大学受験の過去問はいつから解くべき?東大卒ライターが効果的な使い方を伝授
「大学受験、過去問はいつから解くべき?」「周りが過去問を始めていて、正直焦っている……」そんな悩みを抱えている受験生は多いのではないでしょうか。大学受験の過去問は、「いつから始めるべき」という明確な決まりはありません。
ただし、志望校のタイプ別に見れば、多くの受験生が過去問演習を始める“目安の時期”はあります。目安の時期は以下の通りです。
| 志望タイプ | 難関大学 | 中堅大学 | 地方・共通テスト比重高 |
| 国公立志望 | 高3夏(7〜8月) | 夏〜9月 | 9〜10月 |
| 私立志望 | 高3夏(7〜8月) | 9月前後 | 10月以降 |
この記事は、株式会社カルぺ・ディエムに所属して全国各地で勉強法に関する講演活動を行っている東大卒教育ライター・布施川天馬さんの監修のもと作成しています。
なぜ、大学のタイプ別にこのスケジュールがおすすめなのか。ここから、国公立志望・私立志望それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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監修者
布施川天馬
1997年生まれ。東京大学文学部卒。世帯年収300万円台の家庭に生まれ、幼少期から貧しい生活を送る。金銭的、地理的な事情から、無理のない進学先が東京大学のみに絞られ、東大進学を志す。 塾に通う金銭的余裕がなく、勉強の傍ら週3日フルタイムのアルバイトで学費を稼ぐ。受験生活を通してオリジナルの「お金も時間も節約する自習術」を編み出し、一浪の末、東大に合格。 在学中から、自身の勉強法や学習法を、執筆活動や、全国の学校での講演を通して広める。著書に『東大式節約勉強法』『東大式時間術』(扶桑社)『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社)など。
目次
大学受験の過去問はいつから始めるべき?学校のタイプ別おすすめスケジュール

大学受験の過去問について、「◯月から始めるべき」といった絶対的なルールは存在しません。ただし、目安としては、高校範囲の基礎学習を一通り終え、教科書レベルの理解ができてから本格的に取り組むのが理想的です。
基礎が不十分な状態で過去問に手を出すと、解けない問題が続き、学習効率が下がるだけでなく、モチベーションを落とすこともあります。過去問演習は、単に早く始めればよいものではなく、自分の学習段階と志望校に合ったタイミングを見極めることが重要です。
ここからは、志望する大学のタイプとレベル別に、過去問演習を始める時期の目安を紹介します。
国公立大学志望の人
国公立大学を目指す場合、共通テストと二次試験の両方を視野に入れた対策が必要になります。そのため、過去問演習は計画的に進めることが欠かせません。
以下は、国公立大学を志望する人向けに、大学のレベルごとに整理した過去問開始時期の目安です。
| 志望レベル | 過去問開始の目安 | 学習のポイント |
| 難関国公立(旧帝大・医学部など) | 高3夏(7〜8月) | 二次試験の形式・記述量に早めに慣れる |
| 中堅国公立 | 夏〜9月 | 共通テスト対策を軸に段階的に二次対策 |
| 地方国公立 | 9〜10月 | 共通テスト対策を優先し、二次は後半から |
難関国公立大学では、大学ごとの出題形式や記述問題への対応力が合否を左右するため、夏の段階で一度過去問に触れ、傾向を把握しておくとよいでしょう。
一方で、中堅・地方国公立大学の場合は、共通テストの得点が大きな比重を占めるケースも多いです。そのため、まずは共通テスト対策を中心に進め、高3の秋以降に二次試験の過去問演習を本格化させる進め方が現実的です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「大学受験の過去問は計画的に、有意義に使う」 国公立大学は共通テストと二次試験のバランスが重要です。この前提を忘れず、選択問題、記述式両方に対応できるようにしておかなくてはなりません。共テ対策に注力するあまり、二次対策を後回しにして、完成しないまま試験日がやってくる……なんて失敗例もよく聞きます。 また、過去問を早く始めることも大切ですが、その目的はその大学の「要求する力」を早めに把握すること。決して量をこなし、過去問を無駄に消費することではありません。計画的に、有意義に使うことを意識しましょう。 |
