創英ゼミナールの探究学習「TanQゼミ」をレポート!総合型選抜にも強い一生モノの力を育む授業とは


編集部
塾選ジャーナル編集部
今回取材したのは、首都圏最大級(※1)の校舎数を誇る全校直営の個別指導塾『創英ゼミナール』。生徒一人ひとりに寄り添った指導で、第一志望校の合格率90%以上(※2)という高い実績を誇ります。
そんな創英ゼミナールが「脱・Only受験」を掲げ、受講料無料で提供しているのが、非認知スキルを育む特別プログラム「TanQゼミ」。このTanQゼミ、実は2022年のスタートからわずか3年で、総合型選抜で合格率を約20%(※3)も押し上げたという驚きの成果を上げています。
しかし、TanQゼミの魅力は「合格率」だけでは語れません。参加することで得られるのは、将来を生き抜くための“一生モノの力”。今回は、創英ゼミナールの山本さんに、TanQゼミの具体的なプログラム内容や、その根底にある教育観について詳しくお話を伺いました。
(※1)県下、直営での個別指導塾教室数・生徒数第1位 (合)MBA調べ
(※2)2024年度入試結果【創英ゼミナール調べ】
(※3)創英ゼミナール調べ
今回取材した塾▶
塾名 | 創英ゼミナール |
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対象学年 | 中学1年生〜高校3年生(TanQゼミの受講学年) |
住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1(本社) |
プロフィール | 1999年創業。2025年4月時点で東京都・神奈川県を中心に全校直営163校を展開し、小学生から高校生まで15万人以上の生徒を指導。個別指導専門塾として「一人ひとり主義」を掲げ、生徒ごとの理解度・目標に合わせた個別指導により多くの信頼を集める。2022年には中学生・高校生向けに非認知スキル育成を目的とした「TanQゼミ」をスタート。受験対策にとどまらない学びを通じ、子どもたちの多面的な成長を支援している。 |
塾の詳細ページ | https://bestjuku.com/juku/11/ |
今回取材を受けてくださった方▶
創英ゼミナール 山本寛さん(企画部 部長)
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TanQゼミ(創英ゼミナール)の特色と教育方針
創英ゼミナールの指導理念である“脱・Only受験”を体現する授業
-はじめに、非認知スキル育成プログラム「TanQゼミ」を導入した背景をお聞かせください。
創英ゼミナールが「TanQゼミ」を導入した背景のひとつは、近年、大学入試において総合型選抜、学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)の入学者割合が年々増えていることがあります。ここ数年で、大学入試の市場は大きく変化しており、 大学入学者全体のうち、推薦入試による入学者は国公立を含めて約51%、私立大学に限ると実に58%(※4)と、約6割が推薦で進学している状況です。
(※4) 参照元:文部科学省 令和5年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要
推薦入試では、「自己推薦書」の提出が求められ、自分自身の経験や強み、そして大学のアドミッション・ポリシーにどう共感したかなどを表現するスキルが必要になります。いわば我々が就職活動で問われてきたようなことを、大学入試で問われる時代になっているのです。
また、高校や大学の一般入試問題においても、「正解のない問い」が部分的に出題されはじめています。このような変化を踏まえ、創英ゼミナールでは「TanQゼミ」という非認知スキル育成プログラムの導入に踏み切りました。
単なる受験対策にとどまらず、社会で活躍できる力を育てる―それが私たちの掲げる「脱・Only受験」の理念であり、TanQゼミはその体現ともいえる授業です。
-株式会社サマデイが開発・提供している「SDGsカリキュラム」を、「TanQゼミ」の使用教材に選んだ理由は、どこにあるのでしょうか。
この教材は、SDGsという言葉が示すように、これからの社会を担う子どもたちに、今はまだ糸口が見えていない世の中の諸問題を解決できるようになってもらうために作られた探究型学習教材です。
創英ゼミナールが大切にしている指導理念に「脱・Only受験」という言葉があります。受験に合格するためだけの勉強ではなく、子どもたちの個性に向き合いながら社会で活躍できる人としての成長を支援していこうという私たちの理念と教材のコンセプトには、芯の部分で共通している要素が多々感じられました。
100人いれば100通りの答えが出る。そんな正解のない問題に取り組む学びのスタイルに共感し、「脱・Only受験」を体現する授業になると確信できたことが、本教材の導入に至った大きな理由です。
2025年4月時点で、この「SDGsカリキュラム」を神奈川県内で受講できるのは、SOUEIグループだけとなっています(※5)。
(※5)創英ゼミナール163校 ならびにシェアードウェイ・東進衛星予備校29校(東京/神奈川/埼玉に展開)
TanQゼミで育つ“即応力”と“表現力”とは?探究学習の授業内容に迫る
思考力・表現力・判断力を育てるTanQゼミの「SDGsカリキュラム」
-ここからは、より具体的なお話を伺っていければと思います。TanQゼミは、どのような受講プランとなるのでしょうか?
