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2024/08/09
公開

中学生の定期テスト対策|高得点を取る4つのポイントと各教科の対策

本記事は中学生の定期テスト対策について基本から具体的に解説をしています。教科ごとの対策についても解説しているので、中学生になってからはじめて定期テストを迎える方にもぴったりの内容となっています。ぜひこの記事を参考に中学生の定期テスト対策にお役立てください。

目次

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「中学生の定期テストに向けて、何をすればいいのだろう」
「教科ごとの勉強法が知りたい」
「定期テスト対策に親はどう関わればいいのだろう」

このような悩みをお持ちの方はいませんか?

中学生の定期テストは、小学生のテストと比べると以下のような特徴があります。

中学生の定期テストの特徴

・出題範囲が広い
・問題が難しくなる
・テストでの出題数が多い
・テスト期間が決められている
・テストは学校の先生が独自に作成する

このように中学生の定期テストは、小学生のテストよりも範囲も広く難易度も高いため、計画的に勉強することが必要です。

また高得点を取るためには、教科ごとに重点的に学習すべきポイントが異なります。

たとえば数学の場合、問題演習を多めに取り組んだり、暗記科目では記憶が定着しやすい勉強計画を立ててコツコツ実行したりと、メリハリをつけて学習することが重要といえるでしょう。

そこでこの記事では、中学生の定期テストについて以下の内容をまとめました。

この記事で分かること

・中学生の定期テストの重要性
・基本的な定期テスト対策
・教科ごとの定期テスト対策
・中学生の定期テストに向けて保護者ができること
・中学生の定期テスト対策におすすめの塾9選

中学生の定期テストは高校入試にもかかわる非常に重要なテストです。ポイントを押さえて計画的に対策し、万全の体制でテスト当日に臨みましょう。

中学生の定期テストの重要性とは

中学生の定期テスト対策をがんばるためにも、まずは定期テストの重要性を知っておきましょう。

そのためにも、以下のことについて具体的に解説をしていきます。

・中学生の定期テストは高校受験でとても重要になるから

・日頃の勉強習慣と各教科の基礎を育てる意味でも重要だから

モチベーション維持のためにも「何のためにがんばるのか」という点を理解しておきましょう。

中学生の定期テストは高校受験でとても重要になる

中学生の定期テストは、高校受験の合否に深く関わっています。

なぜなら、定期テストの結果は、高校入試の合否を決める要素である「評定(内申点)」の点数に影響するからです。

評定とは、受験時高校に提出する「内申書(中学校での学習や生活態度などに関する調査書)」に書かれる5段階評価の成績のことです。授業態度や提出物の状況なども考慮されますが、特に定期テストの結果は評定の高さを左右する大きな要因の一つといえます。

高校入試では、学力テストのほかに評定も合否を決める際の判断基準として利用されます。特に公立高校の場合は、評定を重要視する傾向が高いため、注意しましょう。

なお、評定と学力テストの評価割合や、何年生からの評定が評価対象になるのか、などについては、居住の都道府県によって異なります。

たとえば1都3県の公立高校では、以下のような基準で合否判定をしています。

都道府県名 評定の詳細 合否判定の方法(1次選抜)
東京都 ・主要5教科は評定×1
・副教科は評定×2
※中学3年次の評定のみ評価対象
●1020点満点
・学力テスト:
700点満点換算
・評定:
300点満点換算
・ESAT-J
(東京都中学校
英語スピーキングテスト):
20点満点
神奈川県 ・中学2年次:9教科の評定×1
・中学3年次:
9教科の評定×2
●1000点満点
(一部高校は1300点満点)
・学力テスト:
得点(100点満点換算)
・評定:
得点(100点満点換算)
・特色検査:
得点(100点満点換算)
※一部高校で実施
評価割合は高校による
埼玉県 ・中学1~3年次の評定
※学年による評価割合は
高校による
学力テスト:
評定=4:6~6:4
千葉県 ・中学1~3年の評定×数値K
※数値Kは高校により
0.5~2範囲内
※判定基準は高校に
よって異なる
〇総得点を使った
判定例
●680点満点
・学力テスト:500点満点
・評定:135点満点
・加点:15点満点
・面接など:30点満点

表を見ると、東京都では、合否判断の30%は評定に左右されるのがわかるでしょう。

神奈川県では、受験する高校によって学力テストと評定の評価割合が異なるのが特徴です。なかには、学力テストの結果よりも評定の方が高い割合で評価されるケースもあるため注意が必要です。

これらのことからも、評定を左右する定期テストは、しっかり取り組むべきといえます。

中学生の定期テストは日頃の勉強習慣の振り返りに役立つ

中学生の定期テストの結果は、毎日の勉強習慣の振り返りに役立ちます。

なぜなら、テスト対策の進捗度合やテスト結果を見れば、修得した知識が正しく身についているかどうか判断ができるからです。

中学生の定期テストは記述式の問題が出題されることも多いため、試験範囲の内容をきちんと理解しておく必要があります。

たとえば、国語の場合、自分の考えや結論に至った理由、社会であれば出来事が起こった背景などを自分の言葉で説明できるようにしておかなければいけません。

テスト当日までに十分な準備ができなかったり思ったような結果が得られなかったりするときは、日頃の勉強習慣に問題がある可能性が考えられます。早急な対策を講じることで、効率的に成績アップが望めるでしょう。

このように定期テスト対策の進み具合や結果を参考にすると、日ごろの勉強習慣の見直しができるため、より自分に合った学習スタイルが確立しやすくなります。

Tips!

テスト結果をもとにした判断例

・テスト勉強に時間がかかりすぎる→授業内容の理解が追いついていないかも!
・勉強しているのに点数が伸びない→学習方法が合っていないのかも!

