おすすめの定期テスト勉強法!評定4.9を達成した高得点を取るコツ
編集部
塾選(ジュクセン)編集部
本記事では定期テストの勉強法について具体的に解説しています。実際に高校時代に評定4.9を獲得した定期テストの勉強方法について紹介しているので、ぜひこの記事を参考に定期テストの勉強にお役立てください。
「自己流で定期テスト対策をしているけど、なかなか結果が出ない」
「定期テスト対策が得意な人におすすめの勉強方法について教えてほしい」
こんな風に考えてこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。
そこで今回は定期テストの勉強法について、4つのステップとともに具体的に何をすればよいかお伝えしていきます。また4つのステップとは別に科目別の対策についても記載しました。
定期テスト対策の4ステップ
ステップ1:出題範囲を把握しよう
ステップ2:わかることとわからないことを整理しよう
ステップ3:わからないことを徹底的になくそう
ステップ4:わからないことがなくなったのかもう一度確認しよう
この勉強法での目標は「効率よくわからないことはわかるようにすること」です。
ステップ1~ステップ4はわからないことを整理して、わかるまで解くというシンプルなものですが、とても大事な考え方になります。
定期テストというのは基礎をしっかりと理解していれば60点~80点は狙うことができるテストです。
この記事で紹介する勉強方法を参考に定期テスト対策を行っていきましょう。
この記事でわかること
・80点を目指せる定期テストの勉強法
・各科目ごとの勉強方法
・定期テスト対策はいつからすればよいのか
・定期テスト対策が得意な塾10選
それではぜひ最後までご覧ください。
80点を目指せる定期テストの勉強法
定期テスト対策の4ステップについて解説をしていきます。
この章は定期テスト対策としてのキホンであり、この考え方がないと大きな敵に挑む気持ちになり挫折してしまうことになりかねません。
まず何をどれくらい勉強すればよいのかをしっかりと知ることができれば、効率的に高得点を狙える可能性が高まってきます。
ステップ1:出題範囲を把握しよう
まず最初にやるべきことは、
出題範囲をきちんと把握すること
です。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、最初に「どこに向けてどのくらい勉強すれば、80点を狙うことができるか」を把握し、逆算して考えることが大事です。
ただし、これはあくまで定期テスト対策に限っての話です。受験では広い出題範囲から問題が出されるため、予備校や塾で対策を行い、時には参考書で自ら勉強するなど広く勉強することが求められます。
ですが定期テストでは、「範囲が決まっている」ことを強く念頭に置くことから始めましょう。
そして学校の講師は、授業の延長線として定期テストを行うことを最初の授業よりもっと前から計画しているはずです。
そのため計画的に進められた授業の範囲の中から出題されます。つまりは難しく考えず、あくまでこれまでの授業範囲からしか出ないことを想定し、そこから効率的な勉強方法を考えていきましょう。
ステップ2:わかることとわからないことを整理しよう
出題範囲の整理が終わったら、今度はわかることとわからないことを整理しましょう。
具体的には
「出題範囲の問題になりそうな箇所を全て赤ペン(オレンジペン)で書き出してみる」
ことです。
例
問1:次の単語の和訳を答えよ
apple→リンゴ
desk→机
math→数学
time→時間
より具体的にいうと、定期テストの範囲で出題しそうな箇所を赤ペンで書き出す、またはマーカーを引いて赤シート(暗記シート)で見えなくし、自分で簡易テストを作ってみましょう。
用意するものは
・ノート
・赤シート(暗記シート)
・オレンジペン
赤シートの理由は何度もテストを行えるようにするためです。そのため赤色のペンを使用することをおすすめします。
「自分で作ったら答えわかっちゃうよ」との声が聞こえてきそうですが、それならそれで勉強が進んでいる証になります。
勉強はわからないことをわかるようにすることがゴールです。
わかることを何度もやっていては時間のロスにつながりかねません。
このテストを作ることでテスト範囲の復習にも役立ちます。
赤シートで問題を作った時は覚えていても、数日経てば忘れてしまうこともあるでしょう。
しかし赤シートで一度問題を作ってしまえば、復習する時も効率的に復習することができます。
この赤シートで出題範囲をまとめる方法は定期テストのみならず、勉強全般に役に立つものです。
まずは赤シートや赤ペンを活用して、定期テストの出題範囲をまとめてみましょう。
日頃からテスト対策を意識して板書ノートを赤ペンしておくと、さらに効率よくテスト勉強をすることができますよ。
ステップ3:わからないことを徹底的になくそう
