2024/03/26
公開

50年の実績とデータを強みに、世代を超えて信頼される学習塾へ【鷗州塾】

広島・岡山・山口・大阪エリアに約70教室を展開している『鷗州塾』。1973年の創業以来、長きにわたって生徒や保護者の方からの信頼を獲得しています。 「これまで培ってきた知見やノウハウをフルに活かし、いろいろなタイプの生徒に喜んでもらえる学習塾を目指したい」と語るのは、執行役員の大野さん。今回は、『鷗州塾』ならではの強み、今後目指していくビジョンについてお聞きしました。

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▼プロフィール
大野 日出男(おおの ひでお)執行役員/広島地区統括責任者/『鷗州塾』広島駅前校・春日野校校舎長

大阪出身。『鷗州塾』を運営する株式会社AICエデュケーションに新卒入社。講師としてキャリアをスタートさせ、入社2年目には校舎責任者、3年目にはグループ長、9年目には地区統括として活躍。2023年、執行役員に就任。趣味はサイクリングと読書。
 

「50年分の受験データ」から行う入試対策

——最初に『鷗州塾』の特徴について教えてください。

『鷗州塾』の始まりは1973年。広島のある学習塾からスタートし、そこから少しずつ山口・岡山・大阪とエリアを拡大してきました。事業内容も、学習塾の運営だけにとどまらず、サッカークラブやスポーツクラブ、パソコン教室、英語教室、さらには幼稚舎・学校運営まで活動の幅を広げています。そして2023年の今年、創業50年を迎えることができました。

これだけ長い歴史がありますから、親子二世代で『鷗州塾』に通っていただくケースも珍しくありません。お母さん・お父さんが通っていた塾だから、という理由で選んでいただくことも多くあります。実際に、2022年のインターネット調査では「中国エリアの保護者が子どもに「通わせたい学習塾」において、4年連続No.1(参照)を獲得することができました。

——歴史があることは、生徒にどのようなメリットがあるのでしょうか?

一つは、これまで「高い実績を出してきた塾」という確かな証と言えるでしょう。「成績を伸ばしたい」「志望校に合格したい」といったニーズにしっかりと応えてきたからこそ、ここまで多くの生徒や保護者の方に支持されてきたのだと捉えています。

もう一つは、「データの蓄積」です。生徒や保護者の方に説明する上でも、これまで蓄積されてきた豊富なデータの分析結果から、受験対策をお伝えできると考えています。たとえば、学校ではこの志望校は厳しいと言われた…という保護者の方に対しても、本当に難しいのかどうか過去のデータから判断することができます。志望校合格に向けて、確率の高い根拠を持って取り組んでいけることは、受験勉強において大きな価値があると考えています。

それから、会社の観点でいうと、学習塾から始まり現在はさまざまな教育事業を展開していることも生徒にはメリットのある話だと思っています。

——どういうことでしょう?

冒頭でも触れたように、『鷗州塾』を運営するAIC鷗州グループでは幅広い事業を展開しており、各事業の取り組みを別の事業でも活用することが可能です。

たとえば、『鷗州塾』の英語の授業では、外国人講師と会話をするオンラインレッスンを行っています。講師から教わった文法を実際に使ってみようという取り組みで、ここで担当している外国人講師は、AIC鷗州グループが展開する英語教室の講師でもあるのです。通常の学習塾では、授業内に外国人講師との英会話レッスンを行うことは難しいでしょうが、AIC鷗州グループであればグループ間の強みを連携させることで、効果的な授業を実現することができるのです。

課題や目的に合わせて、コースや授業を選択

——具体的な授業についても教えてください。

『鷗州塾』では、生徒の学習課題や保護者の方の希望に合わせて選択いただけるよう「集団授業」と「個別指導」の2つのスタイルで授業を実施しています。

集団授業では志望校別にクラス編成が行われ、基本5科目に取り組んでいただきます。同じ学力レベルの生徒を集めて授業を行っているので、生徒によって理解度の差が生まれにくく、効率的に学習していくことができます。

また、「数学が苦手なので、強化したい…」「部活が忙しいので、無理なく学習していきたい…」といったそれぞれの要望がある場合は、個別指導をお勧めしていますね。こちらでは、一人ひとりに合った成績アッププログラムが作成されるので、目的に合わせて学習を進めていくことが可能です。

——学習課題や目的に合ったコースや授業スタイルがあるんですね

そうですね。ですから、『鷗州塾』に通っている生徒のタイプも本当にさまざまです。中学生の場合を見ても、学校の勉強が分からなくなってきた…という生徒から、県内トップの高校合格を目指すという生徒までいろいろです。