このような場合は、学習時間を増やしたり、効率の良い学習方法を探したりと、何らかの対策を考えましょう

中学生の定期テスト対策は各教科の基礎を育てる

中学生の定期テスト対策にしっかり取り組むと、各教科の基礎的知識の定着度を上げられます。

中学校の学習は、高校進学後に学ぶ内容の基礎的知識、つまり、中学校で学んだ知識が身についていなければ、高校での学習についていけないおそれがあります。特に単元ごとに知識を積み上げていく数学や英語では、中学で学んだ知識の定着度合いが高校での成績を左右する可能性が高いでしょう。

多くの中学校では、定期テスト2週間前からテスト範囲を重点的に学習する「テスト週間」に入ります。特にテスト1週間前からは部活も停止するため、子どもは学習に専念できるでしょう。

テスト期間を利用して定期テスト対策を行う、効率的に基礎的知識を定着させることができます。苦手分野がある場合はこの期間を克服しておけば、高校でのつまずきを防げるでしょう。

中学生の定期テスト対策の4つのポイント

中学生の定期テスト対策には、以下の4つのポイントがあります。

定期テスト対策の4つのポイント
・定期テストの範囲を整理する
・定期テストの学習計画を立てる
・学習環境を整える
・試験前1週間は追い込みに使う

ポイントを押さえて学習を進めることで、効率的な対策を心がけましょう。

定期テストの範囲を整理しよう

試験日が近づいてきたら試験範囲を整理し、テスト試験発表後にいち早く学習に取りかかれる準備しましょう。

まず行うべきは、大まかな試験範囲の把握です。前回試験が実施されている場合は、その試験の範囲以降から現在学習中の単元までが次の試験範囲と予測できます。対応する教科書やノート、ワーク、授業中に配られたプリントなどをそろえておきましょう。

なお、定期テストは基本的に授業内で学んだ内容から出題されるため、新たに問題集や参考書を購入する必要はありません。

多くの学校では、試験日2週間前にテスト範囲の発表があります。事前に予測を立てて準備を進めていたとしても、テスト範囲が発表されたら必ず確認しましょう。

実はうっかり勘違いして学習を進め、試験直前になって焦るケースは少なくありません。特に期末試験では、教科によって中間試験の範囲も含まれる場合もあるため注意が必要です。

また、発表されたテスト範囲に沿って教科書やワークの該当箇所に付箋を貼り、テスト範囲が一目でわかるようにするなど、学習がスムーズに進むよう工夫しておくとよいでしょう。

定期テストの学習計画を立てよう

中学校の定期テストは範囲が広いため、無計画に勉強すると思ったように学習が進まないことがあります。テスト範囲が発表されたら、学習に取りかかる前に具体的な計画を立てましょう。

学習計画は、試験当日の2週間前から立てるのがおすすめです。学習計画を立てる手順は、以下を参考にしてください。

学習計画を立てる手順
①目標を明確にする
②やるべきことを書き出す
③1日ごとのスケジュールに割り当てる

学習計画は「目標設定」「実施項目の洗い出し」「スケジュールへの割り当て」の3ステップで進めます。

書き出すことも多いため、大きめの紙を2枚用意しておくとスムーズでしょう。

【①目標を明確にする】

学習計画を立てる際、まず行うのが目標設定です。「5教科で400点以上を目指す」「平均点70点を目標にする」など、具体的な数値を使った目標を立てましょう。前回結果が出ている場合は、目標得点の目安にするのもおすすめです。

ポイントは、あまりに実力とかけ離れた目標を立てないことです。いきなり「学年1位になる」「全教科90点以上取る」など、高すぎる目標を立てると、達成できなかったとき、モチベーション低下にもつながるので避けましょう。

【②やるべきことを書き出す】

目標を決めたら、テスト範囲表を参考にして、しなければいけないことをすべて紙に書き出してください。

漠然とした内容ではなく「国語の教科書〇~〇ページまでの漢字を暗記する」「数学のワーク〇~〇ページまで解く」など細かい項目まで落とし込みましょう。

「テスト範囲表だけでは、何をどれだけ学習すれば良いか分からない」という方は、以下に紹介する基本の学習方法を参考にしてください。

基本の学習方法

・教科書の内容を確認する

・ワーク(問題集)・プリントを解く※最低3周

・暗記する

中学校の定期テスト対策は、主に「教科書の読み込み」「問題演習」「用語や公式の暗記」の3つに分けられます。

特に、授業で使ったワーク(問題集)やプリントは3周は解いておきたいところです。1周目は全て解き、2周目以降は正解できなかったところに絞りながら進めていくと効率的です。

テスト対策は、主要教科、副教科を区別せず、まんべんなく行うのが理想です。なかには「主要教科の準備さえすればよい」「副教科は捨ててよい」と考えている方もいるかもしれませんが、それは危険な考え方です。多くの場合、内申点には副教科も含まれるため、しっかりやるべきことを確認し対策を立てておくのが肝心です。

【③1日ごとのスケジュールに割り当てる】

試験までにやるべきことが分かったら、1日ごとに割り当てていきます。1枚の紙にスケジュールを書き込むと、その日にしなければならない学習内容が一目でわかるため便利です。学習し終わった項目は消しこんでがんばりが目に見えるようにしておくと、モチベーションアップにも役立ちます。

ただし、無理な計画は挫折のもとです。以下の表で勉強時間の目安を確認しながら、余裕を持った計画を立てましょう。

●勉強時間目安

  平日 土日
2週間前 1~2時間 6~8時間
1週間前 4~5時間 6~8時間

試験2週間前は、まだ部活動が行われている時期です。部活をしている期間は、平日1~2時間の勉強時間を取るのが限度です。各教科の見直しや一度目のワークなどに時間を費やし、現状での苦手範囲はどこなのかをざっと把握しておきましょう。

1週間前になると部活動が停止するため、放課後の時間をしっかりと学習にあてられます。この時期を苦手範囲の克服などに使うのがおすすめです。

また試験前日はあまり詰め込みすぎないのもポイントです。睡眠不足による集中力低下を防ぐためにも、不安箇所の見直し程度にとどめ、早めに就寝できるように計画しましょう。

Tips!