ステップ2でわかるものとわからないものの整理が進んだかと思います。そこから先はひたすらにわからなかったものをわかるようにしていく作業です。
理系科目のポイントは「理解しているかどうか」です。
ステップ2をやってみて、自分で作ったテストで覚えていた計算式と覚えていなかった計算式があるかと思います。
覚えていなかった計算式は、理解ができておらず頭に定着していなかったと考えましょう。
その時はまず、覚えていなかった数式の説明を教科書で確認します。
そしてそれでもわからない時に、ノートを見てみましょう。
「なるほど」と思った内容、ノートの手が止まった箇所など、どこでわからなくなったか調べてみましょう。
それでも、わからない場合は当然あると思います。その時に保護者や、もし通っていれば塾の講師を頼って、どうわからないか説明できるかどうか、30秒でよいので考えてみてください。
第三者的目線でその計算式を捉えることで、意外と整理できたりする場合もあります。
問題を作る→テストする→教科書を見る→ノートを見る→30秒考える→保護者か塾の講師に聞いてみる、です。
わからないことはあって当然、ひとつひとつわかるようにしていきましょう。
また覚えていた計算式については、例題でもよいので答えを隠して、その計算式を使った教科書の問題を解いてみましょう。解説まで頭に入っていることがわかればより理解が深まります。
続いて文系科目についてです。
暗記系が中心かと思いますが、理系が「理解」に対し、文系科目は「流れ」を意識しましょう。
例えば定期テストの英語における出題範囲に、可算名詞か不可算名詞かどうかを問う問題があるとします。これは暗記で覚えることは可能ですが、流れを頭に入れることでグッと時間が短縮できます。あくまで暗記ですが、いかに流れを頭に入れて暗記できるかが大事です。
不可算名詞で暗記困難の代表格といえば「furniture=家具」でしょうか。
家具は一見数えられそうですが、具体的で決まった形があるかどうかに左右されます。
つまり話者が具体的な形を想像しているかどうか。
さまざまに形を変えるものは数えられないと考えましょう。すなわち種類を表すものは数えられない単語であり、家具は椅子やテーブル、タンスや照明など大きな種類の総称です。
同じくfoodも不可算名詞となります。これも同じ理由で、パンやお寿司、ピザ、おにぎり全てが食べ物です。
種類に該当するためこれも数えられないのです。
このようにして、日本語の漢字になんとなく意味があるように感じることができるように、英語にもグループ分けが存在しています。
なぜ覚えられなかったか、それをステップ2で明確にし、その理由をこうして探していきなくしていきます。
その際も教科書を使いましょう。単語といえど講師に教えてもらう際には、例えばさきほどの例でいえば”可算名詞とは”という授業で教わっているかと思います。理系と同じくノート→30秒考える→保護者や塾の講師に聞いてみる、でよいでしょう。
最後にステップ4です。
ステップ4:わからないことがなくなったのかもう一度確認しよう
ステップ4です。ステップ2で作ったテストをもう一度やってみましょう。
1回目のテストでわかっていたことが、教科書で復習しているうちにわからなくなっていた経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
わかることとわからないことは、あやふやで当然です。この作業を繰り返していくうちに自分が本当にわからないこと、いわゆる苦手なものが見つかってきます。それと同時に得意なことも見つかってくるのです。
そして
「自分はこれが苦手だから回数を多く勉強しよう、これは得意だから確認の回数は減らしても大丈夫そう」
「バスの時間は15分だから古文の単語10個でちょうどいいな」
「ご飯できるまで40分あるな、よし苦手な物理の力学もう一回教科書見てみるか」
など、どのくらい苦手かを赤シートテストでチェックすることで、そこに割く時間をなんとなく想定できるようになったら、勉強を楽しいと思えるきっかけになるかもしれません。
確かに、最初のテストを作る作業は少しつらい作業かもしれません。ですがただ書き写すだけと割り切りましょう。そこから先は、赤シートをめくった時に、思ったとおりの正解が自分の字で書かれているクイズ形式を楽しめます。
次は細かな苦手をなくすために必要な科目ごとの対策について見ていきます。
国語、数学、英語、社会、理科の5科目について見ていきますので、特に苦手な科目だけでも参考にしてみてください。
各科目ごとの勉強法
この章では各科目ごとの勉強方法について詳しく解説をしていきます。
ぜひこの章を参考に各科目ごとの対策にお役立てください。
国語
まず国語は現代文と古文、漢文に分かれます。
まず現代文についてです。
現代文は出題範囲、つまり授業で講師と読解を進めた内容を何度も何度も読んでみるようにしてください。同じ日本語ではありますが、学校の国語の授業で扱う文章ですから特に正しい日本語が使われているはずです。小説でも評論文でも随筆でも、その現代文をしっかりと読み込むことがまず大きな勉強です。
