高校生の英検対策塾おすすめ8選!準1級・2級対応の料金と選び方を比較
高校生が英検(実用英語技能検定)を受ける理由は、中学生までとは大きく違います。高校生にとって英検は、大学入試で使うための資格です。総合型選抜・学校推薦型選抜の出願資格になったり、英語の得点に換算されたり、加点の対象になったりと、持っているだけで受験を有利に進められる場面が数多くあります。
高校生が目標にするのは、多くの場合2級、難関大学を狙うなら準1級です。この2つの級は長文の読解量もライティングの記述量も一気に増え、二次試験の面接では自分の意見を英語で組み立てて話す力が求められるため、独学で押し切るのは難しくなります。
塾の案内に「英検対策あり」と書かれていても、実際に準1級まで対応している塾はごく限られているのが実情です。そこで本記事では、対応級を確認できた塾にしぼり、高校生の英検対策におすすめの塾8選を準1級まで対応する6塾、2級まで対応する2塾の順に紹介します。あわせて、大学入試で英検が使える場面、目標級の決め方、塾選びで見るべき4つのポイントも解説します。
英会話イーオン
準2級・2級・準1級の級別コースに加え、試験直前の50分×6回コースを用意。英検1級を持つ講師が二次試験の面接まで指導
ESL club
5級から1級まで全級に対応。講師は英検1級・TOEIC900点レベル以上のバイリンガルのみで、オンライン校なら月33,000円から通える
個別指導WAM
通常コースは級を問わず月4,180円。2級までなら費用を抑えて対策でき、二次試験の面接練習もマンツーマンで受けられる
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編集部
塾選(ジュクセン)編集部
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。
目次
高校生が英検を受けるべき理由|大学入試で使えるのは3場面
まず押さえておきたいのが、英検が大学入試でどう使われるのかということです。
大きく分けて、次の3つの場面で活用できます。
- 出願資格になる:総合型選抜・学校推薦型選抜で、一定の級やスコアが応募の条件になっている
- 英語の得点に換算される:英語の試験が免除され、換算点や満点扱いになる
- 加点・優遇が受けられる:合否判定で加点される、同点の場合に優先される
①総合型選抜・学校推薦型選抜の出願資格になる
もっとも影響が大きいのが、出願資格としての使い方です。
総合型選抜や学校推薦型選抜では、「英検2級以上」といった英語資格の取得を応募の条件にしている大学・学部が数多くあります。この場合、級を持っていなければそもそも出願すらできません。
逆にいえば、必要な級を早めに取っておくことで、出願できる大学の選択肢そのものが広がります。志望校が総合型選抜を実施しているなら、高2のうちに条件を満たしておきたいところです。
なお、総合型選抜そのものの対策塾を探している方は、以下の記事も参考になります。
②英語の得点に換算される・満点扱いになる
一般選抜でも、英検を出願時に提出することで英語の試験が免除され、換算点が与えられる方式を採用している大学があります。
級が上がるほど換算点も高くなるのが一般的で、準1級を持っていれば満点扱いになるケースもあります。当日の英語の出来に左右されずに得点が確定するため、ほかの科目に勉強時間を回せるという副産物も見逃せません。
③加点・優遇が受けられる
出願資格や得点換算ほど大きな効果ではありませんが、合否判定で加点される、同点の場合に優先されるといった優遇を設けている大学もあります。
いずれの使い方も、大学・学部・入試方式ごとに条件がまったく異なります。志望校の最新の募集要項での確認が欠かせません。
高校生の目標級は2級、難関大なら準1級
では、高校生はどの級を目指せばよいのでしょうか。
結論としては、まず2級、難関大学を狙うなら準1級という二段構えで考えるのがおすすめです。

2級は「使える入試が一気に増える」ライン
2級は、英検を入試で活用するうえでの標準ラインです。出願資格として「2級以上」を求める大学が多く、ここを超えると使える入試方式が一気に増えます。
実際、塾側が示している学年別の目標も2級が基準です。たとえば個太郎塾は、中学3年で3級、高校1〜2年で準2級から2級を目安として示しています。
準1級は「難関大で大きな武器になる」ライン
