【小学5年生】中学受験に向けたスケジュールを立てる際のポイント|やっておくべきことや勉強時間、おすすめ塾も解説


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塾選ジャーナル編集部
中学受験を予定している小学5年生とその親の中で、「学習スケジュールはどのように作ればよいのかな?」と悩んでいる人はいませんか?もっと前から受験勉強を始めている子どもがいる中で、小学5年生から合格力を身につけるためには、計画的な対策が欠かせません。
今回は中学受験に向けたスケジュールを立てる際のポイントについて、やっておくべきことや目安としたい勉強時間、受験対策におすすめの学習塾情報と一緒に解説します。
【中学受験】小学5年生から受験勉強をスタートしても間に合う?
そもそも、小学5年生から中学受験勉強をスタートしても間に合うのでしょうか?結論を述べると、十分間に合います。
もちろん子どもの学力や学習意欲、志望校のレベル、倍率などによって違いがあるものの、実際に小学5年生から受験勉強を始めた子どもの中で、志望校に合格している小学生はたくさんいます。
中学受験対策を専門としている塾の多くは、小学3年生の2月からカリキュラムがスタート。同時期に入塾して、受験勉強を始める子どもも少なくはありません。しかし、以前は小学5年生からカリキュラムが始まる塾が多かったことから、小学5年生からのスタートでも合格を目指せます。
しっかりと勉強時間を確保して、小学6年生の夏ごろまでに受験範囲の学習を終わらせられれば、志望校合格が実現するでしょう。
【小学5年生】中学受験に向けた年間のスケジュール
受験勉強が本格的になるのは小学6年生ですが、その準備段階となる小学5年生の1年間も重要な時期です。受験勉強を始めようと思っても無計画で過ごすと、1年間が無駄に終わってしまうかもしれません。
続いては小学5年生の年間スケジュールを基に、時期別に取り組んでおきたいことを紹介します。
春休み
春休みは厳密にいうと、小学4年生の3月です。まだ小学5年生に進級はしていませんが、春休みから受験勉強をスタートさせると切りがよいでしょう。
取り組んでほしいのが、小学4年生までに習った学習項目の復習です。これまでに勉強した単元をふり返って、苦手な部分は春休み中の克服を目指してください。また、4月以降に習う項目を予習しておくと、余裕を持って受験勉強を進められるようになります。
春休みの過ごし方については、下記の記事でも解説しています。
・【中学受験】新小5年生の春休みの過ごし方を解説。勉強方法や春期講習情報も紹介!
1学期(4月~7月)
すでに学習塾に通って受験勉強をしている、または通塾を予定している場合は、1学期の早い時期に日々の学習計画の確立を目指します。以前よりも通塾回数が増えたり、塾の宿題が多くなったりすると、これまでの学習ペースでは対応できなくなる可能性があるためです。
学校の宿題に取り組む時間も含めて、1日における学習時間を調整していきましょう。
夏休み
夏休みはまとまった勉強時間を確保できる、絶好のチャンスです。1学期までに習った範囲をふり返って、苦手な部分や点数が低い部分は集中的に取り組んでください。苦手なものを放置してしまうと、後々の挽回が大変です。
通塾していない場合は、夏期講習に通う方法もあるでしょう。多くの夏期講習では復習を中心としたカリキュラムが組まれているため、効率的に勉強できます。
下記の記事でも夏休みの過ごし方について解説しているので、ぜひ目を通してみてください。
・【中学受験】小学5年生の夏期講習は必要?夏休みの過ごし方についても解説!