そのうえで、講師が読解をする際にあげていた内容はなんだったかノートにまとめていればそれを読みましょう。
この繰り返しを3回やってみることで、書き出した内容に自分で納得することができれば勉強はかなり進みました。あとは回答時に漢字の書き間違いがないよう、知らない漢字がないか赤シートで書き出しチェックしてみてください。
現代文は授業の理解がとても大事な科目です。想像はできるかと思いますが、現代文全てをオレンジのペンでノートに書いてもあまり効率的ではありません。
次は古文についてです。
赤シートチェックに入れる項目は、
・活用形
・単語
・助詞
です。
日本語とはいえ昔の日本で使われていた言葉のため、違う言語だと捉えましょう。そのため対策は練りづらいというのが本音です。わかりそうでわからない言葉や意味も多く登場します(例えば、反語が大きな肯定を意味するなど)。
おすすめは、古文の出題範囲の日本語訳を一度全て暗記してみることです。
そして定期テストの出題範囲の中から、講師はどんな出題をしてきそうか考えてみましょう。今回が期末テストなら、中間テストでどういった問題が出されてきたか参考にしてみましょう。
また日本語訳をされた文章を覚えたら、登場人物の感情の動きや主張のある箇所を押さえておいてください。さきほど現代文の話で、正しい日本語の読解を3回書き出すことがおすすめとお伝えしましたが、それは文章の難解さから由来するものです。そして読解とはどういうことかを現代文でつかんでおいておけると古文の読解はスムーズです。
古文は現代語に訳すことを目的としているため、物語の切り替わる瞬間は読みやすい傾向があります。そこをつかんでおき、あとは出題範囲の活用形、単語、助詞をきちんと覚えて点数を拾っていくようにしましょう。
高校、大学受験と進んだ際には初めての古文の文章で読解や、古文の文法や単語を使った回答を求められることはありますが、中学の定期テストではそこまで難しく考えすぎずに捉えてください。
次に漢文についてです。
赤シートチェックに入れる項目は
・出題範囲の漢字の意味
・符合
漢文は、漢字が並んだ暗号のように見えるかもしれません。ですがその漢字の意味さえ読み解くことができれば、古文よりかは日常的に使っている日本語に近いです。その際にどういった順番でその漢字を読んでいけばよいか指示を出してくれる記号が、符合と呼ばれる「レ点」に代表されるものです。
出題範囲の漢字の意味を知る→符合を覚える→符合の合図どおりの順番で読んでみる→わからない漢字や符合、そもそもの訳された日本語を調べる
を繰り返していきましょう。
数学
続いて数学です。
赤シートチェックに入れる項目は
・数式
小学校では数字を足したり掛けたりする四則演算に重きをおいた学習をされたかと思います。
中学生でももちろん四則演算は大事です。そこから発展して四則演算を用いた数式を使った証明が求められるようになります。
証明とは例えば1+1=2であることを理論的に説明することです。
高校生になれば、数学も細分化され勉強するものとしないものまで分かれます。
その基礎を中学では作っていきます。
赤シートチェック項目に記載したのは数式のみですが、それには理由があります。
「定期テスト対策では、数式を覚えているだけでも点数を拾うことができるから」
です。
数学の出題範囲が仮に証明を求められる内容であった場合、回答欄は広くて7cmほど設けられています。得意なパターンを一つでも作っておくことで、その回答が満点ではなくても部分点をもらうことができます。
また出題範囲の問題は繰り返し解きましょう。定期テストは授業の延長線上であるため、似た問題を探し回答を試みるよりかは、受験のことは一旦考えない割り切りが大事です。
数式を覚える→理解する→定着させる
の繰り返しでいきましょう。
英語
次に英語です。まずは赤シートで覚えることから見ていきましょう。
赤シートチェックに入れる項目は
・英単語
・文法
です。
英語の定期テスト対策は、まず出題範囲全ての英単語をまるっと暗記していきましょう。
暗記といっても膨大な量になると思います。ステップ3でもお話したコツは「流れ」です。
「furniture」の例を見ていきましたが違う例でいうと、「en」が頭についているとその後ろの言葉からヒントを探る(「en」+「joy」=「enjoy」)などです。
少しでも英単語を覚えるヒントを講師が話していたら、それを活用することをおすすめします。
と同時に文法が大事になります。例えば「that=あの」としか覚えていなければ、出題範囲に関係代名詞という文法があった場合に答えることができなくなり、英文の読解もうまくいかなくなります。
ですので、文章を構成する単語と、それら単語がどう並んでいるかを読み解く文法もセットに覚えていきましょう。
そして教科書の、一度授業で扱った英文を読むことができるかどうか挑戦してみましょう。
ここでも大事なことは、授業で扱った教科書の文章を読むことです。理由は定期テストはそこからしか出ないからです。
