【2025年最新】高校受験に強い!おすすめ塾15選|志望校別で合格を狙おう
編集部
塾選(ジュクセン)編集部
高校受験を見据えたとき「そもそも塾に行くべきなのだろうか?」と考える人もいるでしょう。
一方で高校受験対策の塾を探していて
「受験対策のためには、いつから塾に行くのがベストなのだろう?」
「どんなポイントで高校受験対策の塾を選んだらよいのだろうか?」
と悩む人もいるはずです。
高校受験対策では、塾に通ったほうがよいでしょう。塾に通わないと知らない情報や受験のノウハウなどがあるため、塾に通わずに高校受験対策をする場合は非効率的となってしまうからです。
この記事では、中学生の子どもが入塾すべき時期やぴったりの塾を判断できるように、次の内容を解説します。
高校受験対策に塾に行くべき?
高校受験対策で必ずしも塾に行く必要はありませんが、次のような特徴に当てはまる場合は塾に行くことをおすすめします。
- 難関国私立高校や公立TOP校など偏差値が高い学校に行きたい
- 志望校と自分の学力との差が大きい
- 中学校の授業の内容がわからない
- 学習習慣が身についていない
上記の特徴に当てはまる場合は、自分で学習するよりも受験と学習のプロである塾のサポートを受けたほうが目標に近づきやすいです。
実際に、半数近くの中学生は塾に通って、学校の授業や受験のための学習を進めています。弊社が中学1年生~中学3年生の子どもがいる保護者200人に実施したアンケート(※1)の結果、塾に通っていると回答した人は95人で、全体の47.5%でした。
さらに塾に通っていると回答した人を対象に、塾に通わせようと思ったきっかけも調査したところ、約半数が高校受験の対策のために塾に通い始めたことがわかりました。
こうした調査結果から、実際に多くの中学生が高校受験を見据えて学習塾に通っていると考えられます。そのため最初に紹介した4つの特徴に当てはまらない人でも、塾に通ったほうが効率的に高校受験対策ができるはずです。
よほど自分で勉強する力がある人や、家族が高校受験のサポートをしてくれる人でなければ、高校受験対策の塾には行くべきといえるでしょう。
高校受験の仕組み
高校受験対策の塾選びでは「どんな入試方式で高校受験をするか?」ということがキーポイントです。
本章では塾選びの基準になる入試方式について、それぞれの選抜方法も含めて解説します。
一般入試
一般入試は、多くの公立高校や私立高校などで導入されているメジャーな入試方式です。
公立・私立どちらも筆記試験が必須で、内申点が必要かどうかは高校によって異なります。詳しくは受験校の入試要項をチェックしましょう。
一般入試で高校合格を目指す人は、定期テストをはじめとする内申点対策と入試問題の対策が必要になります。
自校作成問題・特色選抜
自校作成問題とは、「進学指導重点校」に指定されている学校が使用する、高校独自で作成した国語・数学・英語の3科目のテストです。
特色選抜は、共通の検査以外に高校が独自に定めた選抜基準で、入学者を選抜できる入試制度です。
多くの都道府県で導入されており、面接や作文、高校の独自問題、口頭試問、実技などから各学校や学科の特色に合う選抜方法で入学者を選抜します。
学校ごとに選抜方法が異なるため、特色選抜を受験する場合は志望校の選抜方法に合わせて対策をすることが大切です。
併願優遇
東京都の私立高校にある入試制度で、高校側が提示した内申点や学業成績の基準を満たした学生を対象として、都立高校との併願を許可し、都立高校に不合格だった際に優先的に入学可能とする制度のことです。
神奈川県では、併願確約という名称で同じような制度があります。
制度活用にはさまざまな条件があるため、なるべく早く塾や学校の先生に相談しておくとよいでしょう。
推薦入試
推薦入試は、私立高校と一部の都道府県の公立高校で実施されています。学校長の推薦が出願条件です。
なお学校長の推薦がいらない「自己推薦入試」という入試制度を設けている高校もあります。
推薦入試と自己推薦入試は学校長の推薦の有無以外にもいくつか異なる点があるため、推薦入試を受けようか検討している場合は目を通しておきましょう。
推薦入試 | 自己推薦入試 | |
---|---|---|
学校長の推薦 | 必要 | 不要 |
出願書類 | 調査書 | 自己PR、志望理由書など |
選抜基準 | 学校の成績や面接などで判断 | 自己PR、志望理由書の内容、 面接での受け答えなどで判断 |
そのほかの入試
一般入試と推薦入試以外にも、以下のような入試制度があります。
入試制度名 | 特徴 |
---|---|
内部進学 | ・大学附属中学や中高一貫校において系列高校に進学すること ・進学基準は各高校によって異なるものの、評定や定期テストの結果、内部進学試験の結果をもとに判断 |
帰国子女・海外生徒向け入試 | ・一定期間海外に在住、または海外の 学校に通っていた中学生を対象に実施 ・選抜方法は高校によって異なるが、 学力試験や面接、小論文、英語 スピーキングテストなどで判断 |
