【2024年最新】小学生向け人気のおすすめ英語塾・英会話教室15選!選び方や必要性など解説
編集部
塾選(ジュクセン)編集部
塾選 受験アドバイザー
Ryo先生
2020年から小学校における英語教育が必修となりました。グローバル社会に伴って、今後もますます英語のニーズが高まるものと思われます。小学生の子どもを持つ親御さんの中には、「英語塾・英会話教室に通わせて、できるだけ早く英語を習得させたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。しかし英語塾・英会話教室といってもそれぞれでカリキュラムや特徴が異なり、何を基準に選べば良いのか分かりにくのが実情です。今回は小学生向けの英語塾・英会話教室を選ぶ際のポイント、そしておすすめの塾情報を解説します。記事の後半では小学生が学校で習う英語の内容についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
英語塾・英会話教室のメリット|そもそも英語学習は必要なのか?
小学生から英語塾や英会話教室に通って英語学習をすることは、必要なのでしょうか?結論から言いますと、必須とまでは言えませんが、社会のグローバル化や小学5年からの英語の教科化、学習指導要領改訂による英語の難化などの状況を踏まえると、早いうちから学習を開始しておくに越したことはないと言えるでしょう。
学校教育のサポートをメインとする英語塾で学べることは、英語の4技能のうち主に「読む・書く」に関する力です。語彙や文法などの力を伸ばすのに適しています。逆に英会話教室は、ネイティブの英語に触れることが出来るので、英語の4技能のうち、学校や家庭での学習が難しい「聞く・話す」力、「使える英語」を伸ばすのに適しています。英語塾と英会話教室、それぞれのメリットを考えた上で、英語学習のための教室を選ぶ必要があります。
監修者アドバイス
英語の難化について補足いたします。小学生にとっては少し先の話になりますが、高校受験では私立高校の中には英検を取得していると受験が有利になる高校もあります。しかも、年々求められる級が全体的に高まってきています。また、英検2級〜準1級レベルの入試問題を出題する高校もあります。大学受験では2024年度(2025年1月)から大学入学共通テストで本格的に英語の外部試験が導入されるようです。このような変化より、英語が難化してきており、英語の学力が必要とされてきていると言えます。中学生や高校生になって受験を有利に進めるためにも、小学生のうちから英語を学習しておくことは意味のあることだと言えるでしょう。
【小学生】英語塾・英会話教室の選び方
社会のグローバル化に伴い英語の重要性が叫ばれて久しい昨今、巷には数多くの英語塾・英会話教室が溢れています。そんな中、何を基準に教室を選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。以下に英語塾・英会話教室の選び方のポイントをまとめていますので参考にしてください。
無料体験に参加して環境が合っているか確認する
ほとんどの英語塾・英会話教室では無料の体験授業が用意されています。まずは、無料体験に参加して、教室の環境や先生が子どもにあっているか確認しましょう。体験なしで入会してしまうと、入会後に想像と違っていたり、子どもとの相性が悪かったりした場合、授業料が無駄になってしまう恐れがあります。かならず体験や見学で教室の雰囲気を確認した上で、入会するようにしましょう。
自宅から近く通いやすい
小学生の子どもの場合、自分で通うことができるかということも重要です。両親が共働きなどで送り迎えができないケースなど、自宅から通いやすい場所に教室があるかどうかは、教室を選ぶ上で大きなポイントとなります。教室が自宅から離れた場所にあっても、送迎サービスを実施している教室もあるので、事前に確認しておきましょう。
費用が予算内かどうか確認する
教室を選ぶ上で、費用が予算内かどうかを確認することも大事です。ほとんどの教室では、月々の授業料に加えて入会金やテキスト代、設備維持費などがかかります。入会する前に、年間で何にどのくらいのお金がかかるのか、長期的な視点から考えておきましょう。また、トラブルを避けるため、契約に関する規約にしっかりと目を通しておくことも大切です。