私立大学志望の人
私立大学を志望する場合は、国公立大学と比べて試験科目が絞られるケースが多く、大学ごとの出題傾向も比較的はっきりしているのが特徴です。そのため、過去問演習は「形式に慣れる」「得点源を固める」ことを目的に進めていくとよいでしょう。
以下は、私立大学志望の人向けに、大学のレベル別で整理した過去問演習開始時期の目安です。
| 志望レベル | 過去問開始の目安 | 学習のポイント |
| 難関私立(早慶・上智など) | 高3夏(7〜8月) | 学部ごとの出題形式・難度を早めに把握 |
| 中堅私立(MARCH・関関同立など) | 9月前後 | 頻出分野を中心に得点力を高める |
| 地方私立・滑り止め | 10月以降 | 基本問題の取りこぼしを防ぐ |
難関私立大学では、学部ごとに問題の形式や難易度が大きく異なることも多く、早い段階で過去問を解いて傾向をつかんでおくことが重要です。夏のうちに一度過去問に触れておくことで、秋以降の学習計画が立てやすくなります。
一方で、中堅〜地方私立大学を志望する場合は、基礎〜標準レベルの問題を確実に得点できる力を身につけることが最優先です。過去問演習は秋以降からでも十分間に合うため、焦らずに基礎固めを優先しつつ進めていきましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「私大は大学、学部の差が大きい」 私大は「大学ごとの差」、そして「学部ごとの差」が大きいことが特徴。すべての私大や学部で同じ対策をするのは危険です。問題傾向を早くに把握し、各大学、各学部の形式に合わせた対策を考えましょう。特に英語などの傾向が顕著に現れる科目は早期から過去問に触れ、形式慣れしておくことが大切です。 |
今の自分は過去問を始めていい?判断する3つのポイント

過去問を始める時期の目安を理解したところで、「今の自分はもう過去問に取り組んでも大丈夫なのか」と不安に感じる人も多いでしょう。
ここでは、過去問演習を始めるかどうかを判断するための3つのポイントを紹介します。先ほどのスケジュールとあわせて、自分の状況を確認してみてください。
基礎問題で8割前後取れているか
まず確認したいのが、基礎レベルの問題で安定して8割前後の得点が取れているかという点です。ここでいう基礎問題とは、教科書の例題や学校・参考書の標準レベルの問題を指します。
これらの問題である程度得点できていれば、知識の抜けや理解不足が大きくはない状態といえるでしょう。この段階で過去問に取り組むことで、「どの分野を重点的に強化すべきか」を具体的に把握できるようになります。
一方、基礎問題での正答率が大きく下回っている場合は、無理に過去問を解くよりも、まずは基礎の復習を優先したほうが効率的です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「安定して解けているかという視点を大切に」 とはいえ、「8割」はあくまで目安です。絶対条件ではありません。時期や普段の試験の得点など、総合的に判断する必要があるでしょう。一回の点数ではなく、安定して解けているかという視点を大切にしてください。 |
志望校の出題範囲を一通り学習済みか
次に確認したいのは、志望校で出題される範囲を一通り学習し終えているかという点です。ここで重要なのは、「完璧に理解しているかどうか」ではありません。
例えば、未習分野が多く残っている状態で過去問を解くと、実力とは関係なく解けない問題が続き、正確な手応えをつかみにくくなります。過去問本来の目的である「傾向の把握」や「弱点の発見」が難しくなってしまうためです。
一方、志望校の出題範囲を一通り学習し終えていれば、多少理解があいまいな分野があっても問題ありません。過去問を通して、「どの分野を重点的に復習すべきか」「どこが得点源になりそうか」を具体的に判断できるようになります。
