受験生向け!中学生の夏休み平均勉強時間|偏差値や学年別に紹介
編集部
塾選(ジュクセン)編集部
本記事は高校受験生の夏休みの平均勉強時間についてまとめています。偏差値別の確保したい勉強時間や学習時間を伸ばすためのコツも解説。また夏以降の勉強時間についても触れています。夏休み中どれくらい勉強すればいいのか悩んでいる方におすすめです。
「部活動を引退して、本格的に高校受験勉強を始めようと思っているけれど、夏休みにはどのくらいの時間、勉強したらいいのだろう?」
「志望高校は上位の高校だが、まだ学力が足りていない。夏休みで志望高校の合格に近づくためには、どのくらいの勉強時間が必要なのだろう?」
このように考えて、検索をしたのではないでしょうか。
高校受験を見据えた中学3年生は、一般的には5時間~8時間の勉強時間を確保すべきといわれています。
とはいえ、いきなり5時間~8時間の勉強時間を確保できる中学3年生は多くはないでしょう。
現在の学力によっては、上記の勉強時間を目指さないほうがいい人もいれば、最初は3時間程度を目標にして少しずつ5時間に伸ばしていけるように勉強を進めるほうがいい人もいます。
そこで、この記事では学年や偏差値に分けて、高校受験に向けた夏休み中の勉強時間について解説していきます。
この記事のまとめ
- 高校受験に向けた中学生の夏休み平均勉強時間
- 高校受験に向けた中学生の夏休み中に確保したい勉強時間|偏差値別に紹介
- 中学生が夏休み中の勉強時間を伸ばすためのコツ
- 高校受験に向けて中学生が確保すべき夏以降の勉強時間
高校受験に向けて、夏期講習の受講は勉強時間を確保する効率的な方法でもあります。塾選おすすめの夏期講習も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
高校受験に向けた中学生の夏休み平均勉強時間
高校受験に向けた中学生の夏休みの平均勉強時間について解説していきます。
高校受験に向けた中学生が夏休みに確保したい勉強時間は、約6~8時間といわれています。とはいえ「学校の授業がある普段の生活では、どのくらいの勉強時間を確保しているのか」と気になる人もいるはずです。
総務省が実施した「令和3年社会生活基本調査(※1)」によると、中学生を含む10~14歳、15~19歳の年齢層における1週間あたりの学習・自己啓発・訓練(学業を除く)は下表のとおりです。
年齢層 | 1週間あたりの学習・ 自己啓発・訓練 (学業を除く)の時間 |
---|---|
10~14歳 | 42時間 |
15~19歳 | 42時間 |
出典:「令和3年社会生活基本調査」(総務省) (https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200533&tstat=000001158160&cycle=0&year=20210&month=0&tclass1=000001158164&tclass2=000001158180&tclass3=000001158181&tclass4val=0)) (令和6年6月10日に利用)
上表の結果を1日あたりの平均勉強時間に換算すると、42時間÷7日間=6時間(※2)となります。
普段から6時間程度の勉強時間を確保できている人は、学習習慣の継続を意識するとよいでしょう。一方で6時間よりも勉強時間が少ない人は、まずは6時間の勉強時間を確保するようにしてください。
(※2)出典:「令和3年社会生活基本調査」(総務省) (https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200533&tstat=000001158160&cycle=0&year=20210&month=0&tclass1=000001158164&tclass2=000001158180&tclass3=000001158181&tclass4val=0))より算出
