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高校受験の面接で落ちる人の特徴5選。失敗例や対策を現役塾講師が解説!

更新日:
高校受験
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「面接で失敗して落ちたらどうしよう…」

高校受験を控えた多くの受験生が抱える大きな不安です。緊張で声が出なかったり、志望理由をうまく伝えられなかったり。小さなつまずきが合否を分けてしまうこともあります。

高校受験の面接で落ちる人には「基本的なマナーができていない」「答えが曖昧」「やる気が伝わらない」といった共通点があります。

本記事では、毎年面接指導も行う高校受験のプロ・大山雅司先生の監修のもと、落ちる人の特徴や失敗例を紹介。さらに合格につながる面接対策や、保護者ができるサポート方法も解説します。 

塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

大山雅司

監修者

大山雅司

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。

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目次

高校受験の面接で落ちる人の特徴と失敗例

高校受験の面接で落ちる人には、いくつかの共通した特徴があります。以下の表は、落ちる人と受かる人の特徴をまとめたものです。

項目 落ちる人の特徴 受かる人の特徴
基本的なマナー ・あいさつができない
・服装が乱れている、汚れている
・姿勢が悪い
・あいさつできる
・清潔感があり、整った服装をしている
・背筋が伸びている
志望理由や自己PR ・内容が曖昧で伝わらない
・根拠がない
・内容が明確でよく伝わる
・根拠がある
態度や表情 ・面接官の目を見て話せない
・表情が暗く、笑顔がない
・面接官の目を見て話している
・表情が明るい
質問への答え ・返答が短すぎて、内容が伝わらない
・的外れな返答をする
・返答が短すぎず、内容もよく伝わる
・的を射た返答をする
発言や言動 ・ネガティブな発言がある
・敬語を使えない
・ポジティブな発言をする
・敬語で話している

それぞれの項目の詳細を、ひとつずつ見ていきましょう。

1.基本的なマナーができていない(あいさつ・服装・姿勢の乱れ)

まずはあいさつや服装、姿勢といった基本的なマナーができていないことです。

入室時や着席時の「失礼します」や退室時の「ありがとうございました」といったあいさつができないほか、服装の乱れや汚れ、姿勢の乱れなどが見られます。

大山先生

服装ではネクタイが緩んでいたり、シャツにしわがあったり、靴が汚れたりすることがあるでしょう。この場合、面接官から見た印象が下がってしまう可能性も。
また姿勢が悪いと、面接官にネガティブな印象を与えてしまいます。

失敗例:スマホや持ち物でマナーを欠いてしまうケース

高校によってはスマホや持ち物の制限をしており、面接には持っていけない場合もあります。持ち込み禁止にもかかわらず持って行ってしまうと、評価が下がってしまう可能性があります。

入試要項を細かくチェックして、持ち込み禁止のものは絶対に持って行かないようにしましょう。

2.志望理由や自己PRが曖昧で伝わらない

志望理由や自己PRが曖昧だと、面接官に内容が伝わりません。

失敗例:どの高校にも当てはまる志望理由を言ってしまう

例えば「偏差値の高い大学へ行きたいため、進学率の高い〇〇高校を志望しました」といった内容は他の高校にも当てはまるため、志望理由としては曖昧です。志望校だけの特徴を踏まえた志望理由を考える必要があります。

大山先生

自己PRは中学校生活で部活動や学校行事へ積極的に参加をしていないと、どうしても内容が曖昧で薄いものになってしまいがちです。明確に自分が打ち込んだものがあるほうが、自己PRとしては伝わりやすいです。

リーダーという立場でなくとも、チームの中での自分の役割や貢献内容が語れるものであればよいと思います。「チームのムードメーカーとしての役割」「リーダーを助ける役割」など。チームでの頑張りでなく、あくまで自分ひとりで頑張ったことなどでも、「人よりも頑張った」と自信をもって語れる内容であればOKです。

もし「どうしても頑張ったことが思いつかない」場合は、自分が今持っている興味・関心のある分野を軸にすると良いでしょう。興味・関心を持ったきっかけや、それを過ごしたい高校生活や将来の夢へとつなげていくことで、自己PRを作ることがベターだと思います。