もし、まだ学習が終わっていない分野がある場合は、その科目だけ過去問演習を控えたり、該当分野の学習を優先したりするなど、柔軟に進め方を調整することが大切です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「わざわざ知らない分野の問題を無理して解く必要はない」 国語と英語は未習分野という概念は気にしなくていいです。少し背伸びして問題を解くくらいが一番成長できますから。しかし、それ以外の科目は明らかに「習っていない」「知らない」問題がわかるはずです。実際に過去問を解くとき、そういう問題に出くわしたら、飛ばしてください。過去問はすでに習っている問題が過去問レベルに達しているかどうかの確認に使うもの。わざわざ知らない分野の問題を無理して解く必要はありません。 |
解説を読んで理解できる状態か
過去問演習を始める前に、もう一つ確認しておきたいのが、問題の解説を読んで内容を理解できる状態にあるかという点です。
過去問は「解くこと」よりも、「解いた後に振り返ること」に大きな価値があります。解説を読んでも何が書いてあるのか分からない状態では、正しい学びにつなげることができません。
一方で、解説を読んで「なぜこの解き方になるのか」「どこで間違えたのか」を理解できるのであれば、たとえ点数が思うように取れなくても問題ありません。過去問演習を通して、知識の抜けや考え方の癖を修正していくことができます。
もし解説を読んでも理解が難しいと感じる場合は、過去問に取り組む前に、該当分野の基礎を復習したり、参考書や授業で理解を深めたりする時間を取りましょう。理解できる状態を整えてから過去問に戻ることが、結果的に近道になります。
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東大卒教育ライター・布施川さん「解説を読んでも理解できない場合は2パターンにわかれる」 解説を読んでも理解できない場合は2パターンにわかれます。まず、そもそも基礎を理解していない場合。これは教科書や参考書に戻り、説明を理解したのち、類題を解けるようになってからまた解説に戻ってきましょう。 もうひとつは基礎はわかっているが、解説の行間が読めない場合。このパターンは「わかっている人に聞く」のが最適解です。学校や塾の先生、友達などに積極的に質問しましょう。なぜその解法になるのか説明してくれるはずです。 |
大学受験の過去問の効果を最大化する使い方

過去問は、ただ解くだけでは十分な効果を発揮しません。取り組み方を少し工夫するだけで、得られる学習効果は大きく変わります。
ここでは、大学受験の過去問演習をより意味のあるものにするために、特に意識したいポイントを紹介します。
本番同様に時間を測って解く
過去問を解く際は、必ず試験時間を意識し、本番と同じ条件で取り組むようにしましょう。時間を測らずに解いてしまうと、実力を正しく把握できず、本番での時間配分の感覚も身につきません。
制限時間内で解くことで、「どの問題に時間をかけすぎているのか」「どこを素早く処理すべきか」といった課題が明確になります。これは、通常の問題演習では得にくい、過去問ならではの効果です。
最初は時間内に解き終わらなくても問題ありません。大切なのは、本番を想定した環境で解き、その結果をもとに改善点を見つけることです。回数を重ねるうちに、自然と時間配分も安定していきます。
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東大卒教育ライター・布施川さん「限られた時間の中で点数を最大化する努力が重要」 過去問はそもそも、基本的には時間内に終わらないように設計されているものです。その中でも少しでも多くの点数を取ることが鉄則。解き終わらなくても焦らなくて大丈夫。限られた時間の中で点数を最大化する努力をしましょう。 |
学校や塾の先生など第三者の添削を受ける
過去問演習の効果を高めるうえで、第三者による添削を受けることは非常に有効です。特に、記述問題や論述問題が出題される大学では、自分だけの判断で採点してしまうと、評価のズレに気づきにくくなります。
学校や塾の先生など、受験指導に慣れた人に答案を見てもらうことで、「減点されやすい書き方」や「伝わりにくい表現」を具体的に指摘してもらえます。これは、解説を読むだけでは得られない大きなメリットです。