定時制・通信制高校の入試 | ・定時制高校は英国数の学力検査や 特色検査、面接、調査書などで判断 ・通信制高校は作文、面接、 調査書などで判断 |
スポーツ・芸術系推薦 | ・学校内外を問わず、スポーツや 芸術分野で優秀な成績を修めた中学生が 受けられる推薦制度 ・筆記や面接だけでなく 実技試験が実施されることも多い |
高校受験対策の塾の選び方
高校受験対策が目的で塾に通うなら、まず考えるべきことは志望校合格に向けて必要な対策が取れるかどうかです。
一人ひとりの学習状況や志望校によって必要な対策は異なりますが、ここでは大まかに公立高校受験と私立高校受験の2つに分けて解説します。
公立高校受験を希望!内申対策もできる塾を選ぼう
公立高校受験を考えているなら、内申対策が欠かせません。なぜなら、試験本番の点数と内申点を5:5の比率に換算して合否判定を行う高校も少なくないからです。
そのため公立高校受験をするなら、まずは定期テスト対策などの内申対策がしっかりできる塾がおすすめです。
公立高校の合格実績が豊富な塾なら、地域の各中学校の内申対策や定期テスト対策にも精通していることが多いでしょう。
なお、内申点を考慮しない入試方式や特色選抜などの特殊な入試方式を受験しようとしている場合は、そうした試験対策にも対応している塾を選ぶことをおすすめします。
私立高校受験を希望!入試テスト対策なら合格実績を参考に塾を選ぼう
私立高校受験は、内申点が合否判定に含まれないケースも多いため、各校の試験対策に力を入れられる塾がおすすめです。
学校ごとに試験問題の特徴が異なるため、志望校合格に向けて必要な対策が取れるかどうかで塾を選ぶ必要があります。
中でも志望校の合格実績が豊富な塾は、合格のためのノウハウが蓄積されていて効率的に志望校の対策ができるのでおすすめです。
あなたにぴったりの塾はココ!志望校別の高校受験対策におすすめな塾16選
内申対策に強い塾10選
塾名 | 指導形式 | 特徴 | 金額 | お問い合わせ |
---|---|---|---|---|
臨海セミナー ESC難関高校受験科 |
集団指導(10名以上) | ・各校の定期テスト出題傾向を分析し、テスト直前の土・日曜には分析をもとにした定期テスト対策講座を実施 ・高校受験に向けて中学1年生から対策ができるコースを用意 ・1クラス20名前後で同じ教室で学び、ライバルと切磋琢磨しながら学力を高められる |
33,000円~(高3・3科目) ※特待生制度によって割引あり |
料金を知りたい |
ena | ・集団指導 (10名以上) ・グループ指導(4~10名未満) ・個別指導 (1対2~3) |
・無理のない速さで学べる先取り授業 ・授業や定期テストにも、余裕を持って臨めるように授業スピードや授業内容に配慮 |
塾にお問い合わせください | 塾選からは問い合わせできません |
Z-KAI | グループ指導(4~10名未満) | ・公立TOP校の受験で必要とされる思考力や高い表現力を養える質の高い授業 ・少人数制授業で一人ひとりきめ細かくサポート |
塾にお問い合わせください | 塾選からは問い合わせできません |
湘南ゼミナール | ・集団指導 (10名以上) ・個別指導 (1対2~3) ・完全個別指導(1対1) |
・定期テストの出題傾向や過去の通塾生の解答データを踏まえた中学校別の定期テスト対策授業を実施 ・定期テストで高得点が取れるように応用問題や発展問題の対策も行う |
【集団指導】 ・中1:16,800円~(3科目/週2回) ・中2:22,800円~(5科目/週3回) ・中3:25,200円~(5科目/週3回) 【個別指導】 18,000円~(学年共通・週1回) |
料金を知りたい |
高校受験ステップ(STEP) | ・集団指導(10名以上) ・個別指導(1対2~3) | ・神奈川県に特化した学習塾で、専門の教材研究チームが入試の出題傾向を踏まえたうえで教材作成 ・1クラス20名までの少人数制授業で、発問を通してしっかり考えて力をつける |
・中学3年生: 33,200 円~ (5科目+特色/総合対策) |
塾選からは問い合わせできません |
市進学院 | ・集団指導(10名以上) ・グループ指導(4~10名未満) ・オンライン対応あり ・映像授業 |
・正解までの過程や考え方をクラス全体で考える授業と、一人ひとりの理解度を把握できる少人数制授業、問題を解くポイント・過程を残すノート指導を行う |
・約35,420円~(中3/週3回) | 料金を知りたい |
スクールIE | ・個別指導(1対1、1対2) | ・独自の診断ツールで子どもの性格と学力を分析して最適な講師とオーダーメイドテキストで学習 ・学校別定期テスト対策コースや成績アップに向けて教科ごとに学べるコースを用意 | 【1対1】 ・中1:23,000円 ・中2:24,000円 ・中3:25,000円 【1対2】 ・中1:16,000円 ・中2:17,000円 ・中3:18,000円 |
