TOEFL®・海外大学・国際系学部での高い合格実績|トフルゼミナールの人間力を養う英語学習と手厚いサポート体制に迫る


編集部
塾選ジャーナル編集部
今回取材したのは、2025年度入試で早稲田大学国際教養学部に95名、上智大学国際教養学部に90名が合格という圧倒的な実績を誇る英語塾『トフルゼミナール』。
強みは、「本物の英語力」と、講師・カウンセラー・チューターによる三位一体の手厚いサポート体制にあります。試験対策を超えた、海外進学や将来のキャリアまでを見据えた学びとは——。その教育方針とサポートの全貌を取材しました。

今回取材した塾▶
塾名 | トフルゼミナール |
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対象学年 | 中学生・高校生が主、大学生や社会人も在籍 |
住所 | 高田馬場校 東京都新宿区高田馬場1丁目30番地5号 (その他、全国で計17校と6分室を展開、またオンライン校もあり) |
プロフィール | 海外大学や国内の国際系大学への合格実績が豊富で、総合型・一般選抜を含め幅広く受験対策が可能。海外大学・高校進学の留学エージェント部門も持ち、世界300以上の提携校への進学をサポートしています。2025年度には、UCバークレー(15名)やUCLA(12名)をはじめとするアメリカ名門大学への編入合格者も多数輩出。英語資格試験対策も充実しており、英語に関することならどんなことでも相談できる総合型の英語塾です。実際の試験内容に合わせた授業内容、本質的な英語力を育てるカリキュラムなどに特徴があります。また、講師に加えカウンセラーとチューターがおり、三位一体のサポート体制で学びを強力に後押しします。 |
塾の詳細ページ | https://tofl.jp/index.html |
今回取材を受けてくださった方▶
トフルゼミナール 企画業務部次長・チーフカウンセラー 生駒陽子さん
「英語で学ぶ力」を育てる、トフルゼミナールの教育方針と指導スタイル
「英語で学ぶ力」を育てる、トフルゼミナールの教育方針と指導スタイル
-トフルゼミナールの教育方針を教えてください。
46年前に海外大学進学のための留学専門塾として「(留学先で英語で を)学ぶ前に学ぶ」をコンセプトにスタートしました。留学の目的は「英語を」学ぶことではなく、「英語で」学ぶことです。大学入試や、TOEFL®や英検などの資格試験もサポートしていますが、試験に受かることがゴールではありません。その先の進学やキャリアまで見据えた指導を行っています。英語の4技能をバランスよく伸ばし、英語力の土台をしっかり固めていくことによって、世界のどこでも活躍できる人材の育成を目指しています。
基礎力重視×少人数制。学びの質を支える指導のしくみ
- 指導方法にはどんな特色がありますか?
体系的に学べる環境を整え、効率的に英語力を高められるよう工夫しています。効率的といっても、小手先のテクニックは教えていません。確かな基礎力を築くための十分な学習時間と内容が不可欠だからです。トフルゼミナールでは、英語力別・技能別に分かれた10-15名程度の少人数授業を実施しています。一人ひとりの実力や目標に応じ、必要な学習量と質を兼ね備えた指導を提供しています。授業は英語力だけでなく、思考力の育成にもつながる内容となっています。
高い合格率の秘密は、逆算型学習とプロによる進路サポート
英検・TOEFL・大学受験まで見据える、逆算型カリキュラムの設計力
- 国際系の大学や学部を中心に圧倒的な合格実績ですが何か秘訣があるのでしょうか?
最新の入試情報と豊富なノウハウをもとに、希望する進路の実現に向けて、目標から逆算した具体的な学習計画を立てています。例えば「高1で英検2級、高2で準1級、高3でTOEFL100点」といったように、必要な英語スコアや試験日程を見据えて、段階的に目標を設定していきます。こうした計画は、目先の合格だけでなく、その先の進路や将来の選択肢までを視野に入れた提案です。結果として、生徒一人ひとりの進路や活動の幅を広げることにもつながっています。
近年の受験は多様化していますが、講座選択から入塾後の学習サポートまで、プロカウンセラーが丁寧に対応しているのでご安心いただけます。また、英語が得意な生徒や海外を目指している生徒など、意識の高い仲間とともに切磋琢磨しながら成長できる環境も整っています。こうした体制や環境が、多くの合格実績につながっているのです。
“英語で考え、伝える力”を育てるトフルゼミナールの授業スタイルとは?
