総合型選抜に評定平均は関係ある?足りない場合の対策や考え方も解説!


編集部
塾選ジャーナル編集部
「総合型選抜の評定が足りないかもしれない……」
総合型選抜を受けたいと考えている方の中には、評定平均について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
評定平均とは、「高校1年生から高校3年生の1学期までの成績を平均し、数値で示したもの」のことです。学習姿勢や基礎学力を評価するための重要な指標とされています。
総合型選抜では、評定平均はたしかに大切な要素の一つです。ただし、それだけで合否が決まるわけではありません。
この記事では、総合型選抜における評定平均の役割と評価基準を詳しく解説。あわせて、評定が足りないと感じたときにできる対策や、評定以外で評価されるポイント、塾の活用方法も紹介しています。
ぜひ、総合型選抜に向けた準備にお役立てください。
総合型選抜で評定平均は関係ある?
総合型選抜において、評定平均は合否を左右する重要な要素の一つです。
ただし、合否は評定平均だけで決まるものではありません。面接、小論文、活動実績、志望理由書など、さまざまな要素を大学側が総合的に評価して判断します。
ここでは、総合型選抜と評定平均の関係について詳しく解説します。
「高い=合格」「低い=不合格」というわけではない
総合型選抜では、評定平均は無視できない評価項目です。しかし、評定平均が高いからといって必ず合格するとは限りません。逆に、評定平均がやや低くても、ほかの要素で補えるケースもあります。
総合型選抜とは、知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力、さらに学ぶ意欲や人間性(学生像)までも含めて評価する入試方式です。つまり、学力だけで判断されるわけではありません。
とはいえ、総合型選抜においては、多くの大学で学力を確認する課題や基準を設けるようになっています。その一環として、評定平均が重視される傾向にあるというのもまた事実です。
総合型選抜では、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致しているかが重視されます。ただし、基礎学力の裏付けとして評定平均も見られていることは理解しておきましょう。
低いと出願できない大学もある
総合型選抜では、大学によって出願に必要な評定平均の基準が定められていることがあります。
例えば、早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入学試験(※総合型選抜の一種)では、「高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における全体の評定平均値が4.0以上の者」という条件が出願資格に含まれています。
参考:早稲田大学 社会科学部2025年度全国自己推薦入学試験 入学試験要項|早稲田大学
このように、一定以上の評定平均を満たしていなければ、そもそも出願できない大学も存在します。
評定平均は合否に関係するだけでなく、出願の可否そのものに直結する場合がある点に注意が必要です。出願前には、必ず志望大学の最新の募集要項を確認しましょう。
高いと出願できる大学の幅が広がる
評定平均が高いと、総合型選抜で出願できる大学の選択肢が大きく広がります。大学側が出願要件として評定平均の基準を設けていることもありますが、高い評定を持つ受験生はその条件を気にせず出願できるケースがほとんどです。
また、同じ大学の総合型選抜でも、大学側が複数の方式を設けている場合があります。評定平均が高い受験生の方が、倍率が低い方式を選択しやすくなることがある点にも注目です。
例えば、慶應義塾大学法学部のFIT入試(※総合型選抜の一種)には、A方式とB方式という2つの方式があります。A方式は評定の基準がなく、誰でも出願可能です。一方、B方式には「指定の各教科および全体の学習成績の状況が4.0以上の者」という条件があります。つまり、評定平均が高い人だけが出願できる方式です。
参考:2025年度慶應義塾大学法学部FIT入試(総合型選抜)募集要項|慶應義塾大学
2025年度のFIT入試では、B方式の方がA方式よりも倍率が低くなっています。さらに、A方式とB方式は併願が可能であるため、評定平均4.0以上の受験生は、両方式にチャレンジできるという強みがあります。
2025年度法学部FIT入試 選考結果
学部 | 募集人員 | 方式 | 出願者数 | 最終合格者数 |