料金を知りたい |
個別指導WAM(ワム) | 個別指導(1対1、1対2、1対4) | ・AIによる分析、オーダーメイドカリキュラムに基づいた個別指導 ・定期テスト2週間前からは過去問をベースにした学校ごと・生徒ごとのプランでテスト対策を行う | 7,600円/月~ | 料金を知りたい |
個別指導の明光義塾 | 個別指導(講師巡回式、1対2~3) | ・一人ひとりの課題やニーズ、ペースに合わせた個別指導 ・MEIKO式コーチングと呼ばれる、独自の学習プロセスで成績アップを目指せる |
塾にお問い合わせください | 料金を知りたい |
個別指導 コノ塾 | 個別指導(1対2~3) | ・採用倍率10倍以上を突破した学習伴走のプロである教室長が一人ひとり手厚くフォロー ・一人ひとりの学習履歴を見える化して徹底的に苦手分野を克服 |
月額26,400円~/月 | 料金を知りたい |
入試テスト対策に強い塾3選
塾名 | 指導形式 | 特徴 | 金額 | お問い合わせ |
---|---|---|---|---|
早稲田アカデミー | ・集団指導(10名以上)
・個別指導(1対2~3) |
・早慶附属高校や国立附属高校の合格を目指す人を対象とした「難関高受験専門塾ExiV(エクシブ)」コースがある |
塾にお問い合わせください | 塾選からは問い合わせできません |
臨海セミナー ESC難関高校受験科 |
集団指導(10名以上) | ・難関国私立高校を目指す生徒を対象した「ESC高校受験科」があり、志望校別に特訓 | 33,000円~(高3・3科目) ※特待生制度によって割引あり |
料金を知りたい |
栄光ゼミナール | グループ指導(4~10名未満) | ・「難関高校入試対策コース」の特別講座は志望校 ・レベルによって分けられたクラスで、入試レベルの問題を中心に演習 |
塾にお問い合わせください | 塾選からは問い合わせできません |
近くに自分に合う塾がない場合はオンライン塾もおすすめ!
塾名 | 指導形式 | 特徴 | 金額 | お問い合わせ |
---|---|---|---|---|
オンライン家庭教師WAM | ・完全個別指導(1対1) ・家庭教師 ・完全オンライン |
・双方向型授業で対話しながら学習できる ・つまずきはAIを活用して何学年でもさかのぼり、根本原因を見つけて克服 |
要問い合わせ | 料金を知りたい |
坪田塾ONLINE | 個別指導(1対1) | ・自宅で知識をインプットし、塾でアウトプットする反転学習式 ・対話型授業でわからない部分をなくす ・解き方ではなく、わからない問題の調べ方や考え方を教える指導 |
1,530~2,736円 | 料金を知りたい |
トライのオンライン個別指導塾 | ・完全個別指導(1対1)
・完全オンライン |
・講師に加えて教育プランナーが担任となって学習相談を行う ・トライ式AI教材で一人ひとりに最適な自宅学習を提供 ・全国33万人の講師から相性のよい講師を何度でも選べる |
月10,000円から | 料金を知りたい |
臨海セミナー
臨海セミナーの特徴
臨海セミナーでは、高校受験に向けて中学1年生から対策ができる「高校受験/定期テスト」「難関国私立受験」「都立・公立トップ校受験」などのコースが用意されています。
1クラスの人数は20名前後。同じ教室で学ぶライバルと切磋琢磨しながら、学力を高められる環境が整えられているのも特徴です。また、授業では確認テストにより講師が生徒の理解度を把握。苦手な科目や単元があれば克服のための相談にも乗ってくれる、めんどうみのよい塾です。
臨海セミナーが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
臨海セミナーでは、公立高校入試で必要とされる内申点対策にも力を入れています。講師は中学校の先生の定期テストの出題傾向を分析。テスト直前の土・日曜には分析を基にした定期テスト対策講座を行い、定期テストの得点アップをサポートします。
東京都の自校作成問題、神奈川県の特色検査、埼玉県の学校選択問題にも対応できる応用力や実戦力が身につく「入試対策講座」も各地域別に実施。また千葉県の入試制度や入試問題の傾向の変更にも柔軟に対応するなど、公立TOP校の対策に必要な講座や対策を実施しているのが臨海セミナーの特徴です。
ena
enaの特徴
ena中学部は東京都をはじめ、埼玉県に2校、神奈川県に2校を展開する都立高校受験に強い塾です。日比谷高校、西高校、戸山高校などの都立難関校への合格実績も豊富。
授業は集団型ですが少人数制を採用しており、きめ細かい学習指導が受けられます。
enaが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
