家庭との連携を重視。きめ細やかな“ファーストクラス”の個別指導を【みやび個別指導学院】
編集部
塾選(ジュクセン)編集部
『ITTO個別指導学院』『みやび個別指導学院』を全国1200教室以上運営しているのが、自分未来きょういく株式会社です。業界2位の校舎数を誇り、生徒が自宅から通いやすい距離を第一に考え、駅前はもちろん住宅地などでも展開しています。 今回は『みやび個別指導学院』について取材。他塾に負けない強みや独自の取り組み、大事にしている考えについて代表を務める笠原さんに詳しくお聞きしました。
笠原 翠(かさはら みどり) 代表取締役社長
大学在学中に『ITTO個別指導学院』にて講師としてアルバイトを経験。卒業後は教育に対する考えに魅力を感じ、自分未来きょういく株式会社に新卒入社。教室長として勤務した後、東海・関西・四国・バリ島など多くの新校舎オープンに携わる。愛知三河エリアの課長、東海直営部長として活躍し、2021年6月、代表取締役社長に就任。
小学生から高校生まで。全国エリアで個別指導を展開
——まずは『みやび個別指導学院』について教えてください。
『みやび個別指導学院』は、小学生・中学生・高校生を対象にした個別指導塾です。授業スタイルは、講師一人に対して生徒三人の個別指導を基本としていますが、各生徒の学習状況に応じて、完全1対1の個別指導を受講いただくことも可能です。
また、小学生から高校生までを対象としているので、同じ校舎で通い続けられるのも魅力の一つです。学年が上がったり、進学したりすると生徒の生活リズムが変わりますが、その中でこれまでと同じ「学習環境」があるというのは重要なことだと捉えています。通い慣れた場所、顔見知りの講師がいる…それだけで安心感が得られるはずです。実際にこの点に魅力を感じて長く通ってくださる生徒も多くいらっしゃいます。
——『ITTO個別指導学院』も運営されていますが、違いは何ですか?
私たちが運営する個別指導塾には『ITTO個別指導学院』『みやび個別指導学院』の主に2ブランドがありますが、その違いは校舎の環境になります。『ITTO個別指導学院』も机の配置などのレイアウトは生徒が集中して勉強ができるようにこだわっていますが、『みやび個別指導学院』はゼロから建物を建て、室内も全てオリジナル設計となっており、学習環境にこだわりたい方にはお勧めです。
——選ぶ上でのポイントはありますか?
『みやび個別指導学院』はオリジナルの設計で建てられているとお話しましたが、プライバシーが守られる面談室、快適な自習室など、通うことが楽しくなるような空間を特に重視しています。“ファーストクラスの個別指導”という私たちの考えに基づき、生徒が集中して勉強できる空間づくりをしています。
塾と家庭の連携を強化しながら、着実に学力を伸ばす
——『みやび個別指導学院』の他塾に負けない強みは?
独自の強みの一つに「ITTO模試」があります。これは、全校舎で実施している当塾オリジナルの月例模試です。テストの内容は教科書の内容を参考にした一問一答形式で、受験料は無料です。毎月しっかり受験し、間違ったところは徹底的に復習をする。この繰り返しによって着実に基礎学力をのばしていくことができ、結果、学校の定期テストの得点アップにつながります。生徒からは「頑張れば満点も取れるので勉強が楽しくなってきた」「繰り返しITTO模試を受けていたら、だんだん良い点数が取れるようになってきた」などの声をいただいていますね。
——他にもありますか?
ご家庭との連携を大事にしている点も強みだと思います。『みやび個別指導学院』では保護者専用サイト「スクレポ」を用意していて、講師が記入する授業日報や授業スケジュールなどをリアルタイムで確認することが可能です。昔は紙面でのレポートだったのですが、確実に保護者の方に伝わらないケースもあり、現在はWEBサイトからいつでもご確認いただけます。生徒の学習課題や理解度、進捗状況などがこれまで以上に把握していただきやすくなったと思います。
他にも、各教室では『みやび個別指導学院』の授業を体感してもらえるようなイベントを開催しています。保護者の方からするとどうしても塾での過ごし方が見えなくなりがちです。だからこそ、各ご家庭との連携を大事にし、安心してお任せいただけるよう密にコミュニケーションを取っていきたいと考えています。
——講師へのこだわりについてもお聞かせください。
個別指導において講師が生徒に与える影響は大きなものになりますので、『みやび個別指導学院』でも講師の質には力をいれています。
その一つが「SS講師」と呼ばれる講師です。ワンランク上のスキル・経験・知識を備え、筆記試験・面接に合格した講師を本部で認定しています。現時点で100名を超えるSS講師が在籍していますが、その比率とレベルを高めるべく定期的な研修・勉強会を実施。指導のスキルアップを目指して取り組んでいます。
逃げずに、向き合い、話し合う。個別指導だからできること
——笠原さんは新卒入社10年目で代表になられたとお聞きしました。
もともとは大学の頃に当塾の講師として働いていたのが始まりです。当時は気軽な気持ちで始めたアルバイトでしたが、生徒たちと本気で向き合う時間を過ごす中で、一生の仕事にしたいと考えるようになりました。
教育業界という意味では他にも多くの塾があったのですが、最終的に自分未来きょういく株式会社に入社を決めたのは、教育業界のパイオニアとして常に新しいチャレンジをしているからでした。先程お伝えした“他塾に負けない強み”がまさにそれです。全国のそれぞれの教室長が生徒たちの可能性を最大限に伸ばしていける場所を目指して、さまざまな取り組みを行っていて、そこに共感したのが決め手でした。
——そうだったんですね。
教室長を経験した後、少しずつ任されるエリアが大きくなり、2021年6月に代表取締役社長となりました。声をかけていただいたときは、誰よりも私自身が驚きましたが、『みやび個別指導学院』の魅力をもっと広めていけるのであればと、その役割に向き合っています。
また役職は変わりましたが、生徒に対する気持ちは当時と何も変わっていません。私が生徒から学んだのは「逃げずに、向き合い、話し合うこと」です。一人ひとりの生徒をしっかりと見つめ、些細な変化もキャッチアップできる存在でありたい。そして、それを実現できるのが『みやび個別指導学院』の個別指導なのだと確信しています。
——今後はどのような展開を目指していますか?
現在『ITTO個別指導学院』『みやび個別指導学院』を全国1200教室以上を運営していますが、まだまだ展開されていない地域があるのも事実です。校舎数でいうと業界2位ですから、トップを目指していきたいですね。多くの生徒から選ばれる、地域に愛される個別指導塾を増やしていきたいと思います。
取材後記
今回取材に対応してくださったのは、代表の笠原さん。新卒入社10年目で代表取締役社長に就任されたそうです。取材では、これまで見てきた生徒のお話もたくさん聞かせていただきました。取材の中では、「なかなか勉強に向き合えない生徒もいましたが、諦めずにしっかり向き合うことで、生徒が変わっていく姿をたくさん見てきた」「生徒の小さな変化や困っていることに気づけるかどうかが大事」「求めるものを察知して、解消していく必要がある」など、笠原さんが大事にされている想いを多く聞かせていただくことができました。ポジションは変われど、一人ひとりの生徒に対する熱い想いは変わらないのだと、改めて感じた時間でした。
【『塾選(ジュクセン)』編集部 有藤千夏】
※掲載内容は2023年1月時点の情報です。
執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。