょう。「なぜ大学へ行きたいのか」「どんな大学が合いそうか」「大学でどんなことを学びたいのか」を考えてみてください。

 

/Ryo先生のひとことポイント/

親や友達に「自分はどう見えているか」を聞いてみるのもいいですね。自分では苦手だと思っていたことが、周りから見ると得意に映っていることがあります。周囲の意見を取り入れることで、自分の新たな一面を発見できることがありますよ。

また、親や友達はあなたの長所や短所を客観的に見ることができるため、より深い自己分析ができるかもしれません。特に面接や志望理由書では、自分の強みや弱みを具体的に伝える必要があるため、こうした話し合いがとても効果的です。

周りの意見を取り入れることで、自分自身の新たな一面を発見し、自己分析がより深まるでしょう。

2)大学のホームページやパンフレットをチェック

大学のホームページやパンフレットには、大学または学部・学科がどのような人に入学してほしいかという「アドミッション・ポリシー」が書かれています。総合型選抜(旧AO入試)では、この「アドミッション・ポリシー」に合致した学生かどうかが大きな選考基準になるので、志望する大学・学部・学科を選ぶ第一段階で必ず読んでおきましょう。自分はその大学や学部・学科が求めている人物かどうかを考えてみることが必要不可欠です。

/Ryo先生のひとことポイント/

アドミッション・ポリシーを理解することで、大学が求める学生像が明確になります。自分の特徴や強みをアピールする際に、そのポリシーに沿った内容を含めることで、より効果的な志望理由書を作成できます。

例えば、ある大学のアドミッション・ポリシーに「人との関わりに積極的な姿勢を有し、人と社会に豊かさをもたらす新しい概念・価値観を生み出していこうとする意欲のある学生」と記載されている場合、そのポリシーに応じて探究学習やボランティア活動を行う際には、人との関わりを意識して活動することが重要です。

高校1年生の時点では、アドミッション・ポリシーを見て自分の大まかな方向性を決めることができれば十分です。

その後、具体的な活動や学習計画を立て、自分が志望する大学・学部・学科に合った経験を積み重ねていくことが求められます。早い段階でアドミッション・ポリシーを理解し、それに沿った準備を進めることで、合格の可能性が高まります。

3)志望大学・学部・学科の目星をつけよう

自分の興味関心や個性を知ることで、志望大学・学部・学科の目星がついてくることがあります。高校1年生の段階では、漠然とした憧れでも大丈夫です。自己分析の結果を基に、具体的な大学・学部・学科を絞り込んでいきましょう。

/Ryo先生のひとことポイント/

憧れの大学や学部が見つかったら、その学部に入るためにはどのような興味や探究活動が必要かを逆算して考えてみましょう。

例えば医学部を目指す場合、生物や化学の知識が求められるだけでなく、医療現場でのボランティア活動や関連するクラブ活動に参加することが有利になるかもしれません。

また、その学部で求められる能力や知識を知ることで、高校生活でどんな活動や勉強に力を入れるべきかが見えてきます。

逆算して計画を立てることで、目標達成への具体的な道筋が明確になります。

4)オープンキャンパスに参加しよう

志望大学・学部・学科の目星がついたら、オープンキャンパスに参加しましょう。

1校ではなく、複数の大学を比較してみるといいですね。

まずは大学のキャンパスの雰囲気を見たり、先生や先輩の話を聞いたりして、大学のカラーが自分に合っているかどうかをチェックしましょう。

さらに同じような学部名でも、大学によって学べる内容が大きく異なることもあるので要注意です。

学部・学科の説明会などで、自分が学びたいことを学べるのか、目標とする資格があれば取得が目指せるか、なりたい職業へのルートがあるかなど、しっかり確認しておくと安心です。

/Ryo先生のひとことポイント/

オープンキャンパスは、実際に大学の雰囲気を肌で感じる絶好の機会です。先生や在学生との直接のやり取りを通じて、疑問点を解消し、自分の適性を確認しましょう。

この時にアドミッション・ポリシーにわからない点があれば、先生に聞いてみるのもいいですね。また複数の大学を訪れることで、おのずとそれぞれの大学の特徴が見えてきて、自分に最も合った環境を見つける手助けになります。

5)自分が目指す大学・学部の総合型選抜(旧AO入試)について調べよう

総合型選抜(旧AO入試)の対策は、情報収集が鍵。出願時に提出が必要となるのは、調査書、志望理由書(エントリーシート)のほか、活動報告書、学修計画書、ポートフォリオ、自己推薦書、小論文、課題レポートなど、大学によって異なります。

学修計画書やポートフォリオなどは、高校1年生から積み上げて書いていくものなので、早めに取り組んでおきたいですね。

さらに選考方法として、小論文や面接のほか、プレゼンテーション+質疑応答、グループディスカッション、口頭試問、実技試験、学力試験が課せられる場合もあるので、自分の志望大学・学部の総合型選抜(旧AO入試)にはどんな試験があるのかを知っておくと、どのような対策をすればいいのかが明確になります。