ena中学部の授業は先取り授業ですが、無理のない速さで学べるカリキュラム。難易度が上がる中学生の授業や定期テストにも、余裕をもって臨めるように授業スピードや授業内容に配慮されています。
受験生になったら、入試問題を厳選したオリジナル教材や志望校別授業で、普段の授業で培った学力を磨きぬき第一志望合格を目指します。
enaでは、都立高校の入試に合わせた出題形式の都立高合格判定模試を実施。自校作成型と共通問題型の両方に対応しているため、公立TOP校を目指す人も実際の入試に近い出題形式の問題で腕試しが可能です。
Z-KAI
Z-KAIの特徴
Z会進学教室の授業は、少人数制の集団指導。プロ講師による、丁寧でわかりやすい授業が受けられます。
通信教育で得たノウハウを生かした指導で、公立TOP校への合格者も多数輩出しています。Z会進学教室に在籍した中学生の主な合格校は、都立戸山高校や横浜平沼高校、浦和第一女子高校などです。
Z-KAIが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
Z会進学教室では、公立TOP校の受験で必要とされる思考力や、高い表現力を養える質の高い授業が受けられます。長年の通信教育指導で培ったノウハウと、近年の入試傾向を踏まえて作成されたテキストで、難問を解くための基礎力を養成。量より質を重視した授業で、磨き上げた基礎力を生かして難問も解けるだけの学力を身につけます。
中学3年生の9月からは「志望校別特訓対策(3S)講座」を開講。そのほかに単科制の「復習(3R)講座」も開講しており、苦手教科の補強や途中入会者の補習にも対応しています。Z会進学教室は、公立TOP校などの難関高校を志望校にする中学生の合格に向けて、バックアップする指導体制が整っているのが特徴です。
湘南ゼミナール
湘南ゼミナールの特徴
湘南ゼミナールは集団授業ですが、授業後の「個別フォロータイム」で生徒一人ひとりに寄り添う丁寧な指導を実現。授業中に理解できなかった内容も理解できるまで、サポートしてもらえます。
湘南ゼミナールでは生徒に自宅学習プランを提示。生徒が学習習慣を身につけられるような、完全個別の学習サポートを提供しています。
湘南ゼミナールが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
湘南ゼミナールの授業は「湘ゼミ合格逆算カリキュラムⓇ」によって、進められます。このカリキュラムは、専門チームの徹底した入試分析によって作成されているため、トップ校合格に必要なハイレベルな問題を解く力を養成できる内容になっています。
湘南ゼミナールでも、中学校別の定期テスト対策を実施。定期テストの出題傾向や過去の通塾生の解答データを踏まえた対策授業が受けられるため、テスト範囲の要点をしっかり押さえられます。また内申点アップに重要な定期テストで高得点が取れるように、応用問題や発展問題の対策も行うなど、公立TOP校志望の人に対しても徹底的にサポートをしています。
高校受験ステップ(STEP)
高校受験ステップ(STEP)の特徴
高校受験ステップ(STEP)は神奈川県に特化した集団指導の学習塾です。学習指導に専念する正社員講師による、質の高い授業が受けられるのが高校受験ステップ(STEP)の最大の特徴です。
授業は生徒と講師がやり取りをしながら展開する「双方向型授業」であるため、理解を深めながら、楽しく勉強できます。
高校受験ステップ(STEP)が公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
高校受験ステップ(STEP)は神奈川県に特化した学習塾です。専門の教材研究チームが、5教科と特色検査の出題傾向を踏まえたうえで教材作成をしているため、教材や模試の問題の質も非常に高いのが特徴です。
神奈川県のTOP校・横浜翠嵐高校と湘南高校の定員に占めるSTEPの通塾生の割合はそれぞれ約41.2%、約70%(※2)といずれも高い水準。神奈川県で公立TOP校を目指したい人には、STEPがおすすめの塾といえるでしょう。
※2 参考 「2024年度 公立高校合格率・合格実績比較表 神奈川県の塾・学習塾ステップ(STEP)」(令和6年8月27日に利用)
市進学院
市進学院の特徴
市進学院は、市川、渋谷幕張や県立船橋、千葉、東葛飾など首都圏最難関校や地域の名門校への高い合格実績を誇っています。
高い合格実績の理由は、講師が解答に至るまでのプロセスを生徒と一緒に考えていく発問形式(市進の共演授業®)の授業スタイルです。日々の授業で難関校が重視する「主体性」や「思考力」を磨きます。
クラスは少人数制の集団指導で、志望校別のクラス分けを実施。同じ志望校を目指す仲間から刺激を受けながら、生徒一人ひとりの理解度に合わせた丁寧なフォローを受けられるのが市進学院の指導の特徴です。
市進学院が公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
