高校受験で使われる「換算内申」と「素内申」は、同じものである。○か×か|受験・教育の今がわかる!クイズ一問一答 Vol.17

「最近の教育って難しそう」「受験制度は複雑すぎてよくわからない」そんなふうに感じている保護者の方も、きっと少なくないはずです。
でも実は、子どもの進路や学びの環境を考えるうえで、“知っておいて損はない”ことがたくさんあります。
とはいえ、いきなり難しい話を読んだり、制度を丸暗記したりするのはちょっとハードルが高いですよね。
そこで今回は、「教育アップデート」をもっと身近に、もっと気軽に体験していただくために――“クイズ形式”で楽しく学べる記事をお届けします!
正解してスッキリ、知らなかった事実に「へぇ〜」と驚いたり、思わず子どもと話してみたり……、そんな発見がきっとあるはず。
ぜひ、クイズにチャレンジしてみてください!

編集部
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Q.高校受験で使われる「換算内申」と「素内申」は、同じものである。○か×か
A.×。両者の違いを整理しよう!
換算内申とは、中学校の通知表に記載された各教科の評定(1〜5)を、都道府県や高校ごとのルールに従って“点数化”した内申点のことです。
例えば、東京都では実技4教科の評定を2倍にして9教科合計を65点満点で算出します。このように、換算内申はある教科の評定に倍率をかけたり、特定の学年だけを対象にしたりと、単なる合計とは大きく異なります。
「素内申」とは、9教科の評定(1〜5)を単純に合計したものです。たとえば、すべての教科が評定「4」であれば、4×9=36点が素内申になります。
一方、「換算内申」は各教科の評定に対して、都道府県や高校が定めたルール(教科によって倍率をかける、学年を限定するなど)に基づいて計算された点数です。
両者にはこのような違いがありますので、受験する前にしっかりと確認しておきましょう。
換算内申については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
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