中学1年生の平均的な1日の勉強時間
中学1年生の平均的な1日の勉強時間は、1時間~2時間です。
文部科学省がまとめた「学校外の勉強時間について(※1)」によると、中学1年生の学校の授業時間以外に確保する勉強時間は下表の結果となりました。
【中学1年生の学校の授業時間以外に確保する勉強時間】
勉強時間 | 中学1年生の 学校の授業時間以外に 確保する勉強時間の割合 |
---|---|
全く、ほとんどしない | 14.3% |
30分未満 | 11.9% |
30分以上1時間未満 | 20.0% |
1時間以上2時間未満 | 29.7% |
2時間以上3時間未満 | 17.7% |
3時間以上 | 5.0% |
無回答 | 1.4% |
(※1)出典:「学校外の勉強時間について」(文部科学省) (https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2017/02/16/1382331_005.pdf) (令和6年6月6日に利用)
最も割合が大きいのは、1時間以上2時間未満の時間帯です。中学1年生でも3人~4人に1人の割合で、1時間以上2時間未満の勉強時間を確保していることがわかります。
夏休みに高校受験に向けた予習や復習をする場合には、さらに1時間ほど勉強時間を多く確保して、2時間~3時間程度勉強するようにしましょう。
とはいえ、夏休みのうちに苦手を克服したい人や、難関高校へ進学をしたい人はこれ以上に勉強時間を確保する必要があります。
H3:中学2年生の平均的な1日の勉強時間
中学2年生の平均的な1日の勉強時間も、1時間~2時間です。
文部科学省がまとめた「学校外の勉強時間について(※2)」によると、中学2年生の学校の授業時間以外に確保する勉強時間は下表の結果となりました。
【中学2年生の学校の授業時間以外に確保する勉強時間】
勉強時間 | 中学2年生の 学校の授業時間以外に 確保する勉強時間の割合 |
---|---|
全く、ほとんどしない | 17.1% |
30分未満 | 12.2% |
30分以上1時間未満 | 18.1% |
1時間以上2時間未満 | 28.9% |
2時間以上3時間未満 | 17.8% |
3時間以上 | 4.6% |
無回答 | 1.3% |
(※2)出典:「学校外の勉強時間について」(文部科学省) (https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2017/02/16/1382331_005.pdf) (令和6年6月6日に利用)
中学1年生と同様に最も割合が大きいのは、1時間以上2時間未満の時間帯です。
中学2年生が高校受験に向けた勉強を夏休みにする場合、さらに2時間~3時間ほど勉強時間を多く確保し、3時間~5時間ほど勉強するとよいでしょう。
中学2年生の夏休み以降の学習内容は難易度が一気に上がるため、これまでの学習内容を理解していることが重要となります。
高校受験までの中間地点となる、中学2年生の夏休みには合計3時間~5時間ほどの勉強時間を確保して、これまでの学習内容の総復習を行うとよいでしょう。
H3:中学3年生の平均的な1日の勉強時間
中学3年生の平均的な1日の勉強時間は、2時間~3時間です。
文部科学省がまとめた「学校外の勉強時間について(※3)」によると、中学3年生の学校の授業時間以外に確保する勉強時間は下表の結果となりました。
【中学3年生の学校の授業時間以外に確保する勉強時間】
勉強時間 | 中学3年生の 学校の授業時間以外に 確保する勉強時間の割合 |
---|---|
全く、ほとんどしない | 8.5% |
30分未満 | 5.6% |
30分以上1時間未満 | 9.6% |
1時間以上2時間未満 | 23.1% |
2時間以上3時間未満 | 28.4% |
3時間以上 | 23.6% |