市進学院では入試から逆算したカリキュラムで授業を行い、入試で必要とされる得点力を養成します。復習をしながら新しい単元の勉強をする「らせん型カリキュラム」が、得点力向上のポイントです。学習内容の定着を図りつつも、新しい単元の理解度を深め、問題が「解ける」得点力を効率的に向上させます。
9月~1月にかけて行う高校入試対策合格突破講座では、各都県の入試問題の分析を基に5教科の得点力アップに焦点を当てて授業を行います。2023年の千葉県入試では、市進学院の塾生と全県の平均点の差は92.7点。公立TOP校で必要とされる入試での高い得点力を身につけたい人には、市進学院がおすすめです。
より高みを目指したい公立TOP校の受験生には、難関校受験専科「PREPコース」の受講もおすすめです。より難度の高い問題を扱うため、得点力にさらに磨きをかけられるでしょう。
スクールIE
スクールIEの特徴
授業は1対1の完全マンツーマン、または講師1名に対して生徒が2名つくスタイルです。生徒一人ひとりの理想を現実にするオーダーメイドカリキュラムに基づいて行われます。つまずきの原因がわかる学力診断テストのほか、子どもの個性や性格から効果的な学習方法を見つける個性診断テストも実施。テストの結果に沿ってカリキュラムを作成し、指導方法を一人ひとり工夫します。
個別指導WAM(ワム)
個別指導WAMは、AIを学習指導に活用している学習塾です。AIがこれまでの学習歴から苦手分野や弱点を徹底分析します。データに基づいた学習指導で、なるべく短期間で成果を出したい中学生にピッタリです。
◆塾の特徴
AIによる分析、そしてオーダーメイドの学習カリキュラムに基づいて個別指導が行われます。不十分な箇所は何学年もさかのぼって学習し直すため、確実に成績が上がっていくことでしょう。
個別指導のため、学校の授業理解から定期テスト対策、そして高校受験対策まで幅広い学習ニーズに対応可能です。定期テスト2週間前からは、対策授業がスタート。過去問をベースにして反復学習を行い、テスト本番に備えられます。
個別指導の明光義塾
MEIKO式コーチングと呼ばれる、独自の学習プロセスで成績アップを目指せるのが明光義塾です。つきっきりではない個別指導、対話式の授業、そしてカウンセリングから作成された学習プランを通して、子どものわかったつもりを徹底解消します。
◆塾の特徴
授業は個別指導スタイルです。中学生一人ひとりの課題やニーズ、ペースに合わせて勉強を進められます。講師は常に側にいるものの、つきっきりで指導はしません。子どもが自分で考えて問題を解く時間を確保し、わからない場合はヒントを与えます。考える習慣を身につけることで、テスト本番でも解答できる力を身に付けられます。
また対話式の授業で「わかったつもり」を防ぎ、さらにカウンセリング結果から作られた学習プランを元にした授業など、ムダのない学習指導で成績アップを目指します。
個別指導 コノ塾
個別指導 コノ塾の特徴
都立高受験合格を目指して入塾を検討している方、都立高受験のために5科目トータルでバランスよく勉強したい方はコノ塾がおすすめです。
「学習伴走のプロ」が一人ひとりに向き合うことによって、生徒の学力を受験突破レベルにまで引き上げる個別指導と、受験にとっても重要な内申点を着実にあげるための学校別定期テスト対策を徹底的に行っています。
5科目全ての学力を受験レベルに引き上げるきめ細やかな進学型個別指導が、比較的手の届きやすい定額制で受講できます。
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーの特徴
早稲田アカデミーからはお茶の水女子大学付属高校や筑波大学付属高校、東京学芸大学付属高校、そして東京工業大学付属科学技術高校などへ多数の合格者を輩出しています。
学力別・志望校別に授業を受けるため、同じような目的を持った子どもたちがともに学力を伸ばせる集団指導スタイルの塾です。
早稲田アカデミーが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由
早稲田アカデミーには、早慶附属高校や国立附属高校の合格を目指す人を対象とした「難関高受験専門塾ExiV(エクシブ)」のコースがあります。ExiVは都内4校(御茶ノ水校・渋谷校・新宿校・西日暮里校)とたまプラーザ校の5校のみです。各地から集まったハイレベルなライバルと一緒に授業が受けられます。
クラスは志望校別・学力別に細分化されているため、自分の学力レベルに合った授業が受けられるのも早稲田アカデミーの難関高受験専門塾ExiVの特徴です。
栄光ゼミナール
栄光ゼミナールの特徴
栄光ゼミナールでは、少人数制のグループ指導を行っています。
授業では生徒一人ひとりの学力や理解度だけではなく、個性・性格まで把握したうえで指導。講師陣の親身な指導に定評がある塾です。
栄光ゼミナールが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由