3.態度や表情からやる気が感じられない

態度や表情からやる気が感じられないのも、落ちる人の特徴です。

失敗例:面接中、一度も面接官の目を見ない

アイコンタクトが苦手な中学生もいますが、面接中に面接官の目を見ずに受け答えし続けると、面接官によっては「自信がないのかな」「本当のことを話しているのかな」と疑問に感じてしまいます。

また終始表情が暗く、笑顔がないまま話をするのも、マイナスの印象を抱かせてしまいます。

大山先生

自分の表情に自信がない人は、試しに一日でもいいので口角(口のはし)を少し上げて生活してみてください。それだけで周りの人が受ける印象はぐっと良くなるはずです。

4.質問への答えが短すぎる/的外れ

面接官の質問に対する答えが極端に短すぎると、相手に内容がうまく伝わりません。面接官によっては「きちんと考えられていない」「準備不足」と捉えてしまうでしょう。

また質問とは関係のない的外れな返答をするのは論外です。

失敗例:質問に「はい」「いいえ」だけで答えてしまう

面接官に「部活動はしていましたか?」と聞かれて「はい」で終わってしまうと、会話が続かず印象が薄くなります。「はい、テニス部に所属していて…」などと具体的なエピソードを交えるのが理想です。

大山先生

ここは事前準備が成否を分けます。予め想定される質問や、定番の質問にはしっかり準備をしておきましょう。

5.ネガティブな発言や失礼な言動をしてしまう

ネガティブな発言や失礼な言動をしてしまうのも、面接官にマイナスの印象を抱かせてしまいます。

例えば「中学校の部活動は人間関係が大変だった」「勉強が嫌いなので、高校卒業後は入れそうな会社で働きたい」といったネガティブな発言が続くと、面接ではプラスの要因とはなりません。ネガティブな要素を述べるときは、必ず「改善」や「そこから得た学び」などのプラス要素へと繋げて、セットで述べるように意識するといいでしょう。

失敗例:学校や先生の悪口を答えてしまった

面接で中学校や担任の先生のことを聞かれて、つい悪口をいってしまったケースです。

面接官は受験生が高校で、周りと協調して勉強できるかをチェックしています。そのため、悪口をいってしまうと、協調性がないと判断されかねません。また不満や批判をする傾向にあり、ネガティブな人物だとも捉えられるでしょう。

学校や先生に不満があっても、面接では良かった点を伝えることが大切です。

また「面接官に対して敬語を使えない」「友達に接するような言葉づかいをする」といった言動も失礼です。

大山先生

敬語の使い方や言葉づかいが心配な人は、普段の目上の人(親や先生)に対しての接し方から見直してみましょう。たとえば、先生や親に頼んで気になる言葉遣いがあったら都度指摘してもらうようにお願いするのも有効でしょう。

その他

その他としては「緊張しすぎて話ができない」「面接官の話を遮る」「面接の練習をしていない」などが挙げられます。

どれだけ優れた学力や部活動での実績、魅力的な志望動機を持っていても、面接の練習をしていなければ、本番でうまく伝えることは難しいでしょう。

失敗例:緊張で覚えたことをすっかり忘れてしまった

志望動機や自己PRなどの話すことを覚えたにもかかわらず、緊張で頭が真っ白になって忘れてしまったケースもあります。

「えっと、、、あの、、、、」などと言葉が出ず、パニックになってさらに話すことを思い出せなくなってしまいます。

「すみません、緊張してしまいました。少し時間をいただけますか?」と面接官に伝えて、深呼吸をして心を落ち着かせましょう。

失敗例:緊張で声が小さく聞き取れなかった

緊張によって声が小さくなり、面接官が聞き取れなかった失敗例です。

面接で緊張するのは仕方がありませんが、あまりにも声が小さいと面接官は聞き取れず、言いたいことや質問に対する返答が伝わりません。また暗い印象を与えてしまいます。

声のトーンを意識して、大きな声でハキハキと話すようにしましょう。


面接で失敗したからといって、必ずしも合否につながるとは限りません。

失敗したときや言い間違えたときに、その場で訂正すれば問題ないものがあります。例えば緊張で覚えたことを忘れてしまっても、ひと言断ってから深呼吸で心を落ち着かせて、伝えたいことを話せれば大丈夫です。