もし頻繁に添削を受けるのが難しい場合でも、重要な年度の過去問や、本番に近い時期の答案だけでも見てもらうとよいでしょう。客観的な視点を取り入れることで、自分では気づきにくい課題が明確になります。
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東大卒教育ライター・布施川さん「自分の答案をどうブラッシュアップするかを第三者に教えてもらう」 記述問題においては、自己採点しながら点数を伸ばすのは限界があります。自分の答案のどこがよくてどこがダメかが判然としないからです。記述問題は「部分点」の概念があります。満点解答でなくとも、答案の書き方次第では部分点をもらえるかもしれません。その書き方を学ぶためにも、自分の答案をどうブラッシュアップするかを第三者に教えてもらうことが非常に有効なのです。 |
必ず復習する
過去問演習で最も重要なのは、解き終わった後の復習です。点数を確認して終わってしまうだけでは、過去問を解いた意味が半減してしまいます。
復習では、「なぜ間違えたのか」「どう考えれば正解にたどり着けたのか」を一つひとつ整理していきましょう。単なる知識不足なのか、解き方のミスなのか、時間配分の問題なのかを切り分けることで、次にやるべき学習が明確になります。
また、正解した問題についても、「たまたま解けたのか」「自信をもって解けたのか」を振り返ることが大切です。あいまいな理解のまま放置してしまうと、次回以降も同じ失敗を繰り返してしまうおそれがあります。
過去問は、復習を通して初めて「自分の弱点を洗い出す教材」になります。解いて終わりにせず、必ず振り返る時間を確保することが、合格への近道です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「過去問演習の真髄は復習にある」 過去問演習の真髄は復習にあります。正解した問題は、なぜ正解できたのかを分析すれば正解の再現ができるかもしれない。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析すれば次正解できるかもしれない。これをやらなければ、せっかく解いた過去問が次につながりません。解き終わったらすぐに復習、分析をしましょう。それ専用の解き直しノートを用意してもいいかもしれません。 |
大学受験の過去問についてよくある質問(FAQ)

ここでは、大学受験の過去問についてよくある質問を解説します。
大学受験の過去問は何年分解くべきですか?
過去問を何年分解くべきかは、志望校や受験生本人の学力によって異なります。あくまで学習計画を立てる際の目安として考えると、第一志望校は10年分前後、併願校は5年分程度を想定しておくとよいでしょう。
第一志望校については、出題傾向の変化や頻出分野を把握するためにも、ある程度まとまった年数に取り組む価値があります。一方で、併願校については、出題形式に慣れることを目的に、必要最低限の年数に絞って対策するのが現実的です。
過去問を解くメリットは何ですか?
- 志望校の問題がどの程度の難易度なのか把握できる
- 試験で求められる問題形式や構成に慣れることができる
- 現在の学力と合格ラインとの差を確認できる
- 過去に出題された内容と似たテーマが出ることもある
過去問に取り組むことで、志望校の難易度や出題傾向を把握できるだけでなく、現在の自分の立ち位置を確認し、今後の学習方針を具体的に立てやすくなります。
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東大卒教育ライター・布施川さん「傾向に沿った、自分に合った勉強法を見出すために過去問を使おう」 過去問を解くメリットは、問題の傾向や現時点の自分のレベルを確認することで、それらの情報を踏まえた努力の道筋を見つけられることにあります。記述の問題が出るのに選択問題の練習ばかりしていても仕方ないですよね。傾向に沿った、自分に合った勉強法を見出すために過去問を使えば、最短距離で合格レベルまで成績を上げることができます。 |
現役生と浪人生で過去問の始め方は違いますか?