表中のテスト勉強時間は、あくまで目安です。必要な学習時間は子ども理解度や学習の進捗度合によって異なるため、必要に応じて増減させましょう。

学習環境を整えよう

中学校の定期テスト対策には、学習環境の整備も欠かせません。限られた時間の中で効率的に学習を進めるためにも、以下を参考に集中力を維持する工夫を心がけましょう。

学習環境を整えるためにできること
・スマホやゲーム機、マンガなどを遠ざける
・学習スペースを片づける
・自宅以外での学習スペースをピックアップする

もしも学習スペースの近くに勉強の妨げになるようなものがあれば、事前に遠ざけておきましょう。特にスマホやゲーム機、マンガなど、勉強中につい手を止めて見入ってしまうようなものは要注意です。自室で勉強するのであれば、リビングへ移動させる、クローゼットにしまうなどして、目に入らないようにしましょう。

また学習スペースをざっと片づけるのもおすすめです。散らかった部屋で勉強すると、どうしても気も散りがちになってしまいます。勉強に集中できるよう整理整頓するのも、立派な試験対策です。

自宅での学習だと集中できないという場合には、図書館や塾の自習室など、学習に利用できる場所を事前にピックアップしておきましょう。

1週間前に振り返って追い込みをかけよう

試験1週間前からは、テスト範囲全体を振り返ります。

この時期にはほとんどの部活が停止するため、放課後の時間を重点的に勉強にあてられるようになります。

特に苦手科目や苦手な単元の対策にはまとまった時間を確保し、しっかりと理解を深めましょう。効率よく振り返りができるよう、この時期までに苦手箇所をピックアップしておくのもおすすめです。

テスト前に提出しなければいけない課題がある場合は早めに取りかかり、少なくとも3日前までには終わらせておきます。またテスト前日は、暗記項目や問題演習の最終チェック程度にとどめ、早めの就寝を心がけましょう。

各教科毎の定期テストの対策方法

中学校の定期テストで、重点的に学習すべきポイントや注意点は、各教科によって少しずつ異なります。

ここでは、以下の6項目に分けて教科ごとの対策方法を詳しく解説します。

・国語

・数学

・英語

・理科

・社会

・副教科

それぞれの教科の対策方法を事前に把握しておくと、より無駄のない対策ができるでしょう。

国語

●国語の学習方法

・漢字や古文単語・文法を暗記する

・教科書の音読

・授業ノートの見返し

国語の学習は暗記がメインです。現代文では漢字や熟語、古文・漢文では単語の意味や文法(活用法やレ点など符号の使い方)を、テスト範囲内のものは全て覚えておきましょう。一度にたくさん覚えるというよりは、毎日コツコツ取り組むと定着しやすいでしょう。

教科書に載っている長文は、音読しながら見返します。特に古文は読みの確認にもなるため、スラスラ読めるようになるまで何度か繰り返すとよいでしょう。現代文も声に出して読みながら、話のあらすじを確認します。

また授業で使用したノートやプリントは必ず確認しましょう。ノートやプリントにまとめられているのは、重点的に見返すべきポイントです。特に先生が「ここは大切」と言っていたところは、しっかりと押さえておきましょう。

数学

数学の学習方法

・公式を覚える

・ワークや問題集を解く

数学の対策では、問題演習を重視しましょう。もちろん公式の暗記も必要ですが、それだけでは不十分です。さまざまな問題に対応できるよう、公式の使い方を身につけるのが重要です。

具体的な方法としては、授業や宿題で使用したワークや問題集、小テストの問題をひたすら解くことが挙げられます。間違えたところは何度も繰り返し解き、理解しておくようにしましょう。

問題演習中に分からないところが出てきても、すぐに諦めずできるとことろまで解いてみましょう。自分の理解度が測れるだけでなく、本番で部分点を狙う練習にもなります。

英語

●英語の学習方法

・単語・文法を暗記する

・ワーク、問題集の解き直し

・音読

・教科書の和訳⇔英訳

英語の学習は、暗記や問題演習、音読、教科書の確認などやるべきことが多いのが特徴です。特に単語は、近年の学習要綱改訂で中学で覚えるべき数が大幅に増えているため、定期テストのタイミングで覚え漏れがないかチェックしながら進めるとよいでしょう。

音読はリスニングの練習にもつながります。ワークや問題集も音読しながら解くようにすれば、効率的に学習できるためおすすめです。

また教科書の内容は一文ずつ丁寧に確認するのが大切です。使われている単語に分からないものはないか、熟語が含まれているか、文法は何が使われているのかなどを、逐一確認します。テスト当日には、和訳、英訳の両方ができるように準備しておくとよいでしょう。

理科

●理科の学習方法

・用語・法則名・公式を暗記する

・ワーク、問題集を解き直す

・実験は、準備物・手順・結果・考えられる現象を関連付けて確認する

理科は、生物、化学などテスト範囲に含まれる分野によって学習方法が少しずつ異なります。生物の学習は、用語や現象の暗記がメインです。一方、化学は、暗記のほかに公式を使って計算したり、化学式を完成したりする練習をする必要があります。

また実験は手順や結果を覚えるだけでなく「結果から何が分かったか」という点も把握しておくと、自分の考えを説明するような問題が出ても対応できるでしょう。

社会

●社会の学習方法

・出来事や用語を暗記する

・資料集やプリントを確認する

・公民は時事問題を把握する

社会の定期テスト対策は、基本的に暗記です。しかし、暗記以外についてはテスト範囲の分野によって学習方法を変える必要があるため注意しましょう。

たとえば歴史を学ぶ場合、資料集や授業中に配られたプリントを使って、全体の流れや出来事が起きた背景などを理解することが重要です。地理では、教科書や資料集に載っているグラフや表から、地域や産業の特徴が読み取る力を養いましょう。