国公立大学では、総合型選抜(旧AO入試)でも大学入学共通テストを課す大学が増えています。また大学によっては、出願条件として「全体の評定平均3.5以上」といった指定があったり、「英検2級以上」などの資格・検定や課外活動の実績が評価の対象になったりすることもあります。

受験する年度でなくても、大学のホームページや入試要項をチェックして、志望する大学・学部の選抜方法に合った対策を考えましょう。

高校2年生でやっておきたい総合型選抜(旧AO入試)対策

高校2年生は、具体的な対策を開始する時期です。

志望理由書や小論文の基本的な書き方を学び、実際に書いてみて添削を受けることをおすすめします。

課外活動では、より深く関与し、実績を積み上げることが大切です。

1)課外活動の実績をつくろう

高校生活において、勉強以外の課外活動での実績があれば、出願時に提出する活動報告書や自己推薦書などでアピールすることができます。

全国レベルの大会やコンクールに出場するような華々しい成果があればもちろんポイントになりますが、地域でボランティア活動に貢献したり、部活動や委員会活動に熱心に取り組んだり、英検などの検定試験に合格するなど、さまざまな活動が評価の対象になります。

/Ryo先生のひとことポイント/

課外活動は量より質が大切です。たとえ小さな活動でも、自分がその活動にどう関わり、どんな学びを得たかを具体的に説明できるようにしておくことが重要です。

この時、必ず自分の中で課題意識をもつようにしましょう。

例えば、地域の活動に参加した場合はどんなところに課題があるのか、どう改善すれば課題解決ができるのかという意識をもつと、ただボランティア活動に参加するより多くの学びがあるはずです。

2)活動ノートを作ろう

課外活動をするときは、ただ実績をアピールするのではなく「どんな思いで活動を行っていたか」「その活動を通してどのような学びがあったか」「活動実績をどのような形で大学での研究に活かしていきたいか」といったことを自分の言葉で語れるようにしておくことが大切です。

面接で質問されたときにきちんと説明できるよう、「学び」を意識した課外活動で実績をつくりましょう。

その際、活動ノートを作って「活動内容」「どんな成果を上げたか」「どのような学びがあったか」「今後はどうしていきたいか」をしっかり書きとめておくと、出願時や受験時に振り返りがしやすくなります。

/Ryo先生のひとことポイント/

活動ノートは、あなたの成長を記録する大切なツールです。細かいことでも記録しておくようにしましょう。

例えば、疑問点や不思議に思ったこと、不快に思ったことや失敗したことなど、何でもいいのです。あなたの感じる違和感から課題が生まれ、自分が研究したいことが見つかるきっかけになるかもしれません。

活動ノートには、日々の思考や感情、気づきを素直に記録しましょう。その中から自分の興味や関心がどのように形成されていくかを振り返り、将来の進路や研究テーマの発見につなげていきましょう。

3)志望する分野で実績のある人や活躍している人の話を聞こう

大学でどんなことを研究したいか、将来どんな職業に就きたいかをある程度イメージできているなら、その分野で実績を上げている人や第一線で活躍している人の話を聞いてみましょう。オープンキャンパスなどで大学の先生や先輩に会ったり、著名人の講演を聴いたり、関連する本を読んだりしてもいいですね。

/Ryo先生のひとことポイント/

実際に活躍している人の話を聞くことで、目指すべき具体的な目標や、自分の進むべき道が見えてくるかもしれません。今はネットやSNSがあるので、連絡を取って話を聞いてみるのもありですね。自分が問題と思っていることがすでに解決策があったり、それについて活動している人がいるかもしれません。学びへのモチベーションアップにもつながるので、積極的に情報を取りにいきましょう。

4)さらに深く大学・学部のアドミッション・ポリシーを読み解こう

大学・学部選びの際に読んだアドミッション・ポリシーを、さらにじっくり読み解いて、自分にマッチしているかどうかよく考えてみましょう。

面接で聞かれたときに、自分はどのような点がアドミッション・ポリシーにマッチしているのかを語れるよう、アピールポイントが少なければ課外活動などで実績を増やすといいですね。

/Ryo先生のひとことポイント/

この時期は、高校1年生で見たときよりもさらに深く読み解きましょう。

アドミッション・ポリシーと自分の活動実績を突き合わせて、どこを強みにしていくのか、足りないところはどんな活動をして補っていけばいいのかまで落とし込んで考えられればいいですね。

5)高校の定期テストで高得点を目指して評定を向上させよう

総合型選抜(旧AO入試)でも、調査書の評定平均が評価項目に入っている場合があります。大学によっては出願条件に「全体の評定平均3.5以上」といった指定があることも。評定平均を上げるには、普段の授業から真面目に取り組み、定期テストで高得点を狙っていきましょう。提出物などをきちんと出すことは必須です。