単語をあればルールとともに覚える→文法を覚える→教科書の英文を読む
一見するとシンプルですが、時間を要する作業です。違った国の言語と向き合うわけですから、慣れることを勉強のゴールと捉えると同時に、定期テストの点数を取ることを目的としましょう。
社会
赤シートチェックに入れる項目は
・歴史:問題に日本史と世界史の起きた出来事の名称、答えにその内容
・地理:出題範囲の場所や首都の名前
・公民:制度の名前を見て内容をいえるかどうか
歴史・地理・公民に大別されます。いずれも高校生になった時に詳しく学ぶ歴史や政治経済などの基礎となります。さらに現代の身の回りでどういうことが起きているのか、そしてそれはどういう成り立ちで起きているかを知る科目です。
ここではステップ2でもお話した「流れ」がとても重要になってきます。
しかし、最初から流れを詰め込もうとすると整理ができなくなってしまいかねません。
そこでまずは暗記で、知っている箇所を増やすことがコツです。
その後に流れを理解することで、定着につながってきます。
理科
赤シートチェックに入れる項目は
・出題範囲の暗記項目
・計算式
理科については物事が動く仕組みや植物がどう育つかなど、学問の性質上学習の幅が広く頭を悩ませがちです。
中学の理科は、高校生に上がった際の基礎知識をつける場だと捉えましょう。
つまり、暗記が多いということです。
計算式が出題範囲にあれば、計算式は理解して暗記した式を使って回答する問題のため、高得点が狙いやすいです。
中学の理科の定期テストでは暗記が多くを占めます。教科書を見ながらどういう違いなのか理解しながら何度もテストし、わからないところを減らしていくようにしましょう。
定期テストは遅くとも2週間前から勉強を始める
ここまでは勉強法を見ていきました。
次は、いつから定期テスト対策を始めるかです。
定期テストの勉強は遅くても2週間前、つまり14日前から始めましょう。
科目は5教科とし、想定する勉強時間について計算します。
(1)それぞれの科目に自分用の出題範囲のテストを作る、10分×5科目=50分
(2) 苦手を復習する、10×5科目=50分
(3) テストを行う、5分×5科目=25分
(4) スキマ時間にテストを行う、5分×3回×5科目=75分(1時間15分)
(5) (2)〜(4)を3周=450分(7時間30分)
合計650分(10時間50分)
初日で(1)を全て終わらせるのは大変ですが、書き写すだけの感覚でパパッと終わらせてしまいましょう。
移動時間での勉強も含めて、1日1時間もない程度の勉強時間で定期テストを迎えるとすると、
残りは13日間で終わる計算です。
それも移動時間での勉強を含むので、実際に勉強机に向かう時間はさらに少なくすることが可能になります。
以上が2週間、つまり14日前から対策が必要であるとお伝えした理由でした。
テスト対策は塾と一緒にするという手もある
ここまでが自ら行う勉強法についてでした。やっぱり自分で勉強することは難しい、という人は塾で聞いてみるのも一つの手です。
塾の講師は勉強を教える経験に優れた方たちばかりです。相談にも親身に乗ってくれることでしょう。
本当にテストの点数を上げたいと思ったら、しっかりとプロに頼って定期テストの対策をするのが安全策といえます。
特に高校受験の場合は、内申点が入試の合否に3割ほど影響することが多いです。
大学受験においても私立大学では合格者の半分以上が推薦入試による合格者であり、定期テストの重要性は高まるばかりです。
勉強が得意な子どもであれば、自分なりの学習方法や何が苦手かを自己分析する力も長けているでしょう。
しかし何がわからないのかわからないといった状態の子どもにとっては、プロ目線で客観的な指導をしてもらうことで、より短期間で結果を出しやすくなります。
高校受験にとっても、大学受験にとっても重要な学校の定期テストで失敗しないためにも、ぜひ学習塾を活用して定期テスト対策をすることを検討してみてください。
もし子どもにとってどの塾がよいのかわからないという場合は、次章で定期テスト対策が得意な塾を10選紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
定期テスト対策が得意な塾9選
お問い合わせ | 校舎展開 | 授業スタイル | 定期テスト対策 | 振替の可否 | そのほかの注目ポイント | |
---|---|---|---|---|---|---|
個別教室のトライ | お問い合わせ | 全国 ※オンライン指導可 |
1:1 ※専任制 |
・学校ごと、生徒ごとの 定期テスト対策 |
〇 (前日までの連絡で可) |
・「トライ式学習法」 ・無料映像授業 「TryIT(トライイット)」 ・自由度の高いスケジュール |
個別指導の明光義塾 | お問い合わせ | 全国 | 1:3 | ・カウンセリング×授業× 家庭学習サポート ・テスト返却後の 振り返り |