公民は、時事問題が取り上げられることもあります。新聞やネットを活用し、話題のニュースをチェックしておくとよいでしょう。

副教科

●副教科の学習方法

・用語や歴史を暗記する

・授業で使ったプリントを確認する

副教科の学習方法は、どれも暗記が基本です。教科書だけでなく、授業で使ったプリントも漏れなく確認しましょう。

また授業中に先生が話した内容から出題されることもあります。日頃から積極的に授業に参加し、重要だと感じた箇所はメモする習慣をつけるのも、テスト対策の一つです。

保護者が中学生の定期テスト時期に協力できること

子どもが定期テストに悩んでいたり、なかなか集中して取り組めていない様子を見たりすると「保護者として何かできることはないだろうか?」と感じる方も少なくないでしょう。

実は、保護者の協力は中学生の定期テスト対策に必要な要素の一つです。ただし反抗期を迎える子どもが多い中学生期では「どのように協力するか」も成果を出すためのポイントとなります。

ここでは、中学生の定期テストが行われる時期や、具体的な協力手段を紹介しているため、子どもをサポートする際の参考にしてください。

そもそも中学生の定期テストはいつから始まるのか

保護者が子どもの定期テストに協力する場合、まずは定期テストの日程を把握しておくことが大事です。

なぜなら、定期テスト対策を行ううえで「計画性」が非常に重要だからです。特に定期テスト対策に力を入れるのが初めての子どもや、計画を立てて勉強をしたことがない子どもの場合、あらかじめ保護者が日程を把握し、見通しをもってアドバイスしてあげるとよいでしょう。

中学校の主な定期テストは、「中間テスト」「期末テスト」「学年末テスト」の3種類です。テストの時期は学校のカリキュラム制度によって異なりますが、おおむね以下の日程で実施されます。

  テストの種類 実施時期
1学期 中間テスト 5月中旬~下旬
期末テスト 6月下旬~7月上旬
2学期 中間テスト 10月上旬~下旬
期末テスト 11月下旬~12月上旬
3学期 学年末テスト 2月下旬~3月上旬

表から、中学校では1ヶ月半~2ヶ月に1回ほどのペースで、定期テストが実施されているのが分かります。

ただし、学校によっては1学期の中間テストがなかったり、前期・後期の2期制でカリキュラムが組まれたりしていることもあります。正確なテスト時期を知りたい場合は、学校のHPなどで年間予定表を確認するのがよいでしょう。

保護者が中学生の定期テストで協力できること6つ

子どもの定期テスト対策として、保護者ができることは以下の6つです。

定期テスト対策で親ができること
・目標設定やスケジュール管理を手伝う
・スマホやゲーム機を預かる
・学習環境を整える
・丸付けの状況を確認する
・頑張っていることは褒める
・塾の利用を検討する

「中学生の勉強を手伝うなんて」と思う方もいるかもしれません。しかし実際は、保護者が子どもにしてあげられることは、意外にあります。積極的に動けば、子どもの理解度や評定のプラスになることも多いでしょう。

特に子どもが反抗期にさしかかる頃からは、あまり手を出しすぎないのも成績アップの秘訣です。過剰に干渉すると、反発して学習意欲が低下するおそれもあるため注意しましょう。

【①目標設定やスケジュール管理を手伝う】

目標設定やスケジュール管理の手助けは、子どもの定期テスト対策において保護者が手伝えることの一つです。

ただし、あくまでも目標を立てるのは子どもです。一から保護者が考えるのではなく、子どもの自主性を尊重したうえで、自分一人でも目標設定できる力を養うことが大切です。保護者は子どもの様子を見ながら、適宜アドバイスを送るようにしましょう。

【②スマホやゲーム機を預かる】

「近くにスマホやゲーム機があると集中できない」という子どもの場合、テスト勉強中に限り保護者が代わりにスマホやゲーム機などを管理するのも効果的です。あらかじめ保護者が預かっていれば、使いたい誘惑に打ち勝つ抑止力になるでしょう。

気を付けたいのは「保護者が勝手に取り上げないこと」です。子どもとの関係の悪化や、子どものモチベーション低下を避けるためにも、事前に話し合い子どもが納得したうえで行いましょう。

【③学習環境を整える】

家庭での学習環境を整えるのに新しく何かを買いたい場合は、保護者の出番です。

たとえば、長時間座っても疲れにくい椅子や広めの学習机、騒音対策の耳栓など、学習に役立つと判断できる場合は、購入を検討するのも一手でしょう。

【④丸付けの状況を確認する】

学習面でのサポートとしては、問題演習時の丸付け状況のチェックがおすすめです。実は、テスト対策として行った問題演習が間違っているのに丸にしてしまい、正しい知識が身についていないというケースはよくあります。

間違えたまま覚えてしまうとその後の学習に影響する可能性もあるため、保護者がしっかりとチェックしてあげるとよいでしょう。

【⑤頑張っていることは褒める】

定期テストというと、つい結果ばかりに目がいってしまいがちですが、プロセスを褒めてあげるのも大切です。

「自分ががんばっていることが認めてもらえている」と感じると、子どもは承認欲求が満たされます。「この調子でがんばればいい」とやる気アップにもつながるでしょう。

【⑥塾の利用を検討する】

中学生の定期テスト対策が家庭学習だけでは不十分だと感じる場合は、塾の利用を検討しましょう。

一口に塾といっても、それぞれに特徴や得意分野があります。子どもに合った塾を選ぶために事前に情報収集してあげるのも、保護者ができるフォローの一つです。

ただし、塾の利用も保護者の独断で決めてはいけません。子どもの意見も尊重しつつ、一緒に選ぶ姿勢を見せることが重要です。

【2024年】中学生向けのおすすめ英語塾14選!選び方のポイントや料金相場も徹底解説

中学生の定期テストの成績で60点以上は問題ないと言えるか?

