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進研模試の範囲はどこ?高1・高2・高3の出題目安と科目別の勉強法を徹底解説

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大学受験
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「進研模試の範囲って、どこを勉強すればいいの?」そんな疑問を持つ高校生は多いはずです。

進研模試は、ベネッセが実施する全国最大規模の模擬試験で、大学進学を目指す約45万人が受験します。学力診断から志望校判定まで対応しており、多くの高校で年に複数回実施される定番の模試です。

その出題範囲について、ベネッセ公式サイトでは「高校の授業で扱う内容を出題しているので、授業で習った内容を確実に理解しておくことが、模試に向けた最も効率的な勉強法」と明記されています。つまり、進研模試の範囲は高校の授業内容そのものです。

参考:進研模試/ベネッセ総合学力テストに関するよくある質問

この記事では、学年別の具体的な出題範囲・効率的な勉強法・模試結果の活用法まで詳しく解説します。進研模試を最大限に活かして、志望校合格に向けた学力アップにつなげましょう。

塾選ジャーナル編集部

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目次

進研模試とは

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まず、進研模試とは何かをおさらいしておきましょう。

進研模試(正式名称:進研模試/ベネッセ総合学力テスト)は、ベネッセコーポレーションが実施する模擬試験です。大学進学をめざす高校生を対象とし、全国約45万人が受験する日本最大規模の模試として知られています。

この受験者数は大学入学共通テストの現役受験者数とほぼ同じであり、全国の高校生の実力を測る「ものさし」として広く活用されています。

出題範囲は基礎から応用まで幅広く、難関国公立大学から私立大学まで、さまざまな志望校に対応した学力確認が可能です。

進研模試には、学年や実施時期に応じて複数の種類があります。「ベネッセ総合学力テスト(高1・高2)」と「進研模試(高2後半〜高3)」に大別され、それぞれ目的や出題傾向がが異なります。

模試名 対象学年 実施時期 形式 目的
ベネッセ総合学力テスト 高1・高2(〜1月) 7月・11月・1月 記述式 授業の理解度確認・全国での位置把握
進研模試(マーク式) 高2(2月〜)・高3 6月・9月・11月など マーク式 大学入学共通テスト対策
進研模試(記述式) 高2(2月〜)・高3 4月・7月・10月など 記述式 個別試験(二次試験)対策

いずれの模試も基本的には学校単位での申し込みとなるため、実施日や受験する模試の種類は在籍校に確認してください。

高1・高2のベネッセ総合学力テストは、年3回(7月・11月・1月)実施されます。それぞれ7月上旬は1学期期末テスト直後、11月上旬は2学期の中間テストと期末テストの間、1月上旬は冬休み明けが目安です。

実施時期は定期テストと時期が重なりやすいため、模試と定期テストを並行して意識した計画的な勉強が求められます。

大学受験の模試については、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

スタディサポートというテストもある

進研模試とは別に、同じくベネッセが提供するスタディサポート(スタサポ)という学力診断テストもあります。進研模試が「全国のライバルと比べた実力確認」を目的とするのに対し、スタディサポートは学力と学習習慣の両面を診断することが特徴です。

スタディサポートは高1から高3にかけて全5回実施され、その結果をもとに学習習慣や基礎力を整えながら、進研模試での実力確認へとつなげていくのが理想的な流れです。

実施時期は全5回で、高1・高2・高3の学年の節目に設定されています。

対象学年 実施時期
1年生第1回 高1・3〜5月 入学段階の学力・学習状況を把握
1年生第2回 高1・8〜10月 半年間の指導成果と生徒の変化を確認
2年生第1回 高2・3〜5月 進級後の再スタートを支援
2年生第2回 高2・8〜10月 受験生としての準備チェック
3年生第1回 高3・3〜5月 受験に向けた基礎学力の定着度を確認

テスト後には個人診断レポートが返却され、自分の弱点や学習スタイルの改善点が具体的に示されます。高1の第1回は中学範囲からの出題が中心のため、入学後すぐに自分の基礎力を把握するのに役立ちます。

参考:スタディーサポート ✖️ Classi|Classi活用支援サイト

進研模試の範囲=高校の学習内容

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進研模試の出題範囲がどこなのか、気になる人も多いでしょう。この点についてベネッセ公式サイトのQ&Aでは、次のように明記しています。

進研模試/ベネッセ総合学力テストの出題範囲は、毎年度行っている全国の高校への履修状況の調査結果を踏まえ、その時期その時期に応じて、理解できていてほしい内容を出題しています。つまり進研模試/ベネッセ総合学力テストの問題は高校の授業で扱う内容をもとに作られています。