〇 (教室で定めた期限までの連絡で可) |
・生徒のレベルに合わせた 10段階学習法 ・対話式授業 |
ITTO個別指導学院 | お問い合わせ | 全国 | 1:1~3 | ・無料の月例テスト 「ITTO模試」 ・集中特訓テスト 「テストターボ」 |
〇 (前営業日までの連絡で可) |
・学校の教科書に沿った授業 ・塾生専用自習室あり |
代々木個別指導学院 | お問い合わせ | 東京・神奈川・ 埼玉・千葉 |
1:1~4 | ・テスト2週間前からは 「テスト対策授業」 ・テスト直前に 「無料テスト対策日曜勉強会」実施 ※公立生のみ |
〇 | ・「認める・ほめる ・励ます指導」がモットー |
臨海セミナー 小中学部 | お問い合わせ | 東京・神奈川・千葉・ 埼玉・大阪 |
1:2 (個別指導の場合) |
・テスト2週間前からは テスト対策授業が受けられる ・テスト前日に 直前対策実施 |
× (ただし学校行事などが 理由の場合は可能な場合も) |
・授業以外の個別補習を 随時実施 ・生徒に応じた課題 |
創英ゼミナール | お問い合わせ | 東京・神奈川 | 1:3~4 | ・定期テスト前の 無料5教科サポート |
〇 | ・「一人ひとり主義」に 基づく丁寧な指導 ・比較的手ごろな料金設定 |
個別指導WAM | お問い合わせ | 全国 ※オンライン学習指導あり |
1:1、2、4 | ・テスト2週間前からの 対策授業 ・定期テスト対策 コースあり |
〇 (前日までの連絡で可) |
・AI分析の結果を 学習指導に活用 ・比較的手ごろな料金設定 |
ナビ個別指導学院 | お問い合わせ | 全国 | 1:2 ※複数担任制 |
・苦手分野の反復 ・オリジナルの プレテスト |
〇 | ・褒めて伸ばす指導に 定評あり ・成績保証制度 |
個別指導なら森塾 | お問い合わせ | 首都圏・静岡・ 大阪・新潟 |
1:2が基本 | ・定期テスト前に 無料特別授業実施 ・「5科目対策システム」 |
× | ・成績保証制度 ・毎授業ごとに 「クリアテスト」を実施 |
個別教室のトライ
個別教室のトライは、CMで知られる個別指導塾です。 120万人以上の指導実績を持ち、「トライ式学習法」に基づいた完全マンツーマンの指導を提供しています。
全国に直営教室を展開し、自宅や学校の近くで個別指導が受けられる便利さも魅力です。 「トライ式学習法」は、生徒が自分で説明することで理解を深める「ダイアログ学習法」、記憶を強化する「エピソード反復法」、偏差値向上を目指す「速読訓練」、学習後すぐに復習する「トライ式復習法」の4つのテクニックで構成されています。
さらに、120万人のデータを活用した「トライ式性格診断」により、生徒を9つのタイプに分類し、それぞれに適した指導を行います。
■おすすめのポイント
特徴①33万人の登録講師から、生徒と相性ピッタリの講師を選抜
特徴②講師と教育プランナーが二人三脚で「生徒&保護者」を徹底サポート
特徴③120万人の指導実績!トライ式学習法をもとにしたオーダーメイドカリキュラム
個別教室のトライでは、33万人の講師から厳選された、子どもにぴったりの講師が指導します。
また講師は専任制なので生徒一人ひとりに合った授業を受けられるのもおすすめポイントです。
1科目から受講可能で、専任の教育プランナーが一人ひとりに最適なカリキュラムを作成します。 授業スタート後も定期的に面談を行い、学習内容を見直していきます。
オリジナル学習法である「トライ式学習法」を取り入れているのも特徴の一つ。中でも「ダイアログ学習法」は授業で習った内容を講師に説明するアウトプット学習も行います。自ら説明することで実際の理解度が測れるので「わかったつもりでいたけど、身についていなかった」という事態を防げるでしょう。
受講日は毎週決まった曜日ではなく、都合に合わせて決められるので、部活との両立を目指したい人にもおすすめ。もしも都合が悪くなった際は、前日までの連絡で振替可能です。また1回15分程度の無料映像授業「TryIT(トライイット)」を利用すれば、隙間時間も有効活用できます。
■こんな人におすすめ
・講師との相性が心配
・何を勉強したらいいかわからない
・学習習慣を身につけたい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
個別教室のトライの料金は実際いくら?356名に聞いた授業料と季節講習費用を小中高別に解説
個別指導の明光義塾
明光義塾は全国に教室を展開する個別指導塾です。
授業は子ども一人ひとりの学力や理解度に合わせて行われ、着実に学力を向上させることができます。
長年の指導実績に基づくオリジナル教材は、効率的な復習ができるオリジナルノートや、基礎から応用までを網羅したオリジナルテキストを含み、非常に充実しています。
さらにオンライン教材も豊富にそろっており、自宅でも明光義塾の学びを実現できる仕組みが整っています。
■おすすめのポイント