「中学生の定期テストでは60点以上取れていればいいらしい」という話を耳にしたことはありませんか?中学校の定期テストは、60点前後の平均点を目指して作成されることが多いため、60点以上であれば安心と思っている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、なかには60点以上取れていても安心してはいけないケースもあります。ここではどんなケースで注意すべきなのかも解説しているため、状況に応じて対策の必要性を判断しましょう。

定期テストの平均点目安は大体60点ほど

中学生の定期テストにおける平均点は、一般的に60点前後といわれています。つまり、テストの難易度にもよりますが、60点以上取れれば上位半分に入っている可能性が高いと考えられるでしょう。

ただし、すべてのケースで平均点以上取れていれば安心というわけではありません。例えば、以下の表のような得点分布の場合、平均点以上得点できたとしても注意が必要です。

Aさん Bさん Cさん Dさん Eさん 平均点
80点 80点 70点 60点 10点 60点

この場合、Dさんは60点なため平均点と同等の点数が取れているといえます。しかしよく見ると、平均点60点という点数は、Eさんの獲得した10点の影響を大きく受けた結果なのが分かるでしょう。

そのため、順位で見ればDさんは上位50%には入っていません。また、今後Eさんの成績が伸びればさらに順位が下がるおそれもあります。

平均点60点というのは、あくまで目安の数字です。学力の程度を判断する際には、周囲の得点や学力模試の結果も併せて総合的に判断するとよいでしょう。

数学と英語の積み上げ科目で60点以下の場合は黄色信号

数学、英語といった知識を積み上げるタイプの教科では、60点以下の得点は黄色信号と捉えましょう。

なぜなら、積み上げタイプの教科では、各単元で学んだ内容が次の単元にもつながっているからです。

たとえば中学1年生の序盤に数学で学ぶ「正負の数(+や-の意味や使い方)」でつまずいてしまうと、、その後の発展的な計算問題は当然理解できないでしょう。

定期テストで60点以下の得点しか取れない場合、その単元の理解が足りないと考えられます。放置しておくと、その後のテスト結果や高校入試にも影響する可能性もあります。該当の単元を学び直すなど、早急な対策を心がけましょう。

中学基礎は高校受験から大学受験まで影響する

中学時期に定期テスト対策をがんばるのは、実は目先の点数や成績のためだけでなく、高校受験・大学受験を見据えたときにも非常に重要なことです。

ここでは、将来的な重要性を理解したうえで定期テスト対策に取り組むために、知っておくべき以下のポイントを紹介します。

定期テスト対策に取り組む際、知っておくべきポイント
・中学の勉強が学習の基礎になる
・苦手科目の対策は早めにすべき

「まだ中学生だから」と安易に後回しにしていると、高校受験・大学受験で非常に苦労することも考えられます。長期的な視点での重要性を理解し、適切な対策を講じて学力アップを目指しましょう。

中学の勉強が学習の基礎になる

中学で学ぶ主要5教科の基礎的な内容は、高校以降での学習の土台となるものです。

たとえば高校の数学や英語は、中学で学ぶ基礎知識を発展させたような内容を学びます。

国語や理科・社会でも、中学で習得した内容をもとにさらに深掘りするため、いずれの教科も基礎知識が身についていないと苦戦することが予想されます。

つまり、高校で順調に成績を伸ばすためには、中学での学習内容をきちんと身につけておくことが不可欠といえるでしょう。

高校での学習に影響するということは、大学受験に影響するということです。

中学生の段階で「大学受験」といわれても、ピンときにくい方も多いかもしれません。

しかし、長い目で見て、将来を左右するかもしれない内容を学んでいるということは、心にとめて学習に取り組むべきです。

苦手科目の対策は早めにしよう

定期テスト対策を通じて苦手科目が明確になった場合には、早めの対策をおすすめします。

基礎的な内容を学んでいる段階で「苦手だな」と感じる科目は、放置するとその後ずっと成績の足を引っ張りかねません。家庭学習の時間を増やしたり、それまでの勉強方法を変えたりして苦手克服を目指しましょう。

高校受験・大学受験を視野に入れている場合は、苦手科目や伸ばしたい教科だけでも塾の利用を検討するのも一手です。

実は中学生が特定の教科を苦手と感じる原因の一つとして、正しい学習方法が身についていないことが挙げられます。この場合、学習習慣や学習方法に関して手厚いサポートを提供してる塾を選べば、効率よく学習ができるようになるでしょう。また得意教科を作っておくと、受験合格への大きな武器となります。

将来的な進学を有利に進めるためには、早い時期から塾を利用し、苦手科目の克服や得意科目のさらなる高得点獲得を目指すのが効果的といえます。

Tips!

文部科学省発表の「令和3年度子供の学習費調査(※1)」によると、中学1年生で塾に通っている人の割合は、公立で57.8%、私立だと51.8%。半数以上の子どもが中学1年生から塾に通っていることが分かっています。

※1.出典:「令和3年度子供の学習費調査」(文部科学省)

中学生の定期テスト対策でおすすめの塾9選

中学生の定期テスト対策として塾を選ぶ場合におすすめなのが、子どもの理解度や個性に応じた細やかなフォローが受けられる個別指導塾です。

ここでは、特に注目すべき9校の塾を紹介します。

  お問い合わせ 校舎展開 授業スタイル 定期テスト対策 振替の可否 その他の注目ポイント
個別教室のトライ お問い合わせ 全国※オンライン指導可 1:1※専任制 ・学校ごと、生徒ごとの
定期テスト対策
〇(前日までの連絡で可) ・「トライ式学習法」
・無料映像授業「TryIT(トライイット)」
・自由度の高いスケジュール
 
