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奈良県の難関私立共学高校とは?各学校の特徴や受験情報、進学実績、学費など徹底解説!

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高校受験
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塾選ジャーナル編集部

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塾選ジャーナル編集部

高校受験に向けて奈良県の難関私立共学高校について詳しく知りたい方も多いでしょう。

今回は、難関私立共学高校「西大和学園高等学校・帝塚山高等学校・奈良学園高等学校」について各学校ごとの特徴や入試情報、学費などを解説します。またおすすめ塾についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

奈良県の難関私立共学高校3選!受験情報や学校の特徴などを解説

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今回紹介するのは、奈良県にある共学高校の3校です。奈良県には16校の私立高校がありますが、その中でも特に人気の高い高校になっています。いずれの高校も大学受験に力を入れており、毎年多くの難関大学への合格者を輩出しています。

3校に共通するのは、奈良県だけでなく大阪府からの通学者も多いことです。西大和学園高校の約5割、帝塚山高校の約4割、奈良学園高校の約2割の生徒が大阪府在住です。他県からも通学する生徒が多いという点で、それぞれの学校の評価の高さがうかがえます。

それでは、それぞれの高校の詳細をチェックしていきましょう。

西大和学園高等学校

西大和学園中学校・高等学校

参照リンク:西大和学園中学校・高等学校

西大和学園高等学校は、奈良県河合町にある中高一貫の共学校です。必要とある偏差値は76。近年東京大学への合格者を飛躍的に伸ばしている、奈良県トップレベルの高校です。

受験・入試情報

2022年度の入試日は2022年2月6日でした。入試は、通常の5教科入試以外に英語重視型の入試があります。英語・数学・国語の3教科で、英語は筆記試験に合わせてエッセイが出題されます。

進学実績

・東大、京大合格者数
2022年度には、西大和学園高校から東京大学に79名が合格しました。東大合格者数では全国5位。共学校では1位となっています。また、京都大学には40名が合格しています。

・その他難関大学
国公立大学では、大阪大学に16名、神戸大学に16名、大阪公立大学に28名など、多くの合格者を輩出しています。また私立大学では、関東トップレベルの慶應義塾大学に35名、早稲田大学に44名が合格。関西では、「関関同立」と呼ばれる同志社大学に87名、立命館大学に53名、関西大学に24名、関西学院大学に12名が合格しています。

学校の特徴

西大和学園高校は、学びの内容を創意工夫し、イベントを充実させているのが特徴です。スーパー英語・数学講座、東京グローバルサイエンスセミナー、東大Live講義など、受験対策のさらなる学力教科のほか知的好奇心を刺激していきます。

イマ―ジョン教育の一環として、ほぼ100%を英語によって実施する授業があるのも特徴の一つです。実社会でナチュラルに英語を使えるようにネイティブ教員により授業が展開されており、音楽と体育の授業で導入しています。

また、芸術鑑賞会や心の教育後援会、富士登山や自然体験、ボランティアなど、生徒一人ひとりの情操教育にも力を入れており、それらの取り組みが高い進学実績にもつながっています。

概要

住所・最寄駅

〒636-0082 奈良県河合町薬井295

最寄駅はJR・近鉄の「王寺」駅および近鉄の「大和田」駅で、王寺から徒歩約18分、大和田から徒歩約8分の距離です。王寺駅前の南口バスターミナルからはバスが出ており、それに乗れば約5分で最寄りのバス停「星和台1丁目」に到着します。

創立

1985年、学校法人西大和学園設立が認可され、理事長に田野瀬良太郎氏が就任。翌年1986年に西大和学園高等学校が開校し、現在に至ります。

生徒数

西大和学園高校は、1学年当たりの生徒数が360名前後です。学校全体では約1080名が在籍しています。男女比ですが、男子対女子がおよそ3:1で男子がかなり多くなっています。

学費

西大和学園高校の学費はどうなっているでしょうか。その詳細を見ていきましょう。初年度納入金は、次のようになっています(2022年度)。

入学金 200,000円
授業料 576,000円
教育充実費 132,000円
施設充実費 60,000円
諸会費 19,200円
合計 987,200円

上記の学費以外に制服等諸物品代、個人預り金、旅行積立金が必要です。

帝塚山高等学校

帝塚山高等学校

参照リンク:帝塚山高等学校

帝塚山高等学校は、奈良市にある中高一貫の共学校です。合格に必要な偏差値は73。大阪からも比較的近く、駅前の立地であることから非常にアクセスの便利な学校です。

受験・入試情報

2022年度の入試日は、2022年2月6日でした。1,059名が受験し、815名が合格。実質倍率は約1.3倍でした。

進学実績

2022年度は、東京大学に1名、京都大学に15名、大阪大学に20名、神戸大学に14名、大阪公立大学に21名など、合計176名が国公立大学に合格しています。

私立大学では、関西で「関関同立」と呼ばれる関西学院大学に88名、関西大学に51名、同志社大学に79名、立命館大学に119名が合格しています。それ以外にも、慶應義塾大学に2名、早稲田大学に4名など、多くの私立大学に合格者を輩出しています。

