私立高校と公立高校の違いは?どっちがいい?学費や特徴など徹底比較


編集部
塾選ジャーナル編集部
これから高校受験を控えている方の中には、「高校選びってどうやればいいの?」「私立高校と公立高校どっちがいいのかわからない」など悩んでいる方もいるでしょう。
今回は、私立高校と公立高校の違いや各校のメリット・デメリット、子どもの特徴から見る適した高校について徹底解説します。
高校選びの際には、私立高校と公立高校の違いや特徴を把握することで、後悔のない高校選びの助けとなるでしょう。ぜひ、本記事を参考にしてください。
私立高校と公立高校の違いは?学費や受験方法など解説
まずは、私立高校と公立高校の違いについて解説します。
運営元から学費、受験方法、学校のサポート体制まで、私立高校と公立高校でさまざまな違いがあるため、高校進学を控えている方は要チェックです。
違い①運営元
私立高校の運営元は、学校法人です。
学校法人とは、私立学校法という法律に基づいて設立される法人であり、私立幼稚園や小中学校、高校、大学などの教育・研究機関を運営するための非営利法人を指します。
一方、公立高校の運営元は、県や市町村といった地方公共団体です。公立高校には、都道府県立高校や市町村立高校などがあります。
以下、中高一貫校についてまとめているため、検討している方はぜひチェックしてください。
違い②校風や教育方針
私立高校と公立高校の大きな違いは、各校の校風や教育方針です。
公立高校は、文部科学省が定める学習指導要領に基づいて教育を行います。どの公立高校でも同じ学習指導要領を基準にしているため、学校ごとの特色は私立学校ほどありません。一方、私立高校は、創設者が掲げる理念や教育方針を重視し、学校ごとに独自の教育を行っています。
例えば、英語教育や国際交流、海外留学に力を入れている学校や、大学のような研究設備を整えて理数系の探究活動に力を入れている学校などがあります。
カリキュラムも自由に設定できるため、公立高校にはない特徴的な教育を実践できるのが強みです。
違い③学費
私立高校と公立高校は、学費においても大きく異なります。
文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」によると、高校3年間の学習費総額は以下の通りです。
学年 | 公立高校 | 私立高校 |
---|---|---|
高校1年生 | 700,292円 | 1,274,274円 |
高校2年生 | 581,984円 | 978,509円 |
高校3年生 | 505,052円 | 824,452円 |
3年間の合計 | 1,787,328円 | 3,077,235円 |
参照元:「学校基本調査」(文部科学省)
学習費総額は、入学金や授業料、学習教材費などを指す学校教育費と、学習塾や家庭教師、学校外のスポーツ・レクリエーション活動などにかかる費用を指す学校外活動費の合計です。すなわち、高校生活でかかる教育費のほとんどが上記の調査に含まれていると考えてよいでしょう。これによると、公立高校と私立高校では3年間にかかる費用総額の差が約2倍近くあることがわかります。
公立高校は2025年4月から、私立高校は2026年4月から所得制限なく授業料を無償化する法案整備が2025年5月時点で進められています。この法案が可決すれば、公立高校は授業料が実質無償化、私立高校は授業料平均である45万7,000円が支援されます。
しかし、学習費総額の内訳からもわかるとおり、高校でかかる費用は授業料だけではありません。「高校無償化」といっても、高校に無償で通えるようになるわけではない点に注意しましょう。
違い④受験方法や入試科目、スケジュール
私立高校と公立高校ともに推薦入試と一般入試がありますが、入試で問われる内容や試験スケジュールはそれぞれ異なります。
項目 | 私立高校 | 公立高校 | ||
---|---|---|---|---|
受験方法 | 【推薦入試】 ・単願(専願)推薦 ・併願推薦 ・特別推薦(スポーツ推薦や一芸推薦など) |
一般入試 | 【推薦入試】 ・一般推薦 ・特別推薦(スポーツ、文化活動) ・特別推薦(理数系) |
一般入試 |
入試科目 | 調査書(内申)、面接 | 学科試験(英数国) ※一部、5教科または選択制あり |
調査書(内申)、面接、集団討論、小論文、実技検査など | 調査書(内申)、学科試験(英数国理社)、面接、小論文、実技検査など |
試験スケジュール | 出願:1月中旬 試験:1月下旬 合格発表:1月下旬 |