出典:ベネッセ マナビジョン「模試前の勉強法を教えてください」

つまり、進研模試は特定の「出題範囲表」を公開していません。その代わり、全国の高校への履修調査をもとに「その時期までに習っているはずの内容」から出題されます。これは言い換えると、高校の学習指導要領(文部科学省が定めた教育課程の基準)に沿った内容がそのまま範囲になるということです。

以下では、高校の学習指導要領の内容と、実際の模試の出題傾向をもとに、学年・実施時期ごとの範囲の目安を紹介します。学校や年度によって多少の違いが生じることがあるため、あくまで参考としてご活用ください。

高1の進研模試(7月・11月・1月)の範囲

高1のベネッセ総合学力テストは、主に国語・数学・英語の3教科で実施されます。実施は年3回(7月・11月・1月)で、回を重ねるごとに出題範囲が広がっていきます。

教科 第1回(7月) 第2回(11月) 第3回(1月)
英語 発音・アクセント/文法基礎/長文読解+リスニングまたは会話表現(選択) ← 同じ ← 同じ
数学 数と式(平方根・因数分解・方程式と不等式・二次方程式)+平面図形・場合の数・二次関数(選択) 数と式・二次関数(必須)+図形と計量・場合の数・整数の性質・図形の性質(選択) 数と式・方程式と不等式・二次関数(必須)+図形と計量・確率・整数の性質・図形の性質(選択)
国語 現代文・古文(必須)+古文または漢文(選択) ← 同じ ← 同じ

高2の進研模試(7月・11月・1月)の範囲

高2のベネッセ総合学力テストも、基本的には国語・数学・英語の3教科で始まります。ただし、11月以降から理科・社会が加わり、最大5教科での受験となるのが高1との大きな違いです。理科・社会は学校で選択している科目を受験する形になります。

【国語・数学・英語】

高2の進研模試(7月・11月・1月)の範囲(国・数・英)

教科 第1回(7月) 第2回(11月)・第3回(1月)
英語 高1範囲の文法・語彙+長文読解・リスニングまたは会話表現(選択) 高1〜高2範囲の文法・語彙+長文読解・リスニングまたは会話表現(選択)
数学 数学Ⅰ全範囲(必須)+式と証明・高次方程式・場合の数と確率(選択) 数学Ⅰ全範囲+数学Ⅱ(式と証明・高次方程式・図形と方程式・三角関数)+数学B(数列・ベクトル)
国語 現代文・古文(必須)+古文または漢文(選択) ← 同じ

【理科】第2回(11月)・第3回(1月)より追加

高校の学習指導要領では、理科基礎4科目(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎)を高1〜高2で履修するのが標準的です。学校で選択している科目を受験します。

高2の進研模試の範囲(理科)

科目 出題範囲の目安
物理基礎 運動の表し方・力学的エネルギー・熱・波・電気
化学基礎 物質の構成・化学結合・物質量と化学反応式・酸・塩基・酸化と還元
生物基礎 生物の特徴・遺伝子とそのはたらき・体内環境・生態系
地学基礎 地球の構造・大気と海洋・宇宙の構成・地球の歴史

【社会】第2回(11月)・第3回(1月)より追加

新学習指導要領(2022年度〜)では、高1で「歴史総合」「地理総合」「公共」を必履修し、高2以降に探究科目へ展開するのが標準的な流れです。模試もこの進度に沿って出題されます。

高2の進研模試の範囲(社会)

科目 出題範囲の目安
歴史総合 近現代史全体(日本・世界の近現代の結びつき)
地理総合 地図と地理情報・自然環境・生活文化・地球的課題
公共 公共の扉・民主政治・国際社会・持続可能な社会
日本史探究 先史〜近世(学校の進度に準ずる)
世界史探究 古代文明〜中世ヨーロッパ・アジア史(学校の進度に準ずる)
地理探究 自然環境・資源と産業・人口・地誌(学校の進度に準ずる)

高3の進研模試の範囲

高3の進研模試は、記述式(総合学力記述模試)とマーク式(大学入学共通テスト模試)の2種類が実施されます。高1・高2と異なり、入試本番を強く意識した構成になっています。