栄光ゼミナールには「難関高校入試対策コース」が設置されています。難関高校入試対策コースでは、通常授業とは別に「特別講座」を実施。特別講座では、近隣教室から集まった生徒が志望校・レベルによって分けられたクラスで、入試レベルの問題を中心に演習します。実戦力を高められるだけでなく、同じくらいの学力レベルの生徒と切磋琢磨しながら学力向上ができるのも栄光ゼミナールのポイントです。
オンライン家庭教師WAM
オンライン家庭教師WAMのおすすめポイント
- 独自に開発した双方向型授業での高い学習効果
- 厳選された講師陣と指導センターでのサポート体制が自慢。品質の高い授業を提供
- それぞれの目的に合わせたオーダーメイドカリキュラム
オンライン家庭教師WAMの特徴
オンライン家庭教師WAMは、25年間の実績を持つ個別指導塾です。全国の教室で培った指導方法と、プロ講師や東大・京大等有名大学在学の講師陣が勉強の悩みを戦略型学習で解決します。
WAMの授業は、既成の会議アプリを利用したオンライン授業ではなく、授業に特化して独自開発された専用のシステムを使って行われます。つまずいた場合は、AIも活用しながらなん学年でもさかのぼり、根本原因を見つけ出すため、徹底した苦手克服が可能です。
また、一方向の映像授業ではなく、双方向の対話形式で授業を進めていくため、わからないことはすぐに質問してその場で解決することができます。授業時間も自由に選べるので、部活や他塾との併用も可能です。
費用
費用は、学年、週回数、科目、指導コースにより異なるため、詳しくはお問い合わせください。
坪田塾ONLINE
坪田塾ONLINEのおすすめポイント
- 心理学を活用した学習指導で、モチベーションがアップする
- 複数講師のチームサポートとアウトプット中心の授業で、成績の大逆転が可能
- 総合型・学校推薦型対策や、英語系の外部検定試験の対策が可能!
坪田塾ONLINEの特徴
坪田塾は各都道府県の特殊な受験制度や志望校に合わせて、第一志望校合格に向けて一人ひとりをサポートする学習塾です。解き方を教えるのではなく、考え方を中心に指導することで一人でも学習を進められる勉強法の習得を目指して指導しています。
授業はマンツーマンで行われるため、講師との対話が多く生徒からのアウトプットを促す指導が特徴です。そのため、オンライン指導にありがちな質問のしづらさや集中力の低下を防ぐことができます。また、記述問題や小論文などの添削が必要な指導にもしっかり対応しているのも特徴の一つです。
授業以外にも志望校を決めるための進路相談や志望校の決定まで、受験に関する心配事にも豊富な情報量を基にしてサポートしてくれます。対面で受ける個別指導と同じクオリティの授業やサービスを受けることができるため、オンラインでも安心して取り組める学習塾です。
費用
坪田塾は、週1回2時間〜通い放題まで様々なプランがあります。具体的な金額は生徒によって異なるため、HPに記載されていませんが、1時間当たりの授業料の目安は1,530円~2,736円となっています。
トライのオンライン個別指導塾
トライのオンライン個別指導塾のおすすめポイント
- 147万人以上の指導実績!高品質なマンツーマン指導をオンラインで受講できる
- 全国どこからでも、相性ピッタリの講師や志望校のOB,OGから学べる
- 教育プランナーや学習管理アプリによる手厚いサポートで初めてでも安心
トライのオンライン個別指導塾の特徴
満足度全国No.1のマンツーマン指導を、月1万円台から受講可能です。全国どこからでも、東大・京大などの難関大現役生・卒業生や、合格実績豊富なプロ専任講師など、お子様の目標や学習プラン、性格に合った講師から選ぶことができます。
授業は会話を重視したトライ独自の学習法「ダイアログ学習法」を採用。先生の授業を受け、学んだことを先生に説明する双方向型の授業で理解度を深め、苦手分野を徹底的に克服します。
約4,000本の映像授業が見放題です。定期テスト対策や受験対策、苦手科目の克服などに活用し、更に理解を深めることができます。
費用
費用は、月10,000円からです。詳しい内容はお問い合わせください。
高校受験をする中学生におすすめのオンライン塾はこちらの記事でも紹介しています。オンライン塾のメリットやデメリット、選び方も解説しているのでオンライン塾への通塾を検討している人はぜひチェックしてください。
高校受験対策の塾通いは、週に2~3回が多数派
弊社独自のアンケート(※1)の結果、中学生は週2回塾に通う人が最も多く、次に週3回通っている人が多いことがわかりました。
通塾回数は学年によっても異なり、中学1年生は比較的週1〜2回が多く、中学2年生からは週2〜3回と増える傾向があります。
さらに中学3年生になると、受験対策が本格化して週のほとんどが塾通いという生徒も出てきます。
高校受験対策に塾に行くならいつから行くべき?
