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横浜市立みなと総合高校の入試を徹底分析!倍率/合格点/難易度など解説

更新日:
高校受験
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塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

市立みなと総合高校は、横浜市中区にある公立高校です。自由な校風が特徴的で、校則は比較的自由で、生徒は大学のように自分で時間割を作ります。
卒業後は、私立の大学や専門学校に進む生徒が多いです。
今回は、塾選が市立みなと総合高校の入試制度や倍率、合格点を分析し、合格に向けた 対策のポイントを解説します。

目次

市立みなと総合高校の基本情報

住所 〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町231
アクセス ◆JR根岸線
石川町駅下車 徒歩4分
関内駅下車 徒歩10分

◆市営地下鉄ブルーライン
関内駅下車 徒歩11分

◆みなとみらい線
日本大通り駅下車 徒歩7分
創立年 2001年
生徒数
(2020年5月現在)
703名
共学・男女別 共学
制服 あり

市立みなと総合高校の入試情報

市立みなと総合高校の試験方式や入試日程は、一般的な神奈川県の公立高校と同じです。特色入試や推薦入試はありません。

2024年の入試日程は以下の通りです。

出願時期 1/24(水)~1/31(水)
学力検査 2/14(水)
面接 2/14(火)、2/15(水)、2/16(木)のいずれか
合格発表 2/28(水)
検定料 2,200円

市立みなと総合高校の倍率

市立みなと総合高校の定員は232名です。

倍率は例年1.3〜1.6倍程度となっています。

直近3年の倍率は以下の通りでした。

  募集定員 志願者数 倍率
2023年度 232名 289名 1.25
2022年度 232名 316名 1.36
2021年度 232名 380名 1.64

市立みなと総合高校の得点配分・合格点

市立みなと総合高校の得点配分は以下の通りです。

【得点配分】

内申点 (135点満点) 学力考査 (500点満点) 特色検査 (100点満点)
5 5 -

(内申点)/135 × 100 × 5 + (学力考査の合計点)/500 × 100 × 5

計算式で表すとこのようになります。

内申点を学力考査の得点に変換すると、内申点の1点が学力考査の約3.7点に相当します。

直近3年の合格者平均点はおおむね以下の通りでした。

【合格者平均点】

  内申点 学力考査の合計 特色検査
2023年度 105/135 332/500 -
2022年度 108/135 334/500 -
2021年度 108/135 354/500 -