これまででいうと、『鷗州塾』には難関校を目指す生徒が中心というイメージが強かったのですが、時代の変化や保護者の方からのニーズに合わせて、幅広い学力に合わせたクラスを設置するようになり、生徒の幅も広がっていきました。

私自身も、『鷗州塾』は頭の良い子がいく塾ではなくて、得点・学力が上がる塾にしていきたいという思いが強くあります。一人ひとりの子供が持つ個性や特性を大事にしていく中で、学力で生徒を判断するのではなく、いろいろなタイプの生徒に喜んでもらえる学習塾でありたいと思っていますね。

——その考えは個別指導に限らず、集団授業でも同様ですか?

もちろんです。集団授業だったとしても、『鷗州塾』の講師は1対1で向き合うことを約束しています。もし30人のクラスだったとしても、講師1人に対して生徒30人ではなく、「講師1人に対して生徒1人」が30パターンあるという考え方です。

実際の授業においても、今日の授業内容はこの生徒には難易度が高いかもしれない…と思う場合は事前に呼び出して、声がけを行います。「少し難しいかもしれないけれど、分からなかったら最後に聞きにきてほしい」と言うのです。それだけで、生徒の授業に対する向き合い方も理解度も変わります。結果、授業でしっかりクリアできることも少なくありません。それから、もし授業内で理解できていないと感じられた生徒がいたら、休憩時間に声をかけてフォロー。分からないところをそのままにするのではなく、その生徒が抱える学習課題をきちんとクリアすることに徹しています。

「やっぱり『鷗州塾』」の信頼を育てていく

——大野さんは新卒で『鷗州塾』に入られているんですね。

私は大阪出身で、入社した当時『鷗州塾』は大阪エリアまで展開していなかったので、実は名前も知らず、読み方も分からずにいたんです。会社の説明会に参加して、徹底した実力主義であり、評価される実力というのは「眼の前にいるお子様や保護者の方に喜んでもらえること」という分かりやすい方針に共感をして入社を決めました。

実際に『鷗州塾』の講師になってからは、本当に楽しい毎日を過ごすことができています。自分が本気になればなるほど、努力すればするほど、一人ひとりの生徒に喜んでもらえる。生徒から「先生の授業が面白かった」「楽しかった」「成績がこんなに伸びた」「第一志望の学校に合格できた」、そういう言葉をタイムリーにもらえることが嬉しくて仕方なかったんです。

現在、私は「執行役員」「広島地区統括責任者」「『鷗州塾』広島駅前校・春日野校校舎長」という3つの役職を持っていますが、実はもう一つ大事にしている肩書があるんです。それは「講師」。複数の校舎を統括する立場にはなりましたが、今でも一人の講師として、週3回は授業を行っているんです。

——驚きました!執行役員でありながら、講師としても活躍されているんですね。

『鷗州塾』が塾として一番大事にすべきところはやはり講師と生徒が向き合う時間だと思っています。私自身、反応がダイレクトに返ってくる“ライブ感”に最高のやりがいを感じましたし、他では得られない魅力だと思っています。

——最後に、『鷗州塾』のこれからについてお聞かせください。

今後目指していきたいのは、これまで『鷗州塾』が築いてきた圧倒的な知名度や信頼をさらに高めていくことです。「やっぱり『鷗州塾』だよね」「『鷗州塾』に行けば、夢が叶うよね」と言われる存在であり続けたいと思います。

物理的に私自身が全ての校舎に関わることはできませんが、同じ想いを持った講師や校舎長をしっかり育成していくことで、どのエリアにおいても生徒や保護者の方から一番に選ばれる塾を目指していきたいと思います。

取材後記

今回お話をお聞きしたのは「執行役員」であり「広島地区統括責任者」であり「『鷗州塾』広島駅前校・春日野校校舎長」でもある大野さん。さらに、大野さんは講師としても活躍されていて、現在も小学生・中学生を対象に授業を行っているのだといいます。そして、取材の中では、「たとえ役割が変わったとしても、いつでも謙虚でありたいと思っています」という言葉も聞かせていただきました。これは、自分が偉くなること、自分が評価されることが先に来るのではなく、目の前にいる子どもたちをどれだけ喜ばせられるかに一生懸命であり続けたいという意味なのだとか。大野さんはじめ『鷗州塾』が大事にしている信念に触れることができた取材となりました。                  

 【『塾選(ジュクセン)』編集部 有藤千夏】

※掲載内容は2022年6月時点の情報です。

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