無回答 | 1.3% |
(※3)出典:「学校外の勉強時間について」(文部科学省) (https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2017/02/16/1382331_005.pdf) (令和6年6月6日に利用)
受験生である中学3年生では、2時間以上3時間未満の学習時間の生徒が最も多くなります。
また、半数以上の52%の生徒が2時間以上勉強に取り組んでいる点も、中学1年生や中学2年生では見られなかった傾向です。
高校受験を控える中学3年生は、一般的には8時間ほど勉強時間を確保すべきといわれています。とはいえ、受験生だからといって、いきなり8時間の勉強時間を確保するのは難しいでしょう。スポーツをしたり、楽器を演奏したりする体力が必要なのと同じで、勉強をする体力も必要です。
夏休みの始めは、勉強時間を5時間確保することを目標にして、徐々に勉強時間を増やしていきましょう。夏休みが終わる頃には、8時間の勉強時間を確保できるようになっていることが理想です。
高校受験に向けた中学生の夏休み中に確保したい勉強時間|偏差値別に紹介
以下では、高校受験に向けた中学生の夏休み中に確保したい勉強時間を偏差値別に紹介します。
・偏差値50未満の人の勉強時間
・偏差値50~60の人の勉強時間
・偏差値60以上の人の勉強時間
偏差値の違いは「これまで積み上げてきた学習習慣の違い」とも言い換えられるでしょう。偏差値50の生徒が、いきなり偏差値60以上の生徒と同じ勉強時間を確保するのは困難です。
まずは、自分の偏差値だとどのくらいの勉強時間を確保するべきかをチェックして、勉強に取り組める時間を少しずつ増やしていくことが大切です。
偏差値50未満の勉強時間は1日2〜3時間
偏差値50未満の生徒は、夏休み中に受験生の平均的な勉強時間である2時間~3時間を確保できるようになりましょう。
偏差値50未満の生徒は大きく分けると、次の2パターンとなります。
①これまでまったく勉強をしてこなかった生徒
②勉強時間は確保しているものの、効率が悪く勉強時間と偏差値が比例していない生徒
これまでまったく勉強してこなかった生徒は、まずは30分間を目安に勉強に取り組むようにしてください。しかし、勉強の仕方や自分の苦手分野がわからず、何から勉強を始めるべきか困る生徒もいるはずです。
その場合には、家庭教師をつけたり、個別指導塾に通ったりして、講師と一緒につまずいているところから勉強をスタートさせることをおすすめします。
一方で、要領を得ないために勉強時間を確保しているにもかかわらず偏差値50に届いていない生徒は、2時間~3時間の勉強時間の確保を目指しましょう。
勉強時間の確保をしたとしてもも、効率よく高校受験勉強を進められなければ、学力はなかなか上がりません。学習塾に通えば、効率よく勉強を進められるコツをつかむきっかけになるはずです。
夏期講習だけを受講できる学習塾もあります。夏期講習の受講を検討したい人は、こちらのページをご確認ください。
・中学生が夏期講習だけ受講するメリット|費用相場やおすすめ塾も紹介
偏差値50~60の勉強時間は1日5時間
偏差値50~60の生徒は、高校受験に向けた夏休みの勉強時間として5時間ほど確保しましょう。
偏差値50~60程度ある生徒は、すでに学習習慣が身についている場合が多いはずです。受験生の平均的な勉強時間に2時間~3時間をプラスして、中学1年生や中学2年生の学習内容の復習や苦手分野の克服など、勉強の質も意識しながら取り組むようにしてください。
また、少数ではあるものの、学習習慣が身についていないのに、偏差値が50以上ある生徒もいます。このような生徒は、学習習慣を身につけることが高校受験勉強における最優先事項です。まずは、30分程度を目標にして勉強に取り組む習慣をつけるようにしてください。
偏差値60以上の勉強時間は1日8時間
