保護者が知っておきたい受験・進路情報まるわかり!

お気に入り
メニュー
  1. 塾選(ジュクセン)
  2. 進学
  3. 塾選ジャーナル
  4. 【中学受験】法政大学付属校について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介

【中学受験】法政大学付属校について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介

更新日:
中学受験
アイキャッチ画像
塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

この記事は、法政大学中学高等学校や、法政大学第二中・高等学校といった、法政大学付属の中学校の受験を検討されている方へ向けて、詳しい情報をご紹介する記事です。

それぞれの学校はどのような校風の違いがあるのか、どのように受験を進めていけば良いのか、また、おすすめの塾はどのように選べば良いのかなど、様々な疑問にお答えしていきます。

目次

法政大学の理念・目的とは?

学校教室内-1024x684

まずは、法政大学の理念や目的についてご紹介します。法政大学付属校がどのような人材を育てたいのか、入学後のイメージを具体的にしておきましょう。

法政大学は、大学憲章において「自由を生き抜く実践知」を掲げています。人々の権利を重んじ、多様性を認め合う「自由な校風」と、なにものにもとらわれることなく公正な社会の実現を目指す「進取の気象」を育むことを目的としています。

そのような法政大学の教育は、3つのミッションのもとに行われます。

1つ目は「建学以来培われてきた「自由と進歩」の精神と公正な判断力をもって、主体的、自立的かつ創造的に、新しい時代を構築する市民を育てること」、2つ目は「学問の自由に基づき、真理の探究と「進取の気象」によって、学術の発展に寄与すること」、そして3つ目は「激動する21世紀の多様な課題を解決し、「持続可能な地球社会の構築」に貢献すること」です。

自律的に、自由に学問を探求し、社会課題の解決に貢献できる人材を育てていくことを使命としています

法政大学中学高等学校

法政大学中学高等学校

参照リンク:法政大学中学高等学校

受験情報

法政大学中学高等学校の2023年度の入試日程です。中学の入試日程は、3つの日程があります。第1回は2/1(水)、第2回は2/3(金)、第3回は2/5(日)です。高校の入試日程は、「推薦入試」は1/22(日)、「一般入試」は2/10(金)です。

(H3)進学実績

高校の進学実績は、2021年度のデータによると、在籍者の91.6%が法政大学に進学しています。他大学合格実績(現役生のみ)は、明治大、ICU、早慶などがあります。

学校の特徴や特色

法政大学中学高等学校は、中・高・大学の10年間の一貫教育を想定してカリキュラムが組まれています。中学3年生から高校での授業を意識し始め、TOEIC Bridgeなどの外部試験も受験します。

また、高校では文理選択がなく、3年間を通じて5教科をまんべんなく学んでいきます。高校での選択授業では、法学や簿記など、大学で学ぶ教養科目のような授業も設定されており、これは大学付属校ならではといえるでしょう。

概要

次に、法政大学中学高等学校の概要をチェックしていきましょう。

最寄り駅

最寄り駅は、中学高校ともに京王井の頭線「井の頭公園」駅下車徒歩約12分となっています。

創立年

創立年は1936(昭和11)年で、長い歴史をもつ学校です。

建学の精神・校風

校風は「自由と進歩」で、それをもとに「自主自律」を育むことを目的としています。これは法政大学の理念とも通じています。その中で、「安全・安心」「信頼と共同」「対話と討論」を掲げており、自由が尊重されながらも、他者との協力も重視するという校風になっています。

総生徒数

総生徒数は、2022年のデータですと、中学が、男子204名、女子215名の計419名で、高校が男子309名、女子401名の計710名となっています。

学費

2022年度の中学の初年度学費の内訳は以下の通りです。

入学金 300,000円
授業料 570,000円
教育充実費 240,000円
実験実習料 27,000円
生徒会費 6,000円
PTA入会金・会費 16,000円
クラス費 13,000円
教材費 11,200円
スポーツ振興センター共済掛金 550円
行事費等 78,662円
合計 1,262,412円

学費は5月と10月の2回の引き落としに分けられています。また、この他に体操着などの別途費用が掛かります。

次に、高校の初年度学費です。

入学金 300,000円
授業料 531,000円
教育充実費 240,000円
実験実習料 27,000円
生徒会費 6,000円
PTA入会金・会費 16,000円
クラス費 12,000円
教材費 10,600円
スポーツ振興センター共済掛金 1,930円
行事費等 68,562円
合計 1,216,092円

学費は5月と10月の2回の引き落としに分けられています。また、この他に体操着などの別途費用が掛かります。

法政大学第二中・高等学校

法政大学第二中・高等学校

参照リンク:法政大学第二中・高等学校

受験情報

法政大学第二中学校の2022年度入試は「帰国生」「一般第1回」「一般第2回」に分けられています。「帰国生」は1/9(日)、「一般第1回」は2/2(水)、「一般第2回」は2/4(金)でした。

法政大学第二高校の2022年度入試は、推薦型の「書類選考」と「学科試験」に分けられています。「書類選考」は試験日の設定はありません。「学科試験」は2/11(金)でした。

進学実績

進学実績は、内部推薦で法政大学に進学する生徒が80%以上で、他大学進学者は筑波大や、一橋大、慶応やGMARCHにも合格しています。海外進学者や専門学校へ進学する生徒も若干名います。

学校の特徴や特色

法政大学第二中学高等学校は、体験重視の学習や、少人数分割授業などが特徴的です。英語・数学の授業では、それぞれ週2~3時間ずつ、クラス人数を半分に分けて少人数制分割授業を行っています。

また、理科実験授業では、チームティーチングを行い、授業の理解度を上げるように工夫されています。高校では、選択授業で社会福祉学や哲学概論など、大学の授業のような科目を受講することができます。大学付属校ならではといえるでしょう。