---|---|---|---|---|
法律学科 | 最大80名 | A方式 | 248 | 46 |
B方式 | 175 | 66 | ||
政治学科 | 最大80名 | A方式 | 281 | 46 |
B方式 | 177 | 64 |
参考:2025年度法学部FIT入試 選考結果|慶應義塾大学
※合格者数には、A方式・B方式の両方に合格した者を含みます
このように評定平均が高いことで、出願できる方式が増えるだけでなく、倍率の低い方式を選択できる可能性も高まります。総合型選抜において大きなアドバンテージになることは間違いありません。
評定が足りない…そんなときにできる4つの対策
「総合型選抜で評定平均が足りない」と感じていても、まだ諦める必要はありません。
以下の4つの対策に取り組むことで、評定平均の底上げや、学力以外の面でのアピールが可能です。限られた時間を有効に使って、今できることを確実に進めていきましょう。
- 定期テスト対策で、今から評定を引き上げる
- 小論文・面接対策で「学力以外の強み」を磨いて挽回する
- 探究活動や資格取得で実績を積み上げる
- 志望校の選び方を見直す|大学ごとの評価軸に注目
定期テスト対策で、今から評定を引き上げる
評定平均を改善するための最も直接的な方法は、定期テストの得点を上げることです。定期テストは、各教科の理解度を数値で評価する重要な要素とされています。
まずは、テスト範囲を正確に把握しましょう。次に、出題されやすい単元を優先して復習すると効果的です。苦手な単元は放置せず、早めに取り組むことがポイントです。学校のワークや授業ノート、過去のテストを活用して、出題傾向に慣れておきましょう。
また、実技教科や提出物も見落とさないように注意が必要です。特に家庭科など、提出物の評価が評定に直結する教科もあるため、計画的に仕上げておくことが求められます。
自力での対策が難しいと感じた場合は、塾の活用も一つの手段です。効率よく理解を深めることで、短期間でも成果につながる可能性があります。
定期テスト対策に特化した塾を検討している方は、以下の記事も参考にしてください。
小論文・面接対策で「学力以外の強み」を磨いて挽回する
総合型選抜では、学力だけで評価されるわけではありません。むしろ、小論文や面接といった「学力以外の力」を重視する大学も多く存在します。
そのため、評定平均を補う手段として、小論文や面接の対策を徹底することが重要になります。自分の考えを論理的に伝える力や、志望理由を明確に説明する力は、総合型選抜における大きなアピールポイントになります。
ただし、小論文や面接対策は自己流だけでは限界があります。自分では気づけないクセや弱点が、評価を下げる要因になることもあります。
できるだけ早い段階で、先生や第三者に添削・指導を依頼しましょう。客観的な視点からアドバイスをもらうことで、改善点が明確になり、効果的な修正が可能になります。
苦手意識がある人ほど、計画的な練習を積むことで強みに変えることができます。学力以外の力を磨くことが、合格への突破口になることもあります。
探究活動や資格取得で実績を積み上げる
小論文や面接と同様に、探究活動や資格取得といった「実績」を積み上げることも、総合型選抜における有効な対策です。
探究活動や資格取得の例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 文学部志望のため、特定の作家や作品に関する研究を行った(探究活動)
- 社会学部志望のため、現代社会の課題に関する調査研究を行った(探究活動)
- 「国際教養学部に進学したい」という目的を持ち、英検®準1級を取得した(資格取得)
- 情報系の学部を志望しており、ITパスポートや基本情報技術者試験にチャレンジした(資格取得)
ただし、こうした実績は「取ったから評価される」わけではありません。大切なのは、「なぜその活動に取り組んだのか」「今後どう活かしていきたいか」を自分の言葉で語れるようにしておくことです。
大学側は、その経験を通じてどのように成長したかを見ています。単なる合格実績や知識の証明として使うのではなく、志望理由や将来像と結びつけて伝えることが求められます。
もちろん、活動実績にはほかにもさまざまな形があります。体験活動やコンテストなども立派なアピール材料になります。
まだ活動実績がない、または何から始めればよいかわからないという方は、以下の記事も参考にしてみてください。
志望校の選び方を見直す|大学ごとの評価軸に注目