出願:1月下旬 試験:2月中旬 合格発表:2月中旬 |
出願:1月中旬 試験:1月下旬 合格発表:2月上旬 |
出願:2月上旬 試験:2月下旬 合格発表:3月上旬 |
まず、推薦入試は私立高校と公立高校ともに学校ごとに特色ある推薦基準や選抜方法で実施されています。私立高校では、公立高校と私立高校を併願する併願推薦があるのが特徴です。
次に、一般入試は私立高校と公立高校で試験科目が異なります。私立高校は主に英数国の3教科であるのに対し、公立高校は英数国理社の5教科です。
また、公立高校の一般入試では、学科試験の点数と調査書の内申点を合算して合否を決定するのが一般的です。一方、私立高校では多くの場合、内申点は問われません。
公立高校は都道府県によって入試制度が異なります。推薦入試の種類や内申点の換算方法など細かい点が都道府県ごとに変わってくるため、最新情報を収集することが重要です。
違い⑤授業内容や進度
公立高校の大まかな授業内容は、学習指導要領に基づいて決められます。学校ごとに進度は異なるものの、3年間で学習指導要領で決められている学習範囲を終えるのが一般的です。
一方、大学受験対策に力を入れている私立高校では、公立高校が3年間で取り組む授業内容を2年〜2年半で修了し、その後は大学受験に向けての演習に取り組むことが多いです。そのため、公立高校よりも授業進度が早く、一般的に授業についていくのが大変でしょう。
私立高校と公立高校でカリキュラムが異なるため、当然授業内容も異なります。私立高校の中でもカリキュラムはさまざまなので、偏差値がだいたい同じ私立学校で授業内容が全然違うということも珍しくありません。
私立高校への進学を検討しているなら、学校説明会などでカリキュラムや授業進度、授業内容について情報を集めておきましょう。
違い⑥設備
私立高校は、施設費や設備費という費用を各家庭から徴収していることが多く、その分学校の設備が非常に整っています。
例えば、学校図書館や自習スペースが非常に充実していたり、グラウンドやプールといった部活動の設備が整っていたり、研究施設のような機器や設備が整えられていたりすることがあります。
学校によって力を入れている部分は異なりますが、私立なら高校で学びたい内容や取り組みたい活動に適した最新設備が整えられている学校を探すことも難しくありません。一方、公立高校の設備は一定の水準を保っているものの、学校ごとに大きな違いはありません。
違い⑦大学進学率や受験のサポート体制
文部科学省の調査によると、令和2年度の高校卒業者のうち、大学短大進学率は55.8%、専修学校と各種学校などの進学率は21.8%であり、8割近くが大学をはじめとする教育機関へ進学しています。そのため、私立高校・公立高校でも大学受験サポートには力を入れています。
一般的に、偏差値の高い高校は私立・公立を問わず、四年制大学への進学率が高いです。各学校は大学受験対策や補講、志望校別対策などに力を入れ、合格者数アップのための取り組みを行っています。
特に私立高校では、カリキュラムに大学受験対策を位置付け、高3の授業で過去問演習やレベル別対策などに取り組むことが多いです。このように生徒の学力に合わせたフォローや志望校別の受験対策がしやすい環境が整えられています。
参照元:「学校基本調査」(文部科学省)
私立高校と公立高校のメリットやデメリットを比較
私立高校と公立高校のメリットとデメリットを一覧表にしました。
メリット | デメリット | |
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私立高校 |
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公立高校 |
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それぞれの高校にメリットとデメリットがあります。それらを踏まえたうえで、自分が送りたい高校生活や将来の目標に合った学校を選ぶことが大切です。
ここでは、私立高校・公立高校それぞれのメリットとデメリットを解説します。
私立高校のメリットやデメリット
私立高校のメリット |
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私立高校のデメリット |
