【中1英語】学ぶ文法一覧・つまずきポイント・勉強法をわかりやすく解説
「中学に入ったら英語が急に難しくなった」と感じている中学生は、少なくないのではないでしょうか。小学校でも英語は学びますが、中学では文法が本格的に始まり、読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく身につけることが求められます。
中学1年生の英語では、be動詞・一般動詞・疑問文・否定文といった英語の基礎となる文法事項を集中的に学びます。ここでつまずいてしまうと、中2・中3の学習にも影響が出やすいため、早めに基礎を固めることが大切です。
中1英語の文法は、中2・中3はもちろん高校英語にもつながる土台です。
この記事では、学習指導要領をもとに中1英語の学習内容を整理しながら、各文法のつまずきポイントと対策・勉強法を解説します。
編集部
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目次
中1英語とは?小学校英語との違い

小学校英語では、音声を中心にコミュニケーションへの積極的な態度を育てることが主な目的とされていました。文法のルールを体系的に学ぶというよりも、英語に慣れ親しむことが重視されていたのです。
中学英語ではそこから大きく変わります。学習指導要領では中学英語で扱う語数を1,200語程度と定めており、文法事項も単文・重文・複文、動詞の時制、助動詞など、体系的な内容が順に積み重なっていきます。
「なんとなく話せる」から「ルールを理解して使える」へと、求められることの質が変わるのが中学英語の特徴です。
参考:文部科学省「中学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説外国語編」(平成 29年7 月)
中1英語が難しく感じる理由
英語は文法を頭で理解しただけでは使えるようにならず、繰り返しの練習が欠かせない点が他の教科とは異なる難しさです。また、英語には日本語にない語順のルールがあります。
「私は/りんごを/食べる」が英語では "I eat an apple." と固定した順番で並ぶように、主語・動詞・目的語の語順を体に染み込ませる必要があります。
さらに、be動詞・一般動詞・疑問文・三人称単数など、中1で学ぶ文法事項はどれも中2・中3の学習の前提となるものばかりです。どこかひとつでも理解があいまいなまま進むと、後から複数の箇所で同時につまずくことになりかねません。
中1英語で身につく力
学習指導要領では、中学英語で育てる力を「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」の3つの柱に整理しています。中1では入口として、次のような力を養います。
- 聞く・話す・読む・書くの4技能を通じて、初歩的な英語を理解し表現する力
- 語順や文法のルールを理解したうえで、実際のコミュニケーション場面で活用する力
- 言語や文化への理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度
これらは学年が上がるにつれて深化していきます。中1で身につけた文法の基礎は中2・中3の学習へと積み重なり、より複雑な表現や長文読解の土台となっていきます。中1英語は「英語を使う力」の出発点と言えるでしょう。
中1英語で学ぶ文法一覧【学習指導要領ベース】

学習指導要領では、中学英語で扱う文法事項として、文の種類・文構造・動詞の時制・助動詞などが定められています。中1ではそのなかでも基礎となる文法を中心に学びます。
中1英語で学ぶ文法一覧【学習指導要領ベース】
| 文法 | はたらき |
|---|---|
| be動詞 | 主語の状態や性質を表す動詞。主語によって使い分ける |
| 一般動詞 | 動作や状態を表す動詞。過去形の変化も学ぶ |
| 複数形 | 2つ以上の人・ものを表すときに名詞につけるs / es |
| 形容詞 | 人やものの状態・性質を説明する語 |
| 疑問文と否定文 | be動詞・一般動詞それぞれの疑問文・否定文の作り方 |
| 疑問詞 | What / Who / When / Where / How manyなど |
| 三人称単数現在形 | he / she / itが主語のとき動詞にs / esをつけるルール |
| 助動詞can | 「〜できる」を表す助動詞。動詞は常に原形 |
| 命令文 | 動詞の原形で始める指示・依頼の文 |
| 現在進行形 | 「今〜している」を表すbe動詞+動詞のing形 |
| 目的語で使われる代名詞 | him / her / themなど目的格の代名詞の使い分け |
be動詞
be動詞は、主語の状態や性質を表すときに使う動詞です。主語によってam・is・areの3つを使い分けるのが基本ルールです。
be動詞の基本ルール
| 主語 | 現在形 | 過去形 | 例文(現在) |
|---|---|---|---|
| I | am | was | I am a student. |
| he / she / it(三人称単数) | is | was | She is kind. |