特徴①段階に応じた最適な問題演習。授業や家庭で効率的に学習できる
特徴②ノートの取り方から学べて主体性UP&対話型授業で考える力が身につく
特徴③通学中の学校に合わせた定期テスト対策や、英語4技能の対策が可能
明光義塾で重視するのは、生徒が自分の力で答えを導き出す力を養うような指導。たとえば問題演習中、講師はあえて生徒から一歩離れて見守り、必要に応じてギリギリのヒントを出し、自分で考える習慣を身につけさせます。
演習問題は「10段階学習法」に沿って生徒のレベルを10段階に分け、最適な難易度の問題を解かせるので、徐々に実力が向上していきやすいのが特徴です。
また授業だけでなく家庭学習の内容や方法もサポートしてもらえます。テスト1週間前までは部活などで忙しい場合も、上手に時間をやりくりしながらテスト勉強ができるでしょう。
■こんな人におすすめ
・苦手科目を克服
・内申点を上げたい
・目標を見つけたい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
ITTO個別指導学院
ITTO個別指導学院は、日本最大級の個別指導塾です。
完全なマンツーマン指導を特徴としており、これまでに培った豊富な実績とノウハウを生かして、生徒を志望校合格へと導きます。
調査団体による顧客満足度調査では10年連続受賞しており、高い評価を受けています。授業では学校の授業理解を主眼に置いており、苦手教科の克服や基礎の理解を通じて着実に学力を伸ばすことが可能です。
■おすすめのポイント
特徴①自宅から通いやすい個別指導
特徴②集中特訓授業「テストターボ」
特徴③塾生専用自習室あり
ITTO個別指導学院は、学校の授業内容をもとにした基礎理解や苦手教科の克服を重視しています。
個別指導に定評があり、全国に1,200校舎以上を展開しているため、通いやすい環境が整っています。
テスト3週間前からは集中特訓授業「テストターボ」が受講可能です。ほかの塾に比べても対策開始時期が早めなので、より余裕を持って準備ができるでしょう。
またこだわりの自習室が確保されているのもITTO個別指導学院の特徴です。授業スペースとは分かれた空間で集中して取り組めるので、環境を変えてテスト勉強を行いたい場合には非常に役立つでしょう。
■こんな人におすすめ
勉強の習慣を身につけたい
定期テストでよい結果を残したい
苦手な単元をじっくり勉強したい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
ITTO個別指導学院の料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?
代々木個別指導学院
代々木個別指導学院は、生徒の個性と自主性を尊重する塾です。
生徒一人ひとりの目標、学力、性格に合わせたオーダーメイドの「キミ専用カリキュラム」を提供し、ほかの進学塾では対応が難しい私立の中高一貫校の勉強にも対応可能です。
「認める・ほめる・励ます」指導を重視し、厳しい塾では続かないと感じる生徒にも最適です。
■おすすめのポイント
特徴①「認める・ほめる・励ます」指導がモットー
特徴②テスト2週間前からは「テスト対策授業」
特徴③テスト直前に「無料テスト対策日曜勉強会」※公立生のみ
代々木個別指導学院では、「認める・ほめる・励ます指導」をモットーに、生徒が前向きに学習に取り組むことを目指しています。授業では、できるまで指導する「反復学習」とわからないところまで戻って学習し直す「リターン学習」で漏れなく知識の定着を図ります。
また受講目的に合わせて希望の学習プランが選択可能。そのため定期テスト対策を受講目的に設定すると、長期的なフォローが受けられます。
さらにテスト2週間前からテスト対策授業を実施。テスト直前の日曜日には公立生を対象として「無料テスト対策日曜勉強会」も行っているので、安心して本番に臨めるでしょう。
■こんな人におすすめ
・自分のペースで学習を進めていきたい
・部活や習い事などのプライベートを両立したい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
代々木個別指導学院の料金は実際いくら?塾生116名に聞いてみた
臨海セミナー 小中学部
臨海セミナーは、神奈川県を中心に280教室を展開する学習塾です。2024年7月時点で、多くの生徒が自宅や学校の近くで学習指導を受けることができる環境が整っています。この塾では、集団指導において1クラスあたりの生徒数を平均20名に抑えており、少人数クラスとなっているため、講師は一人ひとりの生徒にしっかりと目を配ることができます。
授業ごとの理解度は、確認テストや授業中の口頭確認を通じて講師が細かくチェックし、苦手科目の克服に向け、生徒と一緒に対策を考え、成績向上に必要な指導を繰り返し行います。
また教室での子どもの様子を定期的に電話で報告する体制があり、保護者も安心ですね。
■おすすめのポイント
特徴①講師が熱心。授業力、巡回講師と生徒による毎月の評価