事前に授業内容を確認する|対象年齢に適しているかどうか
入会後に「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、子どものレベルや対象年齢に適した授業かどうか、事前に内容を確認しておくことも大切です。すでに述べたように体験授業を受けて授業内容を確認しておきましょう。また、教室によっては体験授業と通常授業で、内容が違う場合もあるので、そのあたりも事前に確認しておく必要があります。
塾の先生との相性を確認する
教室を選ぶ上で、先生と子どもの相性を確認するのも大切です。いくら質の高い授業を提供する教室であっても、先生と子どもの相性が悪ければ、その効果は十分に得られないからです。また、先生との関係が上手くいっていないと最悪の場合、英語を学ぶこと自体が嫌いになってしまう恐れがあります。体験授業等で事前に先生と子どもとの相性を確認した上で、入会を検討するようにしましょう。
小学生に人気のおすすめ英語塾8選
ここからはジュクセンがおすすめする英語塾を8ヶ所紹介します。
-明光義塾
明光義塾は全国各地に多くの教室を持つ個別指導塾。小学生向けに、「明光みらい英語」と呼ばれる英語学習プログラムがあります。
◆塾の概要・特徴
タブレットとワークブックを用いて、「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語四技能の習得が目標です。タブレットでは音やリズムに合わせて英語の音を学んだり、日本語を使わずに英語を英語のまま理解したりしながら、日常会話に必要な表現を学習。そしてワークブックでは「読む」「書く」ための力を育成します。
学習内容は全部で120のステップに分かれており、それぞれの力に合わせて無理なく英語学習を進めていけるのが特徴です。最終的には実用英語技能検定4級、1200語の単語習得が目指せます。こちらの記事では明光義塾について解説しているので、ぜひ一読してみてください。
◆費用
明光義塾のホームページによると、費用は週1回(45分)の受講で月額6,600円です。
◆おすすめポイント
生徒満足度86%、保護者満足度85%と多くの人から好評です。プログラムを終了すると「小学生の間に中学校教科書の70%が読める」とされており、余裕を持って中学校以降の英語学習に臨めるようになるでしょう。タブレットの操作は簡単で、いつでもどこでも好きなだけ勉強に取り組めます。
-個別教室のトライ
個別教室のトライは、120万人の指導実績から生まれたトライ独自の学習法で指導を行っています。
◆塾の概要・特徴
個別指導教室のトライでは、完全マンツーマン指導を専任講師が担当し授業を行います。
毎回同じ講師が担当するからこそ、メンタル状況や理解度、苦手ポイントを把握しながら指導することが可能。「わかったつもり」にならず、1回の授業で本質的な理解まで導く指導が行われています。周りを気にすることなく好きなだけ質問できる環境が整っているので、自分から質問するのが苦手という子どもも安心して通塾できます。
また、中学の学習に繋がる重要な科目として英語の指導に力を入れています。120万人の指導実績から生まれたトライ独自の学習法を用いて「身に着く英語」を提供。中学で学ぶ範囲の先取り学習はもちろん、検定対策を行うことも可能です。
◆費用
個別指導教室のトライでは、授業料以外に入会時に入会金が11,000円発生します。ただし、再入会の場合や兄弟が通塾している場合には無料です。
具体的な料金については公式ホームページには記載がないので、詳しくは近くの教室に問い合わせてください。
◆おすすめポイント
わからないことが出てきた時にもとことん丁寧な指導を受けられるので、自分のペースに合わせてじっくりと実力を付けることができます。人見知りで質問するのが苦手という方でもマンツーマンだからこそ講師が寄り添いながらリードしてくれるので安心です。
また、2024年3月31日までに申し込めば、「入会金0円」「授業料2か月分無料」のキャンペーンが対象となり、お得なスタートダッシュが可能。これから英語学習に力を入れたいという方にはおすすめできる塾です。