概要

次に、法政大学第二中学高等学校の概要をチェックしていきましょう。

最寄り駅

最寄り駅は、JR南武線「武蔵小杉駅 西口」下車、徒歩12分、JR横須賀線(総武快速線・湘南新宿ライン・相鉄線直通)「武蔵小杉駅 横須賀線口」下車、徒歩15分

東急東横線(みなとみらい線・東京メトロ副都心線・東武東上線・西武池袋線直通)・​​​​​​​東急目黒線(東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道および都営三田線直通)「武蔵小杉駅 南口」下車 徒歩10分など、利便性の良い立地です。

創立年

創立年は1939年4月で、歴史のある学校です。

建学の精神・校風

法政大学第二中学高等学校は、やはり法政大学とのつながりがあるため、「自由と進歩」という大学の理念につながるような建学の精神・校風を持っています。

学則では、「「人格」の完成をめざして国民的共通教養の基礎を築き、平和的で民主的な国家および社会の形成者を育成することを目的とする」としています。

総生徒数

生徒数は、2022年のデータによると、中学が男子431名、女子254名となっており、男子のほうが割合が多い学校です。また、高校は男子1132名、女子748名となっており、やはり男子のほうが割合的には多くなっています

学費

2022年度の中学校の初年度学費は以下の通りです。

授業料 558,000円
教育充実費 240,000円
実験料 24,000円
体育実習料 6,000円
生徒会入会金 2,000円
生徒会会費 12,000円
育友会入会金 10,000円
育友会会費 8,100円
育友会特別事業費 20,000円
育友会福祉資金費 900円
日本スポーツ振興センター掛金 480円
防災セット 2,000円
防災地図 900円
入学記念写真費 400円
校外授業費 43,000円
スキー教室費 67,000円
研修旅行費 24,000円
教材費 22,500円
合計 1,041,280円

これに加えて、入学金300、000円がかかります。

次に、2022年度の高校の初年度学費は以下の通りです。

授業料 528,000円
教育充実費 240,000円
実験料 24,000円
体育実習料 6,000円
生徒会入会金 3,500円
生徒会会費 17,500円
育友会入会金 10,000円
育友会会費 8,100円
育友会特別事業費 20,000円
育友会福祉資金費 900円
日本スポーツ振興センター掛金 1,850円
防災セット 2,000円
防災地図 900円
新入生合宿費 37,000円
クラス集合写真費 1,000円
進路適性検査代 1,000円
修学旅行費 47,000円
教材費 8,950円
合計 957,700円

これに加えて、入学金300、000円がかかります。

法政大学付属校の中学受験におすすめの塾

小学生女の子勉強中先生と-1024x682

法政大学付属校の中学受験に向けておすすめの学習塾を紹介します。各塾の特徴を解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

おすすめ塾①:東京個別指導学院

個別指導ですので、生徒の希望に沿った指導を受けやすく、担当講師も場合に応じて変更できるので、法政大学付属校受験に特化して受講できます

また、ベネッセグループということもあり、入試に関する情報を豊富に取り揃えているのも特徴です。料金については年会費等は無料ですが、詳しい金額は各教室に問い合わせしてみてください。

おすすめ塾②:1対1ネッツ 中学受験部

こちらも個別指導の形態ですので、法政大学付属校に絞った授業を受けやすいです。特徴は、首都圏の2人に1人が使用しているといわれている四谷大塚NET(予習シリーズ)のカリキュラムです。

これはスパイラル型カリキュラムといわれる反復学習によって、何度も復習する中で内容が身についていくというものです。勉強が苦手な方でも、このシステムを使うことで成績アップが望めます。料金は、各教室に問い合わせて確認できます。

おすすめ塾③:SAPIX 小学部

難関受験に強みを持つ塾です。法政大学付属校も難関ですので、おすすめできる塾です。難関受験をする生徒が集まっている環境に身を置くことで、自然と勉強に意識が向き、仲間でありライバルでもある他の生徒たちと切磋琢磨して目標に向かうことができます。

絶対合格するという意思がある生徒さんには特におすすめの塾です。料金は各教室に問い合わせることで確認することができます。

おすすめ塾④:国大Qゼミ

少人数制集団授業と個別授業のどちらかを選択して受けられる塾です。基礎〜受験対策まで幅広く対応している塾ですので、まだ入試まで時間があり、基礎からじっくりやりたいという方には特におすすめできる塾です。料金は各教室に問い合わせることで確認できます。

おすすめ塾⑤:啓明館

神奈川と東京の私立受験に強い塾です。法政大学付属校もこの圏内にありますので、確かな情報と指導を受けられます。少人数制対話型授業により、生徒がしっかり理解しているかどうかを確認しながら授業が展開されていくので、まったくついていけなくなるという心配もあまりありません。少し勉強が苦手…という生徒さんにもおすすめできる塾です。

まとめ

中学生_入学

本記事は、法政大学付属校の特徴や、受験情報、受験するうえでおすすめの塾をご紹介してきました。

法政大学付属校は難関ですが、まずは学校について知り、具体的なイメージを持って頂けたら幸いです。おすすめの塾も参考にして、ぜひ合格を勝ち取ってください。

・関連記事 ~この記事を読んだ方は、こちらの記事も読んでいます。

【中学受験】早稲田大学附属校について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介

【中学受験】慶應義塾大学附属校について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介

明治大学附属校「明治・中野・中野八王子」について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介

【中学受験】中央大学附属校について徹底解説 | 特徴やおすすめ塾も紹介

【中学受験】立教大学附属校について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
編集部
塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

関連記事

が選ばれる 3

掲載をお考えの学習塾様へ

初期費用無料で掲載可能 
お気軽にお問い合わせください

塾選で塾を探す