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私立高校のメリットは、きれいで整った学習環境と手厚い教師のサポートでしょう。特に私立高校の多くが大学受験合格を目標としているため、学校内で大学受験対策が完結するくらい手厚く学習サポートをしてくれます。
デメリットとしては、学費の高さや授業の早さ、校則の厳しさなどが挙げられます。これらのデメリットは手厚いサポートの裏返しであり、学費の問題については保護者も頭を悩ませるでしょう。
大学受験対策や部活動など高校生活で特に力を入れたいものがある場合は、私立高校がおすすめです。
公立高校のメリットやデメリット
公立高校のメリット |
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公立高校のデメリット |
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公立高校の最大のメリットは、学費が安いことです。家庭環境の経済状況に関わらず通学ができるため、さまざまな生徒との交流ができます。生徒の自主性重視の学校も多く、自由度が高い高校生活を送れるでしょう。
デメリットとしては、学校からのサポートが少ない点が挙げられます。大学受験対策や部活動など、公立学校はサポートが私立よりも手薄になりがちです。
学校側のサポートが少なくても自由な校風の高校に行きたい場合は、公立高校が向いているでしょう。
私立高校が向いている子どもの特徴
ここからは、私立高校が向いている子どもの特徴について解説します。
私立高校と公立高校のどちらに進学しようか迷っている場合は、ぜひ参考にしてください。
校風や教育方針が自分に合っている
私立高校は学校ごとに独自の校風や教育方針を持っています。自分の価値観や学び方にマッチする学校を選ぶことで、快適な高校生活を送れます。学校のイベントや説明会で生徒や教師、保護者の雰囲気を見てみると、雰囲気が合いそうな学校を見つけられるでしょう。
直感的に合うと思える学校が見つかれば、ぜひ検討してください。
大学進学を検討している
大学進学を検討している場合は、大学受験のサポートが手厚い私立高校が向いています。
私立高校はカリキュラム内に大学受験を位置付けることができ、高校の授業内でも大学受験対策ができるのが特徴です。志望校のレベル別にコースが設置されているなど、行きたい大学に合わせた対策がしやすい環境が整っています。
また、放課後に補習や志望校別対策、塾のような特別講座が行われていることもあり、学校内で大学受験対策を完結させられことが可能です。
大学とのつながりが強い学校では、指定校推薦枠が豊富で、進学のチャンスも広がります。
特定の専門分野を学びたい
特定の専門分野を学びたい場合も、設備や学習環境が充実している私立高校がおすすめです。
例えば、品川エトワール女子高等学校では、園芸やオーガニック栽培、アロマセラピーなどが学べるネイチャースタディコースを設置しています。
また、聖学院高等学校では、2021年度からグローバルイノベーションクラス(GIC)を導入し、STEAM教育などを取り入れました。レーザーカッターや3Dプリンターといった最先端テクノロジーを扱う授業も展開されています。
このように、私立高校は学校ごとにさまざまな特色があるため、興味のある分野を専門的に学びたい場合はその分野のカリキュラムが充実した学校を探してみるとよいでしょう。
部活動に集中して取り組みたい
部活動に特に力を入れたい子どもの場合、学校全体で部活動に注力している学校が向いています。部活動への取り組みが評価されやすい環境が整っているため、学校外の活動に力を入れている場合でも、学校側の理解があれば柔軟な対応をしてもらいやすいでしょう。
私立高校には部活動の設備が充実しているところが多く、最新設備で部活動に打ち込める環境を見つけることが可能です。
公立高校が向いている子どもの特徴
公立高校が向いている子どもの特徴について解説します。
学費を抑えたい
公立高校にかかる費用は、私立高校と比べて3年間で約120万円安いです。そのため、学費を抑えたいなら公立高校が向いています。
学費以外にも、入学金や設備費などを含む学校納付金といった諸費用は公立高校のほうが安いため、私立高校ではなく公立高校に進学することで大幅に学費を抑えられます。
勉強習慣があり主体性がある
公立高校は、私立学校よりも生徒の主体性を重視する学校が多く、特に学習については私立高校ほどのサポートはありません。自ら勉強をする習慣が身についていて、主体的に行動できる子どもには公立高校が向いています。