面接官はここを見ている!評価ポイント

面接官は受験生のどこを見ているのでしょうか。

続いては面接での評価ポイントを紹介します。

受け答えの内容よりも「態度・雰囲気」

面接官には、受け答えの内容よりも先に「態度や雰囲気」に目がいきます。

態度や雰囲気とは、基本的なコミュニケーションのことです。笑顔やアイコンタクト、ハキハキとした受け答えなど、質問に対して誠実に答える姿勢を重視しています。

志望理由の一貫性

志望理由に一貫性があるかどうかも、評価ポイントのひとつです。一貫性とは始めから終わりまで矛盾がなく、同じ考え方で統一されている状態を指します。

志望理由に一貫性を持たせるためには、志望校の教育方針やカリキュラムなどと、自分の考えや希望を結びつけ、一つの流れにすることが大切です。

たとえば、「将来エンジニアになりたい」→「理数系の勉強を深めたい」→「理数教育に力を入れているこの高校を志望した」といった具合です。

入学後に前向きに取り組める姿勢

最後は入学後に前向きに取り組める姿勢です。面接官は入学後にどのような高校生活を送りたいのか、進路はどうしたいのかを知りたがっています。

将来の夢や得意教科、中学校で頑張った部活動などを関連づけて、前向きな高校生活を送りたい旨を伝えるとよいでしょう。

例:将来は医療関係の仕事に就きたいと考えており、そのために高校では理系科目の勉強に力を入れるつもりです。特に生物が好きなので研究活動にも積極的に参加し、知識を深めたいです。友人や先生方と協力しながら夢の実現に向けて努力します。

面接で落ちないための対策

「面接で失敗した」「面接で落ちてしまった」といった状況を避けるためには、事前の対策が欠かせません。

以下で面接で落ちないための対策を、全部で6つ見ていきましょう。

面接で落ちないための対策リスト

① 基本マナーを身につける(挨拶・服装・言葉づかい)

どれだけ志望理由や自己PRの内容が魅力的なものでも、あいさつや服装、言葉づかいといった基本マナーができていなければ、面接官の評価は下がってしまいます。そのため、第一に基本マナーを身につけておきましょう。

「失礼します」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」といったあいさつは、相手に聞こえる声量ではっきりと話すようにします。

また「人は見た目が9割」という言葉もありますが、面接官は受験生の服装や身だしなみをチェックしています。面接当日だけでなく、普段から以下の点に注意しておきましょう。

基本マナーのチェックリスト

  • 制服やシャツがシワになっていないか
  • 靴が磨かれているか
  • 爪が伸びていないか
  • ひげが伸びていないか
  • 前髪が目をおおっていないか

当日は手鏡を持って行くと、髪の毛やネクタイの結び目などをチェックしやすくなります。

言葉づかいは敬語が基本ですが、あまり意識しすぎると、変な言い方になってしまうかもしれません。語尾は「です」「ます」を使い、友達同士で話すようなカジュアルな言い方は止めましょう。

② 定番質問を事前に準備しておく

面接の定番質問は、事前に準備しておきましょう。

定番質問とはよく聞かれる質問のことで、次のようなものがあります。

よく聞かれる定番質問

  • 将来の夢や進路
  • 中学校で頑張ったことや印象に残っていること
  • 得意教科と不得意教科
  • 志望校の印象や特色、知っていること
  • 自己PR
  • 入学後の抱負
  • 長所と短所
  • 入学後の部活動
  • 校則やルール
  • 気になった最近のニュース

上記で挙げた10の質問にはすぐ答えられるよう、返答する内容をしっかり考えておきましょう。

都立高校入試の面接について、定番質問や答え方のコツを以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

高校受験の面接で聞かれる質問10選!合格に近づく「3ステップ回答」を公開!高校受験の面接で聞かれる質問10選!合格に近づく「3ステップ回答」を公開!