現役生は、高校3年生の夏休み頃に一度、過去問を解いてみるのがおすすめです。まだ未習範囲が残っていても、現時点の実力と志望校との距離を把握する目的であれば問題ありません。夏以降は苦手分野の対策を進め、10月頃に再度過去問を解いて成長を確認するとよいでしょう。
一方、浪人生(高卒生)はすでに高校範囲の学習を終えているため、4月頃から過去問に取り組んで問題ありません。早い段階で出題傾向を把握し、本格的な演習は夏以降に進めていくのが一般的です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「現役・浪人の立場の違いはあれど、過去問をどう使うかは変わらない」 現役・浪人の立場の違いはあれど、過去問をどう使うかは変わりません。現在地と合格レベルのギャップを測り、その差を最短距離で縮める方法を模索する。これができれば、いつから始めるかは、遅すぎない限りさほど問題ではありません。 |
通っている高校のタイプで、過去問に取り組む時期は変わりますか?
通っている高校のカリキュラムによって、過去問に挑戦できるタイミングには差が出ることがあります。
一般的な高校では、高校3年生の夏頃に一度過去問に取り組み、現在の理解度や課題を確認する使い方で十分です。その後は基礎学習を優先し、秋以降に本格的な演習に進みましょう。
一方、進学校では学習進度が早いため、高校3年生の春頃から過去問に触れられる場合もあります。ただし、早く始めること自体が目的にならないよう、出題傾向の確認にとどめる意識が大切です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「自分のレベルを最大限に引き上げるために過去問を使おう」 学校ごとのカリキュラム差があっても、焦る必要はありません。他校と比べても自分の学校の進度が変わるわけではないのですから。それよりも、自分のレベルを最大限に引き上げるために過去問を使いましょう。自分のペースに合わせて始めるタイミングを決めてください。 |
過去問はどこで入手できますか?
大学受験の過去問は、主に次の方法で入手できます。
- 市販の過去問題集(赤本など)
- 大学の公式サイト
- 学校や塾・予備校
志望校や学習目的に合わせて、複数の入手方法を使い分けるとよいでしょう。
まとめ 大学受験の過去問は志望校と実力に合わせて始める時期を決めよう

大学受験の過去問には、「この時期から始めなければならない」といった明確なルールはありません。過去問を始めるタイミングは、志望する大学のタイプやレベル、そして現在の自分の学習状況によって変わります。
国公立志望か私立志望か、難関大か中堅・地方大かによって、過去問に求められる役割は異なります。まずはスケジュールの目安を参考にしつつ、基礎学習の進度や理解度を踏まえて、無理のないタイミングで取り入れることが大切です。
また、過去問は「早く解くこと」そのものが目的ではありません。時間を測って本番を想定すること、第三者の添削を受けること、そして解き終わったあとの復習を丁寧に行うことではじめて、過去問演習は意味のあるものになります。
周囲の進度に振り回されるのではなく、志望校と自分自身の状況を基準に考えることが、結果的に合格への近道です。この記事で紹介した考え方やポイントを参考に、自分に合ったペースで過去問演習を進めていきましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「大切なのは質を担保したまま量をこなすこと」 過去問に向き合い始める時期に唯一の正解はありません。大切なのは質を担保したまま量をこなすこと。それが叶う時期から始めましょう。過去問はあなたの現在地と進むべき方向を指し示す道標になります。そうして積み重ねた思考は、必ず本番の力になります。今日の一問を次の一歩につなげながら、最後まで走り切ってください。 |
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
監修者プロフィール
1997年生まれ。東京大学文学部卒。世帯年収300万円台の家庭に生まれ、幼少期から貧しい生活を送る。金銭的、地理的な事情から、無理のない進学先が東京大学のみに絞られ、東大進学を志す。 塾に通う金銭的余裕がなく、勉強の傍ら週3日フルタイムのアルバイトで学費を稼ぐ。受験生活を通してオリジナルの「お金も時間も節約する自習術」を編み出し、一浪の末、東大に合格。 在学中から、自身の勉強法や学習法を、執筆活動や、全国の学校での講演を通して広める。著書に『東大式節約勉強法』『東大式時間術』(扶桑社)『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社)など。