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【2026 大学入試】東洋大学が「総合知」教育を2025年4月より導入 AIアプリで“学習者本位”の学びを支援

更新日:
大学受験
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塾選ジャーナル編集部

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2025年4月2日、東洋大学は2025年4月より新たなカリキュラム「総合知」教育を導入することを発表しました。本取り組みは、学生が自らの問いを起点に多角的に学びを構築する“学習者本位の教育”を実現することを目的としています。

目次

「総合知」教育とは?

「総合知」とは、「物事を多面的に捉え、他者の知と自分の知を重ね合わせて総合的に判断する力」を意味します。社会課題が複雑化する現代において、学問の枠を越えた柔軟な発想力や判断力が求められることから、同大学ではこの「総合知」を新たな学びの軸と位置づけました。

学部横断で学べる新カリキュラム

新たなカリキュラムでは、従来の学部ごとの専門科目に加え、全14学部・約600の専門科目から自由に履修できる「全学共通教育科目」「全学基盤教育科目」が導入されます。

  • 全学共通教育科目:他学部の学生でも受講しやすいよう構成された専門科目群。
  • 全学基盤教育科目:学部やキャンパスの垣根を越えた共通の基盤教育科目。

学生はこれらの科目を自由に組み合わせることで、「わたしの学び」をデザインできる仕組みになっています。

AIを活用した「総合知アプリ」で履修を支援

さらに、学びの選択肢が広がる中で迷う学生をサポートするため、AIを活用した独自の「総合知アプリ」も学内で開発・提供されます。主な機能は以下の通りです。

  1. 事例紹介(Collection):卒業生などのロールモデルを紹介し、学びの動機づけに活用。
  2. 学問の組み合わせ生成(Simulator):将来の目標から逆算し、学問の組み合わせをAIが提案。
  3. 科目検索(Navigator):興味のある分野に応じた科目を効率的に探せる。
  4. AI履修情報検索アシスタント:履修に関する疑問をAIが回答。

東洋大学のねらいは?

東洋大学は、建学の精神である「哲学」を軸に、学生が主体的に考え、社会課題に向き合う人材の育成を掲げてきました。今回の「総合知」教育では、これまで以上に柔軟かつ実践的な学びを提供し、多様な価値観と知識を統合して新しい社会を切り拓く人材の育成を目指しています。

詳しくは東洋大学の公式サイトをご覧ください

参考文献:東洋大学「“学習者本位の教育”を実現する「総合知」教育を2025年4月から開始」
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