個別指導の明光義塾 お問い合わせ 全国 1:3 ・カウンセリング×
授業×家庭学習サポート
・テスト返却後の振り返り
〇(教室で定めた期限までの連絡で可) ・生徒のレベルに合わせた
10段階学習法
・対話式授業
ITTO個別指導学院 お問い合わせ 全国 1:1~3 ・無料の月例テスト「ITTO模試」
・集中特訓テスト「テストターボ」
〇(前営業日までの連絡で可) ・学校の教科書に沿った授業
・塾生専用自習室あり
代々木個別指導学院 お問い合わせ 東京・神奈川
・埼玉・千葉
1:1~4 ・テスト2週間前からは
「テスト対策授業」
・テスト直前に
「無料テスト対策日曜勉強会」実施
※公立生のみ
・「認める・ほめる
・励ます指導」がモットー
臨海セミナー 小中学部 お問い合わせ 東京・神奈川
・千葉・埼玉・大阪
1:2(個別指導の場合) ・テスト2週間前からは
テスト対策授業が受けられる
・テスト前日に直前対策実施
×(ただし学校行事などが
理由の場合は可能な場合も)
・授業以外の個別補習を随時実施
・生徒に応じた課題
創英ゼミナール お問い合わせ 東京・神奈川 1:3~4 ・定期テスト前の
無料5教科サポート
・「一人ひとり主義」に基づく
丁寧な指導
・比較的手ごろな料金設定
個別指導WAM お問い合わせ 全国
※オンライン学習指導あり
1:1、2、4 ・テスト2週間前からの
対策授業
・定期テスト対策コースあり
〇(前日までの連絡で可) ・AI分析の結果を
学習指導に活用
・比較的手ごろな料金設定
ナビ個別指導学院 お問い合わせ 全国 1:2※複数担任制 ・苦手分野の反復
・オリジナルのプレテスト
・褒めて伸ばす
指導に定評あり
・成績保証制度
個別指導なら森塾 お問い合わせ 首都圏・静岡
・大阪・新潟
1:2が基本 ・定期テスト前に
無料特別授業実施
・「5科目対策システム」
× ・成績保証制度
・毎授業ごとに
「クリアテスト」を実施

それぞれの塾には、実施している定期テスト対策の内容や指導の際に重視しているポイントなどに特徴があります。

いきなり1校に決めるのではなく、比較検討した上で子どもに合った塾を選びましょう。

個別教室のトライ

個別教室のトライは、CMで知られる個別指導塾です。 120万人以上の指導実績を持ち、「トライ式学習法」に基づいた完全マンツーマンの指導を提供しています。

全国に直営教室を展開し、自宅や学校の近くで個別指導が受けられる便利さも魅力です。 「トライ式学習法」は、生徒が自分で説明することで理解を深める「ダイアログ学習法」、記憶を強化する「エピソード反復法」、偏差値向上を目指す「速読訓練」、学習後すぐに復習する「トライ式復習法」の4つのテクニックで構成されています。

さらに、120万人のデータを活用した「トライ式性格診断」により、生徒を9つのタイプに分類し、それぞれに適した指導を行います。

■おすすめのポイント

特徴①33万人の登録講師から、生徒と相性ピッタリの講師を選抜
特徴②講師と教育プランナーが二人三脚で「生徒&保護者」を徹底サポート
特徴③120万人の指導実績!トライ式学習法をもとにしたオーダーメイドカリキュラム

個別教室のトライでは、33万人の講師から厳選された、子どもにぴったりの講師が指導します。

また講師は専任制なので生徒一人ひとりに合った授業を受けられるのもおすすめポイントです。

1科目から受講可能で、専任の教育プランナーが一人ひとりに最適なカリキュラムを作成します。 授業スタート後も定期的に面談を行い、学習内容を見直していきます。

オリジナル学習法である「トライ式学習法」を取り入れているのも特徴の一つ。中でも「ダイアログ学習法」は授業で習った内容を講師に説明するアウトプット学習も行います。自ら説明することで実際の理解度が測れるので「わかったつもりでいたけど、身についていなかった」という事態を防げるでしょう。

受講日は毎週決まった曜日ではなく、都合に合わせて決められるので、部活との両立を目指したい人にもおすすめ。もしも都合が悪くなった際は、前日までの連絡で振替可能です。また1回15分程度の無料映像授業「TryIT(トライイット)」を利用すれば、隙間時間も有効活用できます。

■こんな人におすすめ

・講師との相性が心配
・何を勉強したらいいかわからない
・学習習慣を身につけたい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

個別教室のトライの料金は実際いくら?356名に聞いた授業料と季節講習費用を小中高別に解説

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個別指導の明光義塾

明光義塾は全国に教室を展開する個別指導塾です。

授業は子ども一人ひとりの学力や理解度に合わせて行われ、着実に学力を向上させることができます。

長年の指導実績に基づくオリジナル教材は、効率的な復習ができるオリジナルノートや、基礎から応用までを網羅したオリジナルテキストを含み、非常に充実しています。

さらにオンライン教材も豊富にそろっており、自宅でも明光義塾の学びを実現できる仕組みが整っています。

■おすすめのポイント

特徴①段階に応じた最適な問題演習。授業や家庭で効率的に学習できる
特徴②ノートの取り方から学べて主体性UP&対話型授業で考える力が身につく
特徴③通学中の学校に合わせた定期テスト対策や、英語4技能の対策が可能

明光義塾で重視するのは、生徒が自分の力で答えを導き出す力を養うような指導。たとえば問題演習中、講師はあえて生徒から一歩離れて見守り、必要に応じてギリギリのヒントを出し、自分で考える習慣を身につけさせます。

演習問題は「10段階学習法」に沿って生徒のレベルを10段階に分け、最適な難易度の問題を解かせるので、徐々に実力が向上していきやすいのが特徴です。

また授業だけでなく家庭学習の内容や方法もサポートしてもらえます。テスト1週間前までは部活などで忙しい場合も、上手に時間をやりくりしながらテスト勉強ができるでしょう。

■こんな人におすすめ

・苦手科目を克服
・内申点を上げたい
・目標を見つけたい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

明光義塾の料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

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ITTO個別指導学院

ITTO個別指導学院は、日本最大級の個別指導塾です。

完全なマンツーマン指導を特徴としており、これまでに培った豊富な実績とノウハウを生かして、生徒を志望校合格へと導きます。

調査団体による顧客満足度調査では10年連続受賞しており、高い評価を受けています。授業では学校の授業理解を主眼に置いており、苦手教科の克服や基礎の理解を通じて着実に学力を伸ばすことが可能です。