公立高校から大学受験をするなら、学校の授業以外で時間を作ってしっかり勉強することが大切です。
自由度の高い環境で過ごしたい
公立高校は生徒の主体性重視の学校が多いため、私立高校ほどの厳しい校則やルールはないことが一般的です。
制服や持ち物の指定が緩やかだったり、スマホなどの使用規制が厳しすぎなかったりと、生徒の判断に任せる方針の学校がよく見られます。
アルバイトを許可している学校もあるため、高校生活を自由度の高い環境で過ごしたい方には公立高校がおすすめです。
私立高校受験におすすめの塾
ここからは、私立高校受験におすすめの塾をご紹介します。
個別教室のトライ
入会金 | 11,000円(税込) |
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授業料 | 要問い合わせ |
中学生対象コース |
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合格実績 | 灘高、開成高、渋谷幕張高、洛南高、愛光高 他多数 |
個別教室のトライは、家庭教師のトライグループが運営する個別指導塾です。
全国に教室があり、登録講師30万人以上の中から最適の講師を選定して個別指導を行います。家庭教師のような1対1指導で、同じ講師が専任で指導するのが特徴です。
高校受験対策では、専任講師とは別に正社員の教育プランナーがつき、志望校に合わせた学習プランを策定します。志望校の出題傾向に合わせた対策をしながら、学習進捗を見て適宜プランの見直しも実施。
一人ひとりの学習状況や志望校に合わせた個別指導で、難関私立高校をはじめとした多くの私立高校合格者を輩出しています。
総合的な満足度
5
子供が塾へ通うようになってから子供自身が自分で考えながら学習しているので勉強が身についていると感じます、自発的に学習するようにもなり、塾へ通いながら講師の方との学習することが楽しいと感じているようで満足している
通塾期間:2022年1月〜通塾中
長崎本校/保護者・高校1年生 (高校受験)/週5日以上/志望校: 長崎県立長崎西高等学校合格
臨海セミナーESC難関高校受験科
入会金 | 要問い合わせ |
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授業料 | 【神奈川県の教室の場合】 中学1年生:英数国25,300円、英数国理社29,700円 中学2年生:英数国27,500円、英数国理社31,900円 中学3年生(1学期):英数国31,900円、英数国理社34,100円、英数国理社(選抜理社)35,200円 中学3年生(2学期):英数国38,500円、英数国理社40,700円、英数国理社(選抜理社)42,900円 ※3学期は入試直前最終特訓として、月額費用でなく1月~3月分をまとめた金額を一括納入。 特待生制度(SS特待・S特待・A特待)あり |
中学生対象コース | 【中学1・2年生】
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合格実績 | 慶應義塾高、慶應志木高、慶應女子高、早稲田実業高、早大学院高、早大本庄高、早稲田佐賀高、早稲田大阪高、明大明治高、明大中野高 他多数 |
臨海セミナーは、神奈川県を中心に首都圏・大阪府に教室を展開する進学塾です。
ESC難関高校受験科は、難関高校合格を目指す選抜クラスで、各都県の公立トップ校と開成や早慶系列などの難関私立高校の合格を目指しています。
志望校の過去問分析や模擬試験の解答分析など、さまざまな試験データを集めて分析し、生徒の学力アップのための指導を行うのが特徴です。
中3の夏期講習までに各教科の基礎を完成させ、2学期から実践的な入試対策を行うカリキュラムとなっています。志望校別の集中特訓を実施して、最難関高校に対応できる実践力を育てています。
総合的な満足度
5
満足している1番の理由は、受験に大成功したからである。中学2年生の夏頃は開成を受けるなど、考えてもいなかった。学校の成績は悪くはないが、トップと言うわけでもなかったからである。しかし、塾の先生は息子のポテンシャルや積み上げ方の学習が非常に苦手な点、均質化の教育に合っていない点などを見抜いてくださり、先生がお勧めしてくださる通りに開成を受けると決め、その後の成績の上がり、具合は目を見張るものがあった。また、ハイクラスの塾では成績不振の学生に冷たいところもあるが、ESCではとことん励ましてくれた。