偏差値60以上の生徒は、高校受験に向けた夏休みの勉強時間として8時間ほど確保することを目標にしましょう。
偏差値60以上の生徒は、すでに学習習慣が身についている生徒といえます。また、勉強時間だけでなく、高い質の勉強ができているからこそ、偏差値60以上の高い水準に達しています。
自分が目指している志望高校に合格するためには、8時間を目標にして勉強時間を確保するようにしてください。
中学生が夏休み中の勉強時間を伸ばすためのコツ
学年別・偏差値別に、高校受験に向けて中学生が夏休み中に目標とすべき勉強時間について解説してきました。
この時点では「今よりも長時間、勉強に取り組むにはどうしたらよいだろう?」と不安を抱いているのではないでしょうか。
そこで、本項では中学生が夏休み中の勉強時間を伸ばすためのコツを紹介します。
夏休みの勉強時間を伸ばすためのコツは、次の5つです。
・夏休みだからこそ生活リズムには気をつける
・夏休み中の計画表を作成して日々こなす
・長時間勉強できる体力を徐々につけていく
・環境を整えたり適度に休憩を入れたりしてモチベーションを維持する
・夏期講習に参加する
1つずつ詳しくチェックしていきましょう。
H3:夏休みだからこそ生活リズムには気をつける
生活リズムに気をつけることは、夏休みの勉強時間を伸ばすためには重要なポイントです。
コンスタントに勉強時間を積み重ねていくためには、勉強に集中できるように体調を整えておく必要があります。夜遅くまで起きて勉強をしていると、翌日に眠くなり勉強に集中できなくなるでしょう。決まった時間に起きられなければ、生活リズムが乱れるきっかけになってしまいます。
また、生活リズムが崩れると、暑さで夏バテをしてしまい、食欲がなくなる人もいるかもしれません。きちんと食事を取れないと、頭が働かず勉強に集中できないだけでなく、体力が低下して長時間勉強するのが難しくなる場合もあります。
身体の調子が整っていなければ、集中して高校受験勉強に取り組めません。まずは、生活リズムに気をつけて、体調を万全にする必要があります。
夏休み中の計画表を作成して日々こなす
夏休み中の計画表を作成して日々こなすことも、勉強時間を伸ばすためのコツです。
計画表を作成する際には、まずは夏休みの終盤に「何時間勉強できるようになっていたいのか」最終的な目標を立てましょう。そして、夏休み全体のスケジュールと1日単位のスケジュールを作成します。
例えば、夏休み前の勉強時間が2時間だった生徒が、夏休み後には5時間勉強ができるようになることを目標に決めたとします。
勉強時間に注目して計画表を作ると、次のようなスケジュールが立てられるでしょう。
1日の勉強時間の合計 | 各教科の勉強時間 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 英語 | ||
第1週 | 2時間30分 | 30分 | 30分 | 30分 | 30分 | 30分 |
第2週 | 3時間 | 30分 | 1時間 | 30分 | 30分 | 30分 |
第3週 | 3時間30分 | 1時間 | 30分 | 30分 | 30分 | 1時間 |
第4週 | 4時間 | 30分 | 1時間 | 1時間 | 1時間 | 30分 |
第5週 | 4時間30分 | 1時間 | 1時間 | 45分 | 45分 | 1時間 |
第6週 | 5時間 | 1時間 | 1時間 | 1時間 | 1時間 | 1時間 |
勉強時間を少しずつ伸ばしていくための計画表づくりのコツは、設定した時間を最大限に使い、時間内で完了できる勉強内容をスケジューリングすることです。
とはいえ、初めから完璧な計画表を作るのは至難の業です。
以下のページでは、中学生向けに夏休みの1日のスケジュール作成方法を紹介しています。スケジュールの立て方をもっと詳しく知りたい人は、下記のページをご覧ください。
・中学生は夏休みにどのぐらい勉強すべき?効果的な勉強方法も紹介!
