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2024/09/03
公開

東進と駿台どっちがいい?特徴や料金、口コミなどの徹底比較

本記事では東進と駿台どちらがいいのか徹底解説します。各塾の料金や指導方法、口コミなどを比較。また東進と駿台それぞれ向いている子どもの特徴についてもまとめているのでぜひ参考にしてください。

目次

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「高校に通う子どもの成績が気になる」
「授業についていけるようにしたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。

学校の授業についていき、成績を確保することは、指定校推薦なども含め、大学受験に向けて選択肢を増やすことにつながります。そのときに重要なのが予備校選びです。予備校の中でも有名な東進と駿台、果たしてどちらがいいのかと考えている方も多いでしょう。

本記事では、東進と駿台どっちがいいのかをテーマにそれぞれの予備校を徹底比較します。この記事を読めば、どちらに通えばいいかがわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。

東進と駿台どっちがいい?向いている子どもの特徴 

初めに結論として、東進と駿台どちらがいいか、向いている子どもの特徴をそれぞれまとめました。

東進ハイスクール/東進衛星予備校がおすすめの子ども

東進ハイスクール/東進衛星予備校が向いている子どもの特徴をまとめました。

  • 自己管理ができる
  • 志望校が決まっており自分に合わせたカリキュラムを希望している
  • ライバルがいることで熱くなれる

東進は映像授業が中心となるため、講師から指されることなく授業を受けられます。自己管理ができないと、ただ受けるだけになってしまいますが、自己管理ができる子どもにはおすすめです。

また多くの大学の模試があり、東大や京大など特定の大学の受験を検討している子どもも向いています。志望大学に向けたカリキュラムなども組めるため、ストイックに取り組むことで現役生であっても合格は十分に狙えるでしょう。

そして、グループミーティングなどで同学年の生徒と進捗状況を管理していくのも、部活的な環境になりやすく、目の前のライバルに勝つという気持ちにさせます。ライバルがいると熱くなれる子どもは向いているでしょう。

駿台予備学校がおすすめの子ども

駿台予備学校が向いている子どもの特徴もまとめています。

  • わからないところを講師などに聞けない
  • 質の高い講義を受けたい
  • 理系の難関大学を目指している

駿台予備学校ではスマホ・タブレット端末を使って好きなときに質問できるシステムがあるため、わからないことがあって講師に聞くのが恥ずかしい子どもにおすすめです。また比較的理系の難関大学受験に強い特徴があります。理系・医系の合格実績も豊富です。

さらに高卒生の立場からすると、終日自習室が使えて、個別ブースで集中できる環境は利用価値が多分にあります。

駿台予備学校の授業は、講師の質が高いこともあって、講義の内容も十分に質が高いといえるでしょう。東進のようにテレビに出るような有名人は少ないものの、腕利きの講師は多く、学校で理解できなかったことをわかりやすく教えてくれるような講義にも期待ができます。

まずは東進と駿台の特徴を知ろう!

東進と駿台それぞれの特徴を紹介します。

東進と駿台は似たような部分もあれば、独自の特色を持っている部分もあります。

それぞれの予備校が持つ特徴をまとめましたので参考にしてください。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の特徴

東進には以下のような特徴があります。

  • 全国1,100校以上
  • 一流講師の豊富な映像授業をいつでもどこでも受けられる
  • 高校別対応の個別指導コースがある

東進は、東進ハイスクール/東進衛星予備校を組み合わせると、全国で1,100校以上あります。テレビにも出演する有名講師の授業を映像配信で受けられるため、都市部・地方に関係なく同じ授業が受けられます。

映像授業のため、自分のペースでどこでも学ぶことが可能です。

東進には「高校別対応の個別指導コース」があり、高校で使われている教科書を使った授業が映像を通じて行われているのも特徴の一つ。東進は対面授業・個別指導・映像配信など多彩な授業形式が用意されています。

駿台予備学校の特徴

駿台予備学校には以下の特徴が挙げられます。

  • 全国32校
  • 1コマ50分の対面授業
  • 志望校別の特化コースがある

駿台予備学校は一般的な高校と同じく、1コマ50分の対面授業を行います。多くの予備校は1コマ90分の授業ですが、集中力がどこかで途切れがちです。その点、1コマ50分は集中力が持続しやすいといえます。

全国に32校ある駿台予備学校では、志望校別のコースが存在し、国公立・私立、難関校・中堅校などさまざまなカテゴリーに分けられているのも特徴です。同じようなレベルの大学を目指す生徒が集まる分、切磋琢磨しやすいのも魅力的な要素といえます。

東進と駿台どっちがいい?料金サポート体制など徹底比較!