TanQゼミは、教材費や授業料はいただかず、当社負担で実施している講座です。通常授業のカリキュラムの一環として1回30分・月2回ずつ、中学生・高校生の塾生には全員に受講してもらっています。
-TanQゼミは、希望者が受講するのではなく、通常授業として全員が受講するのですね。受講対象を中学生・高校生としている背景を教えてください。
使用教材となる「SDGsカリキュラム」の特徴として、問題を解くために必要な語彙力など基礎的な学力のリテラシーの高さが求められるため、中学生・高校生を対象としています。
また、小学生向けには、「理科実験教室」「読書感想文」など、既存のプログラムで正解のないことに取り組む場をすでに設定していたことも理由の一つです。
- 小学生向けには、TanQゼミ以外の探究学習の場が用意されているのですね。
-それでは、TanQゼミの「SDGsカリキュラム」で取り組む問題の詳しい内容を教えてください。
(「SDGsカリキュラム」問題例)
TanQゼミでは、「円盤型教材」と呼ばれる教材を使用します。「毎回初めて見る問題」に取り組むことで5教科授業では育成の難しい 思考力・表現力・判断力といった数値化できない非認知スキルを鍛えていきます。
特徴は、毎回問題が全く異なること。300字程度の文章を書く問題から、生徒の主体性を引き出す問題まで、求められる解答スタイルもさまざまです。ユーモアを求められる問題、時事問題に関する問題、AI生成に関するトレンド性の高い問題まで、切り口も本当に幅広いですね。脳を刺激するといいますか、思考力を問われるような多種多様な問いが用意されています。
-TanQゼミで「幅広いテーマ」や「さまざまな切り口」で思考力を深めていくことが、総合型選抜などの推薦入試においても役立つスキルとなるのでしょうか?
はい。このように、多角的な問いに柔軟に対応する力は、総合型選抜などの推薦入試でも大きな武器となるんですよ。たとえ同じ学部を複数の大学で受験したとしても、面接官のタイプや、集団面接のメンバー構成など、当日の状況は毎回異なりますよね。つまり、総合型選抜・学校推薦型選抜においては、「これをすれば正解」といった一律の対応策が通用しないんです。
だからこそ、その場その場の空気を読み取り、柔軟かつ的確に受け答えできる“即応力”がすごく大切。TanQゼミで取り組む「円盤型教材」は、まさに想定外の問いに即興で挑むトレーニングであり、ここで培われる瞬発力や判断力は、実際の入試の場でも確かな力となって発揮されます。
実際、創英ゼミナールにおける総合型選抜の合格率は、2022年には68.3%でしたが、2024年には85.2%にまで向上しました。およそ20%近く伸びていることから、着実に結果に結びついていると実感しています。
生徒主体で一生モノのスキルを磨く
-TanQゼミの30分間の授業はどのように進めていくのですか。
30分間の1授業を通して、1問に取り組みます。流れとしては、出される問題に対して、個人で5分間取り組んだのち、4名程度のグループで同じ問題に取り組み、まったく新しい答えを作ることにチャレンジします。
その後、グループで作成した答えのプレゼンテーションを行い、参加している生徒が心に残った方に投票し、その回のベストアンサーを決めるという流れです。
個人ワークの時間は、たったの5分。誰からもヒントを与えられず、限られた短い時間の中で自分ならではの「ものの見方」「考え方」で問題に取り組みます。
この工程を通して、正解のない問いに対して向き合う本質的思考力、文章校正力、即興力といったスキルを鍛えることができます。
グループワークでは、一旦個人ワークで考えた答えは脇において、ゼロベースで別の答えを生み出していきます。個人ワークで考えた解答をシェアする場ではなく、全員で話し合う場です。要は「A+B」のような寄せ集めではなく、全く別の新たな「C」を作ることに取り組みます。
