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地理は丸暗記NG!中学生向け勉強法ー3つのコツで高得点を狙おう【現役塾講師監修】

更新日:
高校受験
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「地理の勉強って、とにかく暗記が多くてつまらない…」

都道府県に山脈、世界の気候や産業。覚えることだらけで、地理を苦手と感じてしまう中学生は少なくありません。

でも実は、地理は「丸暗記」科目じゃないって知っていましたか?

「場所」「特徴」「理由」の3つをつなげて考えると、まるで謎解きのようにスルスルと頭に入ってくるんです。理由がわかれば自然と覚えられて、テストでも面白いように得点できるようになる科目。

この記事では、地理が苦手な中学生に向けて、勉強がこれまでよりずっと楽しくなる「3つのコツ」や「勉強法の5ステップ」を伝授。さらに、定期テスト直前の対策もばっちりカバー!

暗記が苦手でも大丈夫
覚えた知識がテストでバンバン使える
楽しく続けられる

そんなワクワクする地理の勉強法で、苦手を克服してみませんか?

塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

大山雅司

監修者

大山雅司

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。

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目次

中学生に多い!地理の勉強が苦手になる理由

中学生が地理の勉強を苦手になる理由

社会科の中でも地理を苦手とする中学生は、決して少なくありません。苦手を克服するためには、苦手になっている理由や原因を理解することが大切です。

まずは地理の勉強が苦手になる主な理由を、全部で3つ紹介します。

地図やグラフの「読み方」がわからない

地図やグラフの「読み方」がわからないと、地理の勉強が苦手になります。

地図やグラフは地理学習の基本ツールで、教科書や資料集には必ずといっていいほど出てきます。学校の定期テストや高校入試では、地図やグラフから情報を適切に読み取らないと、解けない問題が出題されることもあるでしょう。

「地図上の記号や色が示しているものがわからない」「円グラフや棒グラフといった統計グラフから、重要な情報を読み取れない」といった状態だと、地理学習の入口の段階でつまずきます。

「丸暗記」で覚えようとしてすぐに忘れる

「丸暗記」で覚えようとして、すぐに忘れてしまうのも理由のひとつです。

地理は暗記科目といわれていますが、機械的な丸暗記だけで覚えようとすると、知識が定着することなく忘れてしまいます。「なぜそうなるのか」といった理由や背景を考えず、また情報同士のつながりを意識していないためです。

また丸暗記で覚えられたとしても、いつもとは違った観点からの問題や、複数の情報を組み合わせて解く問題には対応できないでしょう。

興味がわかず、イメージが持てない

地理への興味がわかず、具体的なイメージが持てないと勉強に苦手意識を持ってしまいます。

例えば偏西風や地中海性気候といったワードが出てきても、実際の日常生活やこれまでの体験と結びつかないとイメージがわかず、興味・関心も生まれにくいでしょう。

また写真や動画といった視覚的な資料が少ないと、文字だけの情報となり、より学習のモチベーションが上がりません。

中学生の地理の勉強法3つのコツ

冒頭でも述べたように、地理はただの暗記科目ではありません。機械的な丸暗記では知識がなかなか定着せず、また応用問題にも対応しにくくなります。

中学生の地理学習は「丸暗記」ではなく「理解する」です。一つひとつの学習項目を頭の中でしっかり理解すれば、地理の得点はグングン上がっていきます。

以下で「覚える」ではなく「理解する」ための3つのコツを紹介します。

中学生の地理の勉強法3つのコツ

①「場所」+「特徴」+「理由」でつなげて覚える

個々の学習項目を勉強する際は「場所」「特徴」「理由」の3つをつなげて覚えるようにしましょう。

地理で出てくる学習項目は、一つひとつがバラバラに独立しているわけではありません。例えば「東北地方(場所)で冬に地場産業が発達しているのは(特徴)、厳しい雪の期間が長くて農業ができないため(理由)」といったように、地形や気候、産業、人々の生活などは互いに関連しています。

それぞれの物事を「場所」「特徴」「理由」との関連性でイメージしながら勉強すると、頭の中に定着しやすいです。

【実例:香川県で「うどん」が有名なのはなぜ?】

場所+特徴+理由でつなげて覚える実例

② 覚える順番を工夫すれば記憶に残りやすい

覚える順番を工夫すれば、より記憶に残りやすくなります。

おすすめの順番は、次のとおりです。

1.場所の特徴を覚える
2.人間の活動を覚える
3.地域ごとの特徴を覚える

まずは「場所の特徴」を覚えましょう。日本や世界には様々な場所があり、それぞれで地形や気候が異なります。「どのような地形や気候があるのか」「気温や雨の降り方は、地域によってどのように違うのか」など、場所ごとの特徴を理解することが大切です。

次は場所ごとに住んでいる「人間の活動」を覚えます。「その場所では、どのような産業が盛んか」「その場所では、人間がどのような移動をしているか」など、場所と人間とのつながりを深めていきます。

