2024/05/09
公開

光陵高校の校風や進学実績は?カリキュラムや部活動・文化祭まで幅広くご紹介

光陵高校は、神奈川県横浜市にある公立高校です。 創立以来50年以上の歴史を持ちながら、時代や社会の変化に柔軟に対応し活躍できる生徒の育成を目指しています。 早稲田・慶応など有名私立大学への合格者を多数輩出しており、東京大学や京都大学など難関国公立大学合格者も出ている、神奈川県で有数の進学校です。 今回は、塾選が、光陵高校の進学実績や部活・カリキュラムについて、幅広くご紹介していきます。

目次

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光陵高校の基本情報

住所 〒240-0026
神奈川県横浜市保土ヶ谷区権太坂一丁目7番1号
アクセス ◆JR「東戸塚」駅から
 徒歩30分 または
 バスで10分「境木中学校前」下車 徒歩10分

◆JR「保土ケ谷」駅から
 バスで10分「権太坂」下車 徒歩5分

◆相鉄線「西横浜」駅から
 バスで13分「権太坂」下車 徒歩5分
創立年 1966年
生徒数
(令和5年5月現在)
男子:489名
女子:458名
共学・男女別 共学
制服 あり

光陵高校の教育理念

【学校教育目標】

ーSDGsの達成、Society5.0と呼ばれる新たな社会の担い手の一人として、多様性に富んだ「心やさしき社会のリーダー」を育成する。


ー教科・科目と総合的な探究の時間(光陵ユニバース:KU)を連関させて、生徒の主体的かつ探究的な学びにより、よりよく課題を発見し、解決する力を育む。


ー高い進路目標を持つ生徒一人ひとりの進路実現に向けた支援を行うとともに、豊かな教養を身に付けさせる。


ー部活動や学校行事をさらに工夫・充実させ、豊かな人格形成に努める。


ー横浜国立大学及び横浜国立大学教育学部附属横浜中学校との連携を一層深め、中・高・大の連携型教育の検討を進展させる。


ー生徒の多様な力を育成するために教科等横断的な取り組みを推進するとともに、その成果を広く発信する。

光陵高校の目指す生徒像は「時代を担う心やさしき社会のリーダー」です。課題発見力・解決力や論理的な思考力、豊かな人格など、学力面・定性面の両方から社会に貢献する生徒の育成に力をいれています。

また、神奈川県教育委員会の「学力向上進学重点校エントリー校」にも指定されています。
1・2年生で各教科の基礎的な内容を全員が学び、3年生に上がるときに多様な進路を選択できるよう、カリキュラムが組まれています。

その他にも、横浜国立大学及び同大学教育学部附属横浜中学校と連携して、「連携型中高一貫教育校」を実現しています。

光陵高校のカリキュラム・クラス編成

65分授業

平成30年度より1コマの授業時間が65分に変更されました(従来は1コマ45分 または 2コマセットで90分)。
1コマの授業時間を長く設定することで、授業内容の充実を図っています。

レベル別のクラス編成

3年生の数学Ⅲでは、標準・発展の2レベルでクラス編成を行っています。
文理選択や志望校に応じて、希望のコースを選択できるようです。

1・2年生では全員が基礎的な内容を学び、3年生からクラスを分けることで、多様な進路選択とその後の学習効率の向上を両立しています。

i- ハーベスト

「i- ハーベスト(アイ・ハーベスト)」では、テーマを決めて研究活動に取り組み、探究の価値や意義を共有することが目的です。
「i- ハーベスト」は、「I」(私)と「知の収穫」(intellectual-harvest)から名づけられています。

i- ハーベスト発表会とは、中・高・大の代表者が発表を行い、横浜国立大学の教員から講評を受けられる機会のことです。

キャリア教育・進路指導

光陵高校はキャリア教育・進路指導が手厚いことも大きな魅力です。

キャリアガイダンスルームには大学の案内や数年分の過去問をはじめ、さまざまな資料が揃っており、キャリアや進路の決定を大きく後押してくれることでしょう。

また、同窓会と連携して、医師や大学教授のOBから卒業後の体験や進路選択のアドバイスももらえます。

他にも、大学キャンパスツアーや大学体験授業など、大学の様子や講義に触れる機会を多く作り、進路について積極的に考えさせるプログラムが整っています。

勉強合宿

1・2年生の希望者は夏休みに2泊3日の勉強合宿に参加できます。

自宅を離れ、勉強だけに集中できる環境で、自学自習の習慣を身につけると共に、模試の解説なども行っています。

English Summer Camp

希望者は夏休みに「English Summer Camp」という語学研修に参加できます。

これも「学力向上進学重点校エントリー校」としての取り組みで、英語だけで生活することで、実用的な英語力を身につけ、将来に役立てることが目的です。

光陵高校の部活動

勉強に力を入れている印象の強い光陵高校ですが、部活動も活発です。
運動部・文化部ともにたくさんの部活があり、運動部加入率は6割以上で、文化部を含めた総加入率は9割以上を誇ります。