■おすすめのポイント

特徴①自宅から通いやすい個別指導
特徴②集中特訓授業「テストターボ」
特徴③塾生専用自習室あり

ITTO個別指導学院は、学校の授業内容をもとにした基礎理解や苦手教科の克服を重視しています。

個別指導に定評があり、全国に1,200校舎以上を展開しているため、通いやすい環境が整っています。

テスト3週間前からは集中特訓授業「テストターボ」が受講可能です。ほかの塾に比べても対策開始時期が早めなので、より余裕を持って準備ができるでしょう。

またこだわりの自習室が確保されているのもITTO個別指導学院の特徴です。授業スペースとは分かれた空間で集中して取り組めるので、環境を変えてテスト勉強を行いたい場合には非常に役立つでしょう。

■こんな人におすすめ

勉強の習慣を身につけたい
定期テストでよい結果を残したい
苦手な単元をじっくり勉強したい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

ITTO個別指導学院の料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

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代々木個別指導学院

代々木個別指導学院は、生徒の個性と自主性を尊重する塾です。

生徒一人ひとりの目標、学力、性格に合わせたオーダーメイドの「キミ専用カリキュラム」を提供し、ほかの進学塾では対応が難しい私立の中高一貫校の勉強にも対応可能です。

「認める・ほめる・励ます」指導を重視し、厳しい塾では続かないと感じる生徒にも最適です。

■おすすめのポイント

特徴①「認める・ほめる・励ます」指導がモットー
特徴②テスト2週間前からは「テスト対策授業」
特徴③テスト直前に「無料テスト対策日曜勉強会」※公立生のみ

代々木個別指導学院では、「認める・ほめる・励ます指導」をモットーに、生徒が前向きに学習に取り組むことを目指しています。授業では、できるまで指導する「反復学習」とわからないところまで戻って学習し直す「リターン学習」で漏れなく知識の定着を図ります。

また受講目的に合わせて希望の学習プランが選択可能。そのため定期テスト対策を受講目的に設定すると、長期的なフォローが受けられます。

さらにテスト2週間前からテスト対策授業を実施。テスト直前の日曜日には公立生を対象として「無料テスト対策日曜勉強会」も行っているので、安心して本番に臨めるでしょう。

■こんな人におすすめ

・自分のペースで学習を進めていきたい
・部活や習い事などのプライベートを両立したい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

代々木個別指導学院の料金は実際いくら?塾生116名に聞いてみた

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臨海セミナー 小中学部

臨海セミナーは、神奈川県を中心に280教室を展開する学習塾です。2024年7月時点で、多くの生徒が自宅や学校の近くで学習指導を受けることができる環境が整っています。この塾では、集団指導において1クラスあたりの生徒数を平均20名に抑えており、少人数クラスとなっているため、講師は一人ひとりの生徒にしっかりと目を配ることができます。

授業ごとの理解度は、確認テストや授業中の口頭確認を通じて講師が細かくチェックし、苦手科目の克服に向け、生徒と一緒に対策を考え、成績向上に必要な指導を繰り返し行います。

また教室での子どもの様子を定期的に電話で報告する体制があり、保護者も安心ですね。

■おすすめのポイント

特徴①講師が熱心。授業力、巡回講師と生徒による毎月の評価
特徴②神奈川県に強い。地元密着。膨大な入試情報力
特徴③すべての学校の入試体系に対応できる。公立高校志望の生徒でも私立高校志望の生徒でも最適な指導が可能(教材・カリキュラムを作成する専門部署や、入試情報をまとめる専門部署を設置)
特徴④レベル別クラス集団塾ながら、個別の苦手単元なども個別補講対応

臨海セミナーでは、一人ひとりの点数UPにこだわって授業を行っています。

生徒とのコミュニケーションを大切にする「共演型授業」では、講師からの「発問」を通じて、生徒は気づく力・考える力・解答する力を養うことができます。講師は定期的に授業スキルを研鑽しており、全ては生徒が学力を向上させ、志望校に合格するために行われています。

また臨海セミナー小中学部は神奈川県を中心に教室を展開しているため、横浜翠嵐高校や湘南高校をはじめとする難関校対策に強いのも特徴です。最新の入試情報を収集・発信しており、地域の学校のテストの出題傾向を分析して定期テスト対策もじっくり行っています。

さらに1クラス平均20名の少人数クラスで、先取り学習を中心に年間カリキュラムが組まれています。授業開始時間は部活動と重ならない時間帯に設定され、万が一欠席した場合も補習を実施するなど、学校行事や部活動と両立しやすい環境が整っています。

■こんな人におすすめ

・トータルな意味での教育を塾に求める
・神奈川で塾を探している

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

臨海セミナーの料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

創英ゼミナール

創英ゼミナールは神奈川県で個別指導専門塾を運営し、地域密着型の運営により高い合格実績を誇ります。大学受験の現役合格率は95.6%、高校受験の第一志望校合格率は91.3%です。授業スタイルは3~4人の生徒に1人の講師が指導する形式で、生徒は自分の得意・不得意に合わせた指導を受けつつ、ライバルとの緊張感も感じられます。また時間や科目を選べる柔軟性のある「オーダーメイドの学習計画」を提供しており、月謝は低価格設定で効果的かつ効率的な学習を提供しています。

■おすすめのポイント

特徴①神奈川を中心に首都圏最大規模の教室数。地元の学校の傾向や対策を把握!
特徴②定期テストは4段階の手厚いサポート。直前には無料の定期テスト対策ゼミも
特徴③個別指導でありながら、月謝5,225円(税込)~と通いやすい料金

