指定校推薦は、合格した場合、他の大学を受験できない「専願制」であることが多い。○か×か|受験・教育の今がわかる!クイズ一問一答 Vol.11

「最近の教育って難しそう」「受験制度は複雑すぎてよくわからない」そんなふうに感じている保護者の方も、きっと少なくないはずです。
でも実は、子どもの進路や学びの環境を考えるうえで、“知っておいて損はない”ことがたくさんあります。
とはいえ、いきなり難しい話を読んだり、制度を丸暗記したりするのはちょっとハードルが高いですよね。
そこで今回は、「教育アップデート」をもっと身近に、もっと気軽に体験していただくために――“クイズ形式”で楽しく学べる記事をお届けします!
正解してスッキリ、知らなかった事実に「へぇ〜」と驚いたり、思わず子どもと話してみたり……、そんな発見がきっとあるはず。
ぜひ、クイズにチャレンジしてみてください!

編集部
塾選ジャーナル編集部
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Q.指定校推薦は、合格した場合、他の大学を受験できない「専願制」であることが多い。○か×か
A. 〇。指定校推薦は「専願制」が一般的!
指定校推薦とは、大学が特定の高校に「推薦枠」を設け、その高校の生徒のみが応募できる推薦入試制度。学校内で選考されたうえで推薦されるため、合格率が非常に高いのが特徴です。
指定校推薦は、大学と高校の間に築かれた信頼関係に基づいて運用されている制度です。そのため、合格した場合は必ずその大学に入学する「専願」が前提条件となります。
受験できるのは基本的に1校のみで、合格後の辞退は不可。辞退や他大学への進学は、高校の信用にかかわる重大な問題とみなされ、翌年度以降の指定校推薦枠に影響を及ぼすおそれもあります。
このため、指定校推薦を受けるには「その大学に絶対に進学したい」という強い志望動機が必要です。単に「受かりやすいから」「評定が足りているから」といった理由だけで安易に選ぶことは避けましょう。
出願前には、学部・学科の内容やキャンパスの雰囲気、将来のキャリアとの相性などを総合的に確認し、心から第一志望といえる大学かどうかをしっかり見極めることが大切です。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
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