ここからは東進と駿台のあらゆる部分を徹底比較します。料金や合格実績などの比較表を以下にまとめました。

比較項目 東進 駿台
料金目安 ・入学金33,000円
・担任指導費
高1・2年生:44,000円
高3年生:77,000円
・模試費
高1年生:12,650円
高2年生:14,850円
高3年生:29,700円
・授業料
通期講座1講座につき
77,000円
講習講座1講座につき
19,250円
・通年講習講座 単科受講料
90分×5回+講座修了判定テスト
1回 19,250円
90分×10回+講座修了判定テスト
1回 38,500円
・入学金33,000円
・システム、サポート料
5,000円/月
・授業料
50分授業3コマ月額22,000円~
・講習講座受講料
600分(50分×12)講座コース
1講座28,000円
50分×16コマ1講座34,300円
50分×9コマ1講座24,200円
50分×6コマ1講座19,000円
50分×3コマ1講座12,500円
対象学年 高校生・高卒生 高校生・高卒生
授業形式 映像授業 集団授業
講師 プロ講師 プロ講師
教材 映像授業を担当する講師が
講座に合わせてオリジナルテキストを作成。
教材のダウンロードができ、
英語は音読用の音声などを
ダウンロード可能。
研究され作られた
オリジナルのテキスト。
AI教材のatama+も使用。
サポート体制 担任・担任助手制度。 各クラスごとに担任がつく。
高卒生クラスは
年2回の保護者会あり。
自習室 各校舎に自習室あり。
開校時間であれば
いつでも利用可能。
校舎によって間仕切り・
教室のような環境の
自習室に分かれている。
専用自習室の校舎がほとんど。
開校時間であれば、
いつでも利用可能
合格実績 ・東京大学(834名)
・京都大学(493名)
・旧帝大(3,678名)
・国公立大 (16,320名)
・早慶上智大(7,585名)
・MARCH(16,521名) など
・東京大学(1,460名)
・京都大学(1,388名)
・一橋大学(240名)
・早稲田大学(3,719名)
・慶應義塾大学(2,703名)
・上智大学(1,441名) など
模試 ・全国統一高校生テスト
・共通テスト本番レベル模試
・大学合格基礎力判定テスト
・早慶上理・難関国公立大模試
・全国有名国公私大模試 など
・駿台全国模試
・大学別入試実戦模試
・共通テスト対策模試
・駿台atama+学力判定テスト

上記の比較表でまとめた内容について詳しく解説します。

東進と駿台の料金を比較 

最初に紹介するのは、料金についてです。

それぞれの予備校に通うといくらくらい必要なのかをまとめました。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の料金

まず東進ハイスクール/東進衛星予備校の料金は以下のとおりです。下記の料金はすべて税込となります。

入学金 33,000円
担任指導費 高1・2年生:44,000円
高3年生:77,000円
模試費 高1年生:12,650円
高2年生:14,850円
高3年生:29,700円
授業料 通期講座1講座につき77,000円
講習講座1講座につき19,250円
通年講習講座 単科受講料 90分×5回+講座修了
判定テスト1回19,250円
90分×10回+講座修了
判定テスト1回38,500円

入学金・担任指導費・模試費は必須となっており、高1から通い始める場合、授業料以外で77,000円がかかる計算です。

通期講座は1講座あたり90分の授業20コマ分となります。講習講座は1講座90分の授業5コマ分のため、通期講座の4分の1の値段です。

東進では「志望校通期ユニット」と呼ばれる年間講座のセットパックが用意されており、通期講座と高速マスターの講座数で値段が決まります。ユニットで契約すると授業料が割引されるのが特徴です。

例えば高1で通い始める場合、3講座の値段は本来231,000円のところ、「志望校通期ユニット3」だと割引によって211,200円となり、20,000円ほど割引されます。