準1級は、2級よりもはるかに語彙のレベルが上がり、長文の量も増えます。ライティングでは論理的な意見文を書く力が求められ、二次試験の面接でも即座に自分の考えを英語で述べる必要があります。
その分、取得できたときの見返りは大きく、英語の満点換算や大幅な加点につながる点が魅力です。難関大学を志望していて英語を武器にしたいなら、挑戦する価値は十分にあります。
ただし、準1級のカリキュラムを用意している塾は限られます。塾を選ぶ段階で、この点を必ず確認しておくことが欠かせません。
高1・高2・高3の逆算スケジュール
英検は年に3回実施されるため、逆算して受験計画を立てられるのが強みです。目安は以下のとおりです。
- 高1:準2級から2級に挑戦する。学校の授業内容と重なる範囲が多く、定期テスト対策と両立しやすい時期
- 高2:2級を確実に取得する。総合型選抜・学校推薦型選抜の出願資格を、遅くともこの学年でそろえておきたい
- 高3:準1級に挑戦する、または2級のスコアを上げ直す。出願書類の提出期限から逆算し、間に合う回で受験する
注意したいのが、出願に使えるのは合格証明書やスコアが手元に届いてからだということです。結果が出るまでには時間がかかるため、「出願直前の回で合格すればいい」という計画は危険です。志望校の出願時期を確認し、少なくとも1回は予備の受験機会を残しておくことが大切です。
高校生の英検対策塾の選び方4つのポイント
ここからは、塾を選ぶときに必ず確認したい4つのポイントを解説します。
ポイント①:狙う級のカリキュラムがあるか
もっとも重要なのがここです。
「英検対策コースあり」と書かれていても、対応しているのが2級までという塾は珍しくありません。今回調べた8塾でも、準1級まで対応しているのは6塾で、残る2塾は2級まででした。
さらに、大手の個別指導塾では対応級そのものが明記されていないケースも多く見られました。準1級を狙うなら、問い合わせの段階で「準1級のカリキュラムはありますか」と直接確認するのが確実です。
また、同じ塾でも教室によって対応が変わることがあります。個別指導の明光義塾は「一部の教室では対策できない級がある場合もございます」と案内しており、個別指導WAMも英検対策コースの対象外となる教室があると明記しています。ブランド単位ではなく、通う予定の教室単位で確認することが欠かせません。
ただし、この教室ごとの差はオンライン受講を選べば関係なくなります。通える範囲に教室があるか、その教室が狙う級を扱っているかに左右されず、ブランドが掲げる基準どおりの指導を受けられるためです。近くに教室がない場合や、通える教室が対象外だった場合の現実的な選択肢になります。
今回紹介する8塾のうち、オンラインに対応しているのは次の5塾です。
- 英会話イーオン:準2級〜準1級の級別コースをオンラインで受講できる
- 大学受験ディアロ【Z会グループ】:オンライン専用の「大学受験Dialo online」がある
- ESL club:オンライン校なら渋谷校の半分程度の費用、月33,000円から
- ブラスト英語学院:グループ・プライベートのどちらもオンラインで受けられる
- 英検アカデミー:オンラインは21時以降のスタートにも対応
ポイント②:二次試験(面接)対策まで見てもらえるか
3級以上の英検には、面接形式のスピーキングテスト(二次試験)があります。
一次試験は問題集を解いて対策できますが、面接は相手がいないと練習になりません。ここを塾に任せられるかどうかで、対策の質は大きく変わります。
今回紹介する塾のなかでは、英会話イーオンが英検1級を持つ講師による二次試験対策を別途用意しており、大学受験ディアロ【Z会グループ】も一次試験・二次試験の両方に対応しています。個別指導WAMも、バイリンガル講師とのマンツーマン二次面接対策を月13,200円で設けています。
一次試験の対策だけを想定した料金なのか、二次試験対策が別料金なのかは、申し込み前に必ず確認しておくことが欠かせません。
ポイント③:ライティングの添削を受けられるか
2級以上のライティングは、単語や文法を知っているだけでは点が伸びません。決まった型に沿って、指定された語数で意見をまとめる訓練が必要です。
自分の書いた英文は、自分では採点できません。第三者に添削してもらえる環境があるかどうかを確認することが重要です。個別指導であれば、書いた英作文をその場で見てもらえるかを聞いておくと安心です。