| you / we / they(複数) | are | were | They are friends. |
be動詞は「〜です」「〜にいる・ある」という意味を表し、疑問文・否定文でも中心的な役割を果たします。現在形(am / is / are)と過去形(was / were)の使い分けも中1のうちに学ぶ内容です。中1英語の最初に学ぶ文法事項であり、ここでの理解が一般動詞や疑問文の学習にも影響します。
なお、be動詞については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
一般動詞
一般動詞は、be動詞以外の動作や状態を表す動詞の総称です。
一般動詞の種類
| 種類 | 例 | 例文 |
|---|---|---|
| 動作を表す動詞 | play / eat / run / study | I play soccer. |
| 状態を表す動詞 | like / have / know | She likes music. |
一般動詞は現在形・過去形の変化も学びます。過去形には規則変化と不規則変化があり、特に不規則変化(go→went、come→came など)は一つひとつ覚える必要があります。
一般動詞の変化の種類
| 変化の種類 | 例 |
|---|---|
| 規則変化(edをつける) | play→played / study→studied |
| 不規則変化 | go→went / come→came / see→saw |
be動詞と一般動詞は役割が異なるため、混同しないことが重要です。疑問文・否定文の作り方もbe動詞とは異なるため、しっかり区別して理解することが中1英語の大きなポイントになります。
複数形
英語では、2つ以上の人やものについて言うとき、名詞に「s」や「es」をつけて複数形にします。日本語には複数形という明確なルールがないため、英語を学ぶときには、特に意識しないと忘れやすいポイントです。
英語の複数形
| パターン | 変化の仕方 | 例 |
|---|---|---|
| 基本 | そのままsをつける | book→books / dog→dogs |
| 語尾がs・sh・ch・xなど | esをつける | box→boxes / watch→watches |
| 語尾が子音字+y | yをiに変えてesをつける | strawberry→strawberries |
また、なかには規則通りに変化しない不規則な複数形もあります。
不規則な複数形の例
| 単数形 | 複数形 |
|---|---|
| foot(足) | feet |
| child(子ども) | children |
| fish(魚) | fish(変化なし) |
形容詞
形容詞は、人やものの状態・性質を説明する語です。文中での位置は主に2パターンあります。
形容詞の使い方
| 使い方 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
| be動詞の後に置く | It is beautiful. | それは美しいです。 |
| 名詞の前に置く | This is an old coin. | これは古い硬貨です。 |
形容詞自体は難しくありませんが、名詞の前に置くか後ろに置くかで意味の伝わり方が変わるため、文の構造を意識しながら使う練習が大切です。
疑問文と否定文
「〜ですか?」と尋ねる疑問文と、「〜ではない」と打ち消す否定文の作り方を学びます。be動詞と一般動詞でそれぞれ作り方が異なる点が重要なポイントです。
疑問文の作り方
| 種類 | 作り方 | 例文 |
|---|---|---|
| be動詞の疑問文 | be動詞を文頭に移動する | Are you a student? |
| 一般動詞の疑問文 | 文頭にDo / Doesをつける | Do you like music? |
| 過去の疑問文 | 文頭にDidをつける | Did she play tennis? |
否定文の作り方
| 種類 | 作り方 | 例文 |
|---|---|---|
| be動詞の否定文 | be動詞の後にnotをつける | I am not a student. |
| 一般動詞の否定文 | do / doesの後にnotをつける | I do not like music. |
| 過去の否定文 | didのあとにnotをつける | She did not play tennis. |
疑問文・否定文はbe動詞と一般動詞で作り方がまったく異なります。どちらの動詞を使った文なのかを正確に判断したうえで、適切な形に変える練習を積むことが大切です。
疑問詞(What / Who / When / Where / How many)
疑問詞は、「何?」「誰?」「いつ?」「どこ?」など、具体的な情報を尋ねるときに使う語です。疑問文の文頭に置いて使います。
疑問詞の例
| 疑問詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| What | 何 | What is this? (これは何ですか?) |
| What+名詞 | どんな〜 | What animals do you like?(何の動物が好きですか?) |