駿台予備学校の料金

次に駿台予備学校の料金は以下のとおりです。下記の料金はすべて税込です。

入学金 33,000円
システム・サポート料 毎月5,000円
授業料 50分授業3コマ月額22,000円~
講習講座受講料 600分(50分×12)講座コース
1講座28,000円
50分×16コマ1講座34,300円
50分×9コマ1講座24,200円
50分×6コマ1講座19,000円
50分×3コマ1講座12,500円

駿台予備学校の場合はシステム・サポート料が毎月かかるため、東進の担任指導費と比較しても、高1・2だと年間60,000円と高いことがわかります。

授業料はコースによって異なるほか、9月入学など途中で参加した場合には授業料が減額されます。

東進と駿台の対象学年を比較 

次に紹介するのは、対象学年についてです。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の対象学年

東進は高校生と高卒生が対象となっており、高校生は高1~3、高卒生が対象です。

特にコースは設けられておらず、中学復習レベルから最難関大レベルまでの12段階に分けられた講座の中から各科目において組み合わせていくことになります。

駿台予備学校の対象学年

駿台は「高校生クラス」と「高卒(浪人生)クラス」があり、高校生クラスは現役高校生を対象とし、高1~3が対象学年です。「高卒(浪人生)クラス」は高卒生を対象にしています。主なコースについて以下にまとめました。

高1〜2年生 エクストラ講座(特別選抜)、
選抜、難関、標準、
基礎の各レベル
高3・高卒生 EX演習コース、志望別コース、
プレミアムサポートコース

高3や高卒生の場合は、難しい授業にテスト演習、解説を組み合わせたEX演習コースをはじめ、国公立や私大など志望する大学別にコースが分けられているほか、ICT教材をセットにしたプレミアムサポートコースがあります。

高1〜2に関しては、レベルに応じた講座が用意されており、東大京大などは選抜、難関国公立大学は難関という具合に目標大学に応じて選択していきます。

東進と駿台の指導・授業形式を比較 

次は東進と駿台の指導・授業形式の比較です。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の指導・授業形式

東進は一部校舎で1コマ90分の対面授業を行う一方、東進衛星予備校を中心とする全国各地の校舎では同じく1コマ90分で行われる「映像授業」が中心となります。

生徒は事前に収録された映像授業を個々で視聴し、何度も見返しながら勉強を重ねていきます。1.5倍速視聴も可能なため、本来であれば1年程度かかる授業も、場合によっては1か月程度で終えることが可能です。

映像授業においては、全20コマに確認テストが用意されています。テストに合格しないと次に進めないシステムとなっており、ただ視聴するだけではクリアできない仕組みです。

映像授業だけではわからない場合、各校舎にいる担任・担任助手に質問するか、東進本部に質問をして解決できます。

駿台予備学校の指導・授業形式

駿台は1コマ50分の集団授業で、座席指定制も相まって高校の授業と同じ感覚で授業に臨めます。質問は休憩中や授業が終わった後、講師室に出向いて質問できます。

駿台ではICTに力を入れ、AI教材を活用して苦手克服に挑めるほか、独自の質問アプリがあるため、わからないところをアプリを通じて尋ねられるのも特徴的です。特に「講師に直接質問するのは恥ずかしい」という生徒にぴったりです。

また部活の試合などでどうしても欠席しなければならない場合、授業の録画を個別でチェックできます。欠席しても心配はなく、もしわからないところが出てきても質問アプリなどで質問できるので安心です。

東進と駿台の講師を比較 

次に紹介するのはそれぞれの予備校の講師です。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の講師

東進では、5年以上大学受験科目で集団授業の経験がある人や参考書の出版経験がある人、2つ以上の分野で専門知識がある人などを中心に講師を採用しています。

そのため、東進の予備校はすべての予備校の中でもタレントがそろっているといっても過言ではありません。以下が主要な講師です。

  • 林修先生(現代文)
  • 安河内哲也先生(英語)
  • 苑田尚之先生(物理)
  • 村瀬哲史先生(地理)

