【中学受験】國學院大學附属校について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介


編集部
塾選ジャーナル編集部
國學院大學附属校は、大学受験に強く、男女別学で勉学に集中できる環境があることから、お子様の進学先候補として挙げる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、國學院大學の附属校である、「國學院大學久我山中学高等学校」をご紹介します。國學院久我山中学高等学校の合格力が身に付けられる、中学受験に特化したおすすめの塾もあわせてご紹介しているので、國學院大學久我山中学高等学校の受験を検討されている方は必見です。
國學院大學の理念・目的とは?
國學院大學は、初代総裁の有栖川宮幟仁親王による告諭の一部、「本ヲ立ツル」ことを建学の精神の基底と定めました。また、全100条からなる國學院大學学則の中で、
- ・神道精神に基づいた人格を養成すること
- ・学問の知識と研究を教授して有用な人材を育成すること
の2つを目的として掲げています。これらの目的を達成するために、大学は教育研究水準の向上を図ること、教育研究活動等の状況を内省・評価する姿勢を示しています。
国際社会に寄与する人材の育成だけではなく、日本と世界の文化や思想を学ぶことで、世界のなかでの日本のありかたを「問いなおす」力を培うことが目的です。これは、國學院設立趣意書で「日本の思想や文化を学ぶだけではなく、諸外国の様々な学問も同時に修める必要がある」とされていることによります。
また、研究教育開発を推進することも目標としており、これに関する指針が主に次のように公表されています。
- ・日本の伝統文化継承と発展に努める
- ・人権および人格の尊重
- ・社会活動への積極的な参画に努める
上記の「建学の精神」「教育研究上の目的」「研究教育開発推進に関する指針」の3つから、大学の諸活動に関する方針も定められており、教職員と学生は全てこれに従うこととなっています。
國學院大學久我山中学高等学校
参照リンク:國學院大學久我山中学高等学校
國學院久我山中学高等学校の詳しい情報をまとめました。
受験情報
中学校
2023年度の一般入試は、第1回が2月1日、第2回が2月2日に行われる予定です。国語・算数(各50分)・社会・理科(各40分)の試験が課されます。
高等学校
2023年度は、2月12日に一般入試が行われる予定です。国語・英語・数学の3教科の試験が課されます。推薦入試は1月22日の予定です。
進学実績
2022年度の國學院大學久我山高等学校の主要大学への合格実績は、次の通りです。
- ・國學院大學:62人
- ・東京大学:2人
- ・京都大學:1人
- ・一橋大学:3人
- ・北海道大学:1人
- ・東北大学:2人
- ・早稲田大学:62人
- ・慶應義塾大学:46人
- ・上智大学:25人
- ・東京理科大学:48人
- ・その他:複数人
学校の特徴や特色
男女別学で、個々の将来実現のために集中して学習に臨むことができるところが特徴です。部活動や弁論大会といった共通の行事や活動ももちろん充実しています。
進路に関しては、久我山中学高等学校は系列校であることから、國學院大學への進学者が1割(推薦)、他大学への進学者が9割と、他大学への進学者が多いところもポイントです。
概要
最寄り駅
京王電鉄井の頭線の久我山駅が最寄り駅です。久我山駅からは徒歩12分です。関東バスの国学院前で下車して通学することもできます。
創立年
國學院大學中学高等学校は1944年に創立されました。
建学の精神・校風
学園三箴である「忠君孝親」「明朗剛健」「建学練能」を教育理念の根幹としています。これを元にした、「明るく、たくましく、さわやかな、明日の日本を担う若者」を育成することが実践目標です。
総生徒数
総生徒数は公表されていません。2022年度の合格者が、中学校591人、高校210人であることから、少なくとも2,400人以上が在籍していると考えられます。
学費
2023年度の初年度納入金は、1,028,000円の予定です。内訳は以下のとおりです(別途費用が発生する場合があります)。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 250,000円 |
授業料 | 420,000円 |
教育充実費 | 160,000円 |
施設費 | 132,000円 |
諸費用 | 66,000円 |
國學院大學久我山中学高等学校の受験におすすめの塾
國學院大學久我山中学高等学校は、入試の難易度や倍率が比較的高くなっています。確実な合格を目指すには、中学受験対策に特化している塾を活用しましょう。