また、積極的に授業に参加することも大切です。

/Ryo先生のひとことポイント/

総合型選抜を受けるからと学業を疎かにしてしまいがちですが、あくまでも総合型選抜は入試のチャンスを増やすためのものと考えて、日々の勉強にも手を抜かないようにしましょう。

高校3年生でやっておきたい総合型選抜(旧AO入試)対策

総合型選抜において、高校3年生は最終的な準備と実践の段階です。この時期には、志望理由書や小論文を完成させ、何度も添削を受けながら内容を磨き上げます。面接練習もくり返し行い、自分の意見を的確に伝えられるように準備します。

また学業を疎かにせず、高い評定平均を維持することも重要です。大学が求める人物像に合致するために、自分の学びへの意欲や将来のビジョンを明確にしておきましょう。体調管理にも気を配り、心身ともにベストな状態で受験に臨むことが求められます。

1)志望理由書の書き方をマスターしよう

総合型選抜(旧AO入試)において、志望理由書は合否を左右しかねない重要ポイントです。

ただ「なぜ志望したのか」「その学部・学科を選んだ理由」を書くだけでは、評価されないことが多くあります。

志望理由書では「学びへの意欲」も判断されるので、受け身の表現はNG!

「自分は大学で何を学びたいのか、どんな研究をしたいのか」「その研究の重要性と、将来へどうつなげていくのか」というところまで伝えていくことが肝心です。

まず志望理由書の基本的な書き方から学び、実際に書いてみた志望理由書を高校の進路指導の先生や塾の講師に添削してもらいましょう。

客観的に見てもらうと、自分では気づかなかったマイナスポイントがわかり、ブラッシュアップできます。

/Ryo先生のひとことポイント/

志望理由書でよくあるのが「部活で●●大会で優勝した」「部長をしてチームをまとめた」など自己満足的な内容です。

志望理由書では、活動を通じてどのような課題を見つけ、志望の大学でどんな研究に取り組みたいのかを伝える必要があります。

具体的なポイントが足りないかどうかを、実際に書いて添削してもらうといいですね。

2)小論文を書くためのテクニックを身につけよう

小論文の基本的な構成や原稿用紙の使い方、書き方のルールなど、基礎の基礎からスタート。課題に対する考え方、自分の意見や主張を導き出して、伝わりやすい文章にまとめるトレーニングをしていきましょう。

高校の先生や塾の講師に小論文の添削をしてもらうことで、どんなことを論じたら評価されるかやNG例など、書き方のコツを身につけていくことができます。

出願時までに小論文を書いて提出する大学もありますが、入試科目に小論文がある場合は、試験時間内に指定の文字数で、設問に対して自分なりの意見や主張を、序論→本論→結論としてまとめるテクニックが求められます。

/Ryo先生のひとことポイント/

小論文は感想文ではありませんし、自分の思いや主張を書くものでもありません。

あらかじめ、結論を先に決めている場合もあります。大切なのは、自分の知識やデータをどう紐づけて理論的に意見を展開するかです。

そのためには訓練が必要です。

3)面接練習をくり返し行って自信をつけよう

総合型選抜(旧AO入試)の面接では、大学・学部の志望理由、どんなことに興味・関心があるか、自己PRなどが聞かれます。

学びへの意欲や人間性も見られるので、模範解答を丸暗記するのではなく、自分の言葉で話すことが大切。くり返し面接練習をして、自信をつけておきたいですね。

面接での立ち居振る舞いから、好印象を与える話し方などを学び、何度もくり返し練習して受け答えに慣れていくことがポイントです。

高校の先生や塾の講師に客観的な視点からアドバイスしてもらうと、自分では気づかなかった欠点を改善することもできるでしょう。

/Ryo先生のひとことポイント/

一語一句を丸暗記していたら、はじめの言葉を忘れてしまって後に続く言葉が何も出てこなかったという人がいました。

丸暗記ではなく、自分が主張したい言葉をノートに書いて覚えて、自分なりの言葉で練習することが重要です。また、全く反応のない先生に対して焦ってしまうこともあるので、できるだけ多くの人に面接の練習をしてもらいましょう。

高校3年生でも総合型選抜(旧AO入試)対策は間に合う?