ポイント④:大学受験の勉強と両立できる通い方か
高校生にとって、英検対策だけに時間を割くのは現実的ではありません。定期テスト、部活、そして大学受験の勉強が同時進行しています。
そこで見ておきたいのが通い方です。
- オンラインで受けられるか:移動時間をゼロにできる。近くに教室がない場合の選択肢にもなる
- 短期集中で終えられるか:試験前の1〜2か月だけ集中して対策する形なら、ほかの勉強への影響を抑えられる
- 大学受験対策と同じ塾で見てもらえるか:英検と受験勉強の優先順位を、同じ講師に調整してもらえる
料金の目安としては、月額制なら月4,000円台から20,000円前後、短期集中型なら1講座あたり1万円台から9万円前後と幅があります。級が上がるほど高くなる傾向があり、たとえば個太郎塾では5級8,800円に対して2級は29,700円と、3倍以上の差がついています。
【8選】高校生の英検対策におすすめの塾
ここからは、対応級を確認できた塾8選を紹介します。
①〜⑥が準1級まで対応する塾、⑦〜⑧が2級まで対応する塾です。
- 英会話イーオン:準1級の級別コースと直前コースを両方そろえる
- ESL club:講師は英検1級レベル以上のみ、オンラインは月33,000円から
- 個別指導の明光義塾:2025年度に18,622名が合格した実績
- 大学受験ディアロ【Z会グループ】:大学受験と並走しながら準1級まで狙える
- ブラスト英語学院:全講師が英検1級・TOEIC990点相当の資格試験専門塾
- 英検アカデミー:準1級特化コースを完全マンツーマンで受けられる
- 個別指導WAM:級を問わず月4,180円、二次面接対策もマンツーマン
- 個太郎塾:級ごとの料金がすべて公開されている映像授業
まずは一覧で比較します。
スクロールできます→
| 塾名 | 対応級 | 料金の目安 | 短期集中コース | 指導形式 | 二次試験対策 |
|---|---|---|---|---|---|
| 準2級〜準1級 | 準1級 16,500円/月 2級・準2級 13,200円/月。別途入学金11,000円ほか |
あり 直前コース 50分×全6回。準1級26,400円/2級19,800円 |
グループ(オンライン可) 日本人講師 |
あり 別途申し込み |
|
| 5級〜1級 | オンライン 33,000円/月〜 渋谷校 58,300円/月〜。入会金22,000円 |
記載なし | 個別 バイリンガル講師 |
記載なし | |
| 準2級プラス〜1級 | 要問い合わせ | 記載なし | 個別指導 | 記載なし | |
| 5級〜準1級 | 要問い合わせ | 記載なし | 1対1(オンライン可) | あり 一次・二次・単語 |
|
|
ブラスト英語学院
|
準1級・1級 2級は新宿校 |
準1級 88,000円 80分×10回。入会金22,000円 |
記載なし | グループ/プライベート(オンライン可) | あり |
|
英検アカデミー
|
準1級特化コースあり | 要問い合わせ | 記載なし | 完全マンツーマン(オンライン可) | あり 面接スピーキング対策 |
| 5級〜2級 | 4,180円/月 90分×月4回。全級共通 |
あり 2か月・全9回。5級10,560円〜2級21,120円 |
個別指導 | あり マンツーマン 13,200円/月 |
|
| 5級〜2級 | 5級8,800円〜2級29,700円 講座ごとの料金(全7〜10回) |
あり 全7〜10回(1〜2か月)の短期完成型 |
映像授業+個別指導 | 記載なし |
※2026年8月時点で各塾が公表している情報をもとに作成しています。金額は税込です。料金はコース・受講回数・教室によって異なるため、最新の情報は各塾への確認が必要です。
それぞれの塾の特徴を順番に紹介します。
準1級まで対応するおすすめ塾①:英会話イーオン

英会話イーオンは、全国に教室を展開する英会話スクールです。高校生以上を対象とした英検対策コースを用意しており、準2級・2級・準1級の級別に受講できます。
この塾の強みは、対策コースと直前コースの2種類がそろっていることです。
対策コースは50分のレッスンを6〜8か月かけて重ねていく形で、授業料は準1級が月16,500円、2級・準2級が月13,200円です。腰を据えて実力そのものを上げたい人向けです。