最後は「地域ごとの特徴」を覚えることです。日本の各地方や世界各地の特徴を、さらに深掘りして覚えていきます。すでに「場所の特徴」「人間の活動」を覚えていれば、様々な地域の特徴も覚えやすくなるでしょう。

③「なぜそうなるのか?」を考えるクセをつけよう

地理の勉強をするうえでは「なぜそうなるのか?」といったように、理由や原因を考えるクセをつけるのもポイントです。

「なぜこの地域では、この農業が発展しているのか」「なぜこの都市には人が多く集まるのか」といったように、理由や原因を考えることを意識しましょう。「なぜ?」を意識して勉強するだけで、物事の流れやつながりがわかり、より頭の中に定着しやすくなります。

また単に知識だけはない、考える力が問われる応用問題にも対応できるようになるでしょう。

大山先生直伝!中学生のための地理の正しい勉強法5ステップ

中学生の地理を攻略するためには、正しいステップに沿って勉強することが効果的です。

この章では5つのステップに分けて地理の勉強法を見ていきましょう。

大山先生直伝_中学生のための地理の正しい勉強法5ステップ

ステップ1|まずは「教科書」をざっくり読む

まずは学校で使っている教科書をざっくり読みます。

学校の授業は教科書に沿って進み、また基本的に公立高校入試では、教科書に載っている学習範囲から問題が出題されます。そのため、最初は教科書を読んで基本的な知識をインプットしていきましょう。

初めから完璧に理解する必要はありません。完璧に理解しようとすると負担が大きくなり、モチベーションが下がってしまう可能性があります。

よくわからない用語や説明があっても読み進めていき、学習範囲の大まかな概要がわかれば十分です。学習の際、「今どこの地域について学んでいるか」がはっきり認識できるように、地図で確認しながら進めましょう。

ステップ2|重要語句や地名をワークで確認

教科書をざっくり読んだら、重要語句や地名をワークで確認しましょう。

教科書の内容に沿った問題が載っているため、教科書準拠のワークや問題集を使うのがおすすめです。もし準拠のワークや問題集がない場合は、市販の教材でも問題ありません。

まずは勉強した箇所を自分で解いてみて、間違えたところはチェックします。重要語句や地名を中心に間違えたところを確認し、時間を置いてから解き直してみましょう。

「覚えるまで」「解けるまで」繰り返しチャレンジするのが、成績アップのポイントです。

ステップ3|地図・統計・グラフを使って情報を「つなげる」

ステップ3では地図・統計・グラフを使って、情報を「つなげる」作業に取り組みます。

教科書や参考書には地図・統計・グラフといった資料があり、重要事項が詰まっています。教科書とワーク・問題集で勉強した内容を、さらに地図・統計・グラフなどで確認すると、点と点になっていた情報がつながるでしょう。

また定期テストや高校入試では、提示された資料から情報を読み取る問題も出題されるため、普段から慣れておくことも大切です。

ステップ4|白地図・図表を使ってアウトプット練習

アウトプット練習におすすめなのが、白地図と図表の活用です。

白地図とは地名が記載れていない地図のことで、アウトプット練習に最適です。国や都道府県、山、川などの名称を調べて、白地図に書き込んでいきます。余白には地域ごとの特色(気候・農作物・工業など)を書き加えれば、視覚的に覚えられるでしょう。

まだ覚えていない箇所や苦手な箇所は、色分けするのがおすすめ。短時間でもパッと見て、必要な箇所だけ復習できます。トイレの壁に貼っておくと、毎日見て自然と覚えられます。

また図表を作成するのも効果的です。「地域」「気候」「農作物」「工業」といった項目をつくり、それぞれの内容を書いて一覧表にすると、一目で全体の特徴がつかめます。

ステップ5|過去問や予想問題で本番力を鍛える

最後のステップは、過去問や予想問題で本番力を鍛えることです。

定期テストや高校入試には一定の出題傾向・出題されやすい問題があるため、過去問や予想問題をとおして実践力を高められます。これまでの教科書やワークなどで培ってきた基礎知識を活用して、本番を想定した問題にチャレンジしてみましょう。

間違えた箇所はチェックしておき、必ず解説や教科書を読んで理解を促します。正答できるまで、時間を置いて何度も繰り返して取り組むことがポイントです。また特に社会に関しては、自分の知らない知識がないか点検するために、解答だけでなく解説にまでしっかり目を通すことが大切です。

地理の勉強が楽しくなる!苦手を克服するコツ

地理の勉強が楽しくなる_苦手を克服するコツ

「地理の勉強がどうしても苦手」「勉強するのが苦痛でしょうがない」といった中学生は、以下で紹介する3つのコツを実践してみましょう。地理の勉強が今までよりも楽しくなります。