高校3年生になってから、ようやく志望校が決まったり、それまでの希望進路を変更したりする人もいるでしょう。もちろん総合型選抜(旧AO入試)の対策はできるだけ早く始めるに越したことはありませんが、高校3年生から対策を始めても間に合う場合もあります。

例えば、

・高校1年生から継続的にボランティア活動をしている人

・高校の「総合的な探究の時間」という授業で自分の興味ある分野の探究に取り組んでいる人

・部活動を高校1年生からずっと頑張って続けている人

・委員会活動で何らかの成果をあげている人

何かアピールできる活動実績があり、それが大学・学部のアドミッション・ポリシーに結び付けられるのであれば大丈夫です。あとは、それをふまえた志望理由書の書き方を学び、小論文や面接対策を行うことで、総合型選抜(旧AO入試)に間に合うでしょう。ただし、短期間で合格レベルを目指すことになるので、学校の先生や塾の講師などプロの指導を受けることをおすすめします。

/Ryo先生のひとことポイント/

高校3年生からでも遅くはありません。大切なのは、限られた時間を有効に使い、集中して対策を行うことです。高校3年生から始めるのであれば、添削が速く返ってくる塾を選んで、できるだけ多くくり返し練習できるようにしたいですね。自分の強みを最大限に活かし、計画的に進めていきましょう。

総合型選抜(旧AO入試)に合格した先輩や保護者に聞く!合格への対策法やアドバイスは?

・志望理由書の対策では、具体的なエピソードを交えた自己PRが効果的でした。娘は自分の経験や将来の夢を具体的に語ることで、説得力のある志望理由書を作成できました。(家庭教師のトライ 出身 保護者)

・志望理由書や面接対策を高校の先生方にお願いして見てもらっていた。(通塾なし 本人)

・高校の担任の先生と何度も話し合いながら自分を100%伝えることのできる文章を考えて行きました。(通塾なし 本人)

・一番良かったなと思う対策は総合型選抜を経験した人に勉強を見て貰いアドバイスを貰ったり、相談するのが効果的だったなと感じました。(通塾なし 本人)

・基本ではあるが志望する大学の学部、専攻についてフワッとではなくきちんとシラバスを読んで考え、問題意識を深めていくような対策(早稲田塾 出身 保護者)

・グループディスカッションの対策では、他の受験生と意見交換をすることが有効でした。異なる視点を知ることで、自分の考えをより深めることができました。(河合塾 出身 保護者)

・理由の1つを詳しく述べる等の書き方のノウハウ(明光義塾 出身 保護者)

・総合型選抜対策に特化した塾だったので、効率的に準備ができました。特に面接対策が充実しており、自信を持って本番に臨めました。(河合塾マナビス 出身 保護者)

・駿台予備校では、志望理由書の添削から面接練習まで一貫してサポートしてもらえたため、安心して準備が進められました。(駿台予備校 出身 本人)

総合型選抜(旧AO入試)の対策は塾に頼るのも視野にいれよう

総合型選抜(旧AO入試)の対策では、情報収集から活動実績づくり、志望理由書や小論文の書き方、面接練習など、さまざまなことに取り組まなければなりません。高校の授業でも多少はサポートしてもらえることがありますが、それでは不十分でしょう。

一般選抜よりもさらに大学や学部・学科の出題傾向に合わせた対策が求められるので、受験のプロに頼ることが合格への近道といえます。

/Ryo先生のひとことポイント/

志望理由書や小論文は正解がないため、独学だと悩んだり行き詰まったりすることがあります。そのような場合、総合型選抜に特化した塾での指導を受けることをおすすめします。

経験豊富な講師が個別に指導し、効果的な対策を提供してくれるだけでなく、添削などの学習サポートやメンタル面での相談にも乗ってもらえます。受験に不安を感じている人や誰かに相談したいという人は、塾も検討してみてはいかがでしょうか。