腕利きの講師であると同時に東進のCMやテレビ番組の出演も果たしており、なじみのある方ばかりです。

人気講師ゆえに対面授業を受けたくても受けられない生徒が多い中、東進には映像授業があるため、全国で有名かつ実力にあふれた講師の授業が受けられます。

駿台予備学校の講師

駿台予備学校は非常勤講師の募集を行っており、4年制大学既卒以上が応募資格となっています。そのため、現役の大学院生が講師を務めるケースもあります。書類選考、筆記試験、面接、模擬授業と厳しい選考を経て採用

そのため、東進と比べて有名な講師はあまりいないものの、講師の質という点では予備校の中でもハイレベルとされています。講師のほとんどが難関大学の出身で、参考書を出す講師も少なくありません。

中でも、竹岡広信先生は関西を中心に活動する英語講師で、自ら竹岡塾を主宰し、30年以上駿台で教鞭を取り続けています。

駿台予備学校では、同名の授業が複数用意されており、時間帯や講師によって選ぶことが可能です。ほかの科目との兼ね合いもありますが、どの講師が担当しているかで選ぶこともできます。

東進と駿台の教材を比較 

次に紹介するのは、授業で用いる教材についてです。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の教材

東進ではテキストを活用しながら授業を進めていきます。

東進のテキストはオリジナルで、映像授業を担当する講師が講座に合わせて作成。理解しやすい形で作られていることもあり、質が高く、何度も繰り返して解くことで自然と力がつくのが特徴です。

また東進では教材のダウンロードができ、特に英語は音読用の音声などをダウンロードできるため、音読学習も行いやすいといえます。

駿台予備学校の教材

駿台のテキストは研究を基に作られたオリジナルのテキストで、駿台の教材もまた質が高いことで知られています。

近年登場した駿台独自の教材に「atama+」があります。atama+はAI教材であり、atama+で問題を解いていく中で理解度が示され、個々の学力に合わせて苦手克服に向けた対策が立てられるのが特徴です。

「完全アダプティブ」学習と呼ばれる、診断や講義、演習、復習を繰り返していく学習がタブレット端末などで行えます。例えば、初歩的なところでつまずいてしまったとしても、atama+があれば効率よく取り組めるので、授業についていけなくなった方でも安心です。

東進と駿台のサポート体制を比較 

次に紹介するのは、東進と駿台が準備するサポート体制についてです。

東進ハイスクール/東進衛星予備校のサポート体制

東進のサポート体制の特徴としてまず、担任・担任助手制度があります。

生徒に対して担任もしくは担任助手がつき、進捗状況を確認しながらアドバイスをもらえます。担任などと一緒に合格設計図を作成し、学習計画を立てていくほか、模試の結果などを見ながら見直しを進めていけるのも特徴的です。

担任助手は現役大学生が務めることが多く、受験で一定以上の成功を収めた大学生からの的確なアドバイスがもらえます。

また、同学年の学生数人でグループミーティングが開催され、それぞれの生徒の進捗状況を管理し合います。これにより、ライバル関係が生まれやすく、切磋琢磨しながら頑張っていく雰囲気になりやすいです。

駿台予備学校のサポート体制

駿台では各クラスに担任がつき、進路指導などを行うほか、高卒生クラスでは生徒の進捗状況や志望校、成績、生活などさまざまな状況確認を行います。また毎年2回の保護者会もあります。

保護者と一緒になって大学合格に向けたサポートを行っていくため、学校の担任的な立ち位置で支援してもらえるのも特徴です。

またTA制度(ティーチングアドバイザー)があり、事前に予約しておけば、授業を担当している講師から直接個別指導が受けられます。1回30分程度時間が取れるので、まとめて質問をしたいとき、時間がかかる質問をしたいときに便利です。

東進と駿台の自習室を比較 

次に紹介するのは、東進と駿台の自習室についてです。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の自習室

東進では各校舎に自習室があり、開校時間であれば、いつでも利用できます。利用できるのは東進生のみで、1講座だけ受講して自習室を利用することも可能です。

一方で設備面は各校舎の状況で大きく変わるため、間仕切りがある自習室もあれば、教室のような環境で自習を行うケースもあります。

駿台予備学校の自習室

駿台にも各校舎に自習室がありますが、間仕切りでブースになっている「専用自習室」を持つ校舎がほとんどです。個別ブースタイプとも呼ばれ、明るい環境の中で自習できます。