運動部 文化部
剣道部 囲碁部
硬式テニス部 英語部
硬式野球部 LMC
サッカー部 演劇部
水泳部 科学部
ソフトテニス部 合唱部
体操部 クイズ研究部
卓球部 クッキング部
ダンス部 弦楽部
バスケットボール部 茶道部
バドミントン部 写真部
バレーボール部 将棋部
ハンドボール部 書道部
陸上競技部 吹奏楽部
ワンダーフォーゲル部 美術部
  文芸部

特にダンス部が盛んで、東日本大会や高校生ダンスバトル選手権などさまざまな大会に出場しています。

光陵高校の学校行事

光陵高校の三大行事「体育祭」「光陵祭」「学芸音楽祭」を中心に、たくさんの行事が行われます。
生徒達自身で実行委員会を結成し、企画・運営することで、より大きな達成を得られると共に、協調性やリーダーシップが育まれるでしょう。

光陵高校の体育祭

実行委員会を中心に、生徒たちで企画運営を行う体育祭です。例年、毎年5月に全校生徒で行われます。

特に、1年生全員と一部の2年生で行う応援合戦は、迫力満点で大きな見どころです。
体育祭の様子は以下に掲載されています。

光陵祭

光陵高校の文化祭「光陵祭」は、9月に2日間にわたって行われます。

模擬店やステージでのバンド披露など、学校が一体となって盛り上がる企画がたくさん用意され、毎年にぎわいを見せています。

光陵高校の学芸音楽祭

クラス対抗で総合評価を競う学芸音楽祭です。
一年間のクラス活動の集大成として、課題曲と自由曲を一つずつ合唱します。

他にも、修学旅行や球技大会など、魅力的な行事が盛りだくさんです。

4月 入学式 5月 体育祭 6月 芸術鑑賞会
7月 球技大会 8月 9月 光陵祭
10月 修学旅行 11月 保土ヶ谷養護学校
体験交流
12月 大学体験授業
1月 百人一首大会 2月 学芸音楽祭 3月 卒業式

光陵高校の進学実績

早稲田・慶応など有名私立大学への合格者を多数輩出しており、中には東京大学や京都大学など難関国公立大学合格者も出ています。

令和5年度の進学実績は以下の通りです。

国公立大学 私立大学
横浜国立大学 21 早稲田大学 34
横浜市立大学 13 慶應義塾大学 13
東京大学 1 明治大学 65
京都大学 1 青山学院大学 42
筑波大学 2 立教大学 24
東京工業大学 1 中央大学 64
お茶の水女子大学 2 法政大学 68
東京外国語大学 2 学習院大学 19
千葉大学 1 神奈川大学 74

光陵高校の著名な卒業生

光陵高校の著名な卒業生は以下の通りです。

  • 澤田宏太朗(株式会社ZOZO代表取締役社長兼CEO)
  • 正名僕蔵(俳優)
  • 眞野あずさ(俳優)
  • 武藤友樹(アナウンサー)
  • 大河原あゆみ(アナウンサー)

光陵高校の制服

 

男子は詰襟の学生服(学ラン)を、女子はブレザーを着用します。

セーターやカーディガンの着用も認められています。

またスマートフォンの持参や髪染め、ピアス等も認められていて、自由度は比較的高いといえるでしょう。

光陵高校の学費

初年度に必要な費用は、約270,450円です。

内訳の詳細は以下の通りです。

入学料 5,650円
教科書・制服等 約78,000円
授業料 118,800円
諸会費 約68,000円
約270,450円

まとめ

今回は神奈川県立光陵高校の校風や進学実績について解説しました。

光陵高校は、50年以上の歴史を持ちながらも、最先端の授業スタイルを取り入れ、今後の社会で幅広く活躍できる生徒の育成に力を入れています。

「学力向上進学重点化校エントリー校」にも指定されており、卒業後のキャリアや進路でさまざまな選択ができるようカリキュラムが組まれています。
早稲田・慶応など難関私立大学への合格者を多数輩出しています。

また、東京大学や京都大学など難関国公立大学への合格者も毎年出している、神奈川県で有数の進学校です。

その他、学校行事にも力を入れていて、生徒たちが中心となって開催する体育祭や文化祭は、毎年盛り上がりを見せており、協調性やリーダーシップを育める機会があふれています。

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塾選(ジュクセン)編集部

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塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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