創英ゼミナールは「一人ひとり主義」に基づいた丁寧な指導に定評がある塾。授業中は講師がつきっきりで生徒を指導します。

今回比較した塾の中では、月々の費用目安が最も手軽なのもポイント。また受講科目に関わらず5教科分の教材が受け取れるので、苦手科目以外は自分で学びを深められます。

定期テスト前は無料の5教科サポートが受けられるのも魅力の一つ。受講科目以外の対策もできるので、非常に心強いでしょう。

■こんな人におすすめ

・勉強の仕方がよくわからないが神奈川・東京での進学を考えている
・定期テストの対策をして点数UPをはかりたい
・個別指導の中でも、できるだけ費用を抑えて効果を上げたい
・習い事と両立したい
・曜日や時間、科目数を自由に選びたい
・映像授業で自分のペースで勉強したい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

創英ゼミナールの料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

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個別指導WAM

個別指導WAMは、20年以上の歴史を持つ完全個別指導型の学習塾です。 成績プラス20点保証を掲げ、確かな学力向上を実現しています。

個別指導WAMの大きな魅力の一つは、AIを活用した個別指導にあります。 AIが子どもの弱点を徹底分析し、弱点を完全克服するオーダーメイドカリキュラムを作成します。

また個別指導は子ども一人ひとりに最適化されており、学習習慣の習得から定期テスト対策、難関校受験まで幅広い目的・目標に対応しています。

■おすすめのポイント

特徴①オンライン学習指導に対応
特徴②AI分析の結果を学習指導に活用
特徴③テスト2週間前からの対策授業
特徴④定期テスト対策コースあり

個別指導WAMは、全国に教室を展開するほか、オンライン学習指導にも対応している塾です。地方に住んでいても教室が見つけやすいうえ、近くに通える校舎がなくても、通学と同等の指導が受けられるのはメリットといえるでしょう。

AI分析を活用し、過去の学習履歴から苦手分野や弱点の対策を行う点も特徴的。データをもとにした学習ができるので、短期間で成果が出やすいのも魅力です。

定期テスト対策としては、テスト2週間前から対策授業を実施。また定期テスト対策コースも用意されているので、受講すればテスト前になって急に焦る心配もないでしょう。

■こんな人におすすめ

・近くに通える校舎がない
・短時間で成果を上げたい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

個別指導WAM(ワム)の料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

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ナビ個別指導学院

ナビ個別指導学院は、講師1人対生徒2人の個別指導塾です。

教科ごとに同じ講師が担当する「複数担当制」を採用しており、生徒一人ひとりの学習状況を把握し、積極的なサポートを提供しています。

授業は予習方式で行われるため、学校の授業についていくことができ、授業中にわからないところでつまずくことが少なくなります。

このように、学校の授業の理解度を重視することで、確実に定期テストの点数アップを目指します。

■おすすめのポイント

特徴①予習向けに開発された教科書別オリジナルテキストで、学校の授業の理解が深まる
特徴②授業だけでなく自習対応や家庭学習も含めた総合的なサポート
特徴③保護者が関わりやすくなる面談、レポート、アプリなどのきめ細かい情報共有

ナビ個別指導学院では、教科ごとの複数担任制をとっています。複数科目を学ぶ際には、各教科ごとに担当講師がつくので、より集中的なフォローが受けられるでしょう。

定期テスト前の授業では、苦手分野に絞った反復学習が可能。またテスト直前にはオリジナルのプレテストが受けられるので、本番の予行演習としても役立ちます。さらにナビ個別指導学院には成績保証制度が用意されているのも特徴の一つ。入塾後3回以内のテストで+20点以上が達成できなければ、その後1学期間の授業料が無料になります。

■こんな人におすすめ

・苦手科目が複数の教科にわたる
・本番に近い定期テスト対策がしたい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

ナビ個別指導学院の料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

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個別指導なら森塾

個別指導なら森塾は、全国に200校舎以上を展開する学習塾で、東京・埼玉・千葉・神奈川・静岡・茨城・新潟で広く活動しています。

最大の特徴は、「講師1人に生徒2人までの個別指導」と「1科目20点以上アップを約束する成績保証制度」です。これにより学校成績の向上を目指す生徒たちに人気です。

もう一つの魅力は、そのリーズナブルな価格設定です。 生徒一人ひとりの学習目的や課題に合わせた個別指導を提供しつつ、授業料は他塾と比べて圧倒的にお得です。

■おすすめのポイント

特徴①毎授業後に「クリアテスト」実施
特徴②定期テスト前に無料特別授業実施
特徴③「5科目対策システム」利用可
特徴④成績保証制度

個別指導なら森塾は、定期テスト対策に定評のある塾です。毎回授業の最後には「クリアテスト」を実施し、習熟度をチェック。もしも不合格の場合は無料の「特訓部屋」でできるようになるまで指導が受けられます。

テスト前には無料特別授業を実施。お笑い芸人を起用した学習動画が無料で視聴できる「5科目対策システム」を活用すれば、受講科目以外も楽しみながら学べるでしょう。

また成績保証制度の要件を満たせば、入塾時60点以下の場合は+20点、60点以上なら80点以上を2学期以内に達成できない場合、3学期目は無料で指導が受けられます。

■こんな人におすすめ

・定期テストの点数を上げたい
・苦手科目克服
・早めに大学受験を受けたい

費用についてはこちらの記事を参考にしてください。

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まとめ

中学生の定期テスト対策は、高校入試に深く影響するほか、学習習慣や基礎的知識の獲得のためにも重要です。

都道府県や受験校によっては、中学1年生からの評定がすべて判断材料に含まれることもあるため、注意が必要です。少なくとも試験費の2週間前からはテスト勉強を開始し、計画的に進めていくことが大切です。

もしも「定期テストの勉強法が分からない」「授業に付いていけず得点が伸びない」などの悩みを抱えているのであれば、塾の利用も検討してみましょう。各塾はマンツーマン指導、定期テスト対策など、定期テストに関する学習がスムーズにできるよう、工夫を凝らしています。

無料体験を実施している場合も多いため、気になる塾が見つかったら、ぜひ一度問い合わせてください。

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塾選(ジュクセン)編集部

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塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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