総合型選抜(旧AO入試)の対策ができる塾15選

総合型選抜(旧AO入試)の受験対策に強い、おすすめの塾を15校紹介します。

総合型選抜(旧AO入試)の受験対策に強い塾15選リスト

塾名 料金目安(税抜) 特徴 おすすめポイント お問い合わせ先
ホワイトアカデミー高等部 料金は問い合わせが必要 対面・オンライン指導 小論文・出願書類の添削が無制限、面接・口頭試問の練習も手厚い 教室を探して問い合わせる
総合型選抜の塾 洋々 料金は問い合わせが必要 完全マンツーマン MBAを保持した講師など、多分野での知見がある講師陣が揃う 教室を探して問い合わせる
東京個別指導学院 週1回で月/約27,432円 35年以上の実績がある個別指導 ベネッセグループの豊富な情報などを活用して学習 教室を探して問い合わせる
モチベーションアカデミア 料金は問い合わせが必要 やる気タイプ診断 1:1の個別指導で生徒に合わせたオーダーメイドカリキュラム 教室を探して問い合わせる
大学受験ディアロ【Z会グループ】 料金は問い合わせが必要 Z会グループの高品質教材+対話式トレーニングで難関大学を目指せる AI教材やZ会グループの映像授業・テキストを活用 教室を探して問い合わせる
総合型選抜入試専門塾 EQAO 月5万円〜 総合型選抜入試専門塾 塾生の2人に1人が上智大学志望で、講師の8割が上智生 教室を探して問い合わせる
AOI(総合型選抜専門塾AOI) 年間48万円~ 総合型選抜に特化した塾 人づくりをベースにした学年ごとのきめ細やかなカリキュラム -
Loohcs志塾(旧:AO義塾) 月6コマで月額76,780円がベース
1コマ単位の設定もあり
難関私立への進学率が高い 難関大学の総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試対策に特化 教室を探して問い合わせる
坪田塾 1時間あたり1,530〜2,736円 「子」別指導 一般入試から総合型選抜・学校推薦型選抜入試などの対策が可能 教室を探して問い合わせる
武田塾 高3生は週1回で月/約1800円 オンラインも可 AO推薦入試専門塾のKOSKOSと連携 教室を探して問い合わせる
KOSSUN教育ラボ 料金は講座別50分×5コマで15万円 JR山手線大崎駅に教室がある 完全オーダーメイドの合格プロジェクトを作成 教室を探して問い合わせる
早稲田塾 料金は問い合わせが必要 首都圏外や海外からもオンラインで受講可能 難関私立大をはじめ、英語や討論会に特化した授業もあり 教室を探して問い合わせる
進学個別指導のTOMAS 月/42,000円ほど 完全1対1のマンツーマン 個別指導のため、一般入試との併用も可 教室を探して問い合わせる
トフルゼミナール 料金は問い合わせが必要 オンライン校もあり 英語でのスピーチ力アップに定評あり 教室を探して問い合わせる
栄光ゼミナール 週1回で月/約17,050円 少人数やグループ指導など 評定平均値対策や、資格・検定取得対策もカバー 教室を探して問い合わせる

 

総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試で合格をつかむためには、一般入試と同じように大学ごとの出題傾向に合わせた対策が求められます。学科試験のように点数化できないものが選考の対象となるため、個人での対策はしにくいのが実際のところです。

総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試対策に強い、おすすめの塾を全部で15カ所紹介します。

-ホワイトアカデミー高等部

ホワイトアカデミー高等部は、新宿の校舎での対面指導と全国どこでも受けられるオンライン指導を実施している総合型選抜と推薦入試対策の専門塾です。

塾の特徴

ホワイトアカデミー高等部では、社会人のプロ講師がマンツーマン形式で指導してくれます。志望校に現役合格するためのカリキュラムを一人ひとりに合わせて作成。授業以外の時間もメールやチャットで質問することが可能です。授業はオンライン受講もできるので、部活との両立もしやすいでしょう。

また、小論文や出願書類の添削も無制限に行っており、面接・口頭試問の練習も繰り返し納得いくまで付き合ってくれます。もちろん出願書類の作成方法や小論文の書き方についても0から教えてもらえるので安心です。

総合型選抜と推薦入試に特化した対策塾なので、一般選抜ではない、受験形式で大学進学を目指す受験生との相性が良いでしょう。塾の合格実績は一般受験では日東駒専ランクの大学に受からない生徒が中央大学や同志社大学や上智大学といった難関私大に合格した事例も。特に上智大学に関しては、創業以来、推薦入試で上智大学の合格者を出し続けており、上智大学の推薦入試対策に特化したコースもあります。

塾の費用

授業料はホームページ上で公表されていませんが、ホワイトアカデミー高等部に確認したところ月謝制ではなく定額料金。入学する時期が早ければ早いほどお得となっています。

最新の授業料については、各自でお問い合わせください。初回の体験授業を無料で行っていたり、無料の受験相談も開催したりしているので、まずは利用してみると良いでしょう。

-総合型選抜の塾 洋々

洋々は総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試を専門とする、個別指導塾です。

塾の特徴

東京都の渋谷に教室を持っています。

授業は1対1の完全マンツーマンスタイルです。さまざまなバックグラウンドを持つ生徒に個別対応し、志望校合格に必要なギャップを埋めるための指導を展開。生徒と綿密なコミュニケーションを重ねながら、一人ひとりに合ったサービスを実施します。

講師は大手企業の外部講師やMBA(経営学修士)保持者、トップレベルの予備校講師など、そうそうたるメンバーです。さまざまな分野のプロフェッショナルが集まり、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試指導をおこないます。

「書類総合コース」や「面接総合コース」「小論文・学科講座」などが開設され、個々のニーズに合わせて受講できるのも特徴です。

塾の費用

授業料については各自でお問い合わせください。

-東京個別指導学院

業界大手のベネッセグループに所属しているのが、東京個別指導学院です。

塾の特徴

東京個別指導学院は個別指導塾。高校生の個別指導として、推薦入試対策もおこなっています。

まずは志望校別に推薦入試の傾向を徹底分析。近年は大学入試制度が頻繁に変更になるため、最新の入試情報の収集・分析が欠かせません。ベネッセグループが持つ情報量だけでなく、進路指導センターが各大学の入試情報を分析して学習指導に生かします。