高校受験対策で塾に通うべき時期は、志望校レベルによって違います。本章では、次の3つの志望校レベルに分けて塾に通うべき時期を解説します。
- 難関国立・難関私立高校
- 公立TOP校
- それ以外の学力レベルの高校
志望校のレベルは、通塾を始める時期の一つの目安になりますが、子どもの学力や学習習慣などは一人ひとり違います。それぞれの解説を読んだうえで通塾にベストな時期を検討しましょう。
ちなみに、弊社独自アンケートで塾に通っていると回答した保護者に、子どもを塾に通わせ始めた学年も調査したところ、下表のような回答結果となりました。
本アンケートでは、子どもを塾に通わせていると回答したうちの73%の人が、中学1年生または中学入学以前に塾に通わせ始めていました。
難関国立・難関私立を目指す人は中学1年生の4月から
難関国立高校や難関私立高校を目指す人は、中学1年生の4月から塾に通うことをおすすめします。
難関校合格のためには早いうちに中学3年間の学習内容をしっかりと理解し、受験対策に時間をかけることが必要です。そのため1年生から苦手分野をつくらないことが重要になってきます。
また、難関校を目指す中学生のほとんどは早いうちから塾に通い、学校では扱わないようなレベルの高い勉強をしています。
そのため、難関校を目指す人はなるべく早いタイミングで塾に入り、基礎から応用問題まで幅広く取り組みながら理解度や定着度を高めていく必要があるでしょう。
公立TOP校を目指す人は遅くても中学2年生の4月から
公立TOP校を目指す中学生は、基礎学力の定着や内申対策といった点が重要になるので、早いうちから学習習慣をつくっておく必要があります。
そのため、通塾時期としては、部活が忙しくなったり気持ちが緩んだりして勉強がおろそかになりやすい中学2年生から塾に通うのがおすすめです。
中学2年生から通塾することで、苦手分野を早めに克服でき、基礎学力を高められます。
それ以外の高校を目指す人でも中学2年生の9月からは通いたい
難関国私立高校や公立TOP校以外の高校を目指す人も、中学2年生の9月からは塾に通い始めましょう。
これは中学2年生の2学期が、部活動が本格化したり学習内容が難しくなったりして勉強ができなくなりがちなタイミングだからです。
「合格を狙える高校を増やしたい」「なんとしても志望校に合格したい」といった目標があるなら、遅くとも中学2年生の9月までには入塾して学力を高めることをおすすめします。
失敗から学ぼう!高校受験対策の塾の失敗例
高校受験対策の塾選びで失敗しないためには、失敗例から対策を考えることが大切です。
弊社に寄せられる塾の口コミには「塾が子どもに合わなかった」という保護者の声が寄せられることもあります。そこでここからは、高校受験対策のために塾を選んだ人の口コミから、塾選びに失敗したと感じている声を3つ紹介します。
兎に角追加の授業料がかかり過ぎるので模試代と交通費でお金がかかった。カリキュラムは結局うちの子は全然学力上がらなかったので本人のやる気がないと全然だめなカリキュラムなのかなぁと思うし、あまり良くない。結果にコミットしてくれるようなカリキュラムじゃないとダメですね(個別教室のトライ 長岡駅前校(新潟県) 保護者(父親))
勉強かできる子にとってはどんどんのびるとは思うけど、中以下で負けず嫌いでないとあまり塾に通うメリットがないように感じます。 結局は本人次第という感じで、個々の理解度に合わせて底上げはしてもらえない。(臨海セミナー小中学部 花小金井校(東京都) 保護者(母親))
講師の方など私自身はあまり関与していないのでわかりませんが、本人から聞いた話ではあまり教え方が良くないと言っていました。 おそらくうちの子供は理解できない事が多いので先生も教え方が良くわからなかったのだと思います。あまり先生とはコミュニケーションとっていないのでわかりません。(明光義塾 羽生教室(埼玉県) 保護者(父親))
こちらのご家庭は、塾のカリキュラムや講師の指導力、子どもの性格と授業形式のミスマッチなどが原因で塾選びに失敗したと感じられていました。
講師の指導力を確認したり、子どもの性格と授業形式が合っているのかをチェックしたりするためには、入塾前にしっかりと体験授業を受けることが重要です。
複数の塾の体験授業を受けて比較してみたり、2週間や1ヶ月間など長期で体験授業ができる塾を試してみたりして、子どもの性格や学習スタイルに合った塾を探してみましょう。
こちらの記事では、重要な体験授業の生かし方を解説しています。体験授業を受ける前にぜひご覧ください。
▶︎約40%の保護者が後悔している中学・高校・大学受験の塾選び。失敗しないために重要な体験授業の活かし方を徹底解説!