2学期(9月~12月)
2学期は多くの中学校で学校説明会や文化祭、体育祭などが開催されます。志望校選びの参考となるので、気になる学校へ足を運んでみましょう。
できるだけ早く志望校を選ぶことで、志望校の入試傾向に沿った勉強を進められます。
冬休み
冬休みは2学期の復習に力を入れます。ただし、期間が短いため、夏休み以上に計画的に勉強をしなければいけません。重要ポイントを絞ったり、塾の冬期講習に通ったりするとよいでしょう。
また、小学6年生の冬休みは勉強三昧となるので、小学5年生のうちにゆっくりと年末年始を過ごしておくこともおすすめです。
冬休みの過ごし方については、下記の記事を参考としてください。
・【小学生】有意義な冬休みの過ごし方!おすすめの勉強法や注意点も解説
3学期
3学期は小学6年生に進級に向けた、準備の時期。これまでに習った学習項目をチェックして、取りこぼしがないように復習しましょう。
特に算数は後からの挽回が大変なので、必ず苦手な分野と単元を克服しておいてください。
【小学5年生】中学受験に向けたスケジュールを立てる際のポイント
冒頭でも述べたように、小学5年生から受験勉強を始める場合は、計画的に対策を進めていくことが求められます。しかし、学習スケジュールはただ立てればよいわけではありません。
スケジュールを立てる際は、いくつかのポイントがあります。主なものを全部で5つ見ていきましょう。
目標を決める
何の目標も持たずに受験勉強へ意欲的に取り組める子どもは、ほとんどいません。勉強に限らず、人間は何かしらの目標に向かって、日々の努力を続けられるものです。
学習スケジュールを立てるときは、最初に目標を設定してください。すでに志望校が決まっている子どもは、志望校合格を目標にするのがおすすめです。ただし、入試本番はだいぶ先にあるため、間近な目標を持つこともよいでしょう。
「次の模擬試験で、合格判定を取る」「夏休み中に、苦手な算数を克服する」など、中期・短期の目標を設定すると、勉強のモチベーションが上がります。
優先順位をつけて学習する
たくさんのやるべきことがある中で、優先順位をつけて勉強することも大切です。時間は無限にあるわけではありません。限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮するためには、優先順位をつけて、効率的に勉強を進めていくことが求められます。
多くの中学校では入試で、国語・算数・理科・社会の4教科が課されるでしょう。しかし、学校によっては配点の割合が異なることがあります。配点の割合が異なる場合、国語と算数の配点割合が多い学校がほとんどです。
そして、算数は国語よりも内容が難しく、得意な子どもと苦手な子どもとの間で、得点の差が生まれやすくなっています。そのため、算数が苦手な場合は、何よりも優先して算数の勉強に取り組まなければいけません。
親子で一緒に計画を立てる
学習計画は必ず親子で一緒に作ってください。子ども自身よりも親の方が中学受験に関する情報を豊富に持ち、客観的な立場から効率的・効果的な学習計画を立てられるかもしれません。
しかし、親が先導して作った学習計画では、多くの子どもはやる気を失ってしまいます。子どもに限らず誰でも、他人から強いられたものに従っているのは苦痛を感じるものです。
そのため、親子で話し合いの場を持ちながら、一緒に学習計画を立てていきましょう。「毎日何時から勉強する?」「夏休みは、どうやって過ごす?」など、子どもに問いかけながら作っていくのがおすすめです。子どもが自分で考えて作った計画なら、責任を持ってやり通す可能性が高まります。
1週間・1日単位で勉強計画を立てる
勉強計画は1週間と、1日単位で立てていきましょう。特に通塾している場合は、1週間の中で塾に通う日と通わない日が出てきます。通塾する人としない日とに分けて、それぞれで勉強する時間を割り出して計画を作ってください。
1日単位の計画を立てる際は、最初に学校や塾、食事、入浴、睡眠といったあらかじめ決まっている予定を入れます。空いた時間が勉強できる時間です。ただし、すべてを勉強時間にあててしまうと大変なので、子どもに合わせて自由な時間も入れていきましょう。
無理なスケジュールを立てない
スケジュールを作る際は、無理な内容にしないことも大切です。計画は計画通りに進むとは限りません。病気になったり、やる気がでなかったり、学習する単元が難しかったりすると、予定が狂うことは当然考えられます。
計画通りに進まなかったことを考えて、余裕を持ったスケジュールを作りましょう。たとえば、週末の1日を予備日とすることで、何かあったときの調整に役立ちます。また、睡眠時間を削ってまで、長時間勉強するのも避けてください。
中学受験に向けて小学5年生でやっておくべきこと
小学5年生から受験勉強を始める場合、子どもによってはまだ基本的な学習習慣が身についていないかもしれません。学習習慣は高い学力をつけるためだけでなく、受験学年となる小学6年生になってから、長時間の勉強に耐えられる力をつけるためにも欠かせないものです。
まずは短時間でも構わないので、毎日机に向かって勉強するクセをつけましょう。勉強に慣れてきたら、少しずつ学習時間を延ばしていきます。