長時間勉強できる体力を徐々につけていく
長時間勉強できる体力を徐々につけていくことも、夏休み中の勉強時間を伸ばすためには重要です。
中学1年生で部活動を始めたばかりの頃に、中学2年生や中学3年生の先輩と同じ練習メニューをこなすのに苦労した経験がある人もいるでしょう。しかし、日々練習を重ねていくことで、先輩と同じ練習をこなせるようになったはずです。
勉強でも同じことがいえます。日々机に向かう時間を増やしていくと、徐々に長時間勉強できる体力がついてきます。
まずは、今までの勉強時間に30分~1時間程度を加えた勉強時間を目標にして、少しずつ勉強時間を長くするようにしましょう。
適度に休憩を入れたり、環境を整えたりしてモチベーションを維持する
長時間集中して勉強できるようにするためには、適度に休憩を入れたり、環境を整えたりして勉強のモチベーションを維持することも大切です。
人間の集中力の限界は、最大で90分といわれています。集中していない状態で、ダラダラと勉強をしても質の高い勉強とはいえません。適度な休憩は、集中して長時間勉強するためには必要不可欠です。
長くても高校受験の1教科の試験時間50分を目安に、休憩を挟むようにしてください。
自室の勉強机の近くにマンガや、好きなアーティストの写真集があって、勉強中に手に取ってしまい、勉強に集中できなかった経験をした人もいるはずです。自室で勉強する人は、勉強机から見える範囲に勉強に関係のないものを置かないようにすることも勉強に集中して勉強する時間を確保するコツです。
また、自宅ではなかなか勉強に集中できない人には、図書館や自習室などの勉強に集中できる場所で勉強する方法もおすすめします。
学習塾の夏期講習に通えば、自習室を使える場合もあります。普段から塾に通っている人に刺激を受けながら、自習室で勉強してみるのもよいでしょう。
夏期講習に参加する
中学生が夏休み中に勉強時間を伸ばすためには、夏期講習に参加することも1つの方法です。
夏期講習に参加すると、塾から宿題が出される場合がほとんどです。夏期講習の宿題の量は、普段から学習塾に通っている生徒を照準にしているため、初めて塾に通う生徒にとっては多いと感じるでしょう。
しかし、夏期講習で課された宿題を着実にこなすことで、勉強時間を伸ばせるだけでなく、学力をアップさせるきっかけになるでしょう。
これまで塾に行った経験がない人でも安心して受講できる、おすすめの夏期講習を紹介します。
おすすめ夏期講習1.個別教室のトライ
個別教室のトライは、完全マンツーマンの個別指導方式で授業を実施。120万人の生徒にマンツーマンの指導をしてきた実績をもとに、一人ひとりの生徒の性格や学力にあわせた指導を行っています。
【開催日程】
2024年6月1日~8月31日
【申し込み期限】
申し込み期限について、公式HPには明記されていませんでした。申し込み期間については、お近くの教室にお問い合わせください。
【費用】
個別教室のトライの夏期講習費用は、受講科目数やコマ数によって変動します。また、地域や学年によっても授業料が異なるため、お近くの教室にお問い合わせください。
おすすめ夏期講習2.東京個別指導学院(関西個別指導学院)
東京個別指導学院(関西個別指導学院)では、講師1人:生徒1人もしくは2人の個別指導形式の授業を受けられます。また、担当講師を生徒自ら選べる点も東京個別指導学院(関西個別指導学院)の特徴です。
【夏期講習の開催日程】
2024年7月14日~8月31日
※8月11日~8月15日に休校となる教室あり。詳しくは受講を各教室にお問い合わせください。
【申し込み期限】
夏期講習開講期間中も申し込み可能。
【費用】
東京個別指導学院(関西個別指導学院)の公式HPには記載がありませんでした。お近くの教室へお問い合わせください。
おすすめ夏期講習3.個別指導の明光義塾
明光義塾の夏期講習は、事前カウンセリングで目標と学習プラン作りをすることからスタートします。授業や学習状況のチェックを繰り返し、徐々に目標を達成できるような、学びのメソッドに沿って勉強を進められます。
【夏期講習の開催日程】
2024年7月1日~8月31日
【申し込み期限】
明光義塾の公式HPには、申し込み期限の記載はありませんでした。お近くの教室のお問い合わせください。
【費用】
明光義塾の公式HPには、費用の記載はありませんでした。お近くの教室のお問い合わせください。
おすすめ夏期講習4.臨海セミナー小中学部
地域密着型の指導が特徴で、定期試験対策もしっかりと行ってもらえる学習塾です。同じ中学校や近隣中学校の生徒と競い合いながら、勉強に打ち込みたい人におすすめです。