特徴②神奈川県に強い。地元密着。膨大な入試情報力
特徴③すべての学校の入試体系に対応できる。公立高校志望の生徒でも私立高校志望の生徒でも最適な指導が可能(教材・カリキュラムを作成する専門部署や、入試情報をまとめる専門部署を設置)
特徴④レベル別クラス集団塾ながら、個別の苦手単元なども個別補講対応
臨海セミナーでは、一人ひとりの点数UPにこだわって授業を行っています。
生徒とのコミュニケーションを大切にする「共演型授業」では、講師からの「発問」を通じて、生徒は気づく力・考える力・解答する力を養うことができます。講師は定期的に授業スキルを研鑽しており、全ては生徒が学力を向上させ、志望校に合格するために行われています。
また臨海セミナー小中学部は神奈川県を中心に教室を展開しているため、横浜翠嵐高校や湘南高校をはじめとする難関校対策に強いのも特徴です。最新の入試情報を収集・発信しており、地域の学校のテストの出題傾向を分析して定期テスト対策もじっくり行っています。
さらに1クラス平均20名の少人数クラスで、先取り学習を中心に年間カリキュラムが組まれています。授業開始時間は部活動と重ならない時間帯に設定され、万が一欠席した場合も補習を実施するなど、学校行事や部活動と両立しやすい環境が整っています。
■こんな人におすすめ
・トータルな意味での教育を塾に求める
・神奈川で塾を探している
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
創英ゼミナール
創英ゼミナールは神奈川県で個別指導専門塾を運営し、地域密着型の運営により高い合格実績を誇ります。大学受験の現役合格率は95.6%、高校受験の第一志望校合格率は91.3%です。授業スタイルは3~4人の生徒に1人の講師が指導する形式で、生徒は自分の得意・不得意に合わせた指導を受けつつ、ライバルとの緊張感も感じられます。また時間や科目を選べる柔軟性のある「オーダーメイドの学習計画」を提供しており、月謝は低価格設定で効果的かつ効率的な学習を提供しています。
■おすすめのポイント
特徴①神奈川を中心に首都圏最大規模の教室数。地元の学校の傾向や対策を把握!
特徴②定期テストは4段階の手厚いサポート。直前には無料の定期テスト対策ゼミも
特徴③個別指導でありながら、月謝5,225円(税込)~と通いやすい料金
創英ゼミナールは「一人ひとり主義」に基づいた丁寧な指導に定評がある塾。授業中は講師がつきっきりで生徒を指導します。
今回比較した塾の中では、月々の費用目安が最も手軽なのもポイント。また受講科目に関わらず5教科分の教材が受け取れるので、苦手科目以外は自分で学びを深められます。
定期テスト前は無料の5教科サポートが受けられるのも魅力の一つ。受講科目以外の対策もできるので、非常に心強いでしょう。
■こんな人におすすめ
・勉強の仕方がよくわからないが神奈川・東京での進学を考えている
・定期テストの対策をして点数UPをはかりたい
・個別指導の中でも、できるだけ費用を抑えて効果を上げたい
・習い事と両立したい
・曜日や時間、科目数を自由に選びたい
・映像授業で自分のペースで勉強したい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
個別指導WAM
個別指導WAMは、20年以上の歴史を持つ完全個別指導型の学習塾です。 成績プラス20点保証を掲げ、確かな学力向上を実現しています。
個別指導WAMの大きな魅力の一つは、AIを活用した個別指導にあります。 AIが子どもの弱点を徹底分析し、弱点を完全克服するオーダーメイドカリキュラムを作成します。
また個別指導は子ども一人ひとりに最適化されており、学習習慣の習得から定期テスト対策、難関校受験まで幅広い目的・目標に対応しています。
■おすすめのポイント
特徴①オンライン学習指導に対応
特徴②AI分析の結果を学習指導に活用
特徴③テスト2週間前からの対策授業
特徴④定期テスト対策コースあり
個別指導WAMは、全国に教室を展開するほか、オンライン学習指導にも対応している塾です。地方に住んでいても教室が見つけやすいうえ、近くに通える校舎がなくても、通学と同等の指導が受けられるのはメリットといえるでしょう。
AI分析を活用し、過去の学習履歴から苦手分野や弱点の対策を行う点も特徴的。データをもとにした学習ができるので、短期間で成果が出やすいのも魅力です。
定期テスト対策としては、テスト2週間前から対策授業を実施。また定期テスト対策コースも用意されているので、受講すればテスト前になって急に焦る心配もないでしょう。
■こんな人におすすめ
・近くに通える校舎がない
・短時間で成果を上げたい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
個別指導WAM(ワム)の料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?