「評定平均を上げるのが難しい」「今から活動実績を積む時間がない」と感じている方は、志望校そのものの選び方を見直すことも検討しましょう。
大学によって、評価のポイントや重視する項目は大きく異なります。評定平均を出願条件としない大学や、面接・志望理由書の内容を重視する大学もあります。
まずは、志望校のアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)を確認しましょう。大学が求める人物像と、自分の強みが一致していれば、合格の可能性は大きく広がります。
現時点の成績だけで進路を決める必要はありません。評価基準の違いを理解し、自分の土俵で勝負できる大学を探すことが、成功への近道です。
「総合型選抜で受かりやすい大学を知りたい」「倍率1.0台や評定条件なしの大学を探している」という方は、以下の記事も参考にしてください。
評定だけじゃない!総合型選抜で見られるほかの重要ポイント
繰り返しになりますが、総合型選抜で評価されるのは評定平均だけではありません。志望理由書や活動実績、面接での受け答えなど、さまざまな要素が総合的に見られます。
どの要素が重視されるかは大学によって異なります。しっかりと評価ポイントを理解し、自分に合った準備を進めていきましょう。
志望理由書|“なぜこの大学か”を明確に
総合型選抜で特に重視されるのが、志望理由書です。これは、受験生がなぜその大学・その学部を志望するのかを説明するための重要な書類です。
単なる「この大学に行きたい」ではなく、「この大学でなければならない理由」「この学部で学ぶ意義」を、自分の実績と結び付けて具体的に書く必要があります。
志望理由書は、自分の将来像や興味関心を大学に伝える手段でもあります。用意された言葉ではなく、自分の言葉で書くことが大切です。
また、面接では志望理由書の内容に基づいた質問が多く出されます。文章の内容と話す内容にズレがあると、説得力を欠くことにもつながります。
つまり、志望理由書は書類で評価されるだけでなく、面接にも影響を及ぼす「選考の軸」になるのです。早めに取り組み、何度も見直して完成度を高めておきましょう。
志望理由書の構成や書き方のコツをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
活動実績・取得資格|高校生活で取り組んだこと
総合型選抜では、活動実績や取得資格など、高校生活の中で取り組んできたことも重視されます。例えば、以下のようなものが該当します。
- 部活やサークル活動などの課外活動
- 地域ボランティアやイベントの手伝い
- 短期・長期の留学経験
- 委員会・生徒会などの学校内活動
- 英検®やTOEIC、IT系の資格などの取得
- 学校外での探究活動や自主研究
大切なのは「その経験を通じて何を考え、どう行動したか」、さらに「大学での学びにどうつなげていきたいか」を自分の言葉で説明することです。
また「これって活動実績になるの?」と感じる経験でも、見方を変えれば十分にアピール材料になることがあります。どんな小さな経験も、自分の成長につながったものであれば意味があります。
アピールの鍵は「何をやったか」ではなく、「なぜやったか」「何を得たか」「どう活かしたいか」です。ありのままの自分を、自分の言葉で表現することが何より重要です。
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欠席日数|出願条件や選考で見られることも
総合型選抜では、欠席日数も評価の対象となることがあります。大学によっては、欠席日数を出願条件として明記している場合もあります。
例えば、早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入学試験では、「高等学校または中等教育学校後期課程卒業時における調査書記載の欠席日数が45日以内の者」という条件が出願資格に含まれています。
参考:早稲田大学 社会科学部2025年度全国自己推薦入学試験 入学試験要項|早稲田大学
このように、出願前から欠席日数に制限が設けられている大学もあるため、事前に募集要項を確認しておくことが重要です。
一般的には、「高校3年間で欠席25日以内」が一つの目安とされています。これを超える場合は、やむを得ない理由があったことを面接や志望理由書などで適切に説明できるよう準備しておきましょう。
欠席日数が不安な人や、評価への影響について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自分一人で総合型選抜の評定平均を上げるのが難しいときは?
