【高校英語】英語コミュニケーションとは?科目の特徴・学習内容・勉強法をわかりやすく解説
「英語コミュニケーションって何?」「中学の英語と何が違うの?」と感じている人も多いのではないでしょうか。
英語コミュニケーションとは、2022年度から始まった新しい学習指導要領のもとで、すべての高校生が履修する英語の必修科目です。「聞く・読む・話す・書く」の4技能を総合的に学びながら、英語を実際に使う力を身につけることを目的としています。
この記事では、東京大学合格の経験を持ち、現在は全国で勉強法に関する講演活動を行う教育ライター・布施川天馬さん監修のもと、英語コミュニケーションについてわかりやすく解説します。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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監修者
布施川天馬
1997年生まれ。東京大学文学部卒。世帯年収300万円台の家庭に生まれ、幼少期から貧しい生活を送る。金銭的、地理的な事情から、無理のない進学先が東京大学のみに絞られ、東大進学を志す。 塾に通う金銭的余裕がなく、勉強の傍ら週3日フルタイムのアルバイトで学費を稼ぐ。受験生活を通してオリジナルの「お金も時間も節約する自習術」を編み出し、一浪の末、東大に合格。 在学中から、自身の勉強法や学習法を、執筆活動や、全国の学校での講演を通して広める。著書に『東大式節約勉強法』『東大式時間術』(扶桑社)『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社)など。
目次
高校「英語コミュニケーション」とは?どんな科目?

「英語コミュニケーション」は、2022年度からの新学習指導要領に基づいて設置された高校英語の科目です。「英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ」の3段階に分かれており、このうちⅠはすべての高校生が必ず履修する必修科目となっています。
ⅡとⅢは選択科目で、Ⅰを履修した後に、より英語力を伸ばしたい生徒が学ぶ発展的な内容です。多くの高校では、1年生でⅠ、2年生でⅡ、3年生でⅢという形で段階的に学んでいきます。
では、具体的にどんなことを学ぶ科目なのでしょうか。ここでは、「英語コミュニケーション」の基礎知識を解説します。
英語を“実際に使う力”を育てる科目
「英語コミュニケーション」と聞くと、「会話の練習をする授業?」「文法はやらないの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、そのどちらでもありません。
この科目のねらいは、英語を「知っている」状態から「使える」状態に引き上げることです。具体的には、教科書の長文を読んで内容を理解し、そのテーマについて意見を述べたり、聞いた情報を整理して伝えたりする力を指します。文法や語彙も学びますが、それ自体が目的ではなく、実際のコミュニケーションの場面で活用するための土台として位置づけられています。
授業のイメージとしては、例えば「環境問題に関する英文を読む→内容の概要を口頭でまとめる→自分の考えをペアに伝える」といった流れが典型的です。読む・聞く・話す・書くを切り離して練習するのではなく、組み合わせて使う力を育てることが、この科目の大きな特徴です。
中学英語との大きな違い
中学英語と高校の英語コミュニケーションは、学ぶ内容だけでなく、授業のスタイルそのものが変わります。下の表で主な違いを整理しました。
| 中学英語 | 英語コミュニケーション | |
|---|---|---|
| 学習の中心 | 文法のルールを理解・定着させる | 英語を使って情報や考えを伝え合う |
| 扱う文章 | 短い英文・例文が中心 | まとまりのある長文(日常的・社会的テーマ) |
| 授業のスタイル | 問題演習・和訳・文法説明 | 音読・ペアワーク・発表などの言語活動 |
| 話すこと | 決まった表現の練習が中心 | 即興でのやり取りや自分の意見の発表 |
| 授業の言語 | 日本語での説明が中心 | 英語で進めることが基本 |
中学校では「文法を正しく理解すること」が学習の土台でした。一方で英語コミュニケーションでは、文法や語彙はあくまで道具として位置づけられ、「それを使って何ができるか」が問われます。
また、扱う文章の長さや難度も一気に上がります。中学では短い英文が中心でしたが、高校では社会的なテーマを扱うまとまりのある長文が登場します。最初は戸惑うかもしれませんが、概要や要点をつかむ読み方を少しずつ身につけていくことが大切です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「中学英語と大きく異なる点は、文章の長さ」 中学英語と大きく異なる点は、やはり文章の長さでしょうか。扱う長文がより長く、内容もより深くなっていきます。高い読解力と根気が求められるようになるのです。 |
「英語コミュニケーション」と「論理・表現」の違い

高校の英語科目には「英語コミュニケーション」のほかに「論理・表現」という科目もあります。どちらも英語の科目ですが、それぞれ役割が異なります。
| 英語コミュニケーション | 論理・表現 | |