学校の特徴

帝塚山高校では、授業は男女別のクラスで行い、課外活動や全校行事などは合同で行う「男女併学」制度を採用しているのが最大の特徴です。そのため、高校からの入学者募集も男女別になっており、「男子英数コース」「」女子英数コース」「女子特進コース」の3つのコースに分かれています。

「男子英数コース」「女子英数コース」は、東京大学・京都大学・大阪大学・神戸大学・国公立医学部医学科の現役合格を目指します。「女子特進コース」は、神戸大学・大阪公立大学など、国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指しています。ちなみに男女英数コースについては、一部男女合同で行う授業もあります。

概要

住所・最寄駅

〒631-0034 奈良市学園南3丁目1番3号

最寄駅は、近鉄の「学園前」駅です。その駅名の通り、駅の改札を出るとすぐに目の前がキャンパスになっており、非常に便利な立地となっています。

創立

1941年、帝塚山学院創立25周年記念事業として、男子7年生高等学校設立計画のもと帝塚山学園が設立されました。その後、1948年に新制高等学校が設置され、現在に至ります。

生徒数

帝塚山高校の生徒数は、1学年当たり約360名です。学校全体で約1,080名の生徒が在籍しています。男女比は男子対女子がおよそ35:65で、女子の方が多くなっています。

学費

帝塚山高校の学費はどうなっているでしょうか。その詳細を見ていきましょう。初年度納入金は、次のようになっています(2022年度)。

入学金 180,000円
授業料 655,000円
施設設備充実費 117,000円
諸費用 40,700円
合計 992,700円

上記学費以外に、制服、デジタル教育関連費、学用品、学級費(個人預り金)および修学旅行の積立金が必要です。

奈良学園高等学校

奈良学園中学校

参照リンク:奈良学園中学校

奈良学園高等学校は、奈良県大和郡山市にある中高一貫の共学校です。合格に必要となる偏差値は71。今回紹介する他の2校と比べると、生徒数が少ないのが特徴です。

受験・入試情報

2022年度の受験日は、2022年2月6日でした。313名が受験し、240名が合格。実質倍率は約1.3倍でした。

進学実績

2022年度は、東京大学に1名、京都大学に6名、大阪大学に5名、神戸大学に4名、大阪公立大学に18名など、合計91名が国公立大学に合格しました。私立大学では、「関関同立」と呼ばれる同志社大学に52名、立命館大学に53名、関西学院大学に45名、関西大学に51名が合格しています。

学校の特徴

1学年当たりの生徒数が200名程度と、比較的少人数であることが特徴です。高校からの募集は、普通科理数コースのみとなっています。公立中学校での履修内容に配慮し、高1・2年次は原則奈良学園中学校からの内部進学生徒は別クラス・別カリキュラムとなっています。高校3年からは、内部生と同じクラスで学びます。

「東大・京大見学会」「医師による特別講座」「勉強合宿」「オーストラリア語学研修」「SSHベトナム研修」など、進路実現に向けて多くの行事があるのも魅力のひとつです。

概要

住所・最寄駅

〒639-1093 奈良県大和郡山市山田町430

最寄駅は、JRの「大和小泉」駅です。駅から直通のバスが出ており、約15分で高校に到着します。

創立

1979年、「次代の社会を担い、世界に雄飛し、国際社会に貢献できる有為な人材の育成」を建学の精神として開校されました。

生徒数

奈良学園高校の生徒数は、1学年あたり190名から200名となっています。高校全体で約600名が在籍しています。男女比は、男子対女子がおよそ7:3で、男子がかなり多くなっています。

学費

奈良学園高校の学費はどうなっているでしょうか。その詳細を見ていきましょう。初年度納入金は、次のようになっています(2022年度)。

入学金 150,000円
施設費 100,000円
授業料 558,000円
育友会費 12,000円
冷暖房施設協力費 10,000円
生徒会費 4,800円
進路指導費 3,600円
安全環境日 3,000円
合計 841,400円

奈良県の難関高校受験に向けたおすすめ塾

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ここまで、奈良県の難関高校3校を紹介しました。どの高校も人気があり、合格するためにはしっかりとした学力を身につけるための努力と計画が必要です。

ここからは、奈良県の難関高校受験に向けて人気の学習塾を紹介します。自分に合った塾を選び、志望校合格に近づけるようにがんばりましょう。

おすすめ塾1.KECゼミナール・KEC志学館ゼミナール

KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールは、奈良県を中心に15教室を展開する進学塾です。詰込み型の一方的な講義スタイルではなく、生徒に問いかけて答えを引き出す双方向コミュニケーションを中心に授業を進めていきます。生徒たちものびのびと自分の意見や答えを発言しています。

また、Road Mapという学習管理ツールを用いて、目指すべき「目標」から逆算した勉強計画の立て方を子どもたちに指導。自らの力で計画立案から実行、検証・改善を繰り返す力が身につい、学力向上はもちろんのこと、社会で生きていくうえで必要な主体性や計画力・実行力が磨かれていきます。

KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールの授業料ですが、教科数や学年によって違っているためHPには記載がありませんでした。詳細についてはお近くの教室までお問い合わせください。

おすすめ塾2.KEC個別・KEC志学館個別

KEC個別・KEC志学館個別は、奈良県を中心に19教室を展開する個別指導塾です。駅の近くに教室を展開しているため、安心して通うことができるのがメリットでしょう。

個別指導であっても、チーム力で目標を達成することに重きを置いているのが特徴です。担当講師による指導のバラつきを防げるよう、講師だけでなく教室スタッフも協力しながら指導。「徹底した面倒見の良さ」で成績アップを実現し、志望校合格へ導きます。

授業は講師を頼りすぎず、自分で考えて最後まで問題を解く力を養うスタイルになっています。講師1人に対して生徒が2人。1人の生徒が指導を受けている間に、もう1人の生徒は演習に取り組みます。自分で考える時間を確保することで、「わかったつもり」を防具ことができるはずです。

KEC個別・KEC志学館個別の授業料は、中学1・2年生の場合は週1回の80分授業で15,730円、週2回で29,590円です。中学3年生になると,週1回で17,050円、週2回で32,560円となっています。別途諸費用が必要なため,詳細は最寄の教室でご相談ください。

おすすめ塾3.馬渕教室

馬渕教室は、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀に教室を展開する関西最大級の進学塾です。奈良県には16教室を展開し、今回紹介した超難関校にも数多くの合格者を輩出しています。

馬渕教室では、超難関校の合格を目指す「SSS・SSSTクラス」や「SSSクラス」など、目指すレベルに合わせて様々なコースが設定されています。授業はもちろん、個別ブースで集中して学習できる自習室や質問対応など、受験生をバックアップするシステムが充実しているのが特徴です。

また、オリジナルテキストを使って授業を前提とする、年間カリキュラムが明確に決まっています。高校入試から逆算したカリキュラムになっており、入試まで安心して勉強を進めることが可能。年間カリキュラムは学期ごと、講習会ごとに全生徒に配布され、学習範囲やテスト内容、宿題に至るまで表記されています。

授業料は、中1が英数2教科で約18,000円、中3が英数国理社5教科で約34,000円となっています。受講科目数によって授業料は変わりますので、詳細は最寄りの教室にご相談ください。

おすすめ塾4.個別指導の明光義塾

明光義塾は、全国に1,800以上の教室を展開する日本最大級の個別指導塾です。奈良県には22教室展開しています。

全国展開の情報量を武器にしつつ、地域ごとの最新の試験情報に基づいた受験対策が可能。生徒の志望校や授業の理解度に合わせて一人ひとりに最適な学習プランを作成し、合格までサポートしてくれるのが強みです。

また、個別指導に合わせてオンライン教材で効率よく学べるのも特徴の一つ。記憶定着に特化したオンライン学習アプリMonoxer(モノグサ)を利用し、学習内容を個々のレベルに合わせて自動で調整しながら学習でき、効率よく家庭学習を進めることができます。

明光義塾の授業料は、中学1・2年生は週1回の90分授業で14,300円、週2回で26,400円です。中学3年生になると、週1回で15,400円。週2回で28,600円となっています。週3回のプランや諸経費、教材費などもありますので、実際にかかる費用については最寄の教室でご相談ください。

おすすめ塾5.成基の個別教育ゴールフリー

成基の個別教育ゴールフリーは、京都・滋賀・大阪に教室を展開する成基学園が運営している個別指導塾です。奈良県では6教室を展開しています。駅前に教室展開しているところが多く、電車での通学も安心です。

講師のことを「コーチ」と呼ぶのが特徴で、授業は生徒2対コーチ1で進んでいきます。ひとりが承認・解説を受けている間にもうひとりが演習をする指導スタイルにより、自分で考える機会が確保されています。生徒は意欲的・主体的に学習をすすめることができるでしょう。

また、日常の教科指導はコーチが担いつつ、教室長も日々の学習状況を把握し、情報を共有。このWコーチング体制によって生徒一人ひとりに最適な学習方針を立て、学力アップをサポートします。

成基の個別教育ゴールフリーの授業料は、1:2の指導を受けるスタンダードクラスで中学1・2年生は週1回の85分授業で16,500円、週2回で27,500円です。中学3年生になると,週1回で17,600円、週2回で29,700円となっています。それ以外に諸費用もありますので,実際にかかる費用については最寄の教室でご相談ください。

まとめ

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今回は、奈良の難関共学高校3校を紹介しました。どの高校も独自の魅力的な取り組みを行っており、生徒からの人気を集めています。

冒頭に述べた通り、大阪など別の地域から生徒が集まっているのが3校の強みの一つです。高校時代は、人生にとって非常に貴重な時期で、新しい仲間に刺激を受け、ともに切磋琢磨しながら成長できる環境がこの3校にはあります。「自分はどんな3年間を過ごしたいのか」「どんな進路を目指したいのか」を考えながら、ぴったりの学校を見つけてください。

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