-臨海セミナー
臨海セミナーは神奈川を中心に東京、千葉、埼玉といった関東エリアを中心に教室を持つ進学塾です。小学5・6年生を対象とした「小学生英語」のコースがあります。
◆塾の概要・特徴
小学校の授業内容をサポートしつつ、中学校進学後の英語学習につながる指導をおこないます。先取り学習によって、自信を持って小学校の授業に臨めるようになるでしょう。1つのテーマや文法項目に関して、まずは「聞く」話す」から取り組み、次に「読む」「書く」へステップアップ。同じテーマや文法項目をくり返し学習するため、理解力も深まります。
塾内では定期的に「りんかいテスト」が実施され、これまでに勉強してきた項目をしっかり身に付いているかをチェック。テスト結果を講師と一緒に確認し、理解不十分な箇所が残ったまま指導が先に進むことはありません。臨海セミナーについてはこちらの記事でも解説しています。
◆費用
臨海セミナーのホームページによると、小学5年生が週1回通う場合は税込みで月額3,047円、小学6年生は5,830円となっています。
◆おすすめポイント
2021年のウィンターキャンペーンとして、兄弟や友人から紹介してもらった場合、通常3,300円の体験諸費が1,650円と半額になります。
-栄光ゼミナール
首都圏を中心に約250教室を展開しているのが、栄光ゼミナールです。「小学生の英語指導」として、小学5・6年生向けに英語教育をしています。
◆塾の概要・特徴
授業は少人数制で、日本人のバイリンガル講師と外国人講師による実践指導です。1回の授業は聞く・読む力を身に付ける「Story」、語彙力・発音を身に付ける「Chants」、英語のルールを身に付ける「Grammar」に分けられ、英語四技能をバランス良く学びます。
日本語での解説が求められる「書く」パート以外は、すべて英語のみで授業が進行。英語で話すことに慣れていないと最初は恥ずかしいかもしれませんが、楽しいアクティビティで次第に抵抗感がなくなっていくはずです。こちらの記事で栄光ゼミナールについて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
◆費用
StudySerachによると、小学5・6年生が通う場合に授業料は月額9,720円となっていました。詳細については、各教室にお問い合わせください。
◆おすすめポイント
栄光ゼミナールの小学英語では「聞く」ことから学習をスタート。赤ちゃんが耳から言葉を聞いて覚えるように、聞くことが言語学習の入口と考えています。「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」の順番で学習が進められるため、生きた英語を身に付けられるようになるでしょう。
-早稲田アカデミーIBS
「本気でやる子を育てる。」を教育理念にかかげ、関東を中心に教室を運営しているのが早稲田アカデミーです。東大や医学部、ハーバードに一番近い小学生たちの英語塾として、英語教育の早稲田アカデミーIBSがあります。
◆塾の概要・特徴
保護者も子どもと一緒に英語授業を受けながら、小学3・4年生で実用英語技能検定2級(高校卒業レベル)を目指します。英語脳やバイリンガル脳の開発を目標とするなど、非常に高度な英語力育成が可能です。音と動きに重点を置き、アメリカの小学校で使われている音源教材・動画教材を積極的に活用。効果的な視覚教育を展開していきます。
また毎回の授業後には確認テストがおこなわれ、一人ひとりの弱点をできるだけ早く発見できるようにも配慮されています。
◆費用
早稲田アカデミーIBSのホームページによると、月額料金はスターターで30,030円、スタンダード(5級~3級)で40,810円、アドバンス(準2級~1級)で46,970円となっています。英語初学者はスターターに所属します。
おすすめポイント
本格的な英語力を本気で身に付けたい子どもにおすすめです。月額費用は決して安くはないものの、将来にわたって活用できる本物の英語力を身に付けられるでしょう。
-コア英語教室
コア英語教室は小学生・中学生・高校・大学受験生を対象とする、英語教室。関東と東海、関西、四国・九州に教室を持っています。
◆塾の概要・特徴
