【教育情報】6月27日に行われた文部科学大臣記者会見について|入学しない私立大学への入学料の納付に対する対応について言及


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塾選ジャーナル編集部
2025年6月27日(金)に文部科学省から「あべ俊子文部科学大臣記者会見録(令和7年6月27日)」が公表されました。

入学しない私立大学への入学料の納付に対する対応について
2024年6月26日、文部科学省は、入学しない大学に支払う入学金の負担軽減を大学側に求める通知を発出しました。
大学入試の多様化や経済的負担の増大を踏まえ、学生・保護者の負担を軽くすることが目的です。
入学金については、2006年の最高裁判決により、大学が合格者に入学資格を与える対価として正当性があるとされ、返還義務はないとされています。現在の私立大学の平均入学金(約24万円)は、事務手続きなどの費用も含め妥当と見なされています。
文科省は、進路選択の幅が狭まらないよう、各大学に対し柔軟な対応と負担軽減策の実施を促し、趣旨の徹底に努める方針とのことです。
詳しくは文部科学省公式サイトをご覧ください。
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