③ 模擬面接で練習する(家族・先生に協力してもらう)

面接対策で大切なのは「どれだけ事前練習をしたか」です。本番を想定して何度も繰り返し練習することで、緊張せずに臨めるようになります。

模擬面接は家族や学校・塾の先生などに協力してもらいましょう。面接本番と同じようにテーブルや椅子を設置し、特に「表情」「声の大きさ」「話しの長さ」「内容が分かりやすいか」の4つができているかどうかをチェックしてもらいます。

④ 緊張を和らげるメンタル対策をする

できるだけ緊張を和らげるよう、メンタル対策にも取り組みます。

「ストレッチをする」「深呼吸をする」「好きな音楽を聴く」など、自分なりにリラックスできる方法を探してみるとよいでしょう。

また意識して思考をポジティブに変換するのもおすすめです。「他の受験生も緊張しているから大丈夫」「面接の失敗は大きな問題ではない」など、ポジティブに考えるようにしましょう。

⑤ ネガティブをポジティブに言い換える答え方をする

面接官の質問によっては、ネガティブな返答になってしまうこともあります。内容をネガティブのままではなく、「改善策」や「学び」をセットで伝えると印象が良いです。

例えば優柔不断を短所に挙げる場合は「最近は物事に優先順位をつけて、スムーズに行動できるようにしています」「メリットとデメリットを整理して、複数の中からスムーズに選べるようにしています」といったように、短所を克服するために努力していることを伝えるとよいでしょう。

⑥ 保護者によるサポートを行う

面接対策では保護者ができるサポートもあります。

先で述べた模擬面接だけでなく、志望理由や自己PRなどを子どもと一緒に考えることもできるでしょう。まずは子どもが内容を考えて、保護者が客観的な立場でチェック。改善点などを伝えると、より良いものにアップデートしていけます。

また子どもの不安な気持ちを受け止めたうえで、励ましたり、ポジティブな反応をしたりと、メンタル面を支えることも保護者の役割です。

推薦入試で特に注意するべき面接のポイント

推薦入試の面接では、一般入試とは違って特に注意するべきポイントがあります。

学習意欲や学校への適応度が強く問われる

推薦入試の面接では、学習意欲や学校への適応力が強く問われます。

選抜基準のひとつになっているのが、入学後の学習意欲や学校生活への適応度です。そのため「入学後に活躍してくれそう・成長してくれそう」と思ってもらえる人の方が評価が高いです。

例えば、将来かなえたい夢のために積極的に勉強したい人・勉強だけでなく部活にも積極的に取り組もうとする人・行事に積極的に参加した経験がある人などです。

推薦ならではの評価ポイントと答え方のコツ

面接でどの項目が重視されるかは高校の方針や入試形態によっても異なりますが、およそ志望理由は重要な評価ポイントだと思ってよいでしょう。

「強い入学意欲と高い目的意識を持った生徒を入学させたい」と思うことは高校にとって自然であり、推薦入試では特に重視されます。

中学校で頑張ったことや興味のあること、将来の夢などを整理したうえで、志望校の教育方針やカリキュラム、進路実績などと照らし合わせながら志望動機を組み立てていきます。

例:自分の強み・興味を起点に志望動機を組み立てる場合

  1. 中学校で頑張ったこと・得意科目・興味を示す
  2. それがなぜ好きなのか・どんな経験で伸ばしたのかを一言添える
  3. 志望校のカリキュラム・教育方針・部活動などと結びつける
  4. 高校でさらに伸ばしたい力を述べる
  5. 将来の目標や進路につなげて締める

上記を踏まえると志望動機は以下のような回答例となります。

私は中学校で理科の授業に力を入れて取り組んできました。特に実験を通して、現象のしくみを自分の目で確かめられるところに大きな魅力を感じています。なかでも化学分野の実験では、結果を予測し、何度も試行錯誤しながら成功に導く過程がとても楽しく、主体的に学ぶ力が身についたと感じています。

貴校のカリキュラムでは、探究型の学習や理科実験に力を入れていると知り、より深く科学的な視点を養えると感じて志望しました。また、理科研究部の活動にも興味があり、同じ興味を持つ仲間と切磋琢磨したいと思っています。

高校では、自分の興味をさらに深め、論理的に考える力や課題を解決する力を身につけたいです。そして将来は、医療や環境分野に関わる科学の道に進み、人々の役に立つ研究ができるような仕事に就きたいと考えています。