【夏期講習の開催日程】
神奈川・東京・大阪:2024年7月20日~8月31日
千葉・埼玉:2024年7月22日~8月30日
【申し込み期限】
臨海セミナー小中学部の公式HPには、明記されていませんでした。
【費用】
臨海セミナー小中学部の夏期講習の授業料は、無料です。
ただし、授業料以外に体験諸費用として、中学1年生と中学2年生は3,300円、中学3年生は5,500円が必要です。
また、模試の受験に際して、 中学1年生と中学2年生は 3,960円、中学3年生は 4,400円の模試代を支払う必要があります。※費用は全て税込金額です。
おすすめ夏期講習5.ITTO個別指導学院
ITTO個別指導学院は、長年個別指導にこだわって指導をしてきた塾です。授業スタイルは1対1もしくは1対3で行っており、子どもの性格や学力に合わせて選択できるのがポイントです。
【夏期講習の開催日程】
2024年7月15日~8月30日
【申し込み期限】
申し込み期限について、公式HPには明記されていませんでした。
申し込み期間については、お近くの教室にお問い合わせください。
【費用】
ITTO個別指導学院の夏期講習の料金は、下記のとおりです。
(講師1名に対して生徒3名の個別指導形式)
小学生:16,500円(税込)
中学生:17,600円(税込)
(講師1名に対して生徒1名の個別指導形式)
小学生:23,100円(税込)
中学生:25,300円(税込)
・中学生におすすめの夏期講習30選|費用・選び方・日程まで網羅解説
・高校受験に向けた5教科の勉強法|いつ・何から始めるべきかや平均的な勉強時間など解説
高校受験に向けて中学生が確保すべき夏以降の勉強時間
ここまで、中学生が高校受験に向けて夏休みに確保したい勉強時間について解説してきました。
もちろん、夏以降も高校受験に向けて、コツコツと勉強を積み重ねていくことは重要です。ここでは、中学生が夏以降に確保すべき勉強時間について説明していきます。
受験生である中学3年生は、夏休み以降により高校受験勉強に打ち込んでいくことが重要です。また、中学1年生や2年生の学習内容は、夏休み以降に難易度が一気に高くなります。
夏休み中に身につけた学習習慣を継続させ、苦手分野を作らないように勉強することは、高校受験対策につながります。
勉強する習慣を継続していく際に、中学生が夏以降に確保すべき勉強時間は下表のとおりです。
【高校受験に向けて中学生が確保すべき夏以降の勉強時間】
中学1年生・中学2年生 | 中学3年生 | |
---|---|---|
夏休み以降 | 1時間~2時間 | 平日:2時間、 休日:5時間~8時間 |
冬休み | 3時間 | 8時間 |
受験直前期 | ー | 平日:5時間、 休日:8時間 |
春休み | 3時間 | ー |
高校受験において、最終的に目指すべき勉強時間は8時間程度です。とはいえ、中学1年生や中学2年生の生徒は、8時間もの勉強時間が必要な理由がイメージできない人もいるのではないでしょうか。
高校受験について理解するためには、高校受験のスケジュールの把握が必要です。下記のページで高校受験までの年間スケジュールを詳しく確認できるので、ぜひご覧ください。
・【高校受験】年間スケジュールや入試日程|やるべきことや勉強時間の目安なども紹介
また、夏休み以降や冬休み、春休みの勉強時間は下記のページで詳しく解説しています。
・中学生の勉強時間は平均どれくらい?平日と休日、中学1・2・3年生の学年別ではどう違う?
・中学生の冬休みにおすすめの勉強法は?平均勉強時間や注意点なども解説!
・中学生の春休みの学習計画の立て方|勉強時間や勉強方法も解説
まとめ
中学生が高校受験に向けて、確保すべき勉強時間について解説しました。
学年や偏差値を参考にして、どのくらいの勉強時間が必要なのかわかったのではないでしょうか。しかし、勉強時間だけをやみくもに増やしても、勉強の質が伴わなければ学力はなかなか上がらないでしょう。
質の高い勉強をするコツは、学力が高い友人や塾講師など勉強が得意な人に教えてもらうのが最も効率的です。勉強時間の確保にもつながるので、ぜひ夏期講習の受講も検討してみてください。
確保した勉強時間で質の高い勉強ができれば、学力はアップしていくはずです。この記事を参考にして、夏休みには高校受験に向けて勉強時間を伸ばしていきましょう。
中学生におすすめの夏期講習30選|費用・選び方・日程まで網羅解説
執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。