早稲田大学で入りやすい学部はどこ?偏差値や倍率から紹介【2026年度】
「早稲田大学で偏差値が低い学部はどこ?」早稲田大学は、最難関大学群である早慶上理の一角として知られ、全国から多くの受験生が志望する大学です。だからこそ、「早稲田の中でも比較的偏差値が低く、入りやすい学部はあるのか」と気になる人も多いのではないでしょうか。
早稲田大学の学部の中では、人間科学部・教育学部・創造理工学部などが、他学部と比べて偏差値が低めとされています。ただし、偏差値が低いからといって、必ずしも入りやすい学部とは限りません。
この記事では、次のような観点から「早稲田大学で入りやすい学部」を整理します。
|
自分の興味や将来のイメージも意識しながら、学部選びの参考にしてみてください。
編集部
塾選ジャーナル編集部
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
目次
早稲田大学の学部偏差値はどれくらい?

早稲田大学の学部偏差値は、以下のようになっています。
早稲田大学の共通テスト得点率と偏差値目安
| 学部 | 共通テスト得点率目安 | 偏差値目安 |
|---|---|---|
| 政治経済学部 | 88%~92% | 67.5~70.0 |
| 法学部 | 91% | 67.5 |
| 商学部 | - | 65.0~67.5 |
| 文学部 | 96% | 67.5~70.0 |
| 文化構想学部 | 96% | 67.5~70.0 |
| 教育学部 | 78%~83% | 62.5~65.0 |
| 社会科学部 | 88%~89% | 70.0 |
| 人間科学部(所沢キャンパス) | 81%~88% | 60.0~67.5 |
| スポーツ科学部(所沢キャンパス) | 78%~91% | - |
| 国際教養学部(SILS) | 87% | 70.0 |
| 基幹理工学部 | - | 65.0~67.5 |
| 創造理工学部 | - | 62.5~65.0 |
| 先進理工学部 | - | 65.0~67.5 |
引用:早稲田大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net https://search.keinet.ne.jp/2293/general/border_rate(2025年12月12日時点)
この表を見ると、人間科学部・教育学部・創造理工学部は、早稲田大学の中でも偏差値が比較的低めに設定されていることがわかります。
ただし、ここで注意したいのは「偏差値が低い=入りやすい」とは必ずしも言えないという点です。
早稲田大学の入試では、
- 学部ごとの試験科目の違い
- 共通テスト利用の有無や配点
- 倍率の高低
などによって、実際の合格しやすさが大きく変わります。
そのため、次の章からは、偏差値だけでなく入試方式や倍率も踏まえた「入りやすい学部」を、文系・理系・文理融合に分けて詳しく解説していきます。
早稲田大学で入りやすい学部【文系】

早稲田大学は難関大学として知られていますが、学部や入試方式によっては、他学部と比べて比較的入りやすい学科も存在します。
文系学部の中で注目されるのが、教育学部 英語英文学科です。
教育学部 英語英文学科は、英語教員養成に限らず、幅広い進路に対応した教育を行っている学科です。卒業生は教育界だけでなく、商社・マスコミ・金融・官公庁など、さまざまな分野で活躍しています。
カリキュラムは、1・2年次に文学・文化・言語学の基礎を学び、3・4年次には演習や選択科目を通して専門性を高めていく構成です。段階的に英語で学ぶ力を養い、高度な英語運用力と専門知識の習得を目指します。 また、研究職や専修免許を目指す学生に向けて、大学院への進学ルートも用意されています。
参考:英語英文学科|早稲田大学
教育学部 英語英文学科が早稲田大学の中で比較的入りやすいとされる理由の一つは、文系学部の中では倍率が低めであることです。
さらに、共通テスト利用(C方式)を選択した場合、個別試験が英語のみとなるため、対策範囲を絞りやすい点も大きな特徴です。
教育学部 英語英文学科の一般選抜の基本情報は次のとおりです。
| 学部名 | 教科数 | 個別試験科目(配点) | 2025年度実質倍率 | 共通テスト得点率目安 | 偏差値目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 教育学部 英語英文学科(A方式) | 個別試験3教科 | 国50、英50、地歴50 | 約4.4 | - | 65.0 |
| 教育学部 英語英文学科(C方式) | 共通テスト6~7教科8科目(90)・個別試験1科目 | 英150 | 約2.0 | 81% | 65.0 |
参考:早稲田大学2026年度入学試験要項、2025年度一般選抜および大学入学共通テスト利用入学試験結果|早稲田大学
共通テスト得点率目安・偏差値目安引用:早稲田大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net
https://search.keinet.ne.jp/2293/general/border_rate(2025年12月23日時点)
教育学部 英語英文学科は、英語を得意とする受験生や、共通テストで安定して8割以上を取れる受験生にとって、現実的に狙いやすい学科といえるでしょう。
早稲田大学で入りやすい学部【理系】