面接前に確認!受かるためのチェックリスト

受験当日の面接で焦らないためには、事前準備がすべてです。ここでは、面接前に確認しておきたいポイントをチェックリスト形式で紹介します。

すべてに「はい」と答えられる状態なら、当日も安心して臨めるはずです。

チェック項目 チェック欄
あいさつ・礼儀が自然にできるか □ はい / □ いいえ
姿勢よく、面接官の目を見て話せるか □ はい / □ いいえ
面接での服装や身だしなみは整っているか □ はい / □ いいえ
志望理由がその高校ならではの内容になっているか □ はい / □ いいえ
自己PRで自分の強みが具体的に伝えられるか □ はい / □ いいえ
定番質問への答えを準備し、スムーズに話せるか □ はい / □ いいえ
ネガティブな話題をポジティブに言い換えているか □ はい / □ いいえ
模擬面接などで実践練習をしたか □ はい / □ いいえ
敬語や言葉づかいに不安がないか □ はい / □ いいえ
緊張をほぐすためのリラックス法を用意しているか □ はい / □ いいえ

高校の推薦入試対策ができる塾はあるの?

推薦入試では、一般入試とは異なる対策が必要です。特に志望理由書の作成や面接、小論文といった対策は、学校だけではカバーしきれないケースも少なくありません。

ここから先では、塾選ジャーナルが厳選した推薦入試対策に強みを持つ塾を紹介します。

高校推薦入試の個別指導塾 洋々

高校推薦入試の個別指導塾 洋々では、完全個別指導体制を基本とし、出願書類から面接・小論文対策までを一気通貫でサポートしています。プロフェッショナルやエキスパート講師が、合格可能性を高める視点から丁寧に指導してくれるのが魅力。

早慶をはじめとした難関高校への合格実績も豊富で、志望校別の対策も可能です。推薦入試での受験対策を本格的に考えている方には、信頼できる選択肢となるでしょう。

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通塾期間:2022年9月〜2023年1月

合格者インタビューのアイコン

渋谷本校/生徒・高校2年生 (高校受験)/週1日/志望校: 東京都立戸山高等学校合格10

よくある質問(Q&A形式)

最後に高校の面接でよくある質問を3つ紹介します。

沈黙や言葉につまったらどうすればいい?

沈黙したり言葉につまったりしたときは、面接官に「少し考える時間をいただけますか」と断ったうえで、一呼吸をして心を落ち着かせましょう。そして、質問に対する返答を考えます。

「よくわかりませんでした」「自宅へ帰ってから調べます」などの答えでは、その質問に対して加点されることはないと考えてよいでしょう。稚拙でもいいので、あなたが今思ったこと、考えたことを述べた方が加点にはつながりそうです。

面接で失敗しても逆転はできる?

面接で失敗しても逆転できるかどうかは、志望校や失敗した内容などによって異なります。

合否に影響する面接試験の比率は、高校によって違います。例えば「面接は参考程度」とされている場合は、学力試験などで失敗を挽回できるでしょう。

一方で面接のみで合否が決まる場合、そもそも逆転できる機会がない場合もあります。

面接で落ちる確率はどのくらい?

面接で落ちる確率は、入試形態、面接の目的、私立か公立か、などによっても変わるため一概には言えません。

例えば都立高校の推薦入試の場合は面接も得点化され、その他の評定点や小論文(高校によってはプラスで集団討論や実技検査)と併せて合否が確定するため、面接”だけ”が要因で不合格になることはありません。

かたや私立高校などで「一次試験がペーパー、二次試験が面接」という場合、面接の受け答え次第では不合格の要因となる可能性も考えられます。

どのような場合であっても、「面接が不合格の要因にならないように」と考えて準備をする姿勢が大切です。

まとめ 「落ちる人の特徴」を理解して合格を手繰り寄せよう

高校受験の面接で落ちる人には「基本的なマナーができていない」「志望理由や自己PRが曖昧で伝わらない」など、いくつかの共通した特徴があります。

しかし、事前の対策や準備によって改善できる部分がほとんどのため、日にちに余裕を持って取り組むことが大切です。

面接での受け答えと同様に大切なのが、基本的なコミュニケーションとなる受験生の態度や雰囲気です。笑顔やアイコンタクトなどを意識して、誠実に質問に答える姿勢が評価されます。

今回紹介した「落ちる人の特徴」を理解して、入念な対策を通じて合格を手繰り寄せましょう。

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
編集部
塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

監修者プロフィール

大山雅司
ひのき進学教室 三軒茶屋校講師
大山雅司

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。

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