例えば、2026年度(現高3)における高3の進研模試の実施スケジュールは以下の通りでした。

2026年度(現高3)における高3の進研模試の実施スケジュール

時期 模試名 形式
4月 総合学力記述模試・4月 記述式
6月 大学入学共通テスト模試・6月 マーク式
7月 総合学力記述模試・7月 記述式
9月 第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試 マーク式
10月 第2回ベネッセ・駿台記述模試 記述式
11月 第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試 マーク式

参考:2026年度 入試情報一覧|進研模試判定基準

年6回と回数が多いため、スケジュールを把握したうえで計画的に準備することが重要です。

高3の進研模試では、基本的にそれまでに授業で習った内容がすべて範囲と考えておくのが適切です。回を重ねるごとに「習った単元」が積み上がっていくため、「どこが範囲か」を気にするよりも、高1から積み上げてきた学習内容を総復習する姿勢で臨むことが大切です。

【国語・数学・英語】

数学は受験する型によって範囲が異なります。文系はX型(数学Ⅰ・A)またはY型(数学Ⅰ・A・Ⅱ・B)、理系はZ型(数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C)が基本です。

高3の進研模試の範囲(国・数・英)

教科 出題範囲の目安
英語 高校英語の全範囲(語彙・文法・長文読解・英作文・リスニング)
数学(X型・文系) 数学Ⅰ・A全範囲
数学(Y型・文系) 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B全範囲
数学(Z型・理系) 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列・統計推測)、数学C(ベクトル・複素数平面等)
国語 現代文(論理的文章・文学的文章)・古文・漢文の全範囲

【理科】

学習指導要領では、理科の発展科目(物理・化学・生物・地学)は高2〜高3で履修します。高3模試では、理科基礎(2科目選択)か発展科目(1〜2科目選択)かを受験する大学・学部に合わせて選択します。

高3の進研模試の範囲(理科)

科目 出題範囲の目安
物理基礎・化学基礎
生物基礎・地学基礎
各科目の全範囲
物理 力学・熱力学・波動・電磁気・原子
化学 理論化学・無機化学・有機化学の全範囲
生物 細胞・遺伝・生命現象・生態系の全範囲
地学 地球の構造・大気と海洋・宇宙・地球の歴史の全範囲

高3の進研模試の範囲(社会)

科目 出題範囲の目安
歴史総合 全範囲
地理総合 全範囲
公共 全範囲
日本史探究 先史〜近現代(学校の進度に準ずる)
世界史探究 古代〜近現代(学校の進度に準ずる)
地理探究 自然環境・資源と産業・人口・交通・地誌の全範囲
倫理 全範囲
政治・経済 全範囲

特に11月以降の模試は入試直前期と重なり、高校3年間の全学習内容が実質的な出題範囲となります。

進研模試前の効率的な勉強法【教科別】

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ここまで学年別の出題範囲の目安を確認してきました。では、模試に向けてどう勉強すればよいのでしょうか。進研模試は基礎〜標準レベルの問題が得点の大部分を占めるため、「基本を確実に取る」ことが最優先です。ここでは教科別の勉強のポイントを紹介します。

英語の勉強法

英語は単語・文法・長文読解の3つが柱です。まずは学校で使用している英単語帳と文法テキストを仕上げることを優先しましょう。単語は見た瞬間に意味が出てくるレベルまで反復することが大切で、模試前日の見直しにも適しています。

長文は定期テストと異なり初見の文章が出題されるため、授業で扱った文章だけに慣れていると本番で戸惑うことがあります。普段から初見の文章を読む練習を積んでおくと対応力がつきます。

学校のワークや定期テストで間違えた文法問題は必ず解き直しておきましょう。文法の抜けは長文読解の得点にも直結するため、苦手な文法項目をひとつでも減らしておくことが着実な得点アップにつながります。

数学の勉強法

数学は「公式を覚える」だけでなく、「どの場面でどう使うか」まで理解することが重要です。学校のワークや教科書の例題を使って、典型問題のパターンを確実に押さえましょう。

模試前は苦手単元を1〜2つに絞って集中的に復習するのが効果的です。手広くやるよりも、ひとつの単元をしっかり解けるようにしておくほうが得点につながりやすくなります。

解き直す際は答えを丸暗記するのではなく、「なぜこの解法を使うのか」を意識しながら進めましょう。途中式を省かず書く習慣をつけておくと、ケアレスミスの防止にもなります。