| Who | 誰 | Who is that boy?(あの男の子は誰ですか?) |
| When | いつ | When do you play the piano?(いつピアノをひきますか?) |
| Where | どこ | Where do you study English?(どこで英語を勉強しますか?) |
| How many | いくつ | How many apples do you have?(りんごをいくつ持っていますか?) |
疑問詞を使った疑問文はYes / Noでは答えられない点が、通常の疑問文との大きな違いです。また、How manyとWhat+名詞の後に続く名詞は必ず複数形になるというルールも合わせて覚えておきましょう。
三人称単数現在形(三単現)
三人称単数現在形とは、「I」「you」以外の単数の人・もの(he / she / it など)が主語のとき、動詞の語尾に「s」または「es」をつけるルールです。中1英語のなかでも特につまずきやすい文法事項のひとつです。
主語と動詞の形
| 主語 | 動詞の形 | 例文 |
|---|---|---|
| I / you | そのまま | I play soccer. |
| he / she / it | s / esをつける | He plays soccer. |
「s」や「es」のつけ方は主語によって異なります。語尾のパターンに応じて変化の仕方が決まっているので、パターンごとに整理して覚えるのが効果的です。
sのつけ方のルール
| パターン | 変化の仕方 | 例 |
|---|---|---|
| 基本 | そのままsをつける | play→plays / like→likes |
| 語尾がs・sh・ch・oなど | esをつける | go→goes / teach→teaches |
| 語尾が子音字+y | yをiに変えてesをつける | study→studies |
疑問文・否定文では、DoではなくDoesを使い、動詞はsなしの原形に戻る点も合わせて覚える必要があります。(例:Does he play soccer? / He does not play soccer.)
助動詞 can
canは「〜できる」という能力や可能性を表す助動詞です。動詞の前に置いて使い、主語が何であっても形が変わらない点が特徴です。
助動詞 can の特徴
| 用法 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
| 能力・可能 | I can swim. | 私は泳げる。 |
| 疑問文 | Can you speak English? | 英語を話せますか? |
| 否定文 | She cannot play the piano. | 彼女はピアノが弾けない。 |
canを使う際のポイントは、直後の動詞が必ず原形になることです。三単現のsをつけたり過去形にしたりする必要はありません。(例:He can plays→× / He can play→○)
また、canの否定形はcannot(短縮形:can't)を使います。do / doesを使った否定文とは作り方が異なるため、混同しないよう注意が必要です。
命令文
命令文は、「〜しなさい」「〜してください」と相手に指示や依頼をするときに使う文の形です。主語(You)を省略して、動詞の原形で文を始めるのが基本ルールです。
命令文の種類
| 種類 | 作り方 | 例文 |
|---|---|---|
| 肯定の命令文 | 動詞の原形で始める | Play the piano.(ピアノをひきなさい。) |
| 否定の命令文 | Don'tのあとに動詞の原形 | Don't play the piano.(ピアノをひいてはいけません。) |
| be動詞の命令文 | Beで始める | Be kind to others.(他の人に優しくしなさい。) |
ポイントは、be動詞を使った命令文ではam・is・areではなく、原形のbeを使うことです。また、文頭にPleaseをつけると「〜してください」というより丁寧な表現になります。(例:Please open the window.)
現在進行形
現在進行形は、「今まさに〜している」という動作の進行中を表す表現です。「be動詞+動詞のing形」の形で作ります。
現在進行形の種類
| 種類 | 作り方 | 例文 |
|---|---|---|
| 肯定文 | be動詞+動詞のing形 | I am playing soccer. |
| 疑問文 | be動詞を文頭に移動 | Are you studying now? |
| 否定文 | be動詞のあとにnot | He is not running. |
ing形は動詞の語尾のパターンによって作り方が変わります。三単現のsと同様、パターンごとに整理して覚えておくとスムーズです。
ing形のつけ方のルール
| パターン | 変化の仕方 | 例 |
|---|---|---|
| 基本 | そのままingをつける | play→playing / eat→eating |
