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2021/03/02
公開

塾の掛け持ちのメリットとデメリットは?塾の併用について解説

すでに学習塾に通っている子供の中には、成績が思ったように向上せずに悩んでいることもあるでしょう。「他の塾と掛け持ちした方が良いのかな?」「塾の併用って、本当に効果があるのか分からない」などと思っている人もいるのではないでしょうか。 実際に塾の掛け持ちをして成功した人もいれば、失敗してしまった人もいるため、併用する前に良く中身を理解しておくことが大切です。今回は塾の掛け持ちのメリットとデメリット、そして上手に併用するためのポイントなどを解説します。

掛け持ち経験がある子供は約3割

ある調査によると実際に塾に通っている子供の約3割が、これまでに塾の掛け持ちをした経験があると分かりました。10人中3人の割合ですね。塾を掛け持ちしている子供は、決して少なくないことが分かります。

掛け持ちをする子供が少なくない理由の一つが、塾における授業スタイルの多様化です。現在は複数の生徒が一緒に授業を受ける集団型だけでなく、講師が生徒一人ひとりに個別で指導をする個別型、またインターネットを活用したオンライン指導なども登場しており、受講スタイルは実に幅広くなっています。それぞれの学習塾で指導方針や、カリキュラムなども大きく異なります。

塾における授業スタイルの多様化にともなって、選択肢の幅が拡大。その結果として、塾を掛け持ちする子供が少なくないのです。

塾を掛け持ちするメリットとデメリット

塾の掛け持ちにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

事前に理解をしておくことで「こんなはずではなかった」と、掛け持ちをした後の後悔を防げるようになりますので、ぜひチェックしてみてください。

メリット

まずはメリットについて。全部で3つ紹介します。

【1】学習効果がアップする
1つ目のメリットは学習効果のアップです。

どのくらいまで学力をアップさせるのか、また受験における志望校のレベルにもよるものの、子供の学習範囲は多岐にわたります。

高い学力やレベルの高い志望校へ合格するためには、範囲の広い学習項目において取りこぼしを防ぎ、バランス良く得点できるように対策をしておかなければいけません。1か所の塾にだけ通っている場合、もしかすると学習範囲をカバーできない可能性も出てくるでしょう。

そのような時に他の塾も併用しておけば、1つ目の塾で勉強できなかった部分のカバーを期待できます。学習範囲の取りこぼしを防ぐことで、学習効果のアップが期待できるはずです。

【2】自分と相性の良い講師や学習カリキュラムと出会える確率が上がる
学習塾といっても、中身は塾によって大きく異なります。講師の性格や教え方はもちろんのこと、具体的な学習カリキュラムも違ってくるでしょう。成績を確実にアップさせ、志望校合格に必要な実力を身に付けるために大切なものの一つが、子供一人ひとりの特性にピッタリ合った塾を活用することです。

たとえば人見知りが激しい子供に対して、厳しくスパルタタイプの講師は合わないかもしれません。子供が萎縮してしまう可能性がありますよね。優しく子供に接し、じっくりと信頼関係を築いてくれるよう

な講師の元で勉強をした方が、学習効果が高まるといえるでしょう。通う塾を増やせばその分、自分と相性の良い講師や学習カリキュラムと出会える確率が高まります

【3】時間を効率的に活用できる
3つ目のメリットは、時間を効率的に活用できることです。子供の中には放課後に部活動や習いごとで忙しく、塾へ通う時間確保さえ難しいケースも珍しいことではありません。

学習カリキュラムが理想的で、通いたいと思った学習塾があっても、学校や自宅から離れているようでは平日の通塾は難しいでしょう。そのような場合、たとえば忙しい平日は学校や自宅近くにある通いやすい塾へ行き、土日など時間がしっかり確保できる日に遠くの本命塾に通うという方法もあります。ライフスタイルに合わせて複数の塾を併用することで、時間を効率的に使えるようになりますね。

デメリット

塾の掛け持ちにメリットがあるということは、当然のことながらデメリットも。続いては塾を併用することでのデメリットについて見ていきましょう。

【1】精神的なストレスが増える可能性がある
まずは精神的なストレスが増大する可能性があることです。

たとえば人見知りの子供にとって、新しい環境に馴染むのは大変なこと。塾を掛け持ちすることで新しい講師や他の塾生との人間関係がはじまり、新しい環境に馴染むまで精神的なストレスを感じてしまうことでしょう。

また授業スタイルや各種のシステム、宿題のこなし方など、新しく慣れるべきことはたくさんあります。塾の併用で新しい環境が一つ増え、子供の精神的なストレスが増大するかもしれません。

【2】勉強の方法で混乱が生じる
2つ目は勉強の方法で混乱が生じることです。同じ学習項目であっても、塾によって指導方法はさまざま。一つの問題に対してAという塾とBという塾、それぞれで解き方に違いがあるのは珍しいことではありません。ある程度の学力が身に付いている子供であれば「こういった解き方もあるのか」と、解き方の一つ、知識の一つとして理解できるでしょう。

しかしまだ十分な学力を身に付けていない子供の場合、「A塾でいわれたことと、B塾でいわれたことが全然違う。どっちの解き方で問題を解けば良いのか分からない!」と、混乱が生じる可能性があります。

【3】授業料が余分に必要となる

塾を増やすということは、当然のことながら授業料も余分に必要となることです。塾によっては授業料だけでなく入塾金や施設維持費、教材費などを別に設定しているところもあるため、塾の併用によって大きな出費となるかもしれませんね。

塾の掛け持ちで成功するパターン/失敗するパターン

塾の掛け持ちにはいくつかのメリット、そしてデメリットがあることを説明しました。メリットとデメリットをふまえて、塾の掛け持ちで成功するパターンと失敗するパターンを見てみましょう。