お互いの意見を交換し、チームとして答えにたどり着くまでのディスカッションで求められるのは、コミュニケーション能力。他者の声に耳を傾ける力や気配り・心配りをする力、そして主体的な姿勢を学べる時間です。
プレゼンテーションではそのテクニックだけではなく、人前で発表する勇気、チームの意見を正しく届ける責任感も培われます。
プレゼンテーションでの発表の仕方も、すべて生徒に任せています。誰か代表となる1人が発表してもいいし、グループ全員で発表してもいい。この前私が行った教室では、「AさんとBさんの対話」という問題に取り組んでいて、プレゼンテーション内で生徒の劇が始まり、大変面白かったですね。
大人が考えないようなことを思いつくのが、子どもたちの素晴らしいところです。そういった自由な発想を大事にしてもらうためにも、授業の最中に大人が口を出してフィードバックをすることはありません。すべての工程が終わった後に「リフレクションタイム」を設けており、生徒同士が課題の内容について話すのですが、いわばそこがフィードバックの時間です。最後に教室長から生徒たちに一言添えて、その日の学びに意味づけを行います。
-TanQゼミでは、中学生も高校生も同じ課題に取り組むのでしょうか。
はい、TanQゼミでは、学年問わず同じ課題に取り組みます。スタートしたばかりの中学1年生の子たちは、やはり1日でできるようにはなりません。先輩たちの背中を見たり、フォローしてもらったりしながら、何周か経験するなかで徐々に問題に解答し、プレゼンテーションできるようになっていきます。
ディスカッションするグループも、中学1年生から高校3年生まで、あえて学年混合にしています。基本的には毎回グルーピングを変えていて、生徒同士の相性を考えながら各教室長が手作業で調整しています。
学年混合で取り組むねらいは、普段自分が関わらない人と話をすることで、自分の中にある物の考え方の枠組みを壊して、新しい気づきを手にしてもらいたいからです。
中学1年生は、長く探究に取り組んで多くの知識を持つ高校3年生から学ぶことがある。逆に、高校3年生は、中学1年生の無邪気に思い切った発言をする勇気や、素朴がゆえに本質を突いた答えにハッとさせられることがある。このような化学反応は、異なる学年同士が同じ課題に取り組むからこそ生まれるものです。
-授業の中で、講師から生徒へのフィードバックはしないということでしたが、講師の方はどのくらい介入されているのでしょうか?
もちろんケースバイケースではありますが、基本のスタンスとしては「講師は介入しない」ことを目標としています。なぜなら、大人が介入してしまうと、正解を与えてしまう危険性があるんですよね。子どもたちの自主自立を促して、その子自身のなかから出てくること、その場・その瞬間で生まれる即興性を大切にしているプログラムなので、極力、口を出さないことにしています。
例えば、個人解答が書けない、プレゼンテーションで口ごもってしまう子がいたときに、その場で助け舟を出してしまうと成長の妨げになってしまう場合があります。厳しいようですが、「うまくできなかったな」という経験を積むことが成長につながるからです。
生徒へのフォローは、一通りの工程が終わった後に個別に実施します。「今回、解答できなかったの、どう思った?」と声をかけて、「本当はちょっと悔しかったし、嫌だった」と生徒の気持ちを聞いて。「でも、下書きにいいこと書いてあったよね。次回の授業では最後までやってみようよ」と次回に向けてケアをする。TanQゼミでは、このようにして生徒自身が「次回はもっと良くしていきたいな」と思えるように、後から背中を押すサポートを心がけています。
学年混合であったり、教師の誘導がなく生徒主導で進めたりといった授業の形式は学校ではあまり多くはありません。慣れ親しんでいるコンフォートゾーンを超えた先が、挑戦に値するラーニングゾーンになるので、生徒たちにはTanQゼミでの経験を通して、新たな視座・価値観・知識・あり方をたくさん習得してもらいたいですね。
-TanQゼミで扱った課題は、1授業で完全に完結するのでしょうか。宿題などはありますか?
