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2024/03/26
公開

塾の面談って?準備しておきたい質問、手土産について解説!

多くの学習塾では子供や保護者との二者面談の他、三者面談も開催しています。開催される回数は塾によって異なりますが、せっかくの貴重な面談のチャンス。事前に内容を理解して、有意義なものにしたいですよね。 今回は塾の面談を取り上げて、面談で説明される主な内容や有意義なものにするためのポイント、面談でするべき質問、そして気になる服装や手土産のルールなどについて解説します。

目次

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塾の面談とは?

塾で行われる面談は、子供の成績向上や志望校合格などを大きな目的として開催されます。
面談の種類や開催頻度、そして流れは塾によって異なるものの、一般的には次のようになっているのが特徴です。

面談の種類について

まずは面談の種類です。入塾時面談と定期面談、そしてイレギュラーな面談の3つに分けられます。

【入塾時面談】
入塾が決まった際、実際に学習指導がスタートする前に行われるのが入塾時面談です。塾の教室長やスタッフ、子供、そして保護者の三者で行われることが多いでしょう。
塾側からは塾の理念やシステム、カリキュラム、授業料などの説明がされます。さらに子供が持つ現在の学力や学習習慣、志望校、そして苦手科目克服など具体的に塾で何をしたいのかの聞き取りがあるはずです。
塾側とのすり合わせが上手くいかないと、入塾後の学習成果にも大きな影響を与えてしまいます。入塾時面談の内容を元にして具体的な指導カリキュラムが組まれるため、しっかりと準備をしてから臨みたいところですね。

【定期面談】
2つ目は定期面談です。入塾してから定期的に開催される面談を指します。生徒との二者面談、保護者を交えた三者面談などスタイルはさまざまです。
塾における学習指導の進捗状況や成績、学習相談、進路相談などが主な目的となっています。面談内容によっては、学習計画の変更もされることでしょう。

【イレギュラーな面談】
塾によっては随時、イレギュラーな面談を行っています。成績低下や学習継続に関する何か課題があった場合に塾側から提案されるだけでなく、学習や進路に関して相談したいことがあれば、生徒本人や保護者から面談を打診することも可能です。

面談の頻度

上述した定期面談の開催頻度は塾によって異なります。
最も多いのが年2~3回としているところ。春休みと夏休み、そして冬休みの前にそれぞれ開催しているところが少なくありません。学期の終わりに面談を行うことで前学期の反省や課題の確認を行い、長期休暇と新学期に向けた準備につなげていくためです。

時間/流れ

面談時間も塾によってバラバラですが、だいたい20~30分と思っておくと良いでしょう。決して長い時間とはいえないため、充実した面談時間とするためには事前準備が必須となります。まずは塾側からの進捗状況や連絡事項の説明があった後、生徒や保護者からの質問に答える流れが一般的です。

 

塾の面談で説明される内容

続いては塾の面談で説明される内容をチェックしていきましょう。

塾における学習の様子の共有

1つ目は塾における学習の様子の共有です。
普段学習塾で子供がどのように指導を受けているのか、どのような態度で勉強をしているのかを保護者が見る機会はほとんどありません。そのため塾の面談は、子供の様子を共有できる絶好のチャンスとなるのですね。どのような態度で授業を受けているのか、塾で課された宿題に真面目に取り組んでいるのか、そして他の生徒との関係などについて説明を受けることでしょう。

模擬試験の結果の確認

中学受験や高校受験、そして大学受験を目的とした学習塾やコースに所属している場合、直近で受けた模擬試験の結果も確認します。
模擬試験は受験に向けた実力チェックの大切な機会。模擬試験の結果を元にして学習計画を見直したり、志望校を変更したりすることもあるでしょう。塾の面談では模擬試験の結果を塾スタッフと一緒に確認をして、目標達成に向けた学習計画変更などの話し合いが行われます。

志望校の確認

3つ目は志望校の確認です。受験対策を行っている塾の場合、日常的な学習指導の他に志望校に関する進路相談も受けています。
人によってはどの学校が子供にピッタリなのかなど、分からないことも多いのではないでしょうか。単に偏差値だけでなく校風や学習カリキュラムなど、トータルで子供に合っているのかどうかは、素人の目では判断がしにくいものです。
受験指導をしている学習塾のスタッフは学校の校風やカリキュラムについても熟知していることが多く、適切なアドバイスを得られることでしょう。もちろん志望校が決まっている場合は、現在の学力と志望校のレベルを比較して、入試本番に向けて何をどのように取り組んでいけば良いのかについても相談できます。

季節講習会の案内

塾によっては長期休暇中に季節講習会を開催しています。講習会のカリキュラムは前学期の総復習や苦手科目の克服、志望校の入試問題演習などさまざまです。塾の面談は各季節講習会の直前に開催されることが多いため、講習会の案内をするケースが多いようです。
子供が持つ学習ニーズと講習会のカリキュラムがマッチしていれば、参加しても問題ありません。もしマッチしていないなと感じた場合は、参加は断りましょう。
「断ったら悪いかな」「角が立たないかな」などといった心配は不要です。あくまで子供の目的達成に向けた講習会なので、無理に参加させる必要はありません。

保護者からの質問

最後は保護者からの質問です。
上述したような内容の他、保護者が感じている疑問や質問についても答えてくれます。疑問や質問を解消することで安心して子供を通塾させられるだけでなく、成績アップや志望校合格といった目標達成もできるようになるでしょう。

 