通塾期間:2022年4月〜2024年3月
船橋校/保護者・高校1年生 (高校受験)/週4日/志望校: 開成高等学校合格
湘南ゼミナール
入会金 | 16,500円(税込) |
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授業料 | 【集団指導】 中学1年生:英数国17,700円〜(週2回) 中学2年生:英数国理社23,700円〜(週3回) 中学3年生(3〜7月):英数国理社25,200円〜(週3回) 中学3年生(9〜2月):英数国理社29,700円〜(週3回) 【個別指導】 1コマ3,600円〜 |
中学生対象コース |
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合格実績 | 柏陽高、湘南高、横浜緑ヶ丘高、厚木高、市立横浜サイエンスフロンティア高、横浜翠嵐高、希望ヶ丘高、光陵高、川和高、湘南高 他多数 |
湘南ゼミナールは、神奈川を中心とする首都圏に多数の教室を展開する進学塾です。
トップ校・上位校合格を目指す塾として、横浜翠嵐・大宮受験指導や難関国私立高受験指導を行っています。
難関国私立高受験指導では、東京学芸大附属や開成、早慶系列などの最難関国私立高校と、横浜翠嵐と湘南などの最難関公立高校合格を目指します。
授業は経験豊富なトップ講師が担当。通常クラスの約2倍のスピードで実施します。夏休み期間に行う「夏ゼミ」や中3の9月以降に行う志望校別の「合格カアップ講座」で最難関高校に合格する実践力も磨けます。
総合的な満足度
5
成績が不振の時は何がダメだったのかを分析し生徒に伝えていることからとても生徒思いで、かつ感情的でなくデータに基づいて決めているので成績がすぐ伸びると思います。また先生は接しやすいので分からないところがすぐに聞きに行けて自分の力になると思います。
通塾期間:2015年4月〜2021年4月
総合進学コース 戸塚西口教室/生徒・社会人以上 (高校受験)/週2日/志望校: 神奈川県立横浜翠嵐高等学校合格
スクール21
入会金 | 要問い合わせ |
授業料 | 【平日本科コース(5教科・週3日)】 中学1年生:27,170円(税込) 中学2年生:30,690円(税込) 中学3年生:36,190円(税込) 【難関国私立高校受験コース】 中学1年生(5教科・週3日):28,600円(税込) 中学2年生(5教科・週3日):32,120円(税込) 中学3年生(3教科・週3日):38,060円(税込) 中学3年生(5教科・週4日):47,740円(税込) |
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中学生対象コース |
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合格実績 | 開成高、渋谷幕張高、筑波大附属高、お茶大附属高、学芸大附属高、県立浦和高、浦和一女高、大宮高、市立浦和高、川越高 他多数 |
スクール21は、埼玉県内に多くの教室を展開する総合学習塾です。
中学生コースでは、平日本科コースと難関国私立高校受験コースを開講しています。難関国私立高校受験コースでは、開成や国立大附属、早慶系列などの難関国私立高校受験に特化した指導を行っています。
授業はスクール21のオリジナルテキストを使った集団指導で、中1から中3まで毎年6〜8回の模試を実施。学習状況を確認しながら着実に実力をつけていきます。
保護者との連携も大切にしており、学習カウンセリングや面談、ポータルサイトS-net(サナネット)を使った学習経過報告などを綿密に行っています。
総合的な満足度
5
総じて最高でした。 入ったのは遅かったのですが、もっと昔からいたような感覚です。先生や友達がみんなフレンドリーで明るく接してくれたり、学校の相談にも乗ってくれたりしたのでどこよりも大好きな場所になりました。終わったあとも慰労会をして楽しくお別れできた。
通塾期間:2024年7月〜2025年3月
上尾本部/生徒・中学3年生 (高校受験)/週4日/志望校: 埼玉県立伊奈学園総合高等学校合格
代々木個別指導学院
入会金 | 要問い合わせ |
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授業料 | 1科目:10,800円(税込)〜 2科目:20,800円(税込)〜 5科目:29,400円(税込)〜 |
中学生対象コース |