ディスカッションや調べ学習で鍛える、“考えて伝える力”
- トフルゼミナールの授業の特徴を教えてください。
トフルゼミナールでは、学びの「量」と「質」の両立を重視しています。試験で高スコアを取得するためのテクニックが知りたいという生徒も多いのですが、近年の試験では、それだけでは通用しない内容になっています。
真の英語力は、基礎を固めたうえで、継続的な練習と実践を積むことでしか養われません。TOEFL®では、スピーキングやライティングで自分の意見を問われる問題が多く、論理的思考力も求められます。
そのため授業では、「ディスカッション」や「背景知識の習得」「意見形成」といった活動を積極的に取り入れています。例えば、生徒同士でテーマに基づいて意見を交わしたり、自ら情報収集を行い、主張を組み立てて発表したりする機会が豊富に用意されています。こうしたプロセスを通じて、英語で考え、伝える力が自然と養われていきます。
そのうえで、定期的に「試験で高得点を取るためのポイント講座」も実施しており、TOEFL®満点取得経験のある講師によるテクニック解説も受けられます。テクニックは、あくまで基礎力と演習の上に成り立つ補助的なものであり、表面的なスキルではなく、確かな学力を積み重ねていくという考え方が根底にあります。
- TOEFL®等のスコア向上のための指導ノウハウはありますか?
TOEFL®をはじめとする近年の英語試験では、単なる語彙力や文法力だけでなく、自分の考えを論理的に伝える力が求められます。特にスピーキングやライティングでは、設問に対して自らの意見を根拠とともに表現する必要があり、思考力や背景知識が欠かせません。
そのため、トフルゼミナールの授業では、英語の技能指導に加え、ディスカッションや、背景知識の習得、意見形成までを含めた本質的な学びを重視しています。これにより、試験対策を超えてアカデミックな英語力と考える力の両方を育成します。
TOEFL®対策には完全オリジナル教材を使用しています。最新トピックや試験傾向を反映した構成で、頻出テーマに対応した本番形式に近い演習も豊富に盛り込まれています。授業は1コマ100分で、リーディング・リスニングなど各技能ごとに特化したクラスで徹底的に学ぶことができます。
なお、英語資格試験のスコアは国内大学の入試でも活用できるケースが増えています。経験豊富なカウンセラーが志望校に応じた受験プランを提案し、効率的な学習と試験対策をサポートしています。
少人数×レベル別×講師編成で、“学びやすさ”を最大化
-クラス分け等に工夫はありますか?
技能別・英語力別でクラスを分け、少人数授業を行っています。細かくクラスを分けることで、自分に合う適切な授業が受けられ、モチベーションも維持しやすくなります。講師は日本人が6割、ネイティブが4割程度。日本人講師は日本人がつまずきやすい部分を、ネイティブ講師はスピーキングやリスニングを担当し、英語力向上や発話スキル習得の最大化を図る講師配置にこだわっています。
弱点を見逃さない!予習・復習・模試で学習を最適化
-授業や予習復習はどのように進めるのでしょうか?
授業は常に生徒の発言を促す参加型スタイルで進められ、当てられることが前提となります。そのため、生徒たちは自然と予習の習慣が身につきます。
また、学んだ内容をしっかり定着させるため、定期的な復習テストも実施しています。特に、受験がまだ先の中学生や高校1・2年生は塾での学習が目的化しがちなため、計画的な復習と反復学習を促すサイクルをこちらで整え、つまずきがあればチューターがすぐに補習を行う体制も整えています。
生徒一人ひとりの弱点を見逃さず、着実に力を伸ばせるようサポートしています。
ほかの英語塾とどう違う?トフルゼミナールならではの強みとは
- ほかの英語塾とはどのような違いがありますか?
最近の英語塾には、「総合型選抜に特化した塾」や「一般選抜対策に特化した塾」など、受験方式別に専門化されたものが増えています。
一方で、トフルゼミナールは、英語の力を総合的に伸ばしながら、どちらの受験方式にも対応できる柔軟なカリキュラムを提供しています。
生徒一人ひとりに合った受験方式は異なりますし、進路の希望が途中で変わるケースも珍しくありません。だからこそ、幅広い進路に対応できる体制を整え、一人ひとりの強みや将来の目標に合わせた最適な選択を一緒に考え、サポートしています。
自己理解から志望理由書まで!“人間力”を育てる独自プログラム
- 人間力養成講座という人気講座があるそうですが、どんなものなのでしょうか?