自発的に勉強する姿勢を持てるように、親の関わり方にも配慮したいところです。頑張っている過程や結果を、言葉にしてしっかり褒めてあげましょう。また、プライドを傷つけないように、間違いを指摘するときは、言葉の選び方にも注意してください。
中学受験に向けた小学5年生の勉強時間
小学5年生が確保すべき勉強時間は、ケースによってさまざまです。たとえば、基礎固めができていない子どもが難関中学校を目指す場合は、毎日長時間の勉強が求められるでしょう。
ひとつの目安となる勉強時間が平日1時間1~3時間、休日2時間~3時間、夏休みや冬休みは4時間~7時間ほど。勉強で大切なのは質ですが、ある程度の質を確保するためには一定の量も必要です。また、小学5年生のうちに長時間の勉強に慣れておくと、受験学年となる小学6年生の勉強が楽になります。
中学受験におすすめの学習塾
最後の中学受験におすすめの学習塾を、全部で5カ所紹介します。どれも小学5年生から通えるので、利用を検討してみるとよいでしょう。
おすすめ塾①:進学個別指導のTOMAS
まずは進学個別指導のTOMASです。授業スタイルは個別指導型。1対1の完全マンツーマンスタイルで、密の濃い学習指導を受けられます。
授業中は講師が常にそばにいるため、わからない箇所はその場で質問ができます。講師も生徒の表情や手元の動きをよく観察し、その時々に合わせたサポートをしてくれるのが特徴です。
また、サポート体制も充実しています。生徒本人や保護者と定期的に面談をおこない、カリキュラムの確認や今後の課題などを共有。電話報告の機会も多く、密な協力体制の中で受験勉強を進めていけます。ホームページ上に授業料は掲載されていないため、各自でお問い合わせください。
こちらの記事でも塾の詳細を解説します。ぜひご覧ください。
おすすめ塾②:個別指導の明光義塾
個別指導の明光義塾も、個別指導スタイルで受験勉強ができる学習塾です。授業は講師による一方的な解説ではなく、子ども自身が考え、問題を解くことを重視。自分で正解を導き出す練習を重ねることで、入試本番における解答力を養えます。
また、子どもや保護者を対象とした、カウンセリングを定期的に実施。その時々の勉強の悩みや進路のこと、家庭学習のことなどを相談でき、勉強に集中できるような環境づくりをしてくれます。
個別指導の明光義塾のホームページによると、小学5年生が週1回90分授業を受けた場合、月の授業料は1万2,100円です。
塾の詳細はこちらの記事も参考にしてください。
おすすめ塾③:SAPIX
SAPIXは開成中学校や麻布中学校、桜蔭中学校といった難関中学受験に強い学習塾です。毎年多くの受験生を合格に導いています。授業は少人数制の集団指導スタイル。学力別にクラスが編成されているため、自分の実力に合わせて学習指導を受けられます。
小学5年生向けのコースでは基礎学力の定着とともに、志望校を見極めることを重要視。討論形式の授業や小テストなどを通して、中学受験に必要な基礎学力を身につけます。SAPIXのホームページによると、小学5年生が通塾する際の授業料は、月5万2,800円です。
塾の詳細は、こちらの記事もご覧ください。
おすすめ塾④:個別指導学院フリーステップ
個別指導学院フリーステップで採用しているのは、1対2の個別指導です。講師1人に対して生徒が2人つき、講師による解説と自身による問題演習を交互におこないます。問題を解く実力をつけるためには、自分自身で考えて問題を解く練習が欠かせません。解説と問題演習のバランスが優れているため、学んだ知識をすぐに実力に変えられます。
また、教室には学習プランナーが在籍しており、学習プランの作成や進捗状況の確認、保護者への報告などを担当。充実したサポート体制の中で、安心で勉強を進められます。ホームページ上に授業料は掲載されていません。各自でお問い合わせください。
こちらの記事でも、個別指導学院フリーステップについて解説しています。
おすすめ塾⑤:東京個別指導学院
最後のおすすめ塾は、東京個別指導学院です。講師1人に生徒は2人までつく個別指導スタイルで、オーダーメイドのカリキュラムを用いながら受験勉強を進めていきます。
また、教育業界大手のベネッセグループに所属していることも、大きな魅力のひとつです。中学受験に関する最新の情報が入ってくるため、志望校の入試傾向に合わせて対策ができるでしょう。ホームページ上に授業料は掲載されていないため、各自でお問い合わせください。
こちらの記事でも塾の解説をしています。
まとめ
小学5年生が中学受験の勉強をする際は、最初に目標を立てましょう。志望校を設定するほか、模擬試験や長期休暇などに合わせた目標を作ると、勉強の意欲が高まります。
学習計画は親子で一緒に立ててください。親がすべて決めるのではなく、話し合いながら一緒に作ることで、子どもは責任を持って勉強できるようになるはずです。
また、一般的に中学受験では通塾が欠かせません。今回紹介した塾情報を参考にして、子どもに合った塾を探してみるとよいでしょう。
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