「小学生コース」の対象は小学2年生~6年生までです。2年生~3年生までは「英語が読める」 「スペルが書ける」ことを目標として基礎練習をおこない、4年生~5年生までは「読み・書く・聞く・話す」力を付けるために英語だけのCD教材や会話教材を使用します。
高学年となる5年生~6年生では将来にわたって役立つ文法の学習がスタートし、語順を理解した上で英作文にもチャレンジしていきます。
◆費用
コア英語教室のホームページによると、小学5~6年生を対象とするコース(翻訳・文法)で月額9,000円となっていました。
◆おすすめポイント
授業は少人数でおこなわれるため、講師の目が生徒一人ひとりにしっかり行き届きます。さらに中学生、高校生対象のコースもあるため、途中で切れることなく英語学習を続けていけるのも特徴です。
-ヒューマンアカデミーランゲージスクール
外国人講師とのマンツーマン・オンラインレッスンで、子どもの英語力を伸ばせるのが.ヒューマンアカデミーランゲージスクールです。
◆塾の概要・特徴
マンツーマン指導が基本のため、子ども一人ひとりの英語力に合わせて勉強を進められます。動画やアプリなど年齢やレベルに合わせた教材を豊富に準備し、「楽しい」「もっと勉強したい」と子どもの英語学習モチベーションを上げられるのも特徴です。
小学生向けには「ゲームイングリッシュコース」と「エレメンタリーコース」、「プレップコース」の3つがあり、ニーズや英語力に合わせてコースを選べるようになっています。どのコースでも発話量が多く確保され、会話力をしっかり伸ばしていけるでしょう。
◆費用
月の授業料は6,600円~。
◆おすすめポイント
1レッスンの時間は25分と長くはなく、小学生でも集中して取り組める長さとなっています。また外国人講師とのマンツーマンレッスンで、生きた英語をリアルに学べる点もおすすめです。
-進研ゼミ
進研ゼミでは、Challenge Englishという英語検定対策コースが用意されています。小学生から高校生が対象で、すでに進研ゼミを受講している場合は、追加費用なしで受講することができます。
◆塾の概要・特徴
進研ゼミのChallenge Englishは、自宅にいながら、デジタル教材やオンラインで繋がる先生とたくさん「話せる」ことが特徴です。「聞く・読む・話す・書く」の4技能をバランスよく伸ばすことができます。対象は小学生~高校生です。
個人に合わせたカリキュラムで、目指したいレベルに合わせて学ぶことができます。レベルチェック機能で常に「現在の力」を把握し、学習状況を確認。実力に合わせたアドバイスが受け取れます。また、AIを使ったデジタル学習で4技能をバランスよく学習、AI Speakingによる対話型の実践レッスンも受講できます。4技能検定対策テストで、出題形式ごとの検定対策も可能です。
◆費用
進研ゼミを受講している方は、追加受講費不要で利用できます。受講していない場合は月3,450円です。
◆おすすめポイント
進研ゼミ受講者であれば無料で受講できます。スピーキングも含む英語4技能を全て対策することが可能。検定試験対策を効率的にしたい方におすすめです。
小学生に人気のおすすめ英会話教室7選
続いてはおすすめの英会話教室について紹介していきます。
-シェーン子ども英語
関東を中心に全国で189校を持つのがシェーン英会話。子ども向けのレッスンも提供しています。
◆塾の概要・特徴
授業はネイティブ講師と日本人講師が担当。ネイティブ講師による授業では「直接教授法」と呼ばれる英語で英語を教える指導法を採用し、リアルな英語を聞きながら楽しく英語を体験できます。日本人講師による授業では日本語で、英文の構造や意味理解を丁寧に解説。日本人の特性に合わせて解説してくれるため、スムーズな理解を促せます。カリキュラムは13のレベル別に設定され、正しいステップを踏みながら英語力アップが目指せるようになっています。
◆費用
シェーン子ども英語のホームページによると定員2~6名の「月謝制 少人数レッスン」では、週1回の受講で月額11,000円となっています。その他に個人レッスンやペアレッスンなどもあるため、ニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。