ひと言でいうなら、志望理由書の完成を通じて、学問探究・自己理解・対話力といった“人間力”を育てる講座です。高校2年の冬から始まる「人間力養成講座」では、志望理由書の完成をじっくりとサポートしていきます。生徒一人ひとりに担当講師がつき、時間をかけて対話を重ねる中で、その子の強みや経験、価値観を丁寧に引き出していくのです。
単に文章を練るだけでなく、「自分はどんな学問に興味があるのか」「どの学部がそれに適しているのか」といった問いに向き合う学部研究や、プレゼン・ディスカッションを通じた他者との対話など、“人間力”の土台となる力を養います。
このようにして蓄積した「自分の素材」をもとに、志望校ごとに内容を最適化しながら書類を完成させていきます。完成した志望理由書は、単に説得力があるだけでなく、「何を学び、どう生きたいか」を深く考えた結果としての、生徒自身の言葉となるわけです。
人間力養成講座は、多くの生徒から「最も印象に残る授業だった」といわれています。それは、単なる受験対策にとどまらず、「自分は何者か、どこへ向かいたいのか」を深く考える経験を通して、人間力そのものを養う場だからでしょう。
三位一体の学習サポート体制で、成長と継続をしっかり支える
- 学習のサポートにも力を入れているのでしょうか?
はい。トフルゼミナールは学習サポートにも力を入れており、それが大きな強みです。
講師・カウンセラー・チューターの三位一体による支援体制が整っており、役割分担のもとで生徒を支えています。
講師は英語の専門指導を、カウンセラーは進路や学習計画の設計を、チューターは日々の学習支援や声かけを担当し、精神面と学習面の両方から、継続的な成長をサポートしています。カウンセラーとは2か月に1回、チューターとは週に1回の面談(希望制)があり、より頻繁に話すことも可能です。カウンセラーは一般選抜や海外進学など、それぞれの専門分野に応じて最適な担当がつき、目標達成に向けて着実に伴走してくれます。1つの目標をクリアしたら次の目標を設定し、可能性の最大値まで引き上げる支援を行っているのが特徴です。また、受験校選定などで保護者との認識のずれが起きないよう、必要に応じて三者面談も実施しており、定期面談への保護者の同席も可能です。
チューターは早稲田・慶應・ICUなどに通う現役大学生で、年齢が近く、生徒にとって話しやすい存在です。志望進路に合わせて担当が決まり、話す頻度が高いため、ちょっとした変化にも気づきやすく、学習サポートには欠かせない存在です。校舎によっては、チューターが行ったフォローアップ内容を保護者に報告する体制も整えられています。
学び方も選べる!通学・双方向オンライン・オンデマンドの柔軟な受講スタイル
- オンライン通学もあるとのことですが、どのように学びの質を担保していますか?
✏️学習スタイルに合わせた柔軟な受講方法(通学・オンライン・オンデマンド)
通塾スタイル | 特徴 | メリット |
---|---|---|
🏫 通学型 (対面授業) |
校舎に通って対面で授業を受ける。 講師やほかの生徒との直接的なコミュニケーションが可能。 |
講師との対話、友人とのつながり、学習習慣の確立に適している。 |
💻 双方向オンライン授業 | ZoomやGoogle Meetを使ったリアルタイムのオンライン授業。 発言が求められる参加型形式で、教室と同等の緊張感がある。 |
地方・遠方在住者や部活などで忙しい生徒でも質の高い授業を受けられる。 ディスカッション等で生徒同士の交流も図られている。 |
📖 オンデマンド授業 | 録画済み授業を視聴。 海外在住者や時差のある地域、時間的制約のある生徒向け。 |
自分のペースで学習でき、時差があるエリアから受講可能。 |
授業の内容もサポート体制も通塾の場合と変わりません。双方向型の授業で、英語力とともに思考力や問題解決力も育てていきます。移動時間を減らしたい等の理由で、あえて双方向オンラインを選ぶ生徒もいるほどです。
ただし、通塾生と違って直接会える機会がないので、連絡の頻度は高くしています。たとえば、通塾生は2ヶ月に1回の定期面談が、オンライン生は1ヶ月に1回です。チューターはオンラインでも利用できるため、勉強のサポートから悩み事の相談まで幅広く活用いただけます。地方や海外在住で情報格差が不安な生徒にも、都心部と同等の情報提供や個別サポートが行き届く体制が整っています。
英語力+思考力が将来を切り拓く!受験もその先も支える“生きた学び”
一生モノの力に!社会人でも通用する英語力・発信力が育つ
-トフルゼミナールで学ぶことでどのような力が身につくのでしょうか?
トフルゼミナールでは英語の4技能をバランスよく伸ばせるので、世界で通用する本物の英語力が身につきます。これは目の前の資格試験や受験を通過するためだけでなく、社会人になってからも活かせる力です。また、昨今の試験内容に対応できるよう、思考力・表現力・発信力も伸ばせる授業内容としています。
-英語力だけでなく思考力等も身につくことでどのような効果が望めるのでしょうか?