朝から夜まで勉強できるため、休日に自習室まで足を運んで勉強をする生徒も少なくありません。

東進と駿台の合格実績を比較 

次に紹介するのは東進と駿台の合格実績です。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の合格実績

東進の合格実績を一部、以下にまとめました。以下の情報は現役合格者に関する2024年度の実績です。

  • 東京大学(834名)
  • 京都大学(493名)
  • 旧帝大 (3,678名)
  • 国公立大 (16,320名)
  • 早慶上智大(7,585名)
  • MARCH(16,521名)
  • 関関同立(13,491名)
  • 日東駒専(9,582名)
  • 国公立医学部 (1,033名)
  • 私大医学部(767名)

東進は東大現役合格者数日本一で、6年連続800名超を達成し、2024年度は834名が現役合格を果たしています。また京大は493名、東京工業大は219名と史上最高の数字を残しました。

また現役生だけで国公立の医学部・医大に合格した人が1,033名、旧帝大+東工大・一橋大は4,116名、早慶は合計5,980名と昨年の数字を上回っています。

駿台予備学校の合格実績

東進の合格実績を以下にまとめました。以下の情報は受講者による2024年度の実績です。

  • 東京大学(1,460名)
  • 京都大学(1,388名)
  • 一橋大学(240名)
  • 早稲田大学(3,719名)
  • 慶應義塾大学(2,703名)
  • 上智大学(1,441名)
  • 東京理科大学(4,363名)
  • 明治大学(3,709名)
  • 国公立医学部医学科(1,787名)
  • 私立医学部医学科(2,229名)

駿台は受講者のみの合格者数が紹介されており、東京大学は1,460名、京都大学は1,388名と多くの合格者を出しました。早慶では合計6,422名とこちらも多数の合格者を輩出しています。

また国公立医学部医学科の合格者は1,787名、私立医学部は2,229名とこちらも多くの合格者を出していることが明らかです。

東進と駿台の模試を比較 

次に紹介するのは、東進と駿台の模試についてです。主に高校生や高卒生などを対象にしたものをまとめました。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の模試

東進が行う東進模試の主な内容は以下のとおりです。

模試名 対象 難易度 費用(税込)
全国統一高校生テスト 受験生・高1〜2生 標準 無料
共通テスト本番レベル模試 受験生・高1〜2生 標準 5,500円
大学合格基礎力判定テスト 受験生・高1〜2生 基礎 6,200円
早慶上理・難関国公立大模試 受験生 難関 6,000円
全国有名国公私大模試 受験生 難関 6,000円
東大本番レベル模試 受験生 難関 6,600円
高2東大本番レベル模試 高1〜2生 難関 3,300円
各大学本番レベル模試 受験生 難関 6,600円
高校レベル記述模試(高2)(高1) 高2生・高1生 標準 5,500円
共通テスト同日体験受験 高1〜2生など 標準 無料
各大学入試同日体験受験 高1〜2生 難関 1,100円
各大学入試直近日体験受験 高1〜2生 難関 要問合せ

高校生を対象にした模試だけで12大学42回の大学別模試を行うなど、予備校の中では最大を誇ります。模試によっては無料招待を行うなど、誰でも受けやすい環境が整えられています。

また有名講師の模試解説や模試コーチングなども行われ、決して受けっぱなしにさせないシステムがあるのも特徴的です。

駿台予備学校の模試

駿台が行う駿台模試の主な内容は以下のとおりです。

模試名 対象 難易度 費用(税込)
駿台全国模試 高1〜3生・高卒生 標準~発展 7,500円前後
大学別入試実戦模試 高3生・高卒生 標準~発展 9,300円
共通テスト対策模試 高3生・高卒生 基礎~標準 7,500円
駿台atama+学力判定テスト 高1〜2生 基礎 1,500円

駿台予備学校は模試の種類自体は少ないですが、複数回行われるものがほとんどです。

例えば高1の場合、駿台全国模試は3回、駿台atama+学力判定テストは6回行われます。駿台全国模試は難易度が高いとされ、ほかの予備校と比べても偏差値が低く出やすい傾向にあります。

東進と駿台の口コミを比較 

次に紹介するのは東進と駿台の口コミについてです。ネット上にある口コミをまとめました。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の口コミ