一方の直前コースは50分×全6回の短期集中型で、準1級26,400円、2級19,800円です。試験日が迫っていて、出題形式に的をしぼって仕上げたい場合に向いています。「高3の秋に、あと一歩で準1級に届きそう」という状況でも手が打てるのは大きな利点です。
レッスンは日本人講師が担当します。細かい疑問を日本語で確認できるため、なぜその答えになるのかを納得しながら進められます。二次試験対策も用意されていますが、こちらは別途申し込みが必要です。
なお授業料以外に、入学金11,000円、登録費3,300円、システム管理費が月1,650円かかります。総額で比べる際は忘れずに計算に入れる必要があります。
準1級まで対応するおすすめ塾②:ESL club
ESL clubは、英検対策に特化した英語塾です。5級から1級まで、準2級プラスを含めて全級に対応しています。
この塾の最大の特徴は、講師の採用基準です。「英検1級・TOEFL iBT 95点・TOEIC 900点レベル以上の講師しか採用しません」と明言しており、全員がバイリンガル講師です。
準1級や1級になると、講師自身がその級を突破していないと指導が難しくなります。ライティングでどう表現を選ぶか、面接で詰まったときにどう言い換えるかといった判断は、実際に高い級を取った人でなければ持ちにくい感覚です。採用基準をここまで明確に打ち出している塾は多くありません。
料金は校舎によって大きく変わります。
- オンライン校:週1回(月4回)33,000円/週2回52,800円/週3回79,200円
- 渋谷校:週1回(月4回)58,300円/週2回85,800円/週3回113,300円
いずれも入会金は22,000円です。教室が渋谷校のみのため、首都圏以外の方はオンライン校が現実的な選択肢になります。
オンライン校なら渋谷校の半分程度の費用で受講できるため、費用を抑えたい場合もこちらを検討する価値があります。渋谷校とオンライン校の間の転校も可能です。
準1級まで対応するおすすめ塾③:個別指導の明光義塾

個別指導の明光義塾は、全国に教室を持つ個別指導塾です。英検対策では学年ごとの目標級を示しており、高校生は準2級プラス・2級・準1級・1級と、上位級までしっかり視野に入っています。
特筆すべきは実績の規模です。2025年度に明光で英検の申し込みを行った人のうち18,622名が合格しています。さらに、英検を実施する公益財団法人日本英語検定協会から「日本英語検定協会賞」を令和3年度から4年連続で表彰されています。
これだけの人数を毎年送り出しているということは、どの級で何がつまずきやすいかというデータが蓄積されているということです。英検対策をうたうだけの塾と、毎年1万人以上を合格させている塾では、指導の蓄積量が違います。
ただし注意点として、一部の教室では対策できない級があると案内されています。準1級や1級を狙う場合は、通う予定の教室で対応可能かを事前に確認することが欠かせません。
料金は要問い合わせです。
個別指導の明光義塾の口コミ
準1級まで対応するおすすめ塾④:大学受験ディアロ【Z会グループ】

大学受験ディアロは、Z会グループが運営する大学受験専門の個別指導塾です。「1対1英検®対策&英語4技能トレーニングコース」を設けており、準1級から5級まで対応しています。
この塾を高校生におすすめしたい理由は、英検対策と大学受験対策を同じ塾で受けられる点にあります。
英検は、あくまで大学入試を有利に進めるための手段です。ところが英語専門の塾に通うと、英検対策と受験勉強が別々に進んでしまい、時間の配分を自分で調整しなければなりません。ディアロなら、大学受験を見据えたうえで英検にどれだけ時間を割くかを、同じ塾のなかで相談できます。
対策の範囲は一次試験・二次試験・単語学習まで含まれます。二次試験の面接対策が最初から視野に入っているのは、選択肢としての安心感につながります。
対象は高1〜高3と既卒生で、中学生は中高一貫校生のみが対象です。近くに教室がない場合は、オンラインの「大学受験Dialo online」で受講できます。
料金は公開されていないため、受講科目数や内容を伝えたうえで見積もりを依頼する形になります。
準1級まで対応するおすすめ塾⑤:ブラスト英語学院
ブラスト英語学院は、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPといった英語資格試験の対策に専門化した英語塾です。準1級・1級のグループレッスンを開講しており(2級は新宿校で対応)、上位級を狙う人向けの選択肢になります。