学校の評定アップを目標に、成績向上や主体的な活動の充実など、必要となるアドバイスを提供。推薦入試で課される学力検査対策として、学習プランもオーダーメイドで作成します。

また志望理由書や自己PR、小論文、面接対策も充実。例文の暗記ではなく、自分なりに考えて答えられるような指導をおこないます。東京個別指導学院についてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

塾の費用

高校3年生が週1回通塾する場合、月額費用の目安は約27,432円です。料金についてはこちらの記事でも解説しています。

お近くの教室を選択し、お問合せください。
無料 料金を知りたい
東京個別指導学院の紹介ページはこちら

-モチベーションアカデミア

モチベーションアカデミアは、東京や神奈川、大阪、兵庫に教室を構え、オンラインにも対応している一般入試から総合型選抜まで対策できる塾です。

塾の特徴

モチベーションアカデミアは、総合型選抜・学校推薦対策から科目別対策までバランスよく一括して学べる塾です。1:1の個別指導で生徒に合わせたオーダーメイドカリキュラムで指導を実施。独自の診断ツール「やる気タイプ診断」でやる気を引き出すようサポートしています。

また、毎週担任講師による面談を行っており、モチベーションの維持・向上から学習計画・習慣作りまで徹底サポート。月1回、保護者へ現状や今後の方針なども行っています。

さらに独自システムであるオンラインコミュニティ「未来カレッジ」では、塾生同士、ペアワークやプレゼンワークを行い、受験に向けた刺激やモチベーションをアップさせる仕組みも特徴の一つです。無料学習相談・体験授業も行っているので、気になる方は参加してみてください。

塾の費用

入塾金27,500円で、授業料に関しては生徒によって異なるため、問い合わせてみてください。また、料金についてはこちらの記事でも解説しています。

-大学受験ディアロ【Z会グループ】

大学受験ディアロは東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・静岡に教室を展開している大学受験専門の個別指導塾です。通塾できる範囲に教室がない場合にもオンライン校で指導を受けることができます

一般受験だけでなく、学校推薦型選抜・総合型選抜・内部進学を目指した対策もでき、総合的なサポートが受けられる学習塾です。

塾の特徴

大学受験ディアロは独自のメソッドである「対話式トレーニング」を用いて授業を提供しています。生徒は学習する内容を事前にAI教材やZ会グループの映像授業・テキストを活用してインプットし、その後ディアロのトレーナーとマンツーマンで学んだ内容をアウトプット。自分の言葉でトレーナーに向かって解説することで、理解しきれていない曖昧な箇所にも気付くことができ、本質的な学習をすることができるのが特徴です。

また、アウトプットする機会を多く設けることで、傾聴力や思考力、表現力を鍛えることにも繋がり、総合型選抜・学校推薦型選抜での面接やプレゼンなどで活用できます。

さらに、少人数定員制の学習塾だからこそ、きめ細やかなサポートを受けられるのも大学受験ディアロの特徴の一つです。

個別に実施される進路相談では、将来の目標から逆算して志望校を決定し、一人ひとりに合った入試方式のアドバイスを受けることが可能。最新の入試情報が豊富に取り揃えられているのも、Z会グループの学習塾だからこその強みと言えるでしょう。

塾の費用

授業料の具体的な金額についてはホームページでは公開されていませんでした。週1回1科目から通塾可能ですが、コースによって料金が異なるので教室に問い合わせてみてください。

料金についてはこちらの記事でも解説しています。

-総合型選抜入試専門塾 EQAO

EQAOは、生徒の個性や志望校、レベルに合わせてオーダーメイドで指導する総合型入試専門塾です。

塾の特徴

EQAOは、「すきを見つけて、すきを伸ばす。」を教育理念としており、生徒一人ひとりの将来を見据えた人間的成長に重きを置く総合型選抜入試専門塾です。独自のEQAO式の対策メソッドで生徒に合わせたフルオーダーメイドにて指導を実施。オンラインにも対応しています。

塾生の2人に1人が上智大学志望で、講師の8割が上智生であるため、実績・情報が豊富です。自己分析や面接対策、学習計画や小論文など様々な対策も行っており、これまでの合格率は94%以上を誇っています。

教室は浜松町にあり、仕切りがなく、生徒間でのコミュニケーションが図りやすく、アットホームな空間です。自習室も9〜23時まで365日利用可能で、チャットでも相談することができます。保護者へ3ヶ月に1回、報告書を共有しているため安心です。無料体験授業も行っているため、気になる方はぜひ参加してみてください。

塾の費用

面接から志望理由書など全ての対策が可能で月5万円〜。入塾金は35,000円で、母子家庭申告・紹介での入塾で20,000円となっています。また、在籍基本料金として、オンライン/ハイブリッドで7,700円、完全オンラインで6,600円、母子家庭申告で4,400円です。その他教材費として3,000円(英検準1級保有者は2,500円)、講師指名料は1コマにつき1,000円となっています。予算に合わせてフルオーダーメイドしているため、まずは気軽に相談してみると良いでしょう。