まずは東進の口コミを紹介します。

成績が上がった理由は間違いなく授業が面白いことにあります。東進の授業ではわかる楽しさもそうですが、先生が時折挟む冗談や、笑い話なども面白く、この先生の授業は面白いから明日もまた頑張って受けようという気持ちにさせてくれました。料金も高いだけあって授業の質もとても高いです。私のような元の偏差値が40前後の人間でも数か月で受験科目の偏差値は平均58程度はあったと思います。授業ごとに資料というか、ノートのようなものが配られるのですが、それもすごく洗練されていてとってもシンプルなことしか書いてありません。学校で購入する教科書のように難しいことがたくさん書いてあるようなものではなかったので、復習するときもモチベーションが下がり、嫌になってしまうというようなことはありませんでした。(高校生・生徒)

料金は、1教科1ヶ月で35000円ほどで、別途、模試の受講料が1回7500円程でした。私の場合は、3科目選択していたので、月に10万円弱でした。予想範囲内の料金だったので、アルバイトをしながら支払いができ、無理なく受講できました。(高校生・生徒)

駅直結のビルにあったので、雨の日も通いやすかったです。繁華街も近くになかったので、夜の治安も悪くなくて安心できました。成績は上がりました。塾では数人での授業形式です。ひとつひとつ丁寧に教えてくださるため、身につきますが、それ以上に自習室等での振り返りが重要だと感じました。その点で、当塾は気軽に質問できる環境があった為、とても良いと感じました。(高校生・生徒)

塾長は非常に親切に対応してもらえました。特に、二次試験で小論文もあり模擬試験をしてその添削の対応もしてくれました。また、受験生としてどのような生活習慣を送れば良いのかその指導もしてくれました。(高校生・生徒)

全体的にモチベーションの高い学生が多く、駅に近くて通わせやすい点が評価されている傾向があります。柔軟性を持って授業の選択ができる点なども評価されています。

その他口コミに関してはこちら

駿台予備学校の口コミ

次に駿台の口コミをまとめました。

良くも悪くもスタンダードなカリキュラムだと思います。1年の講義を通して必要な知識を身に着けて、夏期講習などの短期講習で実践的なテクニックや深い理解を得るようなカリキュラムです。当然ですが、このカリキュラムでは毎日の復習が出来ていないと、本番に間に合わなくなると思います。指導方針は生徒各々に任せるような放任主義だと思います。1から10まで指導してくれるような方針ではありませんが、目的をもって自主的に勉強ができる人にとっては良い方針だと思います。(高校生・生徒)

学校の勉強だけではは受験のポイントを全て網羅することは難しく、正攻法のみの勉強であったが、予備校ということもあり、受験の様々なテクニックを教えていただくことが多く、実際のテストで応用することができ成績が向上したと感じた。また、より深い勉強ができたので高校生としての知識量以上の質で受験することができた。結果としても、結果までの長期的目標と数ヶ月の短期目標を設定していただくことで着実に進路に向けて勉強することができた。(高校生・生徒)

様々な経歴の方が居るが、その講師の先生の生き方を見て「自分で努力すれば、色々な道がある」という事に気がつかせてくれたところが一番大きいと思う。(高校生・生徒)

成績が上がったのは、毎日夜の9時まで自習室で勉強していたからです。毎日夜遅くまで勉強したということが受験時の支えになりました。また、友達ができ、一緒に大学に合格したいという強い気持ちや、友達が勉強しているから勉強しよという気持ちになれたのがよかったです。(高校生・生徒)

質の高い授業などに対して高い評価が集まっています。また講師などとの信頼関係をはじめ、勉強に集中しやすい環境に対する評価も高いです。

まとめ

東進も駿台もそれぞれに特色があるため、東進に向いている子ども、駿台に向いている子どもが分かれてもおかしくありません。

一方で東進も駿台も無料体験授業が受けられるため、実際の雰囲気を確かめられるほか、夜の時間帯に足を運び、周辺環境を含めてどのような雰囲気なのかもチェックしましょう。

どちらの予備校もモチベーションが高ければ結果につながることは確かです。あとはどちらの予備校だとよりモチベーションを高められるかという点でチェックすることをおすすめします。

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塾選(ジュクセン)編集部

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