|---|---|---|
| 中心となる力 | 聞く・読む・話す・書くの4技能を総合的に育成 | 話す・書くによる発信能力を重点的に強化 |
| 主な活動 | 長文読解・リスニング・やり取り・要約 | スピーチ・プレゼンテーション・ディベート・ディスカッション・まとまりのある文章を書く |
| 文章の扱い | 内容理解・概要や要点の把握が中心 | 論理の構成や展開を工夫して表現することが中心 |
参考:【外国語編 英語編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説(文部科学省)(2026年3月5日閲覧)
簡単にいえば、「英語コミュニケーション」が英語を総合的に使う力を育てる科目であるのに対し、「論理・表現」は英語で発信する力に特化した科目です。両者は対立するものではなく、互いを補い合う関係にあります。英語コミュニケーションで培った読む・聞く力を土台に、論理・表現でより高度な発信力を磨いていくという役割分担です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「英語コミュニケーションと論理・表現の2つの科目は、相互に支え合って英語力を高めるもの」 英語コミュニケーションと論理・表現の2つの科目は、相互に支え合って英語力を高めるものになっています。そのため片方を疎かにすると、英語力に偏りが出たり、伸び悩んだりする可能性があるのです。どちらも真剣に授業に臨み、できるだけ多くのことを学ぶ意識を持ちましょう。 |
なお「論理・表現」については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
「英語コミュニケーション」の授業内容

英語コミュニケーションの授業は、「英文を読んで終わり」ではありません。読む・聞く・話す・書くを組み合わせながら、英語を実際に使う力を育てる活動が中心です。ここでは、授業でよく行われる4つの活動を順に紹介します。
教科書の長文読解(本文理解)
授業の核となるのが、教科書の本文読解です。環境・科学・文化・社会問題など、さまざまなテーマの英文を扱います。
1レッスンの流れはおおむね以下のようになります。
- 新出単語の確認 本文に登場する語句の意味や発音を確認する
- 本文を読む まずは全体の流れをつかむように読む
- 内容理解 段落ごとに何が書かれているかを整理する
- 発問・やりとり 「筆者はなぜこう主張しているのか」「あなたはどう思うか」など、内容に踏み込んだ問いに答える
「英文を日本語に訳す」ことが目的ではない、という点が中学英語との大きな違いです。書き手が何を伝えようとしているか、概要や要点を正確につかむことが求められます。
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東大卒教育ライター・布施川さん「教科書に載ってあるものはすべて吸収するつもりで読み込もう」 せっかく教科書に新出単語やら長い文章やらがあるのですから、存分に活用しなければ損というもの。学べることはすべて吸収するつもりで丁寧に読み込みましょう。 |
音読・リスニング活動
英語コミュニケーションの授業では、音読の時間が多いと感じる人も多いはずです。音読には、本文内容の定着、正しい発音やリズムの習得、そしてリスニング力の土台づくりという効果があります。「読める英語は聞き取れる」とよくいわれるように、音読とリスニングは密接につながっています。
リスニング活動では、日常的な話題から社会的なテーマまで幅広い英語音声を聞き、概要や要点をつかむ練習をします。こうした力は大学入学共通テストでも大きな比重を占めており、1年生の段階から積み重ねておく価値があります。
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東大卒教育ライター・布施川さん「教科書を音読することの重要性」 教科書本文を音読すれば、単語やコロケーションなどが自然と頭に入ってきます。また、口に出すことで耳からも英語が入ってくるので、リスニングの練習にもなるのです。授業だけではなく、家で復習する際も音読をすることをおすすめします。 |
ペアワークやスピーキング活動
音読や長文読解と並んで、ペアワークやスピーキング活動も英語コミュニケーションの大きな特徴です。学習指導要領でも、この科目のスピーキング活動では、既習の基本的な語句や文を使って情報や考えを伝え合うことが目標とされています。
つまり、流暢さよりも、知っている英語を使って相手に伝えようとする姿勢そのものが求められているのです。
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東大卒教育ライター・布施川さん「間違いを恐れず伝えることを意識」 失敗したらどうしよう、と不安に思ってうまく話せていない人もいるでしょう。その気持ちはよくわかりますが、新しい言語を習得するうえでは、間違いはつきものです。あなたが幼児のとき、完璧な日本語を話せたでしょうか? そんなことはないはずです。間違いを恐れず、とにかく知っている表現を組み合わせて相手に「伝える」ことを意識しましょう。 |
英作文・要約などの表現活動