講師の水準も明確で、全講師が英検1級またはTOEIC990点満点、あるいはそれに相当するスコアを保持していると明示されています。
料金は級と形式によって決まっています。
- グループレッスン(準1級):80分×10回で88,000円
- プライベートレッスン:60分5,500〜16,500円(講師・級により異なる)
- 入会金:22,000円
教室は渋谷校(1号館・2号館)、新宿校、横浜校、池袋校で、オンライン受講にも対応しています。英作文の添削を回数無制限で受けられる点も、ライティングを鍛えたい高校生には見逃せない要素です。
この塾は専門塾としての基準の高さを知るうえで参考になります。そのうえで、通いやすさや費用を優先するなら、これまで紹介した塾と比較する視点も重要です。準1級を狙うにしても、週1回で月16,500円のイーオンや、オンラインで月33,000円のESL clubのように、月額制で長く続ける選び方もあります。
準1級まで対応するおすすめ塾⑥:英検アカデミー
英検アカデミーは、英検対策に特化した個別指導塾です。準1級対策特化コースを設けており、指導は完全マンツーマンで行われます。
英検アカデミーでは、大学受験を見据えて高校2年生での準1級取得を推奨しています。前の章で触れた、高2までに出願資格をそろえるという考え方と同じ方向です。
対策の範囲にはライティング指導と英検面接のスピーキング対策が含まれます。二次試験まで一人の講師に見てもらえるのは、マンツーマン指導の利点です。
教室は全国にあり、オンライン受講にも対応しています。オンラインは21時以降のスタートにも対応しているため、部活で帰宅が遅くなる高校生でも予定を組みやすいでしょう。
料金は「現在のレベルに合わせて最適なプランを提案する」という方針のため公開されていません。目標級と残り期間を伝えたうえで、見積もりを依頼することから始まります。
2級まで対応するおすすめ塾⑦:個別指導WAM

ここからは、2級まで対応している塾を2つ紹介します。準1級のコースはありませんが、2級までを狙うなら費用面で大きな魅力があります。
個別指導WAMの英検対策コースは5級から2級まで対応し、対象は小学生から高校生です。
最大の特徴は料金の分かりやすさです。通常コースは90分×月4回で月4,180円、しかも級を問わず一律です。今回紹介する8塾のなかで、月額としては最も安い水準です。上位級ほど高くなる塾が多いなかで、2級でも同じ料金というのは珍しい設定です。
試験直前に集中したい場合は、2か月短期集中コースも選べます。
- 5級・4級:全9回 10,560円
- 3級・準2級:全9回 15,840円
- 2級:全9回 21,120円
そして高校生にとって見逃せないのが、マンツーマンの二次面接対策です。バイリンガル講師との実践練習を60分×月2回で月13,200円です。2級の面接は自分の意見を英語で述べる必要があるため、練習相手を確保できるかどうかが結果を左右します。二次試験対策の料金をはっきり示している塾は少なく、その点でも参考にしやすい塾です。
なお、英検対策コースの対象外となる教室があると案内されているため、通える教室で実施しているかを先に確認しておくことが欠かせません。
個別指導WAMの口コミ
2級まで対応するおすすめ塾⑧:個太郎塾

個太郎塾は、市進グループの個別指導塾です。英検対策は「英検パスコース」で5級から準2級まで、2級は「学研英検ゼミ2級対策講座」という別講座で対応しています。
この塾のいちばんの美点は、級ごとの料金がすべて公開されていることです。
- 5級:8,800円
- 4級:13,200円
- 3級:14,300円
- 準2級:14,300円
- 2級:29,700円
英検対策の料金を「要問い合わせ」としている塾が多いなかで、ここまで明快に示している塾はほとんどありません。予算を先に決めてから塾を選びたい人にとっては、比較の起点として使いやすいでしょう。同時に、2級だけ29,700円と大きく上がることから、上位級の対策にどれだけ手間がかかるかも読み取れます。
形式は短期完成型の映像授業で、全7〜10回(1〜2か月)で1つの級を仕上げます。通常の個別指導との併用も可能です。決まった曜日に通い続ける形ではないため、部活や定期テストの合間に英検対策だけを差し込みたい高校生には現実的な選択肢になります。