有意義な面談にするためのポイント

塾の面談を有意義にものにするためには、いくつかのポイントがあります。
主なものを見ていきましょう。

可能であれば子供を交えた三者面談にしてもらう

まずは可能であれば、子供を交えた三者面談にしてもらうことです。塾によっては定期面談を塾スタッフと保護者の二者面談としていますが、子供も同席できないかどうかを聞いてみましょう。
理由はとっても簡単。勉強するのは子供自身だからです。保護者と塾スタッフが裏でいくら学習計画やカリキュラム、志望校などについて綿密な話し合いをしたとしても、主役は子供ですよね。子供も面談に同席させることで現状や課題、やるべきことを理解し、意欲的に勉強に取り組めるようになるはずです。

学校の通知表や定期テストの結果を持参する

面談には学校の通知表や定期テストの結果を持参するようにしましょう。塾から「持ってきてください」といわれることもありますが、忘れずに持参してください。
成績に関する情報は多ければ多いほど、正確に現在の学力を測定できるようになります。悪い点数の答案や結果表の持参は子供が嫌がるかもしれません。しかし面談の質を高めるためには、全ての通知表やテスト結果を持って行きましょう。

目標の三者共有を意識する

3つ目は子供と保護者、そして塾の三者で目標を共有できるように意識することです。
例えば保護者や塾が「努力次第で難関校合格も目指せる」と思っていても、子供自身が「いまの実力で受かる学校で十分」と思っていては、足並みがそろいません。足並みがそろわないと、面談後の学習指導にも大きな支障をきたします。面談では三者の目標を共有することを意識しましょう。

希望する内容はどんどん伝える

「もっと難しい問題にチャレンジさせてほしい」「最近子供のやる気が低下しているので、モチベーションを上げる声かけをしてほしい」など、指導内容に対しての希望や要望やどんどん伝えるようにしましょう。塾としても保護者の要望をいってもらった方が、何をすれば良いのかが明確となり、指導しやすくなります。
特に個別指導では一人ひとりにオーダーメイドで学習指導をしてくれるため、積極的に要望を伝えてください。

面談で聞くべき内容をメモにまとめておく

最後は面談でスタッフに聞くべき内容を、事前にメモにまとめておくことです。
面談当日はいろいろと聞きたいことがあっても、思い出せないことは少なくありません。貴重な面談の機会をしっかり生かすために、面談で聞くべき内容は事前に整理をしてメモにまとめておくと確実です。

 

面談でしておきたい質問

特にこれまで塾に通った経験がないと、面談で具体的に何を質問すれば良いのか分からない人もいることでしょう。一般的に面談で質問するべき項目について紹介します。

成績向上に向けた計画

必ず聞いてほしいのが、成績向上に向けた計画についてです。
成績向上や志望校合格に向けて大切なのが、どのような計画で学習指導が進んで行くのかということ。学習計画を正確に把握することで、目標達成に向けてしっかり勉強が進んでいるかどうかをチェックできるようになります。「いつから志望校の入試対策を行うのか」「苦手科目の克服はいつやるのか」など、具体的な計画について聞いてみましょう。

家庭におけるサポート

家庭におけるサポートについてもこちらから聞いておきたいことの一つです。子供が学習を続けていくためには、家庭のサポートが不可欠。自宅における勉強量や家族の関わり方など、家族が気を付けた方が良い点はたくさんあります。
効果的なサポート方法を知ることで子供は勉強に集中し、効率的に学力を伸ばせるようになるでしょう。

 

面談での服装や手土産のルール

面談に参加したことがないと、「どのような服装で行けば良いのかな?」「塾への手土産って必要なのかな?」などと思う人も多いはず。服装や手土産のルールについて見ていきましょう。

服装

特に服装に関して決まりはありません。受験の面談ではないので、普段着で参加してしまっても大丈夫です。それでも気になるような人はシャツやブラウス、スカート、綿のパンツなどを着用すると良いでしょう。

手土産

手土産は特に持って行く必要はありません。持って行っても特に拒否されるようなことはありませんが、無理に準備をして持って行かなくても大丈夫です。

 

面談に関する疑問

最後に面談に関する主な疑問を紹介します。

両親で参加した方がいいの?

まずは面談に両親で参加すべきかどうかです。
父親や母親の片方だけ、または両親で参加すべきかどうかは面談の目的によります。もし両親の間で塾を利用する目的や子供の進捗状況、学力レベル、志望校などについての意思疎通が取れており、学習状況に特段問題がなければ父親や母親の片方だけの参加で問題ありません。
両親の間で意思疎通が取れていない、学習状況が好ましいものではない、子供にやる気が見られない、または志望校を変更する必要性があるなどの状況の場合、両親で参加をすることに意義があるでしょう。

授業の追加を勧められない?

コース制ではなく希望科目ごとに選んで受講するタイプの塾では、面談時に授業の追加を勧められることもあります。面談の話しを良く聞いて、子供の目標達成に十分効果が見込めると判断すれば、追加で授業を取ることに意味はあるはずです。
しかし授業追加に意味を感じられなかったり、塾側の説明に納得できなかったりする場合は、提案に応じる必要はありません。はっきりと断りましょう。

 

まとめ

塾で行われる面談は主に子供の成績向上や志望校合格などを、大きな目的として開催されるものです。入塾時面談の他に定期面談、そしてイレギュラーに開催される面談があります。
面談はただ参加して話しを聞くだけでは、非常にもったいないもの。今回紹介したポイントや質問内容を意識することで、成績アップや志望校合格などの目標達成に向けた、有意義なものにできるでしょう。

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塾選(ジュクセン)編集部

この記事を執筆した執筆者

塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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