内申点は学年で35/45、学力考査は70%程度取れれば合格安全圏でしょう。

市立みなと総合高校の内申点について

市立みなと総合高校の内申点は、神奈川県の内申点計算方法が用いられます。

135点満点で、以下の計算方式が用いられます。

【神奈川県の内申点計算方法】

市立みなと総合高校入試の内申点は、2年生時が45点満点、3年生時が90点満点の合計135点満点です。

(中2学年末の教科5段階評定)×(9教科)+(中3秋の教科5段階評定)×(9教科)×2

※各高校の判断により、3教科まで2倍の傾斜配点が可能

市立みなと総合高校の合格者平均点は105/135点前後で、各教科平均3.9程度です。

内申点によって合格に必要な学力試験での得点が変わるので、あらかじめ自分の内申点の概算は立てておきましょう。

また、受験生でない1・2年生も、3年生の成績の目安となるので、内申点を計算しておくことをおすすめします。

市立みなと総合高校の学力考査を徹底解説!合格へのポイント

学力考査の平均合格点が、高い年で350点ほどなので、市立みなと総合高校を志望する場合は70%ほど得点できると安心でしょう。

内申点が平均以下の場合は、学力考査で得点をより稼ぐ必要があります。

学力考査でどのくらい得点すれば良いか、内申点がどれくらい取れそうかも踏まえて考えておきましょう。

最低でも過去問を3年分は解いて、出題傾向や苦手分野を把握すると良いです。

過去問を解く際には、本番を想定して時間を図ることで、本番の時間配分の練習にもなります。

神奈川県公立高校の入試対策は以下の記事で解説しています。

市立みなと総合高校の英語の入試問題

英語は得点が安定しやすい科目です。市立みなと総合高校に合格するためには、70点程度取りたいところです。

まずは、適語補充など基本的な問題を確実に取れるようにしましょう。

神奈川県の公立高校入試の英語では、長文が3題出題されます。

制限時間内に解き切るためには、長文を速く正確に読む練習をしたり、時間配分や解く順番を工夫する必要があります。

過去問を利用して、どの問題を優先するかや時間の使い方の練習をしましょう。

市立みなと総合高校の数学の入試問題

数学は他の科目に比べて平均点が低いです。とはいえ、基本的な計算問題も出題されるので、市立みなと総合高校を志望する場合は65点程度得点するのが理想でしょう。

大問ごとの配点は10〜20点、小問1問は5点ほどです。

大問1・2は基本的な計算問題です。ここを全問正解できると全体の40%ほどの点を取れます。

大問3以降は応用問題も増えていきますが、各大問の最初の1、2問は正答率が高い場合も多いので、解けそうな問題を見極めて解いていくことが大切です。

正答率が低い問題に時間をかけずに、解きやすい問題や得意な分野から進めていけば、65点は十分狙えます。過去問等を使って、問題の取捨選択の練習をしましょう。

市立みなと総合高校の国語の入試問題

国語は5科目の中で、最も平均点が高い科目で、2023年度は神奈川県全体の平均点が75点でした。全体の6割以上の受験生が70点以上取っています。

そのため、他の科目より高い得点を目指しましょう。市立みなと総合高校の受験生は80点程度が目標です。

大問1は漢字など知識が問われる問題なので、全問正解を目指しましょう。

大問2以降は読解の問題ですが、神奈川県全体で正答率70%以上の問題も多いので、気負わず進めていくことが大切です。

時間が足りなくなると大きく点を落としてしまうので、過去問演習などを通じて、時間配分を掴んでいきましょう。

市立みなと総合高校の理科の入試問題

理科は平均点が低く、年によって難易度のばらつきが大きいです。市立みなと総合高校の受験生は、65点ほどを得点できるとよいでしょう。

大問は全部で8つあり、物理、化学、生物、地学の各分野から2題ずつ出題されます。偏りなくさまざまな問題が出題されるので、苦手をなくしておくのが大切です。

基礎的な知識や基本的な実験についての問題は、正答率が高いので、ここで確実に点を稼ぎましょう。

与えられた情報を整理したり、実験や観察でみられる現象の原理を問う問題は正答率が低いです。得意な分野があればここで大きく差をつけられる可能性もあります。

他の科目のように、「大問〇〇は基本的な問題が多い」と傾向を明確化できない科目なので、解く順番や問題の取捨選択がよりいっそう重要になります。過去問を使い念を入れて準備しましょう。

市立みなと総合高校の社会の入試問題

社会も、5科目の中では平均点が高い科目です。市立みなと総合高校の受験生は、75点程度を目指したいところです。

大問は全部で6つあり、基本的には、地理、歴史、公民が2題ずつ出て、最後の1題が融合問題という形式となっています。

特定の分野への偏りはみられず、複数分野が融合した出題もあるので、満遍なく対策しましょう。

基本的な知識を問う問題も多く、勉強すればある程度のところまでは点が伸びやすいです。しかし、目標点を超えるには、知識を与えられた資料と結びつけて解く問題や、歴史の並び替え問題にもある程度対応できなければなりません。過去問を使って、そうした形式の問題にも取り組みましょう。

市立みなと総合高校の特色入試について

市立みなと総合高校は「学力向上進学重点校」に指定されていないため、入試で特色検査は課されません。

市立みなと総合高校の入試傾向まとめ

今回は、横浜市立みなと総合高校の入試情報と対策のポイントをご紹介しました。

入試に関しては、倍率は1.3〜1.6倍、合格者平均点は内申点が105/135点、学力考査が350/500点程度となっています。

内申点は75〜80%程度が合格の目安となっているので、中学校での日々の学習も疎かにせず頑張りましょう。

また、市立みなと総合高校の学校情報は以下の記事で紹介しているので、合わせてご覧ください。

横浜市立みなと総合高等学校の進学実績は?校風、カリキュラム、部活動も紹介!

【参照元】

神奈川県公式ウェブサイト

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
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