◆おすすめポイント
2つ以上のレッスンを一緒に受講すると受講費が10%オフになる「複数受講割引」、12カ月分の受講料を一括で支払うと10%オフになる「年間一括納入割引」、入学金が0円、受講費が10%割引になる「家族割引」など、お得な割引制度が充実しています。
-ECCジュニア
「世界標準の英語力」獲得を目指し、日本全国に教室を持っているのがECCジュニアです。
◆塾の概要・特徴
小学生向けコースの対象は小学1年生~6年生までです。「英語・英会話 コース」では英語四技能を磨き、グローバル社会で通用できる英語力を育成します。授業は少人数制。「CLIL(クリル)」と呼ばれる四技能統合型学習を導入し、学校のさまざまな教科内容をテーマとして取り上げ、四技能と結びつけながら多角的に学ぶのが特徴です。またバラエティ豊かな教材が準備され、子どもたちの英語学習をサポートしてくれます。
◆費用
ECCジュニアのホームページによると、小学4~6年生を対象とする「英語・英会話 コース」の月額費用は6,600円です。
◆おすすめポイント
ECCジュニアは1980年より全国展開をスタート。現在全国に10,994教室、教室で学ぶ生徒は302,662名にもおよびます。2018年度には「学習教材・塾」分野で、マザーズセレクション大賞を受賞しました。
熱意あふれるバイリンガル講師や、科学的に開発されたオリジナル教材を活用して、世界で通じる英語力が身に付きます。
-アミティー
「子供英語・英会話」の専門校がアミティーです。東北から九州まで、各地に教室を展開しています。
◆塾の概要・特徴
小学生の対象は、小学1年生~6年生までです。英語四技能の力をバランス良く高めつつ、小学6年生では中学校進学に向けた文法への理解力も深めていきます。グループレッスンとプライベートレッスン、日本人講師によるレッスン、外国人講師によるレッスンなど、レッスン形態も多種多様です。学習カウンセリングをふまえて一人ひとりに合ったコースを提案してもらえるため、初めて英会話教室へ通う子どもも心配いりません。
◆費用
アミティーのホームページによると、日本人講師によるグループレッスンは月額10,340円、外国人講師によるグループレッスンは月額11,220円、日本人講師によるプライベートレッスンは月額23,430円、外国人講師によるプライベートレッスンは月額25,190円となっています。
◆おすすめポイント
小学生だけでなく中学生・高校生までを対象とした塾のため、一貫した指導体制で無理なく英語力を高めていけます。また直接的な英語指導だけでなく授業参観や保護者座談会、レッスン後の説明といったフォロー体制も充実。きめ細やかなサポートで英語学習を支えます。
-BE STUDIO
BE STUDIOは教育業界大手のベネッセが運営する英語教室です。全国各地に教室を持っています。
◆塾の概要・特徴
小学生の対象は小学1年生~6年生まで。「使える英語力・表現力・自ら学ぶ力」の習得を目標とします。低学年では「聞く」「話す」を中心に英語を学びたい意欲を、中学年ではロールプレイゲームといった対話型アクティビティを通して単語・フレーズを使いこなす力を、そして高学年では「英語で表現する力を育成。日本人講師と外国人講師と2つのプログラムがあり、希望によって選べます。
また定期的に英語圏の文化を体験できるイベントが開催されており、レッスンで身に付けた力を実践力や国際感覚も身に付けられるのも特徴です。
◆費用
BE STUDIOのホームページによると、日本人講師によるホーム受講は月額7,260円、プラザ受講が月額9,460円、外国人講師によるプラザ受講は月額11,110円となっています。
ホームとは主に講師の自宅などで授業がおこなわれるもの、プラザはスーパーやショッピングセンター内にある教室でおこなわれるものを指します。
◆おすすめポイント
「教室満足度」は97%、「英語でのコミュニケーションの態度を指導してくれる」が93%、「英語以外の成長を促してくれる」が90%と、顧客満足度は総じて高いものとなっています。教育業界大手のベネッセグループという安心感も高く、初めて英会話教室へ通わせようと思っている保護者にもおすすめです。
-ベルリッツ・キッズ