「英語で書く」と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。しかし、英語コミュニケーションの表現活動は、いきなり自由に英作文を書かせるものではありません。
最初は、授業で扱った教科書の本文をもとに、内容を短くまとめたり、決まった表現を使って自分の意見を1〜2文で書いたりする活動が中心です。読んだ内容を書いてまとめる、聞いた情報を整理して書く、といった活動を通じて、書く力は少しずつ育っていきます。
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東大卒教育ライター・布施川さん「要約力は他教科にも直結する」 要約力は英語だけでなく、国語や小論文など他教科にも直結する力. 筆者の主張を正確に押さえ、簡潔にまとめる練習をして、要約力を身につけていきましょう。 |
「英語コミュニケーション」で身につく4つの力

英語コミュニケーションの授業を通じて、どんな力が身につくのでしょうか。「授業についていくだけで精一杯」と感じる人もいるかもしれませんが、日々の学習は着実に力になっています。ここでは、この科目で育つ4つの力を紹介します。
参考:【外国語編 英語編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説(文部科学省)(2026年3月5日閲覧)
①長文を読み取る力(大学入試の基礎)
英語コミュニケーションで最も時間をかけて取り組むのが、長文読解です。授業で繰り返す「概要をつかむ」「要点を整理する」「書き手の意図を読み取る」という作業は、そのまま大学入試で求められる力と重なります。
大学入学共通テストは長文問題が中心で、短時間で大量の英文を正確に読み取る力が問われます。1年生の段階から読む習慣を身につけておくことが、入試対策の着実な土台となります。
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東大卒教育ライター・布施川さん「共通テストの英語リーディングは、とにかく時間との勝負」 共通テストの英語リーディングは、とにかく時間との勝負です。1年生のときから速読力を鍛えておくと、後々楽になります。 |
②英語を聞き取る力
大学入学共通テストでは、英語の配点200点のうちリスニングが100点を占めます。授業で取り組む「目的を意識しながら英語音声を聞き、概要や要点をつかむ」という活動は、こうした入試形式と直結しています。
また聞き取る力は入試にとどまらず、英語の動画や音声コンテンツを理解する力にもつながります。
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東大卒教育ライター・布施川さん「リスニングはコツコツ努力を積み上げよう」 リスニングはコツコツ努力を積み上げないと効果が出ないものです。直前に対策を始めても、思うように結果は出ません。早めに対策を始めた人が圧倒的に有利なのです。今のうちからどんどん英語のシャワーを浴びるようにしましょう。 |
③自分の考えを英語で伝える力
英語コミュニケーションでのペアワークや発表活動を通じて育つのが、「自分の考えを英語で伝える力」です。英検などの資格試験の面接、大学入試のスピーキングテスト、将来の職場での外国人対応など、さまざまな場面で生きてきます。
授業中のペアワークや発表は、こうした力を少しずつ積み上げる大切な機会です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「自分の考えを英語で伝えられるようになると、資格試験でも有利に」 自分の考えを英語で伝えられるようになると、英検などの資格試験でも有利に働きます。英検の二次試験はある程度対策可能とはいえ、最終的に必要なのはやはり即興で自分の言いたいことを伝える力。ペアワークで恥ずかしがらず、まじめに取り取り組みましょう。 |
④実社会で使える英語力
英語コミュニケーションで育てる力は、入試だけを見据えたものではありません。留学先での議論、英語のニュースや記事を読んで情報を得ること、職場での外国人対応など、「相手に伝わるように英語を使う」場面で生きてきます。
授業で繰り返す音読・やり取り・要約は、こうした実社会での英語使用を見据えた活動です。
「英語コミュニケーション」が苦手になりやすいポイントと対策

英語コミュニケーションは、中学英語から大きく変わる科目です。そのため、最初につまずきを感じる人は少なくありません。あらかじめ「苦手になりやすいポイント」を知っておくことで、対処しやすくなります。
長文の量が一気に増える
中学英語と比べて、扱う英文の量と長さが一気に増えます。ここで陥りがちな罠が、「全部日本語に訳そうとすること」です。一文一文を丁寧に訳していると時間がいくらあっても足りませんし、文章全体の流れも見えにくくなります。
わからない単語があっても立ち止まらず、まず全体の流れをつかむことを優先する習慣をつけることが大切です。長文への苦手意識は、読む量を積み重ねるうちに少しずつ解消されていきます。
具体的には、以下のような行動から始めてみましょう。
- その日に授業で扱った本文を、もう一度声に出して読み返す
- わからない単語は後回しにして、まず最後まで読み切る