成功するパターン

まずは成功するパターンです。

【1】苦手科目を克服する
苦手科目の克服を目的として、塾の併用をしている子供は実際にたくさんいます。苦手な科目があっても複数の講師から指導をしてもらうことで、さらに理解が深まっていくことでしょう。

1つの塾では良く理解できなかった内容であっても、もう1つの塾で100%理解できるようになるケースも少なくありません。

しかし子供によっては先に述べたデメリットのように、勉強方法が異なることで混乱の元になる可能性もあります。混乱が予想される場合は掛け持ちをしないで、1つの塾で苦手科目克服に努めた方が良いですね。

【2】集団指導でカバーできない箇所を個別指導でフォローする
2つ目は集団指導と個別指導の併用パターンです。集団指導は複数の生徒が一緒に授業を受けるため、どうしても生徒一人ひとりに手厚い学習フォローは期待できません。授業中に分からない箇所があっても自分から発信しなければ講師に気づいてもらえず、分からないまま授業が終わってしまうこともあるでしょう。

また授業で習った項目を、さらに問題演習などを通して強化したいと思うこともあるはずです。集団指導を行っている塾と個別指導を行っている塾を併用することで、上記のような課題をクリアできるようになります。

【3】受験情報を手に入れる目的で塾を併用する
最後は受験情報を手に入れる目的で、塾を併用するパターンです。塾によっては各種の受験に精通しており、受験情報を豊富に有しているところがあります。中学受験や高校受験、そして大学受験で合格をつかむためには、最新の受験情報をベースとして対策を進めるのが近道です。「普段の授業カリキュラムはA塾が良いけど、受験情報はB塾の方が豊富だから併用をする」といったような掛け持ちパターンも考えられるでしょう。

失敗するパターン

続いては失敗するパターンを見ていきましょう。

【1】成績がアップしないだけの理由から掛け持ちをする
塾の掛け持ちを考えている人の中には、「塾に通っているけど、成績がなかなかアップしない」といった理由を抱えていることが少なくありません。もちろん掛け持ちをすることで成績アップをするケースもたくさんありますが、大切なのは成績がアップしない理由がどこにあるのかを理解することです。

たとえば子供に学習意欲がないことが成績アップにつながらない場合、ただ塾を増やしたところで成績アップは期待できないでしょう。塾を掛け持ちする前になぜ学習意欲がないのか、モチベーションを上げるために何ができるのかを考えることが大切です。

いま通っている塾の中で、できることがまだあるかもしれません。成績がアップしない理由を分析した上で、塾の掛け持ちがベストなのかどうかを検討してみましょう。

【2】子供の意志を無視している
2つ目の失敗パターンは、子供の意思を無視していることです。子供のことを思うあまり、子供の考えや意見に耳を傾けず、保護者の判断のみで塾の掛け持ちを決めてしまう家庭は決して少なくありません。

しかし多くのケースで、子供の意思を無視した塾の併用は失敗します。実際に塾に通って勉強をするのは子供です。子供自身が積極的でない状態で塾の掛け持ちをしても、精神的な負担が大きくなるばかり。

イヤイヤ勉強をしているため、学習効果は表れないでしょう。

上手に塾の掛け持ちをするためのポイント

最後に上手に塾の掛け持ちをするためのポイントを、全部で5つ見ていきましょう。

それぞれの塾に求める役割を明確にする

まずは併用するそれぞれの塾に、求める役割を明確にすることです。

「集団指導の塾で全体の学習を行い、個別指導の塾で苦手科目のフォローをする」「平日は部活終わりに学校近くの塾で基礎理解の授業を受けて、週末は少し離れた場所にある進学塾で受験対策をする」など、塾に求めるものをはっきりさせておきましょう。目的を明確にしておくことで、通塾中の学習意欲を高く保てます。

子供の意志を確認する

前述したように、塾の掛け持ちには子供の意志が大切です。子供と親で良く話し合い、互いに納得した上で掛け持ちする塾を探していきましょう。

家族や友達と過ごす時間をしっかり確保する

3つ目は家族や友達と過ごす時間をしっかり確保することです。塾の併用によって子供の勉強時間が増え、その分、家族や友達と過ごす時間が減ってしまう可能性があるでしょう。

子供のストレス緩和だけでなく、最近の高校入試で重視されている「実生活に根ざした学習・学力」に対応するためにも、勉強以外の時間を意識的に作るようにしてください。

学校の授業をないがしろにしない

塾を掛け持ちすることで学力が向上するのは嬉しいことです。しかし子供の中には「塾で習ったから、もう分かっている」と、学校の授業をないがしろにしてしまうことも考えられますね。

高校入試では普段の授業態度も加味される、内申書が受験に大きく関係することも忘れてはいけないポイントの一つです。

家計に大きな負担をかけないようにする

最後は家計に大きな負担をかけないようにすることです。

どれだけ塾の併用にメリットを感じたとしても、生活に大きな影響を与えるほど家計に負担がかかるのは問題ですね。授業料と家計のバランスを勘案して塾の併用をするのかどうか、そしてどの塾にするのかを考えましょう。

まとめ

塾の掛け持ちには学習効果がアップする、自分と相性の良い講師や学習カリキュラムと出会える確率が上がる、そして時間を効率的に利用できるといったメリットがあります。ただし子供によっては精神的なストレスが増大したり、勉強方法で混乱が生じたりする可能性もあるでしょう。

上手に活用すれば成績アップが期待できる塾の掛け持ち。今回紹介したポイントも参考にして、良く検討してみてくださいね。
 

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