ここからは、ジュクセンが厳選した、國學院大學久我山中学高等学校の受験対策ができるおすすめ塾を5つご紹介します。
おすすめ塾①:臨海セミナー 公立中高一貫プロジェクト
最初にご紹介するのは、臨海セミナー 公立中高一貫プロジェクトです。
授業形式
授業スタイルは、集団授業を採用しています。
塾の特徴
臨海セミナー 公立中高一貫プロジェクトは、志望校別のクラスで、適性検査の出題傾向に即した授業が行われるところが特徴です。また、筆記試験だけではなく、グループワークや集団面接対策も同時に行っています。
各授業では、単元ごとの反復演習によって確実に基礎を固め、過去問演習や問題演習によって読解力・思考力・表現力を養成しています。
臨海セミナー 公立中高一貫プロジェクトの成績アップの仕組みやおすすめポイントは、こちらをご確認ください。
料金
小学6年生が4教科(算・国・理・社)を受講した場合、月額費用は9,900円です。
おすすめ塾②:進学個別指導のTOMAS
次におすすめする塾は、進学個別指導のTOMASです。
授業形式
授業は1対1の個別指導です。一部屋に生徒と講師が1人ずつの、完全マンツーマンスタイルを採用しています。
塾の特徴
進学個別指導のTOMASは、講師が解説する一方通行の授業ではなく、双方向型の議論を取り入れた学習スタイルが特徴です。ホワイトボードのある部屋で、講師1人と生徒1人が集中して学習に臨みます。
毎月修正されるオーダーメイドの学習カリキュラムと合わせて、志望校合格への力を無駄なく付けることが可能です。
進学個別指導のTOMASの授業の特徴や独自の取り組みは、こちらで詳しくご紹介しています。
料金
小学6年生が週1回通塾した場合、月額授業料は約35,000円となります。
おすすめ塾③:個別指導の明光義塾
3つ目のおすすめ塾は、個別指導の明光義塾です。
授業形式
授業形式は、個別指導となっています。
塾の特徴
個別指導の明光義塾は、保護者の92%がお子様の成績アップを実感した、実績ある個別指導塾です。
生徒が自ら学ぶことをサポートする「学び発見!振り返りノート」や、お子様の学習状況をリアルタイムで確認できる「明光eポ」、個別指導のノウハウが凝縮された双方向型の授業で、無理なく無駄なく成績を向上させます。
個別指導の明光義塾の指導方法やサポート体制は、こちらからチェックできます。
料金
小学6年生が週1回通塾した場合、月間授業料は13,200円です。
おすすめ塾④:開倫塾
4番目におすすめするのは、開倫塾です。
授業形式
授業形式は基本的に集団型ですが、希望すれば個別指導を受けることもできます。
塾の特徴
開倫塾では、「理解」「定着」「応用」の3ステップを積み重ねることで、効率的に学習を進めることができます。
通常授業は予習中心で、学校の先取り学習が可能です。授業内容に応じた宿題が課されるので、学びの内容を家庭でもしっかりと定着させることができます。
開倫塾の個別指導や塾の強み等の情報は、こちらでさらに詳しく解説しています。
料金
小学6年生が週1回通塾した場合、月謝は5,500円となります。
おすすめ塾⑤:BREST/FULLMARKS(ブレストフルマーク)
最後におすすめするのは、BREST/FULLMARKS(ブレストフルマーク)です。
授業形式
授業スタイルは、定員12名程度の少人数制の集団授業です。
塾の特徴
BREST/FULLMARKS(ブレストフルマーク)は、ゲーム感覚で学ぶことができる参加型の授業を展開しているところがポイントです。勉強に夢中になれる「BRESTメソッド」で、学習意欲を育み、高い学習効果を得ることができます。
通常授業とは別に行われている「チームティーチング」により、生徒一人一人の課題や弱点を徹底的になくすことができるのもおすすめのポイントです。
詳しい情報はこちらからご参照いただけます。
料金
授業料は学年や校舎によって変動します。詳しくは各教室にお問い合わせください。
まとめ
國學院大學久我山中学高等学校は、男女別学で勉学に集中しやすい環境であることから、国内大学への進学に強い学校となっています。
優れた教育を提供していることから、受験者数は毎年多くなる傾向にありますが、合格者はその中の一握りです。確実に合格を勝ち取るためには、中学受験対策が欠かせません。
この記事では、國學院大學久我山中学高等学校の中学受験対策に最適な塾を5つご紹介しました。志望校合格を実現させるために、ぜひ通塾を検討してみてください。
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