評定平均を上げるために、自分一人で努力することはもちろん可能です。ただし、成績アップには時間と計画性が求められるため、思うように進まないこともあります。
そんなときは、誰かのサポートを受けながら取り組む方法も検討してみましょう。友人や担任の先生、塾の講師など、身近な人たちに相談することで、勉強の進め方が見えてくる場合があります。
焦らず、今できることから少しずつ行動に移していくことが大切です。
担任の先生や友人などに相談する
勉強の進め方に悩んだときは、まず担任の先生に相談してみましょう。先生は、あなたの成績や得意・不得意を把握している、もっとも身近なアドバイザーです。
どの教科を重点的に強化すべきか。どの課題から手をつけるべきか。そうした具体的なアドバイスを受けることで、学習計画が立てやすくなります。
また先生からは、学校内の支援制度や活用できる学習ツールを教えてもらえることもあります。自分では気づけなかった方法に出会えるかもしれません。
誰かに頼るのは、決して弱さではありません。自分に足りない部分を補うための、大切な選択です。
もちろん、友人と一緒に勉強することも効果的です。わからない部分を教え合ったり、同じ目標に向かって努力したりできる仲間がいると、モチベーションの維持にもつながります。
周囲の力を借りながら、自分に合ったペースで取り組んでいきましょう。
塾のサポートを活用するという選択肢も
一人で勉強を進めるのが難しいと感じたときは、塾のサポートを活用するという選択肢もあります。
総合型選抜に対応した塾では、定期テスト対策を通じて評定平均を引き上げるサポートを行っています。苦手教科への対応や学習スケジュールの管理など、目的に応じたアドバイスが受けられます。以下のような塾のサポートを受けてみるのも、一つの手です。
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総合型選抜対策をするための塾選びについての詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。
総合型選抜と評定平均でよくある質問
総合型選抜において、評定平均はどのように扱われるのか。どのように計算するのか。この記事では、受験生や保護者からよくある質問にお答えします。
正しい理解を持って、受験準備に活かしていきましょう。
評定平均はどのように計算されますか?
評定平均とは、「高校1年生から高校3年生の1学期までの成績を平均し、数値で示したもの」です。高校生活における学習姿勢や基礎学力の把握に用いられます。
計算方法は、以下の通りです。
- 通知表に記載された、各教科の評定(通常は5段階)をすべて集計
- 集計した評定の数値を合計
- 合計した評定ポイントを、対象となる科目数で割り、平均値を出す
例えば、以下のような成績だった場合、評定平均は(4+4+5+5+2)を5で割って求められるため、4.0となります。
- 数学A:4
- 現代の国語:4
- 物理基礎:5
- 世界史探究:5
- 日本史探究:2
いつまでの評定平均が重要ですか?
総合型選抜では、出願時点までの評定平均が評価対象となります。
多くの大学では、高校3年生の2学期に出願が行われます。そのため、一般的には高校3年生の1学期までの成績が、評定平均として用いられます。
この時点での評定平均は、高校1年生と2年生の成績が大きく影響します。高校3年生になってから急いで評定平均を上げるのは、現実的には難しい場合もあります。
したがって、評定平均を意識するなら、できるだけ早い段階から計画的に取り組むことが重要です。高校1年生や2年生のうちに、こつこつと成績を積み上げておくことで、選抜時に有利になります。
今の時点で評定が足りていない場合は、残された期間で何ができるかを見直し、ほかのアピール材料とのバランスも考えていきましょう。
評定平均はどれくらいとっておくとよいですか?
総合型選抜において、大学が求める評定平均の基準は大学や学部によって異なります。そのため、「○点以上あれば安心」と一概に言うことはできません。
ただし、評定平均が高いほど、総合型選抜で有利になることは確かです。しっかりと対策しておくことが大切です。
また、大学によっては全教科の平均ではなく、特定の教科に限定して評定平均を求める場合もあります。例えば、外国語や理系科目だけを対象とするケースもあります。
いずれにせよ、志望大学の募集要項を確認することが最も重要です。評定平均の条件だけでなく、出願資格の欄もあわせてチェックしておきましょう。
目安としての基準はあっても、大学ごとにルールは異なります。早めの情報収集と準備が、チャンスを広げる第一歩です。
まとめ|総合型選抜は、評定だけにとらわれず、自分の強みで勝負しよう
総合型選抜において、評定平均はたしかに重要な評価項目です。しかし、それだけで合否が決まるわけではありません。
総合型選抜では、あなたの人柄・意欲・将来への姿勢など、学力以外の面も重視されます。志望理由書や活動実績、面接での表現など、さまざまな要素を通して総合的に判断される試験です。
評定平均に不安があっても、ほかの部分でしっかりとアピールできれば、合格のチャンスは十分にあります。逆に、評定平均が高くても準備が不十分であれば評価されにくいこともあります。
大切なのは、現状を正しく理解し、自分の強みを見極めること。そして、自分らしさを伝える準備を早めに始めることです。評定平均だけにとらわれすぎず、あなた自身の力で勝負できる戦い方を見つけていきましょう。
執筆者プロフィール

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