ベルリッツ・キッズは、最大3名までの少人数レッスンで、4歳から受講可能な英会話教室です。
◆塾の概要・特徴
ベルリッツ・キッズは最大3名の少人数レッスンなので、一人ひとりがたっぷり話すことができます。外国人またはネイティブレベルの講師との、豊富な英語発話量で、安心感と効果的な上達につなげています。授業はAll Englishで行われるので、英語を和訳せず理解する「英語脳」、正しく聞き取る「リスニング」、発声器官を使いこなした「正しい発音」を習得します。
授業では、「身近なテーマ」から「世界への興味関心を育てるテーマ」まで、幅広い題材が用意されています。たくさん話せるアクティビティがベースの楽しめるレッスンが受講できます。また、検定試験対策にも対応しており、小学校卒業前に中学3年生レベルである英検3級レベルに到達することも可能です。
◆費用
費用は、4歳から小学校6年生が対象、最大3名までの少人数レッスンで、月14,300円です。その他、オンラインやマンツーマンレッスンも用意されています。詳しくはベルリッツのホームページをご確認・お問い合わせください。
◆おすすめポイント
他教室と比べて、少人数で授業を受けられるため、英語の発話量が多く上達するスピードも早くなります。4歳からと低年齢から始められるのもポイントです。
-ペッピーキッズクラブ
「日本一愛される教室」を目指し1993年に開校したペッピーキッズクラブは、南は沖縄から北は北海道まで、全国に展開する英会話教室です。
◆塾の概要・特徴
ペッピーキッズクラブは、1歳・2歳の親子コースから高校生コースまで、幅広い年齢層に向けたコースが用意されています。小学校低学年(1・2年)レベルコースでは、身近なテーマについて簡単な会話ができるような練習をします。また、フォニックスの導入により、文字の「読み」「書き」の基礎固めを行います。
小学校中学年(3・4年)レベルコースでは、身近なテーマにおいて相手と対話できることを目指します。「読み」「書き」をさらに強化し、将来の夢について表現したり、自己紹介や家族紹介について、3、4文でスピーチができるような力を養います。
小学校高学年(5・6年)レベルコースでは、過去や未来の表現、指示や比較の表現など、教科としての英語を学習。自己表現を目標とし、「聞く・話す・読む・書く」の4技能習得を目指します。
◆費用
費用は、各教室によって異なることがあります。まずは、ペッピーキッズクラブのホームページから近くの教室を探し、お問い合わせください。
◆おすすめポイント
英語を学ぶことの「楽しさ」を重視した授業が行われているので、やる気を引き出し、英語が好きな子どもを育みます。サマースクールやハロウィン、クリスマスなどの各種イベントも盛りだくさんです。
-NOVAバイリンガルKIDS
全国に605校を展開するNOVAバイリンガルKIDSは、最大8人までの少人数でネイティブ講師の授業を受けることができます。
◆塾の概要・特徴
NOVAバイリンガルKIDSの小学生コースでは、小学校1年から6年生まで、子どものレベルに合わせて、楽しく効率的に「4技能5領域」を育みます。ネイティブ外国人によるAll Englishのレッスンで英語での思考力や表現力を身に付けることはもちろん、文化的背景が異なる外国人と接することで、多様な文化や価値観の違いを理解し、それを踏まえたコミュニケーション力を養います。
年齢別ではなくレベル別にレッスンを行うことで効率よく学ぶことが可能。半年ごとにレベルアップにチャレンジする「レベルアップコンテスト」を開催し、合格すると次のレベルに進めるシステムです。また、広告、メール、グラフなど多様な媒体を読解することで、文章の要旨を理解し、それに対する意見を表現できる力を育てます。
◆費用
NOVAバイリンガルKIDSの授業料は、地域によって異なります。まずは、NOVAバイリンガルKIDSのホームページから、お住まいの地域の料金を調べてみてください。
◆おすすめポイント
教室でのレッスンに加え、映像配信や学習アプリなど自宅学習コンテンツも充実した、スーパーバイリンガルコースであれば、日本にいながら語学学習に必須な「量・効率・実践」の環境を実現し、最短での上達を達成できます。
小学生が学校で学ぶ「英語」とは?