早稲田大学の理系学部も全体として難関ですが、その中でも入試制度や倍率の観点から、比較的狙いやすい学科は存在します。理系学部の中で注目されるのが、基幹理工学部 学系Ⅰです。
基幹理工学部では、入試時に学科を決めず、入学後に専門を選択する「学系別入試」を採用しています。1年次は数学・物理・情報・工学などの基礎科目を幅広く学び、2年次進級時に自分の関心や適性に応じて学科を選択する仕組みです。 2025年度入学からは、専門領域ごとに4つの学系に再編され、より明確な進路選択が可能になっています。
また、2年次以降には、所属学系以外の分野も学べる「基幹副専攻制度」が設けられており、専門性と柔軟性を両立できる点も特徴です。
基幹理工学部 学系Ⅰが、早稲田大学の理系学部の中で比較的入りやすいとされる理由の一つは、理系学部の中では実質倍率が低めであることです。
基幹理工学部 学系Ⅰの一般選抜の基本情報は次のとおりです。
| 学部名 | 教科数 | 個別試験科目(配点) | 2025年度実質倍率 | 共通テスト得点率目安 | 偏差値目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 基幹理工学部 学系Ⅰ | 個別試験3教科 | 数120、理2つ120、英120 | 約3.1 | - | 65.0 |
参考:早稲田大学2026年度入学試験要項、2025年度一般選抜および大学入学共通テスト利用入学試験結果|早稲田大学
共通テスト得点率目安・偏差値目安引用:早稲田大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net
https://search.keinet.ne.jp/2293/general/border_rate(2025年12月23日時点)
基幹理工学部 学系Ⅰは、数学・理科・英語を共通テストで8割強程度の得点を確保できる受験生にとって、狙いやすい学系といえるでしょう。
早稲田大学で入りやすい学部【文理融合】

早稲田大学には、文系・理系の枠を超えた文理融合型の学びができる学部があります。 その中でも、難関である早稲田大学の中では比較的入りやすい学科として挙げられるのが、人間科学部 健康福祉科学科です。
人間科学部 健康福祉科学科は、福祉を「技能」として学ぶだけでなく、医学・工学・教育学・心理学など、幅広い分野を横断しながら、人間の健康と福祉を総合的に考える学科です。
人が身体的・精神的・社会的に健やかに暮らすための社会システムや支援の方法、科学技術について、多角的に学びます。医学・健康科学、理工学的アプローチ、臨床心理学、医療・福祉システムなど、人文科学・社会科学・自然科学を融合した学びが特徴です。
人間科学部 健康福祉科学科が、早稲田大学の中で比較的入りやすいとされる理由の一つは、実質倍率が低めであることに加え、試験科目数が比較的少なく、対策の方向性が明確であることです。
共通テストの受験は必要ですが、個別試験の負担が大きすぎない点も、受験戦略を立てやすい要因といえます。
健康福祉科学科の一般選抜の基本情報は次のとおりです。
| 学部名 | 教科数 | 個別試験科目(配点) | 2025実質倍率 | 共テ目安 | 偏差値目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 人間科学部 健康福祉科学科 | 共通テスト2教科3科目+個別試験2科目 | 英50、数40 | 約2.5 | 81% | 60.0 |
参考:早稲田大学2026年度入学試験要項、2025年度一般選抜および大学入学共通テスト利用入学試験結果|早稲田大学
共通テスト得点率目安・偏差値目安引用:早稲田大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net
https://search.keinet.ne.jp/2293/general/border_rate(2025年12月23日時点)
人間科学部 健康福祉科学科は、共通テストで英語・数学を安定して8割程度確保でき、記述式試験にも対応できる受験生に向いています。
早稲田大学に合格した人の体験談