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合格実績 | 西高、戸山高、青山高、新宿高、小山台高、柏陽高、市立横浜サイエンスフロンティア高、川和高、横浜緑ヶ丘高、希望ヶ丘高 他多数 |
代々木個別指導学院は、30年以上の指導実績を持つ個別指導塾です。首都圏を中心に教室を展開しています。
中学生向けには一般入試対策や推薦入試対策を実施。一人ひとりの学習状況を把握し、志望校合格までに必要な学習内容を押さえた専用カリキュラムを作成して指導します。
先取り学習はもちろん、学年をさかのぼって学習するリターン学習も取り入れることで、苦手になった単元まで戻ってしっかり知識を積み上げられるようになっています。
また、個別指導のため、各単元にかける授業時間も一人ひとりに合わせて設定。そのため、時間をかけてじっくり学習したい単元は長めに、さくさく進められる単元は短時間でスムーズに学習できます。
総合的な満足度
5
雰囲気が良くてこの塾に通い始めてから勉強がすごく楽しくなってし、自分自身の成長を日々感じる事が出来ていました。また、講師の方との距離も近く、気軽に分からないところを聞けるところもすごく良いところです。私は間違えてしまったり分からなかったりしても聞くのが恥ずかしくて放置しがちだったのですが、この塾の講師の方々になら遠慮せずにどんどん質問することができたので良かったです。
通塾期間:2021年9月〜2022年3月
三鷹校/生徒・高校3年生 (高校受験)/週4日/志望校: 東京都立駒場高等学校合格
公立高校受験におすすめの塾
続いて、公立高校の受験におすすめの塾をご紹介します。
市進学院
入会金 | 要問い合わせ |
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授業料 | 要問い合わせ |
中学生対象コース |
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合格実績 | 千葉高、船橋高、東葛飾高、佐倉高、日比谷高、西高、国立高 他多数 |
市進学院は、千葉県を中心とした首都圏に教室を展開する進学塾です。
「めんどうみ合格主義」がモットーで、少人数制クラスのきめ細かい指導と生徒の「なぜ?」を大切にした授業で、一人ひとりが主体的に授業に取り組める環境を整えています。
家庭学習指導にも力を入れており、学習計画表と家庭学習専用テキスト、授業ノートを用いて自主学習ができるように指導しているのも特徴です。
志望校のレベルを問わない高校受験コースと難関高校受験に特化した市進プレップコースを設置し、幅広いレベルの生徒に対応しています。
総合的な満足度
5
私はこの塾に行っていなければ第1志望に合格できていなかったと思う。講師の方々が愛情を持って接してくれたから塾に行く気になり、勉強したいという気持ちが出たため、この塾に行く決断をしてよかったと言いきれます。迷ってる方はオススメです。
通塾期間:2019年6月〜2021年3月
千葉教室/生徒・大学生 (高校受験)/週5日以上/志望校: 千葉県立千葉女子高等学校合格
スクールIE
入会金 | 23,100円 |
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授業料 | 要問い合わせ |
中学生対象コース |
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合格実績 | 県立船橋高、兵庫県立神戸高、都立西高、都立国際高、都立杉並高 他多数 |
スクールIEは、やる気スイッチでおなじみの個別指導塾です。全国に多数の教室を展開しています。
中学生コースでは、一人ひとりの学習状況に応じた定期テスト対策と高校受験対策を実施。
教科別・レベル別・分野別に幅広いコースを設置し、生徒の状況に合わせてカスタマイズした個別カリキュラムを作成して効率的に指導しています。
指導は担任講師が行い、1対1または1対2で丁寧に指導し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドテキストで学習するのが特徴です。
総合的な満足度
5
とにかく先生も生徒もみんな優しくて面白くていい人ばかりで家にいるのがあまり好きではなかったから逃げるように塾にひたすら通ってました。行けば行くほど先生も褒めてくれて、友達にもあえてお互い叱咤激励できて、モチベーションにとても繋がった!