国語の勉強法

現代文は解答の根拠が必ず本文中にあります。感覚で答えるのではなく、「本文のどこに書いてあるか」を意識しながら読む練習をしましょう。

古文・漢文は単語と文法の暗記が得点の土台になります。授業で扱った文章を文法ごと見直しておくと、初見の文章にも対応しやすくなります。模試前日は古文単語や漢文の句法など、短時間で確認できる暗記事項を中心に見直すのが効果的です。

定期テストで出題された現代文・古文の問題も侮れません。一度解いた文章でも、設問の解き方や根拠の見つけ方を改めて確認しておくと、読解の精度が上がります。

理科の勉強法

理科は「知識の暗記」と「計算・考察問題」の両方が出題されます。まずは教科書の太字になっている用語や法則を確実に押さえましょう。計算問題は公式を覚えるだけでなく、学校のワークで繰り返し解いて手順を体になじませることが大切です。

模試前日は公式や重要用語の確認に絞り、新しい問題を解くより「知っていることを整理する」時間にあてましょう。特に物理・化学は公式の使い方を一覧で見直すだけでも本番での判断が速くなります。

定期テストで間違えた計算問題は、模試前に必ず解き直しておきましょう。同じ単元から出題されることが多いため、一度つまずいた問題を克服しておくことが直接的な得点アップにつながります。

社会の勉強法

社会は暗記が中心ですが、用語を単体で覚えるよりも「流れ・因果関係」とセットで覚えると定着しやすくなります。教科書を読み直して、出来事がなぜ起きたかの背景まで理解しておくと、記述問題にも対応できます。

模試前日は授業ノートや教科書の太字を中心に見直しましょう。歴史の年号・人物名、地理の統計・地名、公民のキーワードなど、短時間で確認できる暗記事項は前日の復習に最適です。

学校で配られたプリントや授業ノートも重要な復習材料です。先生が授業中に強調した箇所は模試でも問われやすいため、ノートの見直しを習慣にしておくと効率よく知識を固めることができます。

進研模試結果の活用方法

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模試が返ってきたら、点数だけを見て一喜一憂するのではなく、結果をしっかり活用することが大切です。ここでは、進研模試の結果を次の学習につなげるための活用方法を紹介します。

偏差値・志望校判定を確認

模試が返却されたら、まず偏差値と志望校判定を確認しましょう。進研模試は全国約45万人が受験する大規模な模試のため、母集団が大きく、全国での自分の立ち位置をある程度把握するのに役立ちます。

ただし、偏差値や判定は参考程度にとどめておくことも大切です。進研模試は幅広い層の高校生が受験する模試であるため、難関大学を強く意識した受験生が多い模試と比べると、偏差値の出方が異なる場合があります。

判定が良くても過信せず、悪くても必要以上に落ち込まず、あくまで「今の自分の学力の目安」として受け取るようにしましょう。

模試の結果から弱点を分析する

偏差値や判定と同じくらい大切なのが、どの単元・分野で点を落としたかを把握することです。進研模試の成績表には教科・分野ごとの得点や正答率が示されているため、自分の弱点を具体的に把握できます。

見直す際は「なぜ間違えたか」の原因を分類するのがポイントです。ケアレスミスなのか、知識が抜けていたのか、解き方自体がわからなかったのかによって、次にやるべき対策が変わります。模試の解き直しは、返却後できるだけ早いうちに行うと、問題を解いたときの感覚が残っているため効果的です。

次の模試や入試に向けた学習計画を立てる

弱点が明確になったら、次の模試や入試までの学習計画に反映させましょう。「苦手な単元をいつまでに復習するか」「どの教科にどれくらい時間を割くか」を具体的に決めることで、日々の勉強に迷いがなくなります。

進研模試は年に複数回実施されるため、前回の結果→弱点の特定→計画的な復習→次の模試で確認というサイクルを繰り返すことが、着実な学力アップにつながります。模試を「受けて終わり」にせず、次への起点として活用することが大切です。

まとめ 進研模試を活用して学力を伸ばそう

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進研模試の出題範囲は、高校の授業内容がそのままベースになっています。つまり、特別な対策よりも日々の授業を大切にすることが、模試でも入試でも最も確実な道です。

大事なのは、模試を「力試し」で終わらせないことです。返ってきた結果を丁寧に分析し、次の模試までに弱点を一つひとつ埋めていく。そのサイクルを続けることが、入試本番での得点力に直結します。

次の模試まで、まずは直近の定期テストで間違えた問題を解き直すところから始めてみてください。テストを引っ張り出して、×印がついた問題を1問ずつ解き直すだけでも立派な模試対策です。その積み重ねが、着実に偏差値と志望校判定を向上させます。

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