-AOI(総合型選抜専門塾AOI)

人づくりをベースとしたカリキュラムで、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試合格を目指せるのがAOIです。

塾の特徴

総合型選抜専門塾AOIは東京都(渋谷校)と大阪府、京都府、兵庫県にそれぞれ1つずつ教室を持っています。またオンラインにも対応可能です。

カリキュラムは人づくりをベースとしており、学年ごとに細かく設定。高校1年生では「自由に考えてみる」をテーマにかかげ、課外活動や自由研究活動、プレゼンテーション、読書などに取り組みます。

受験学年となる高校3年生では志望校の選定や大学別の提出書類作成、面接練習などを実施。濃密なカリキュラムで総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試で合格を目指します。

総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試で合格を勝ち取るためには、コミュニティの形成が不可欠です。有名大学に通っている大学生の講師や個性的な講師、同じような目標を持つ仲間たちが集まり、コミュニケーション力を高めながら受験対策ができます。

塾の費用

AOIのホームページによると、平均的な授業料は年間48万円~です。一人ひとりに合った最適な学習プランを提案してくれます。無料カウンセリングをおこなっており、気軽に利用できるのもうれしいポイントです。料金についてはこちらの記事でも解説しています。

-Loohcs志塾(旧:AO義塾)

難関大学の総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試対策に特化しているのが、Loohcs志塾(旧:AO義塾)です。

塾の特徴

Loohcs志塾は東京都を中心に千葉県や神奈川県、宮城県、兵庫県、大阪府などに教室を持っています。

志望大学の傾向に合わせて、生徒一人ひとりに合ったオリジナルの計画を作成。得意なことや苦手なこと、過去の活動などをふまえて作成し、合格に必要となる取り組みが記載されています。

志望理由書の書き方や自由記述の作成方法、パソコンを使った見た目にも優れた資料の作成、小論文、グループディスカッションなどを徹底指導。講師の多くは総合型選抜の合格者で、自らの体験ももとにして、子どもたちの志や魅力を引き出してくれます。

東京大学へ5年間で50名、慶應義塾大学へ10年間で1030名の合格者を輩出し、難関校進学率は86.1%と高い数値を誇っている学習塾です。

塾の費用

高校3年生向けの月極めコースは、月6コマで月額76,780円です。月4コマ、8コマ、10コマコースのほか、1コマ単位で受講できるコースもあります。

無料体験授業や相談会もおこなっているので、気軽に利用してみてください。

-坪田塾

坪田塾は、首都圏や関西、名古屋に教室を構え、オンラインにも対応しています。一般入試から総合型選抜・学校推薦型選抜入試などの対策も可能です。

塾の特徴

坪田塾では、通常科目に限らず、総合型選抜・学校推薦型選抜入試の対策や英検・TOEIC・TOEFL・GTEC等の各種検定の対策も実施しています。また、小論文、面接、志望理由書作成にも対応。「子」別指導が特徴で、学習指導のみならず、志望校の選定や受験校の決定、進学先の相談までを経験豊富なプロ講師がサポートしています。

また、生徒が自分でインプットを行い、教室でアウトプットを行う「反転学習」を実施。必要な知識を効率よく定着させることが可能です。さらに、心理学を活用し、生徒の特性に合わせて指導法を柔軟に変更し、講師としっかり連携をとりながら志望校合格まで徹底的にサポート。無料診断会も行っています。

塾の費用

1時間あたりの授業料目安は1,530〜2,736円となっています。また、料金についてはこちらの記事でも解説しています。

お近くの教室を選択し、お問合せください。
無料 料金を知りたい
坪田塾の紹介ページはこちら

-武田塾

9つ目のおすすめ塾は武田塾です。

塾の特徴

武田塾は大学受験専門塾。授業をしない学習塾として知られています。北海道から九州まで教室を広く持ち、オンラインにも対応可能です。講師は生徒の学習を徹底管理。自宅でおこなうべき勉強内容を細かく指示し、次の通塾日で学習内容をチェックします。

さらにAO推薦入試専門塾のKOSKOSと連携し、武田塾ではサテライトコースとしてKOSKOSの指導を受けられるのも特徴です。インターネット通話を通して、「自己分析&志望校研究」講座や「志望理由書」対策講座、「小論文・作文」対策講座などを受講できます。

武田塾についてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

塾の費用

高校3年生が週1回通塾する場合、月額料金の目安は約41,800円です。料金についてはこちらの記事で解説しています。

お近くの教室を選択し、お問合せください。
無料 料金を知りたい
武田塾の紹介ページはこちら

-KOSSUN教育ラボ

プロ講師が1対1で総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試指導をしてくれるのが、KOSSUN教育ラボです。