通塾期間:2020年9月〜2023年2月
上北台校/生徒・高卒生 (高校受験)/週2日/志望校: 東京都立小平西高等学校合格
個別指導WAM(ワム)
入会金 | 要問い合わせ |
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授業料 | 要問い合わせ |
中学生対象コース |
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合格実績 | 新潟県立新潟中央高、新潟県立新潟南高、福岡県立福岡工業高、福岡県立城南高、都立江戸川高、兵庫県立舞子高、神戸市立科学技術高 他多数 |
個別指導WAMは、全国に教室を展開する地域密着型の個別指導塾です。
地域密着型の塾として、教室周辺の学校の定期テスト対策や高校受験対策に強みを持っています。通学する中学校に合わせた内申対策や小テスト対策、宿題対策など、幅広いニーズに対応可能です。
地域の学校の試験対策に特化しているため、地元の公立高校入試にも多数の合格実績があります。
指導は一人ひとりに合わせた学習カリキュラムを作成。中学生の定期テスト対策では、入塾1年以内に20点アップまたは80点以上という成績保証制度を設けています。
総合的な満足度
5
子供の性格に合わせてと短い期間でも凄い親身になってくれたので凄く良かったです。 料金は個別だから高いかなと思ったけど普通の塾とめっちゃ差があるわけでもなかったので多少高いけど自習は無料でさせてもらえたので総合的にみると凄い良かったです。
通塾期間:2020年10月〜2021年3月
和歌山駅前校/保護者・社会人以上 (高校受験)/週5日以上/志望校: 和歌山県立和歌山工業高等学校合格
個別指導の明光義塾
入会金 | 要問い合わせ |
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授業料 | 中学1・2年生 週1回・90分:15,400円(税込) 週2回・90分:28,600円(税込) 週3回・90分:39,600円(税込) 中学3年生 週1回・90分:17,600円(税込) 週2回・90分:30,800円(税込) 週3回・90分:42,900円(税込) |
中学生対象コース |
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合格実績 | 生田高校、平塚江南高校、大和西高校、生田東高校、東葛飾高校、鎌ヶ谷高校、柏の葉高校、安房高校、麻生高校 他多数 |
個別指導の明光義塾では、個別カリキュラムと自立学習を通じて、学校ごとの進度や範囲を押さえた定期テスト対策、志望校の傾向を熟知して指導する高校受験対策を行っています。
全国に教室を持つ明光義塾の情報ネットワークを活用し、一般入試はだけでなく推薦入試対策にも対応可能です。
問題演習は、明光式特許10段階学習法で一人ひとりの学習状況に最適なレベルで実施。効率的な学習で成績アップと志望校合格を目指せます。
総合的な満足度
5
僕は明光義塾という塾を選んだことはとても良かったと思っています。何より個別で受けられるということの魅力がとてもありました。お金は多少他よりは高いですがやはり個別で受けるというのがとても意味があると思います。大学の講義みたいに大勢の人数で授業を受けることは自分の性格に合っていないので、もしそういう塾を選んでいたら僕は高校受験に合格できていたか分からなかったと思います。また、塾では自分が間違えた問題や苦手だと思っていた分野を先生に聞いて教えてもらい、学校のテストでその問題が出た時にスラスラ解ける自分がいるととても楽しく勉強が楽しく思える瞬間なのでとてもやりがいを感じるなと思います。また、個人的には塾長の先生にはとても感謝しています。塾の時間に遅れたら、急に日にちを変更したことが多々ありましたが、それも柔軟に対応してくれて本当に助かったのでとても感謝しています。
通塾期間:2016年7月〜2021年3月
安倍川教室/生徒・大学生 (高校受験)/週3日/志望校: 静岡市立高等学校合格
個別指導 コノ塾
入会金 | 16,500円(税込) |
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授業料 | 中学1・2年生コース:月額26,400円(税込) 中学3年生コース:月額26,400円(税込) |
中学生対象コース |