| 語尾がe | eを取ってingをつける | make→making / use→using |
| runやswimのように、母音が1つで語尾が子音で終わるもの | 子音を重ねてingをつける | run→running / swim→swimming |
現在進行形はbe動詞を使って作るため、主語に合わせてam・is・areを正しく使い分ける必要があります。be動詞の学習とセットで理解しておくことが大切です。
目的語で使われる代名詞
代名詞には、文の主語として使う形(主格)と、動詞の後に目的語として使う形(目的格)があります。「彼を」「彼女に」のように「〜を」「〜に」にあたる部分では、目的格の形を使います。
目的語で使われる代名詞
| 主格(〜は/が) | 所有格(〜の) | 目的格(〜を/に) | 所有代名詞(〜のもの) |
|---|---|---|---|
| I | my | me | mine |
| you | your | you | yours |
| he | his | him | his |
| she | her | her | hers |
| it | its | it | − |
| we | our | us | ours |
| they | their | them | theirs |
主格と目的格を混同しやすいのがheとhim、sheとherです。また、所有格(my / your など)は名詞の前に置いて「私の〜」「あなたの〜」を表し、所有代名詞(mine / yours など)は名詞の代わりに単独で使う点も合わせて覚えておきましょう。
中1英語の文法でつまずきやすいポイントと対策

中1英語は学ぶ文法事項が多く、似たようなルールが混在するため、理解が中途半端なまま進むと複数の箇所で同時につまずきやすくなります。
ここでは特に間違いが起きやすいポイントと、その対策を紹介します。
be動詞と一般動詞を一緒に使ってしまう
be動詞と一般動詞は、1つの文の中で同時に使うことができません。しかし「I am play soccer.」のように、両方を並べてしまうミスは中1でよく見られます。
原因のほとんどは、be動詞と一般動詞の役割の違いが整理できていないことです。まずは2つの違いをしっかり押さえておきましょう。
be動詞と一般動詞の役割の違い
| 主格(〜は/が) | 役割 | 例文 |
|---|---|---|
| be動詞 | 状態を表す(〜です/〜にいる) | I am a student. |
| 一般動詞 | 動作を表す(〜する) | I play soccer. |
文を作る前に「この文にbe動詞は必要か」を一度確認する習慣をつけると、混同を防ぎやすくなります。
三人称単数の「s」をつけ忘れる
主語がhe / she / itなどの三人称単数のとき、一般動詞の語尾に「s」または「es」をつける必要があります。しかし「He play soccer.」のようにsをつけ忘れるミスは非常に多く、中1英語の定番のつまずきポイントです。
つけ忘れが起きやすい理由は、主語が変わっても動詞の形が変わらない日本語の感覚で英語を書いてしまうからです。英語では主語と動詞の形がセットで変化するという意識を持つことが重要になります。
対策としては、文を書いたあとに主語を確認し、三人称単数であれば動詞にsがついているかをチェックする見直しの習慣をつけることが効果的です。
名詞の複数形の「s」をつけ忘れる
2つ以上の人やものについて話すとき、名詞に「s」や「es」をつけて複数形にする必要があります。しかし日本語には複数形というルールがないため、「I have two book.」のようにsをつけ忘れるミスが頻繁に起こります。
特に数字や「some / any / many」などの数量を表す語のあとに続く名詞は必ず複数形になるというルールを意識しておくことが大切です。文を書いたあとに「2つ以上を表す名詞にsがついているか」を確認する見直しの習慣をつけましょう。
疑問文の語順が分からなくなる
疑問文は、be動詞の文と一般動詞の文で作り方がまったく異なります。それぞれのルールが混在することで「どっちの作り方だったか」と混乱してしまう生徒が多くいます。
疑問文の作り方
| 種類 | 疑問文の作り方 | 例文 |
|---|---|---|
| be動詞 | be動詞を文頭に移動する | Are you a student? |
| 一般動詞 | 文頭にDo / Doesを置く | Do you play soccer? |
| 一般動詞(過去) | 文頭にDidを置く | Did she study English? |
| 疑問詞+be動詞 | 疑問詞→be動詞→主語の順 | What is this? / Who is he? |
| 疑問詞+一般動詞 | 疑問詞→Do / Does→主語の順 | When do you study? / Where does she live? |
混乱を防ぐには、「この文の動詞はbe動詞か、一般動詞か」を文を作る前に判断する習慣をつけることが大切です。また、一般動詞の疑問文でDo / Doesを文頭に置いた後は、動詞を必ず原形に戻すというルールも合わせて意識しましょう。
冠詞(a / an / the)の使い分けが曖昧になる
