【2027 高校受験】三重県立高校入試 令和9年度から調査書の記載項目を一部削除・変更へ

2025年9月17日、三重県教育委員会は、令和9年度(現在の中学2年生が受検対象)の県立高等学校入学者選抜から使用される「調査書」について、記載項目の削除・変更を行うと発表しました。
目的は、より客観性・公平性を確保するためとしています。

編集部
塾選ジャーナル編集部
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主な変更点
(1)削除する項目
- 出欠・健康の記録:「欠席日数」「欠席理由」「健康の状況」を削除
- 行動の記録:「基本的な生活習慣」「責任感」など10項目の評価欄を削除
(2)記載方法を変更する項目
- 総合的な学習の時間:全員記載をやめ、特筆すべき成果がある場合のみ「その他参考となる諸事項」に記載
- 特別活動の記録:従来の〇印評価をやめ、学級役員、生徒会役員など具体的な実績を記載
- その他参考となる諸事項:生徒の個性や長所をより多面的に評価できるよう、項目ごとに分けて記載可能に変更
経緯
令和5年度に実施されたアンケートで「調査書の項目は簡素化すべき」「選抜での使われ方を明確にすべき」との意見が寄せられたことを受けて、県内中学校・高等学校・PTA代表者を含む会議で協議。令和6年度に3回(7月・12月・令和7年2月)にわたり議論が行われ、選抜に必要な事項に精選する方針でまとまりました。
適用時期
新しい調査書は1年間の周知期間を経て、令和9年2月以降に実施される選抜から適用されます。対象となるのは現在の中学2年生です。
その他詳細な変更点等につきましては下記参考URLをご確認ください。
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