ナビ個別指導学院
ナビ個別指導学院は、講師1人対生徒2人の個別指導塾です。
教科ごとに同じ講師が担当する「複数担当制」を採用しており、生徒一人ひとりの学習状況を把握し、積極的なサポートを提供しています。
授業は予習方式で行われるため、学校の授業についていくことができ、授業中にわからないところでつまずくことが少なくなります。
このように、学校の授業の理解度を重視することで、確実に定期テストの点数アップを目指します。
■おすすめのポイント
特徴①予習向けに開発された教科書別オリジナルテキストで、学校の授業の理解が深まる
特徴②授業だけでなく自習対応や家庭学習も含めた総合的なサポート
特徴③保護者が関わりやすくなる面談、レポート、アプリなどのきめ細かい情報共有
ナビ個別指導学院では、教科ごとの複数担任制をとっています。複数科目を学ぶ際には、各教科ごとに担当講師がつくので、より集中的なフォローが受けられるでしょう。
定期テスト前の授業では、苦手分野に絞った反復学習が可能。またテスト直前にはオリジナルのプレテストが受けられるので、本番の予行演習としても役立ちます。さらにナビ個別指導学院には成績保証制度が用意されているのも特徴の一つ。入塾後3回以内のテストで+20点以上が達成できなければ、その後1学期間の授業料が無料になります。
■こんな人におすすめ
・苦手科目が複数の教科にわたる
・本番に近い定期テスト対策がしたい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
ナビ個別指導学院の料金は高い?237名の通塾生に聞いた実際の授業料や成績変化などのリアルな声を徹底レポート!
個別指導なら森塾
個別指導なら森塾は、全国に200校舎以上を展開する学習塾で、東京・埼玉・千葉・神奈川・静岡・茨城・新潟で広く活動しています。
最大の特徴は、「講師1人に生徒2人までの個別指導」と「1科目20点以上アップを約束する成績保証制度」です。これにより学校成績の向上を目指す生徒たちに人気です。
もう一つの魅力は、そのリーズナブルな価格設定です。 生徒一人ひとりの学習目的や課題に合わせた個別指導を提供しつつ、授業料は他塾と比べて圧倒的にお得です。
■おすすめのポイント
特徴①毎授業後に「クリアテスト」実施
特徴②定期テスト前に無料特別授業実施
特徴③「5科目対策システム」利用可
特徴④成績保証制度
個別指導なら森塾は、定期テスト対策に定評のある塾です。毎回授業の最後には「クリアテスト」を実施し、習熟度をチェック。もしも不合格の場合は無料の「特訓部屋」でできるようになるまで指導が受けられます。
テスト前には無料特別授業を実施。お笑い芸人を起用した学習動画が無料で視聴できる「5科目対策システム」を活用すれば、受講科目以外も楽しみながら学べるでしょう。
また成績保証制度の要件を満たせば、入塾時60点以下の場合は+20点、60点以上なら80点以上を2学期以内に達成できない場合、3学期目は無料で指導が受けられます。
■こんな人におすすめ
・定期テストの点数を上げたい
・苦手科目克服
・早めに大学受験を受けたい
費用についてはこちらの記事を参考にしてください。
森塾の授業料はリーズナブルって本当?約2,500件の口コミから分かった成績変化などのリアルな声、他塾との授業料比較も紹介
・テスト対策におすすめの学習塾12選!選び方や活用メリットなど紹介
まとめ
勉強法から科目ごとの勉強するコツ、そして塾選びを見てきました。
大事なことは「出題範囲のわからないことをわかるようにすること」
です。
そのうえで、定期テストを変に大きなものと捉えて萎縮しないことです。
定期テストは一度習った範囲です。もちろん授業を休んでしまったり、ちょっと気を抜いていたりしたこともあるでしょう。
しかしそれは「わからないこと」なだけです。気負わずわかるようにすればいいだけのことです。
そのために自分は何がわからないか整理して、効率のよい勉強をしていってください。
机に向かうことがつらいと思うこともあるでしょう。しかし自分で作ったテストでスキマ時間にちょっと確認することも大きな勉強です。
定期テスト対策を少しでも取り組みやすいものと感じてもらえたら幸いです。
執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。