塾に関するよくある質問
最後に高校受験対策の塾に関してよくある質問をまとめました。
Q. 塾選びで最も大切なことは何ですか?
高校受験対策の塾を選ぶうえで最も大切なことは、志望校合格に向けた適切な対策ができるかどうかです。
高校受験のために塾に通うなら、志望校合格がゴールとなります。そのため、現在の学力レベルと志望校との差を埋められるような対策や入試に向けた試験対策が受けられて、しっかり結果が出ることが重要です。
そして金銭的・距離的にも通いやすく、塾の方針や雰囲気が合っているところを選ぶことも大切です。
なぜなら、どんなに適切な入試対策ができる塾を見つけても、通い続けられなければ意味がないからです。受験まで気持ちを切らさず通い続けるには、通いやすさや塾・講師の雰囲気との相性はとても大切なポイントになってきます。
こうした点を見極めるためにも、複数の塾で体験授業を受けて比較検討することは重要です。比較することで自分が重視するポイントも見え、より適した塾を見つけられるでしょう。
Q. 塾に通うメリットはなんですか?
高校受験対策のために塾に通う主なメリットとしては、「学習習慣が身につく」「苦手分野を効率よく発見・克服できる」「過去問などの情報を反映した効率的なテスト対策や入試対策ができる」の3つが挙げられます。
塾の強みは、効率よく学習する方法や効果的な教材、定期テスト情報、入試情報など、学習と受験のノウハウがそろっていることです。
これらは個人で手に入れるのは難しいものであり、塾に通うことで塾が持つノウハウを生かして効率よく学習を進めることができます。
Q. 個別指導と集団指導、どちらがいいですか?
個別指導と集団指導のどちらがいいかは、一人ひとりの性格や学習スタイルによって異なります。
個別指導は、自分のペースで学習を進めたい人や講師に質問しながら学習したい人におすすめです。またスケジュールを柔軟に調整できるため、部活動や習い事の合間に通いたい人にも向いています。
一方で集団指導は、学校のような授業スタイルが好きな人におすすめです。授業を受けることで理解が深まる人や、同じくらいのレベルの生徒と一緒に頑張ることで成績が上がりやすい人に向いています。ただし決まった日時に授業があるため、予定の調整が難しい人にはあまりおすすめできません。
このように個別指導と集団指導はそれぞれ向いている人の特徴が異なるので、自分の性格や学習スタイルに合わせて選択することが大切です。
Q. 塾に通いながら部活を続けることはできますか?
スケジュールを柔軟に調整できる個別指導塾やオンライン塾なら、部活の合間に授業を受けられます。
振替もしやすいので、「部活や習い事が忙しいけど勉強も頑張りたい」という場合におすすめです。
部活と塾の両立に不安があるなら、入塾前の相談や体験授業時に相談してみるとよいでしょう。
Q. 塾選びで失敗しないためには、どうすればいいですか?
塾選びで失敗しないためには、塾に通う目的や求める条件を明確にし、複数の塾の体験授業に行って比較検討することが大切です。
数多ある塾からいくつか条件をつけて絞り込んでも、最終的に一つに決めるときにはしっかり比較検討する必要があります。
そのために体験授業に行くことはとても重要です。体験授業で実際に授業を受け、講師や生徒の雰囲気を感じることで、自分との相性をチェックできます。
塾選びで失敗したくないなら、時間や手間を惜しまずいろいろな塾の体験授業に足を運んでみましょう。
まとめ
今回は、高校受験対策のための塾選びのポイントやおすすめの塾について解説してきました。
高校受験対策の塾は志望校レベルや自分の学力、入試方式などを踏まえて選ぶことが重要です。
ぜひこの記事で紹介した高校受験対策の塾選びのポイントを参考にして、いくつか塾をピックアップし、体験授業を受けて比較検討してから決めるようにしましょう。
また塾選ではさまざまな学習塾の口コミや情報の確認や、料金の問い合わせができます。気になった塾があれば、こちらから子どもにぴったり合う塾を探してみてください。
執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。