塾の特徴

東京都のJR山手線「大崎」駅に教室を持っています。指導は1対1の完全マンツーマンスタイル。総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試では、選抜方法や研究テーマ、自己分析などは子どもによって異なるため、1対1のマンツーマン指導をおこなっています。

入塾後に生徒と保護者、プロ講師の3者が共同で完全オーダーメイドの合格プロジェクトを立ち上げ。プロジェクトは担任と副担任の2名で徹底管理され、日々の指導が進んでいきます。

「AO・推薦入試大学合格PJ」のほか、「早稲田大学政治経済学部合格PJ」「慶應義塾大学法学部(FIT入試)合格PJ」「MARCH合格PJ」といった、大学別の合格プロジェクトも充実。志望校に合わせた総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試対策をおこなえます。

塾の費用

料金は講座別に設定されており、KOSSUN教育ラボのホームページによると「自己分析&志望校研究」講座は50分×5コマで15万円です。

-早稲田塾

早稲田塾は東進ネットワークに所属する学習塾です。

塾の特徴

東京都と千葉県、神奈川県に多くの教室を運営しています。「総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)特別指導」コースが設置されており、総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試対策が可能です。

これまでの指導実績から蓄積されたデータをもとに、一人ひとりにオリジナルの出願戦略を提案。早稲田大学や慶應義塾大学などの難関大学のほか、立教大学の英語、中央大学法学部のグループ討論といった多種多様な入試形態にも対応しています。

また「早稲田大学(政治経済学部・社会科学部)グローバル入試〈論文審査〉対策講座」「慶應義塾大学(法学部)FIT入試〈A方式〉二次試験対策講座」「総合型・学校推薦型選抜特別指導〈提出書類作成〉」といった特別指導も充実しています。

論文系カリキュラムは必修です。文章力は小論文だけでなく、志望理由書や自己PRにも必要な力。論理的思考力を向上させ、文章力を磨いていきます。

塾の費用

授業料はホームページ上で公表されていません。各自でお問い合わせください。体験専用のプログラムのほか、通常授業への無料参加が可能です。

-進学個別指導のTOMAS

12つ目のおすすめ塾は、進学個別指導のTOMASです。

塾の特徴

進学個別指導のTOMASは東京都を中心に埼玉県、神奈川県、千葉県に教室を持つ個別指導塾です。授業は1対1の完全マンツーマンスタイルで、合格逆算カリキュラムを設定。受験までに必要な力を、計画的に身につけられるようになっています。

個別指導のため、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試対策にもしっかり対応。一般入試対策と同時に進めていけるので、志望校合格のチャンスが広がるはずです。塾の詳細はこちらの記事でも解説しています。

塾の費用

高校3年生が週1回通塾する場合の月額費用目安は、約42,000円です。料金についてはこちらの記事もご覧ください。

-トフルゼミナール

トフルゼミナールは英語のTOEFL® TESTだけでなく、国内の総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試、一般入試、海外留学対策などもおこなっている学習塾です。

塾の特徴

北海道から九州まで、全国に教室を展開。オンライン校もあります。総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試で長年の実績を誇り、2021年度の合格者数は820名にもおよびます。また早稲田大学と上智大学国際教養学部における合格者占有率は、80%を超えているほどです。

各大学の特色を徹底的に研究し、それぞれに対応するオリジナルカリキュラムを設置。「英語面接対策講座」や小論文・志望理由書・面接対策をカバーする「人間力養成講座」などを通して、合格力を養成します。

授業を担当するのは長年、総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試の指導をしているプロ講師です。さらに生徒一人ひとりの専属のカウンセラーが付き、定期的なカウンセリングを実施。志望校選びや入試へのアドバイスなどをおこない、受験対策をサポートしてくれます。

塾の費用

トフルゼミナールのホームページ上で料金は公表されていません。無料個別相談をおこなっているので、各自でお問い合わせください。

-栄光ゼミナール

栄光ゼミナールでは大学受験ナビオを設置し、大学受験専門の講師が受験指導をしてくれます。

塾の特徴

東京都と埼玉県、神奈川県に教室を持っています。少人数によるグループ指導のほか、個別指導、映像授業など、受講形態はさまざまです。

推薦入試に特化したコースはありませんが、「学校推薦型・総合型選抜対策」といったおすすめの受講プランが提示されています。グループ指導や個別指導を通して、AO入試・推薦入試で重要となる学校の評定平均値対策や、資格・検定取得対策も可能です。

また小論文と面接対策は、個別指導と映像授業でカバー。しっかりと対策をして受験本番に臨めます。こちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

塾の費用

高校3年生が週1回通塾する場合、月の授業料目安は約17,050円です。詳細はこちらの記事を参照してください。

注目記事

すべての注目記事を見る

新着記事

すべての新着記事を見る

塾選(ジュクセン)編集部

この記事を執筆した執筆者

塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

塾選(ジュクセン)編集部の記事一覧を見る