小学校で必修となった英語学習。具体的にはどのようなことを勉強するのでしょうか。まずは学年ごとの学習内容と、英語力をアップさせるために必要なことを見ていきましょう。
学校授業で習う英語
現在の小学校における英語学習は小学3年生からスタートします。小学3年生~4年生では「外国語活動」として、小学5年生~6年生では「英語」という教科として学習。小学3年生~4年生、小学5年生~6年生に分けた英語学習の特徴は次のとおりです。
◆小学3年生~4年生の目標は英語に親しむこと
これまで外国語活動は小学5年生~6年生のみ対象でしたが、2020年度より対象学年が引き下げられました。年間で合計35単位、週に1コマほどのペースで行われます。小学3年生~4年生における英語学習の目的は、英語そのものに親しむことです。本格的な授業がスタートする小学5年生に備えて、無理のない範囲で英語に親しむことが大きな目的となっています。
学習の中心は「話すこと」と「聞くこと」。歌やダンス、クイズなどのアクティビティを取り入れて、子どもたちが楽しみながら英語に親しめる授業が中心です。基本的に教科書は使用せず、アルファベットや英語の挨拶表現などを、アクティビティの中で学んでいきます。
◆小学5年生~6年生では単語や文法なども学んでいく
小学5年生~6年生になると、英語を一つの教科として学ぶことになります。そのため国語や算数などと同じように、学習内容に対して成績が付けられるのが特徴です。年間で70単位、週に2コマほどのペースで授業が行われます。
小学3年生~4年生で慣れ親しんだ英語をベースにして、単語や文法などを本格的に学んでいきます。単語は小学校卒業までに300~600語の習得を目標とし、文法は疑問視や助動詞、動詞の過去形なども網羅。これまで中学校で勉強してきた内容が加わるなど、高度で本格的な学習内容です。さらに「読むこと」と「書くこと」もプラスされ、子どもによっては苦手意識を持ち始めるかもしれません。英語が得意な子と苦手な子の学力差も、顕著になりがちです。
英語力の向上で必要なこと
英語力を向上させ、実社会で使える英語を身に付けるためには学校の授業だけでは不十分です。小学生のうちから実践的な英語を身に付けたい場合、以下の点をポイントにするとよいでしょう。
◆英語の音を聞き分けて、リスニング力アップ
まずは英語の音を聞き分けて、リスニング力をアップさせることです。英語には日本語にはない音がたくさんあります。例えば口を意味する「mouth」とネズミを意味する「mouse」は、どちらも日本語で「マウス」と表記されるでしょう。しかし語尾のthとseの音は全く違います。またRとLの発音も日本語にはない音で、英語に慣れ親しんでいないと両者の区別は付きません。
リスニング力を上げるためには、上記のような英語特有の音を聞き分けられることが大切です。小学生のうちから音の違いを意識しておくことで聞き分けられるようになり、リスニング力アップにつながっていくでしょう。
◆楽しみながら学ぶ
楽しみながら学ぶことも大切です。英語学習を強制することはお勧めできません。子どもは英語学習が嫌いになり、いつまで経っても英語力は身に付かないからです。子どもの気持ちを尊重しながら、無理のない範囲で継続していくことが大切です。
特に小学3年生~4年生のころまでは、クイズやゲームをたくさん取り入れて、子どもが楽しみながら勉強できるように意識すると良いでしょう。
◆英語に触れる機会を増やす
英語学習の目的は、英語を使ったスムーズなコミュニケーションです。机上で学んだだけでは英語力は身に付かず、また子どもの勉強意欲も大きくなっていかないでしょう。学んだ英語を実際に活用できる機会を意識的に作ることで、より実践的な力が身に付いていきます。
また「勉強した単語が通じた!」「もっと英語でコミュニケーションを取れるようになりたい!」など、勉強へのモチベーションもどんどん上がっていくはずです。
【小学生】英語塾・英会話教室に関するよくある質問
英語教室・英会話教室に子どもを通わせたことのない親御さんは、さまざまな不安を抱えているのではないでしょうか。ここでは、英語塾・英会話教室に関するよくある質問を確認していきます。
英語塾・英会話教室の違いとは?
英語塾は主に学校教育のサポートといった位置付けで授業を行っているところが多いです。英語の4技能で言えば「読む・書く」を中心とした語彙や文法の力を伸ばすことができます。近年は大学入試改革により4技能全てに対応した英語塾も増えています。
英会話教室は、外国人講師・ネイティブ講師による授業で「話す・聞く」を中心とした力を伸ばし、教科書にとらわれない会話表現など「使える英語」を学ぶことができます。
小学生の英語塾・英会話教室の費用相場は?