円盤型教材に取り組んだ後に、自分が興味を持ったことに対して個人学習で深堀りすることで、自分の強みや思考を発見するヒントになることがあります。そこで、授業を受けて興味が出たことを探究するためのツールとして「円盤思考ノート」というものを渡しています。
(TanQゼミの円盤思考ノート)
具体的に円盤思考ノートに何を書くか、何をどのようにして調べるかに決まりはありません。ある生徒は、気になったテーマに関する家族との会話をそのままノートに書いて、自分の思いを分析することに使っていました。また、別の生徒は、知らなかった単語の意味をインターネットで調べてまとめていました。ノートはざっくりとした項目だけが記された自由度の高いフォーマットなので、探究の仕方も各自が好きに行えます。
宿題といっても、がっつりやってこないと絶対にダメというものではありません。教室で確認はしますが、基本的には、生徒が取り組んだことを肯定して「こんなことに気づくようになって成長したね」「先週の自分と比べてみて自分ではどう思う?」というストロークをするようにしています。
-円盤思考ノートに取り組むことで、生徒にどのようなメリットがありますか?
月2回の授業を1年間受講すると毎回切り口の違う24題のテーマに取り組むことになりますよね。そこから連想ゲームのように自分の興味関心のあることを調べていくことで、自分の内面にある「好き」や「強み」に気づくことがあります。過去には、円盤思考ノートを使った宿題するなかで、将来の進路を考えるきっかけになったという生徒もいました。
円盤思考ノートを使った学びのなかで、自己認識力の向上に役立ててもらえたら、嬉しく思います。
創英ゼミナール生ほか、受講している約1万人が参加する「TanQゼミ甲子園」も開催
(2024年8月「TanQゼミ甲子園」をパシフィコ横浜アネックスホールにて開催)
予選を勝ち抜いた精鋭が集まり非認知スキルを競う、一大イベント
-テレビにも取り上げられていた「TanQゼミ甲子園」について、教えてください。
非認知スキルを競う「TanQゼミ甲子園」は、2024年で2回目の開催となります。
2024年は、SOUEIグループの創英ゼミナール135校とシェアードウェイ東進衛星予備校25校でTanQゼミを受講している約10,000名の生徒で予選を行い、各校から代表として選ばれた中学生と高校生1名ずつが一堂に会しました。
(「TanQゼミ甲子園」で問題に取り組む生徒)
当イベントでは、生徒たちは2題の問題に挑戦しました。1題目は、個人回答の中から全員で投票してNo.1を決める、個人部門。2題目は、当日初対面で出会った即興チームの中でどのチームがNo.1かを決める、団体部門。この2部門構成です。
(個人部門で出題された問題)
(高校生 個人部門グランプリ)
(中学生 個人部門グランプリ)
-個人部門の問題を拝見したのですが、大人でも回答が難しい問題ですよね。各校の代表となった精鋭の生徒さんばかりだと思うのですが、共通する特徴はあるのでしょうか。
主体的であったり、本質的に考えられることであったりとか、周りをよく見ていることだったり、プレゼンテーションが上手だったり…いずれもTanQゼミで培われる力が身に付いている子が本選に進んだのだという所感です。社会人としての基礎力が高くて、活躍する大人になるだろうなという生徒が集まっていると感じましたね。
(2024年「TanQゼミ甲子園」の様子)
例えば、全校舎から集まってきているので、全員初対面になりますが、会場に入ってイベントが始まるまでの待ち時間に「自己紹介しましょう」と誰からともなく話をして、テーブルごとに盛り上がっていたりするんですよ。このように、主体性を持ってものおじせずに行動するのは、大人でも簡単にできることではありません。生徒たちと一緒に働く日が来るのが、今から待ち遠しいです。
参加した生徒たちからも「楽しかった」「自分は探究が得意だと思っていたが、もっとすごい人がいることがわかった」と好感触を得た声が届いています。2025年も継続して開催する予定です。
TanQゼミ(創英ゼミナール)で育まれる力とは?