ここでは、塾選に寄せられた早稲田大学の合格体験記を紹介します。実際に合格をつかんだ受験生や保護者の声から、どのような勉強法や姿勢が合格につながったのかを見ていきましょう。
勉強を継続できる工夫をした
早稲田大学教育学部に合格した受験生の中には、「偏差値にとらわれすぎず、勉強を継続できる工夫をしたことが合格につながった」と振り返る人もいます。
高2から学習開始時の偏差値52の受験生の早稲田大学教育学部の合格体験記には、以下のような記述があります。
ニックネーム:ぶらぼーさん(生徒)
この体験談からわかるのは、早稲田大学のような難関大学であっても、勉強法や考え方次第で合格に近づける可能性があるという点です。
特に印象的なのは、勉強を「我慢するもの」と捉えるのではなく、楽しさや工夫を取り入れながら継続できる形にしていたことです。
また、友人と問題を出し合うなど、周囲の環境をうまく活用しながら学習を続けていた点も、長期間の受験勉強を乗り切るうえで大きな支えになっていたことがうかがえます。
志望校に特化した対策を徹底した
早稲田大学基幹理工学部に合格した受験生の中には、「志望校に特化した対策を徹底したことが合格につながった」と振り返る人もいます。
高2から学習開始時の偏差値65の受験生の早稲田大学基幹理工学部の合格体験記には、以下のような記述があります。
ニックネーム:とりさん(生徒)
この体験談からわかるのは、基礎学力の積み上げに加えて、志望校の出題傾向を意識した対策が非常に重要であるという点です。
特に、長年分の過去問に取り組むことで、問題の形式や求められる思考力を把握し、答案の添削を通じて自分の弱点を客観的に修正していった姿勢は、難関である早稲田大学の理系学部を目指すうえで大きなポイントといえるでしょう。
早稲田大学の特徴

ここでは早稲田大学の特徴について紹介します。
早稲田大学の概要
・キャンパスと最寄り駅
キャンパスと最寄り駅については、以下のようになっています。
| キャンパス名(学部) | 所在地 | 最寄り駅・アクセス情報 |
|---|---|---|
| 早稲田キャンパス(政治経済・法・商・国際教養・社会科学・教育〈一部〉) | 東京都新宿区西早稲田1‑6‑1 | ・東西線「早稲田駅」徒歩5分 ・副都心線「西早稲田駅」徒歩17分 ・JR「高田馬場駅」徒歩20分 |
| 戸山キャンパス(文学部・文化構想学部・教育学部〈一部〉) | 東京都新宿区戸山1‑24‑1 | ・東西線「早稲田駅」徒歩3分 ・副都心線「西早稲田駅」徒歩12分 ・JR「高田馬場駅」徒歩20分 |
| 西早稲田キャンパス(基幹理工・創造理工・先進理工学部) | 東京都新宿区大久保3‑4‑1 | ・副都心線「西早稲田駅」直結 ・JR「高田馬場駅」徒歩15分 |
| 所沢キャンパス(スポーツ科学部・人間科学部) | 埼玉県所沢市三ケ島2‑579‑15 | ・「小手指駅」よりバス15分 |
早稲田大学の看板学部となっているのが政治経済学部です。政界・経済界に多くの有名人を送り出してきた歴史ある学部として知られています。
・創立年
早稲田大学の前身である 東京専門学校は、1882年(明治15年)10月21日に大隈重信によって創設されました。その後、1902年(明治35年)9月2日に「早稲田大学」と改称され、正式に大学へと移行しました。
早稲田大学の特色
早稲田大学は、創立者・大隈重信の掲げた「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という3つの建学の精神を柱としています。
学問の独立
早稲田大学は、いかなる制約からも解放された自由な批判精神を礎とし、学生や教員が自律的・自由に研究を行い、その成果を世界に発信することで「学問の創造と発展に貢献する」ことを目指しています。
学問の活用
単に学理を探究するだけでなく、文化・社会・産業へ応用することで、教育・研究成果を実社会と結びつけ、新しい時代を切り開く力とすることが理念の一つです。
模範国民の造就
単なる知識習得ではなく、道徳的人格・勇気・頑健な身体・しなやかな感性を備え、自国のみならず世界に貢献できる地球市民として行動できる人物を育成することが重視されています。
まとめ 自分に合った早稲田大学の学部を選ぶために大切なこと

早稲田大学は難関大学として知られていますが、学部・学科や入試方式によって、試験科目や配点、倍率、実際の難易度は大きく異なります。そのため、単純に「入りやすい・入りにくい」と判断するのではなく、各学部・学科の特徴や入試方式の違いを理解したうえで、戦略的に受験を考えることが重要です。
文系では教育学部英語英文学科、理系では基幹理工学部 学系Ⅰ、文理融合では人間科学部 健康福祉科学科などが現実的に合格を狙いやすい学科といえるでしょう。ただし、同じ学科であっても、一般選抜や大学入学共通テスト利用など、選抜方式や科目の組み合わせによって有利・不利が大きく変わる点には注意が必要です。
また、「入りやすさ」だけを基準に学部・学科を選んでしまうと、入学後に学びの内容が合わず、後悔してしまう可能性も。この記事で紹介した偏差値・倍率・入試方式の特徴を参考にしながら、自分の得意科目や興味、将来の進路と照らし合わせて、納得できる学部選びを行うことをおすすめします。
早稲田大学での学びが、あなたの可能性を広げる大きな一歩となることを願っています。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。