英語塾・英会話教室の費用相場は、入会金が20,000円〜35,000円です。キャンペーンや体験レッスン後の入会で無料になることもあるので、事前にホームページ等を確認しておくことをおすすめします。
授業料はレッスン形式によって異なりますが、人数が少なくなるほど高くなる傾向にあります。大人数のグループレッスンは月10,000円〜15,000円、少人数のグループレッスンは月10,000円〜20,000円、個人レッスンでは月25,000円〜40,000円です。その他、テキスト代や設備維持費がかかります。入会前に、何にどれだけ費用がかかるか確認しておきましょう。
小学生から通って効果はあるのか?
小学生から英語塾・英会話教室に通うことは効果があります。語学習得のための学習は、始めるのが早ければ早いほど良いとされています。同じ小学生からでも低学年から始める方が、より将来的な英語力の伸びが期待できます。
また、中学生になると、テストの点数を重視した「勉強としての英語」という側面が強くなります。小学生のうちに楽しく英語に触れることで、英語に対する苦手意識を持たずに学習を始めることができるはずです。
日本人と外国人どっちがいい?
日本人講師と外国人講師にはそれぞれメリット・デメリットがあります。日本人講師は英語で理解することが難しい場合、日本語で説明・フォローすることができます。しかし、日本語を使う場面がどうしても出てきてしまうので、英語に触れるという面では外国人講師に劣ります。
外国人講師の場合は、正しい発音を学んだりリスニング力を鍛えたりすることが可能で、そもそも外国人との交流に慣れていない子どもにとっては、異文化に触れる良い機会にもなるでしょう。しかし、日本語が話せない講師が多いため英語の意味や文法などについて、日本語の説明がなく、意味が分からないままになることもあります。
親御さんはそれぞれのメリット・デメリットや子どもの能力・ニーズに合わせて講師を選ぶ必要があります。理想は、日本人・外国人両方の授業を受けることです。互いのメリット・デメリットを補い合えるので最も効果的な学習ができます。
オンラインでも効果は出る?
オンライン英会話は、対面式の授業に比べて安価な料金で受講することができます。対面式と違ってある程度、意欲的に取り組む必要はありますが、オンラインでも効果は十分に期待できます。
しかし、オンラインでは会話レッスンが中心となるので、「聞く・話す」力は養えますが、「読む・書く」力は自学自習やその他の塾などで補う必要があります。目的別に組み合わせて受講することで高い効果が期待できるでしょう。
どのくらいの頻度で通えばいい?
英語塾・英会話教室に通う頻度は可能な限り多いに越したことはありません。週1回程度では、なかなか効果を期待することは難しいです。具体的な効果を実感するには、週3回のレッスンを最低でも半年は続ける必要があるでしょう。もちろん教室での学習だけでなく、自習時間も確保することが大切です。
いつから通い始めるのがいい?
英語塾・英会話教室に通い始めるのは、すでに述べた通り早ければ早いほど良いです。年齢が低いほど正しい英語の発音やリスニング力を無理なく身に付けることができます。教室によっては、小学生以下の幼児からのコースが用意されていることもあります。遅くとも小学校低学年(1〜3年)までには、始めておくのが理想でしょう。
まとめ
英語はできるだけ早いうちから勉強をスタートさせた方が、マスターしやすいといわれています。小学校における英語教育が義務化されたこともあり、今後ますます重要性が高まることが予想されるでしょう。大きく英語塾と英会話教室ではカリキュラムや目的が異なるため、具体的に子どもにどのような力を身に付けさせたいのかを整理することが大切です。
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執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。
執筆者プロフィール
神戸大学発達科学部卒、インターネット総合企業に新卒入社。その後、地元大阪で学習塾を開校。小中学生向けの個別塾からスタートし、3年目には大学受験専門塾を立ち上げメディアや雑誌にも取り上げられる。塾運営6年、家庭教師のアルバイトも含めると約10年の間で、小学生から高校生まで幅広い生徒を指導。インターネットの知識だけでなく、この"現場を知っている"というアドバンテージを活かして、最高の塾選びをサポートします。