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合格実績 | 都立三田高、都立竹早高、都立武蔵野北高、都立北園高、都立小金井北高、都立日野台高、都立町田高、都立豊多摩高、都立昭和高、都立城東高 他多数 |
個別指導 コノ塾は、公立高校入試に強い進学型個別指導塾です。
生徒一人ひとりの学習データを分析して個別の学習プランを作成することで、生徒に合った効率的な内申対策・入試対策を行います。
また、公立高校の入試問題を過去20年分分析して作成したオリジナル教材で学習するため、公立高校入試対策は万全です。
指導は主にデジタル教材を用いることで、学習効率アップとリーズナブルな授業料を実現しています。
総合的な満足度
5
進学熱が強い地域で、地元に根付いた良い塾だと思います。生徒一人一人に向き合って、個別に指導してくれています。大学生先生の入れ替わりが多い気がしますが、悪い先生は直ぐに退場するようで、結果良い先生が多く残ります。一方、騒がしい環境が苦手な生徒は向かないと思います。
通塾期間:2022年5月〜2024年2月
府中校/保護者・高校1年生 (高校受験)/週2日/志望校: 明治大学付属中野八王子高等学校合格
私立高校と公立高校どっちがいいか悩んでいる方のよくある質問
最後に、私立高校と公立高校のどちらを選ぶべきか悩んでいる方からよく寄せられる疑問に回答していきます。
私立高校と公立高校どっちがいい?
私立高校と公立高校のどちらがいいかは、子ども自身が高校生活に何を求めるかによって異なります。
例えば、「高校に入ったらアルバイトをしたい」「大学進学は検討していない」という場合は学費も安くアルバイトの制限も少ない公立高校がおすすめです。
また、「部活で全国大会に行きたい」「科学部で研究に打ち込みたい」といった具体的な目的意識がある場合は、こうした目標が達成できそうな高校を選ぶといいでしょう。
一般的に、部活動の環境が充実していて全国レベルの活躍があるのは私立高校が多いです。
高校生活で取り組みたいことや目標を実現できる環境が整っている高校を選ぶことをおすすめします。
私立高校と公立高校どっちが楽しい?
私立高校と公立高校のどちらが楽しいかという点については、子どもによって異なります。
私立高校では、校風や雰囲気、教育方針が合うと思って進学してきている子どもが多いため、共通する雰囲気や趣味を持った子どもと出会って楽しく過ごせることもあるでしょう。
公立高校は、偏差値帯は同じくらいの子どもが集まりますが、個性はさまざまです。
いろいろな背景をもった子どもが集まるのが公立高校の特徴であるため、そういった意味では新しい出会いも多いかもしれません。
学校行事や課外活動、部活動への取り組み方についても学校によってさまざまです。
そのため、私立・公立という点に惑わされず、自分が望む高校生活にマッチしそうだと思える学校を選びましょう。
偏差値が同じであれば私立高校と公立高校どっちが頭いい?
どちらのほうが頭がいいということはありませんが、偏差値は同じでも入試内容が違うので特徴が異なります。
私立高校に一般入試で進学した子どもは、英数国の3教科の入試を突破してきていることが多いです。そのため、英数国3教科については偏差値と同じかそれよりも高い学力をもっていると想定できますが、理科社会についてはわかりません。
また、私立高校は調査書が入試に影響しないケースも多いため、中学校の成績や生活態度については評価が難しいです。一方、公立高校に一般入試で進学した子どもは、英数国理社の5教科の入試を突破し、さらに調査書の内申点も一定基準を満たしていると想定できます。
さらに、公立高校は金銭面や通学範囲などで偏差値よりも高い学力を持つ子どもが集まりやすいともいわれています。
このように、私立高校と公立高校の違いはさまざまな点で見られるため、参考までに知っておくといいでしょう。
まとめ
今回は、私立高校と公立高校の違いや受験におすすめの塾について解説してきました。
私立高校と公立高校にはさまざまな違いがありますが、どちらがよいということはありません。高校選びを成功させるには、子ども自身が高校生活に求めるものを明確にして探すことが大切です。
これから高校受験をする方は、ぜひ今回紹介した内容を参考に志望校を選んでください。
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