思考力・表現力・発信力は試験以外でも役に立ち、英語力とあわせて活用すれば人生の可能性が大きく広がります。また、通常の授業や人間力養成講座で、自分自身についての理解が深まるのも大きな特徴です。また、将来について深く考える機会となるとともに、他者と話す中で思考が深まり視野が広がることから、納得のいく後悔のない進路選択が実現できます。
一生の財産に!グローバル志向の仲間と切磋琢磨できる環境
- トフルゼミナールの生徒の特徴を教えてください。
英語力を伸ばしたい人はもちろん、すでに海外経験のある人や、将来留学を目指す人も多く通っています。まれに、保護者に言われて渋々入塾したような勉強へのモチベーションが低い子もいます。しかし、カウンセラーやチューターの丁寧なサポートに加え、周りに意識の高い仲間がたくさんいることで、勉強へのモチベーションが次第に上がっていきます。自発的に目標を設定できるというのは合格する子の共通点であり、そこにたどり着くためにモチベーションは重要です。
生徒同士は普段から仲が良いのですが、通塾している間だけでなく社会人になっても交友関係が続いているケースが多いようです。国連や外務省、商社など世界中のいろいろなところで活躍している人がいるので、人生の大きな財産になっていると思います。志望理由書に書いたことが数年後に実現されている様子を見ると、胸が熱くなります。
トフルゼミナールに通った生徒・保護者からのリアルな声
✨留学後に大きな助けになった学び(卒業生/高校卒業後カナダの大学に留学)
高校卒業後、バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学(UBC)に正規留学しました。トフルゼミナールに入った時点ではまだ海外にいくという決断を明確にしていたわけではありませんでした。どちらかといえば、当時はあまりにも英語ができなかったので、親の心配から塾に通うことになった、というのが実情です。なので、入塾当初はかなりモチベーションが低かったことを覚えています。英語も好きではありませんでした。そういった塾や英語に対するネガティブなものを変えてくれたのがトフルゼミナールの先生でした。今になって考えると、トフルゼミナールの授業はTOEFL®で点を取ることだけでなく、寧ろ大学に入学した後に大変な助けになりました。
✨弱点克服と英語力アップを助けてくれたネイティブ講師(子ども/上智大学に合格)
高校1年生の秋からトフルゼミナールに通い始め、AO入試に向けて早期から対策を始めたことが合格の大きなカギとなりました。特に役立ったのは、個別相談で自分に合った学習計画を立ててもらい、効率よく準備が進められたことです。高校2年で留学中だった私は、何から始めればよいか分からず困っていましたが、オンライン相談で的確なアドバイスを受け、早い段階からしっかりと対策を進められました。
授業では、ネイティブ講師によるスピーキングやライティングの指導が特に役立ちました。的確なフィードバックを受けながら弱点を克服し、確実に力を伸ばせたと感じています。エッセイ添削や面接練習など、AO入試特有のサポートも充実しており、本番への不安を和らげてくれました。さらに、毎週のチューター制度で受験に関する質問ができたことも、大きな安心材料になりました。チューターさんとも仲良くなれると、塾に行くモチベーションにもなったので頻繁に活用することをおすすめしたいです。
✨まるで司令塔のような信頼できるカウンセラー(保護者)
本人のモチベーションが低く、「目標は前向きに全力でやりきる力をつけること。合格はおまけ。」という気持ちで入塾させました。思春期の子どもの手綱を親が取るのは難しく、性格や状況を正直に共有した上で、あとはカウンセラーの方に全てお任せしました。相性の良い先生やチューターとの無料レッスンのおかげもあり徐々に自己肯定感が生まれてきました。なかでも圧巻だったのは、諦めない声かけと隙のないサポート、本人の興味を引き出し候補の大学を提案する過程。やりたいことが明確になるにつれ、自分から積極的に取り組むようになりました。的確な傾向と対策、やる気にさせる励ましが、第一志望合格に導いてくれたと思っております。合格後も入学まで英語力を維持するための丁寧なフォローをいただき、大変ありがたく感じました。子ども曰く、「カウンセラーの方が司令塔のようだ。」とのこと。レッスン料以上のことをしていただいたと感謝しております。ありがとうございました。
【取材後記】
トフルゼミナールは参加型授業とすることで学習効果を高めつつ、英語力だけでなく思考力や発信力も育てています。今回、お話を伺って特に印象的だったのは、サポートの手厚さです。講師だけでなくカウンセラーやチューターも一丸となってサポートすることで、一人ひとりの成長を促し、より高い目標の達成を実現します。英語力の習得に裏技はなく、地道に学習を積み重ねる必要があるからこそ、手厚いサポートのありがたみを感じました。
【『塾選(ジュクセン)ジャーナル』編集部】
※掲載内容は、2025年5月時点の情報です。
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