日本語には冠詞という概念がないため、a / an / theをどうつければいいのかわからなくなる生徒は多くいます。
冠詞の使い分け
| 冠詞 | 使う場面 | 例文 |
|---|---|---|
| a / an | 初めて話題に出る単数の名詞の前 | I have a pen. |
| the | すでに話題に出た名詞や、特定のものを指すとき | The pen is red. |
aは子音で始まる語の前、anは母音(a / i / u / e / o)で始まる/発音される語の前に置くという基本的なルールも合わせて覚えておきましょう。(例:a dog / an apple)
前置詞(on / at など)を使い間違える
前置詞は場所や時間を表すときに使いますが、日本語に直訳できないケースも多く、使い分けに迷いやすい項目です。
前置詞の使い分け(一例)
| 前置詞 | 主な使い方 | 例文 |
|---|---|---|
| on | 接触している面・曜日・日付 | on the desk / on Monday |
| at | 狭い場所・時刻 | at school / at 7:00 |
前置詞は「なんとなく」で覚えようとすると混乱しやすくなります。例文とセットで覚え、実際に文を作る練習を積み重ねることが使い分けの定着につながります。
中1英語の定期テスト対策!押さえておきたい勉強法

中1英語は文法事項が多く、一つひとつは理解できても実際に使えるようになるまでに時間がかかる科目です。定期テストで点数を取るためには、文法を理解するだけでなく、問題形式に慣れる演習まで行うことが大切です。
ここでは、定期テスト対策にも直結する勉強法を紹介します。
英単語を先に覚える
文法を学ぶ前に、基本的な英単語をある程度覚えておくことが大切です。単語がわからないと例文の意味が理解できず、文法のルール自体が頭に入りにくくなります。教科書に出てくる単語を中心に、意味と綴りをセットで覚えることから始めましょう。
例文で文法を理解する
文法のルールを説明文として読んで覚えようとすると、いざ問題を解くときに応用が利かないことがほとんどです。「三人称単数現在形は動詞にsをつける」と覚えるよりも、「He plays soccer.」という例文ごと覚える方が、実際に文を作るときに自然と使えるようになります。
定期テストでも例文をもとにした穴埋めや並び替え問題が頻出のため、例文ごと暗記する習慣が得点に直結します。
音読で英語の語順に慣れる
英語と日本語では語順が根本的に異なります。語順の違いは頭で理解するだけでは不十分で、繰り返し声に出すことで感覚として身につけていくことが大切です。教科書の例文や本文を音読する習慣をつけることで、英語らしい語順が自然と使えるようになっていきます。
音読のポイントは、意味を意識しながら読むことです。ただ声に出すだけでなく、「誰が・何を・どうする」という文の構造を頭に思い浮かべながら読むことで、文法の定着にもつながります。毎日少しずつでも続けることが大切です。
文法問題で理解を定着させる
文法のルールを覚えたら、すぐに問題演習で確認することが大切です。頭で理解しているつもりでも、実際に問題を解いてみると意外にミスが出るのが英語の文法です。定期テストでは一問一答・穴埋め・並び替えなど多様な形式で出題されるため、さまざまな問題形式に慣れておくことが高得点への近道です。
間違えた問題はそのままにせず、なぜ間違えたのかを確認したうえで解き直す習慣をつけましょう。同じミスを繰り返さないことが、文法力を着実に伸ばす近道です。
英語を学べる塾のサポートを受けるのも一つの手
文法事項が多く、つまずいた箇所をそのままにしてしまいやすい中1英語は、早めにサポートを受けることが効果的です。英語に強い塾を活用することで、次のようなメリットが得られます。
- 苦手な文法事項をピンポイントで補強できる
- 問題演習を通じて、理解があいまいな箇所を早期に発見できる
- 定期テストや高校受験を見据えた計画的な学習が進められる
- 質問できる環境があるため、疑問をその場で解消できる
以下の記事では、中学生向けのおすすめ英語塾について紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ 中1英語は「文法の基礎」を固めることが重要

中1英語で学ぶ文法事項は、be動詞・一般動詞・疑問文・三人称単数現在形など、どれも中2・中3の学習に直結するものばかりです。一つひとつは小さなルールに見えても、積み残しがあると後の学習に影響しやすいのが英語という科目の特徴です。
大切なのは、「なんとなくわかった」で先に進まないこと。文法のルールを理解したら例文で確認し、問題演習で定着させるというサイクルを繰り返すことで、知識が使える力へと変わっていきます。音読や単語学習も組み合わせながら、基礎をしっかり固めていきましょう。
中1英語の土台が固まれば、中学英語全体への自信にもつながります。まずは今回紹介した文法事項をひとつずつ丁寧に押さえることから始めてみてください。
執筆者プロフィール
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