「旅するつもりで地理を学ぶ」思考に変える

地理の勉強を単なる暗記作業ではなく、「その場所を旅している」と想像しながら進めてみましょう。

例えば、九州地方について学ぶときは「九州へ行ったら、火山の恩恵で温泉を満喫できるな」「有明海で養殖で有名な海苔を買おう」といった視点で勉強します。

ただの地名やデータだった情報が「旅の情報」へ変わり、知的好奇心が刺激されるでしょう。

身近なニュースや天気予報とつなげると定着する

身近なニュースや天気予報をつなげると、知識が楽しく定着します。

テレビや新聞などのニュース・天気予報は日々アップデートされており、実は地理と大きくつながっています。例えば「北海道でジャガイモの収穫が盛んだった」「今日の天気は偏西風の影響を強く受ける」といった情報があった場合、教科書の農業区分や季節風といった項目とつながるでしょう。

社会で起こっている出来事に地理的観点から関心を払うと、生きた知識として楽しく勉強できます。

1日1地域ルールで“少しずつ”定着させる

1日1地域ルールを設けて、少しずつ定着させるのも苦手を克服するコツです。

1回の勉強ですべてを覚えようとすると、なかなか覚えられなくてストレスとなり、ますます地理が嫌いになってしまいます。そのため、1日1地域ルールを取り入れて、負担なく勉強を進めていきましょう。

1日1地域ルールでは「1日に1つだけの国や日本の地域を選び、場所・特徴・理由を覚える」ことを実践します。1日で覚える情報量を少なくすることで達成感が生まれ、学習の継続につながります。

定期テスト直前にやるべき4つの対策

基礎学力の定着だけでなく、高校入試の内申点にもつながる定期テストでは、できるだけ高い得点を取っておきたいところでしょう。

最後に地理の定期テスト直前で、やるべき4つの対策を紹介します。

地理の定期テスト直前にやるべき4つの対策

① 白地図トレーニングで知識を整理

知識の整理に役立つのが、白地図トレーニングです。

前述の「中学生のための地理の正しい勉強法5ステップ」の章で解説したように、定期テスト出題範囲の知識を白地図に書き込みましょう。各場所を確認しながら、気候・農作物・工業といった特色も書き込んでいきます。

完成したものは目につきやすい場所に貼っておくと、何度も見るうちに自然と覚えられます。

② グラフ・資料問題で「読む力」を鍛える

グラフと資料問題をとおして「読む力」を鍛えることも大切です。

地理ではグラフや資料問題がよく出題されますが、読む力はすぐに身につきません。「このグラフは何を意味しているのか」「資料のどの部分に着目すればよいのか」などを意識しながら問題演習に取り組むと、読む力を鍛えられます。

③「この地域といえばコレ!」のまとめノートづくり

地域別のまとめノートづくりも、定期テスト対策に役立ちます。特に苦手な地域やまだ定着していない地域をピックアップして、ノートに個別にまとめると、効率的に勉強を進められるでしょう。

以下はぜひ盛り込んでおきたい項目です。

  • 人口や面積
  • 気候の特徴
  • 山や川、平野といった地形的な特徴
  • 主な農産物
  • 盛んな工業
  • 授業で習ったポイント
  • ワークや問題集などで間違えたポイント

注意点は、ノートづくり自体が目的にならないことです。たくさんの色ペンを使ったり、きれいに仕上げるために何度も書き直したりするのは止めましょう。

あくまでも勉強の補助として活用するものなので、見栄えを気にする必要はありません。

④ 学校ワークを繰り返しやる

学校ワークを繰り返しやるのもおすすめです。

教科書でインプットしただけでは、まだ知識としての定着には不十分。教科書準拠の学校ワークに取り組むことで、学んだ知識がアウトプットされ、より深い知識として定着します。

間違えた問題にはチェックをつけて、必ず解説を読んで内容理解に努めましょう。必要であれば教科書に戻って、該当箇所を確認します。時間を置いてから再度同じ問題にチャレンジし、正答できるまで何度も繰り返します。

まとめ:地理は「考えて覚える」教科。正しい順番で取り組めば必ず伸びる!

中学生の地理は、ただの暗記科目ではありません。機械的な丸暗記で覚えようとしても、なかなか知識を覚えられず、子どもによっては苦手意識を持ってしまうでしょう。

地理学習のポイントは「考えて覚える」ことです。一つひとつの項目や用語をそのまま覚えるのではなく、場所・特徴・理由といったつながりを考えながら覚えていきます。また「場所の特徴を覚える→人間の活動を覚える→地域ごとの特徴を覚える」といったように、順番立てて取り組むことで、より記憶に残りやすくなるでしょう。

地理は決して難しいわけではなく、ポイントを押さえて勉強することで、大きな得点源になりえます。今回紹介した勉強法などを参考にしながら、苦手な地理を得点源に変えていきましょう。

執筆者プロフィール

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監修者プロフィール

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ひのき進学教室 三軒茶屋校講師
大山雅司

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。

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