非認知スキルが高くなると、一般的な学力・成績も高くなる
- TanQゼミを受講する前後で、生徒さんにはどのような変化が見られますか。
TanQゼミを通じて身に付く力とは「正解のないことに答える力」、いわゆる非認知スキルといわれるものです。実は、このスキルが高いと、「正解が決まっていることに答える力」、いわゆる一般的な学力・偏差値が高くなるという相関関係にあります。
当たり前といえば当たり前のことですが、自分で物事を深めて考える力や、主体的に取り組む姿勢は普段の学習にもそのままフィードバックされます。また、中学校においては観点別評価で、「主体的に学習に取り組む態度」という項目が通知表に組み込まれていたりもします。この項目では、学校の授業への積極的な参加や取り組み方を評価されるので、普段から主体性を求められるTanQゼミを受講していると、おのずと成績は上がるでしょう。
物事を本質的に考えるようになる、自ら調べて物事を深めることができるようになる、主体的に行動できるようになる、コミュニケーション能力が身に付く…これらは全て、大人になって社会に出てからも役立つ「一生モノのスキル」です。そして、自信が持てるようになり、生徒が明るい表情を見せることが増えていくのも、ポジティブな変化だと思います。
-保護者は、「TanQゼミ」にどんなことを期待しているのでしょうか。
保護者からも「このような授業をやってほしかった」というお声をとても多くいただきます。
「総合型選抜を見越しているから」「社会人になって仕事に役立つスキルを身に付けさせたいから」― 保護者の方の気持ちとしてはいずれもあると思います。ここは切っても切れないポイントで、総合型選抜が増えているのは、正解のない問いに答える力を持った大人が、今社会において求められているからなんですよね。
「脱・Only受験」を掲げる私たち創英ゼミナールとしても、大学受験だけをゴールとするのではなく、その先の未来までしっかり見据えて「社会で活躍できる大人」を育てるサポートに、引き続き尽力していきたいと考えています。
TanQゼミ(創英ゼミナール)へ通った生徒からの反響は?
😊志望大学に合格することができました!(本人/高校3年生)
総合型選抜で聞かれる、正解のない問題と同じような問題に毎回取り組んできた結果、入試本番でもものおじしない本番力がつきました!また、カリキュラム終了後にもらった修了証を総合型選抜の出願資料として提出し、志望していた大学に合格することができました。総合型選抜をうまく活用できれば、合格のチャンスが大きく広がる時代なので、皆うまく活用してもらいたいです! |
✨受講するのが毎回楽しみ!(本人/中学1年生)
自分の考えを発言するのが恥ずかしくて学校でなかなかできず、それが理由で「主体的に学習に取り組む態度」の成績も取れないような感じでした。TanQゼミに参加しはじめて、はじめは緊張したけれども、だんだん話すことへの抵抗がなくなって自信がつき、気づけば、TanQゼミへの参加が毎回楽しみになっていました! |
【取材後記】
創英ゼミナールのTanQゼミは、総合型選抜をはじめとした推薦入試に必要な「思考力・表現力・判断力」が育まれるプログラムです。取材を通して強く伝わってきたのは、TanQゼミの現場に、自分で考えることを楽しむ空気があふれていること。生徒同士だけで意見を交わしながら、自分たちなりの答えを導き出す姿はとても頼もしく、生徒の個性と成長の妨げにならないようにと、あえて見守る先生方の温かなスタンスも印象的でした。
そして、TanQゼミで鍛えられる「思考力・表現力・判断力」は、大学受験のみならず、“これからの時代を生きていくうえで必要とされる力”そのもの。TanQゼミを受講した生徒は、大学受験を乗り越えた後の「未来の選択肢」も大きく広がるのではないかと感じました。
塾選ジャーナル編集部/※掲載内容は、2025年4月時点の情報です。
執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。