学年ごとの目安としては、中学3年で3級、高校1〜2年で準2級から2級を想定しています。高1・高2のうちに2級を確保しておきたい人向けの設計です。
教室は関東を中心に展開しているため、通える範囲にあるかを先に確認しておくと安心です。
高校生の英検対策に関するよくある質問
最後に、高校生の英検対策でよく寄せられる疑問にお答えします。
Q. 高校生の英検対策は独学でもできますか?
2級までであれば、市販の問題集で対策できる人もいます。出題形式が決まっているため、過去問を繰り返すことで慣れていけるからです。
ただし、独学では対策しにくい領域が2つあります。ライティングの添削と、二次試験の面接練習です。どちらも相手がいないと成立しません。
「一次試験は自力で、ライティングと面接だけ塾で」という使い方もできるので、苦手な部分だけ相談してみるのも手です。
Q. 塾にはいつから通えばいいですか?
志望校の出願時期から逆算するのが基本です。総合型選抜・学校推薦型選抜で英検を使うなら、高2までに必要な級をそろえておくのが理想です。
英検は年3回しかなく、結果が手元に届くまでにも時間がかかります。1回で合格する前提の計画は避け、予備の受験機会を残しておくことが大切です。
Q. 二次試験(面接)だけ対策できますか?
塾によって可能です。たとえば個別指導WAMはマンツーマンの二次面接対策を月13,200円で単独のコースとして用意しています。英検アカデミーやブラスト英語学院も面接対策に対応しています。
一次試験に合格してから二次試験までは日数が限られるため、一次の結果が出る前に相談先を決めておくと動きやすいでしょう。
Q. 高3から準1級を目指すのは間に合いますか?
残り期間と現在の実力によります。2級に合格済みであれば、短期集中型の講座で仕上げる選択肢があります。英会話イーオンの直前コースは50分×全6回26,400円、ブラスト英語学院のグループレッスンは80分×10回88,000円という設定です。
一方、まだ2級に届いていない段階から準1級を狙うのは、高3からでは厳しくなります。その場合は準1級ではなく2級を確実に取り、スコアを上げる方向に切り替えるほうが、入試での効果を得やすいでしょう。
【8選】高校生の英検対策塾おすすめ:まとめ
本記事では、高校生の英検対策におすすめの塾8選を紹介しました。
あらためて要点を整理します。
- 高校生が英検を受ける目的は大学入試。出願資格・得点換算・加点の3場面で使える
- 目標は2級、難関大なら準1級。総合型選抜を使うなら高2までに条件をそろえたい
- 準1級まで対応する塾は限られる。対応級を確認し、教室単位で実施状況を確かめる
- 二次試験の面接とライティングの添削は独学では埋めにくい。ここを塾に任せられるかで対策の質が変わる
準1級まで対応する塾を探しているなら、級別コースと直前コースがそろう英会話イーオン、講師が全員英検1級レベル以上のESL club、毎年1万人以上を合格させている個別指導の明光義塾が有力な候補です。
2級までを費用を抑えて狙うなら、級を問わず月4,180円の個別指導WAM、級ごとの料金が明快な個太郎塾が選びやすいでしょう。
どの塾も、まずは体験や相談から始められます。目標の級と試験日を決めて、逆算した計画を一緒に立ててくれるかどうかを、話を聞くときの判断材料になります。
なお、学年を問わず英検対策の塾を幅広く比較したい方、授業料の安さで選びたい方は、あわせて以下の記事も参考になります。
執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。