- 段落ごとに「何について書いてあったか」を日本語で一言メモする
最初は1レッスン分の本文(200〜300文字程度の英文)を読み切るだけで十分です. 慣れてきたら、教科書以外の短い英語記事にも挑戦してみましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「優先すべきは、速さよりも正確さ」 まず優先すべきは、速さよりも正確さです。速読力はいずれ必要になる力ではありますが、正確さを疎かにしては、いくら速く読んでも問題は解けません。一文を正確に理解するスピードを、少しずつ上げていくイメージで勉強しましょう。 |
授業が英語中心で進むことがある
英語コミュニケーションでは、授業を英語で進めることが基本とされています。最初は「何を言っているのかわからない」と焦ることもあるかもしれません。
しかし、先生も生徒の理解度に応じて話す速さや語句を調整しながら進めることが前提とされており、いきなり完全に理解できなくても問題ありません。わからなくても聞き続ける姿勢を持つことが大切です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「根気よく聞き続けることが大切」 わからないから、とさじを投げるのではなく、根気よく聞き続けることが大切です。諦めたら英語力は一向に身につきません。挑戦し続けているうちに、少しずつ理解できるようになっていくものです。 |
音読やペアワークを恥ずかしく感じることも
「みんなの前で英語を読むのが恥ずかしい」「ペアワークで何を話せばいいかわからない」という気持ちは、多くの人が感じることです。
クラス全員が同じ状況でスタートしているので、恥ずかしいと感じるのは自分だけではありません。まずは「伝わればOK」という気持ちで参加することが、上達への一番の近道です。
単語を後回しにしてしまう
「単語は後でまとめて覚えればいい」と思っていると、授業についていけなくなる原因になります。単語の習得は、一度にまとめて覚えようとするより、授業で出てきたものをその都度確認する習慣をつけるほうが定着しやすくなります。
後回しにすればするほど覚えるべき量が積み上がり、苦手意識につながりやすいので注意が必要です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「単語は1年生のうちからコツコツ覚えよう」 大学受験に必要な英単語は4000〜6000語と非常に多いです。早いうちから少しずつでも覚えていかないと、到底間に合いません。暗記が面倒だから、と後回しにして、3年生になってから地獄を見る人も何人もいます。単語帳を1冊用意するなり、教科書を読み込むなりして、1年生のうちからコツコツ覚えましょう。 |
「英語コミュニケーション」の基本的な勉強法

「何を頑張ればいいかわからない」という人のために、英語コミュニケーションで効果的な勉強法を紹介します。特別なことをする必要はありません。授業の内容をベースに、毎日少しずつ取り組むことが最も確実な方法です。
まずは教科書本文の音読を徹底する
最初にやるべきことは、教科書の本文を声に出して読むことです。特別な参考書や問題集は必要ありません。目安は1つのレッスンを毎日3〜5回、声に出して読むことです。
最初はつっかえてもかまいません。スムーズに読めるようになるころには、内容もしっかり頭に入っています。まずはこれだけに集中するところから始めてみましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「音読をするうえで大事なこと」 大事なのは「意味を理解してから音読する」「音声を聴いて正しい発音で音読する」の2点。和訳などを読んで、どの部分がどのようなニュアンスなのかを考えながら音読することで、表現が頭に入りやすくなります。また間違った発音のまま音読すると、リスニングで聞き間違いが起こる可能性も. 必ず音声を確認しましょう。 |
単語は「本文ベース」で覚える
単語帳を1ページ目から丸暗記しようとする勉強法が続かないのは、よくあることです。英語コミュニケーションでは、教科書の本文に出てきた単語をその都度覚えていく方法が効率的です。文章の流れの中で意味を理解した単語は、単独で覚えるよりも記憶に残りやすくなります。
授業で扱った本文を音読しながら、知らなかった単語を確認する習慣をつけるだけで、無理なく語彙を増やしていくことができます。
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東大卒教育ライター・布施川さん「教科書の内容などとセットで覚えるとよい」 人間はエピソードとセットで覚えると記憶が定着しやすいといわれています。そのため、教科書の内容や授業で先生が言ったことなどとセットで新出単語をその都度覚えると、記憶に残りやすいかもしれません。 |
授業中の活動に積極的に参加する
英語コミュニケーションの評価は、定期テストだけで決まるわけではありません。音読・ペアワーク・スピーキング活動への取り組み姿勢が、平常点として評価に反映されるケースが多くあります。
テストの点数がよくても授業中の活動に消極的だと、内申点に影響することもあります。「完璧にできなくてもいいから、とにかく参加する」という意識が大切です。
英語塾の力を借りるのも手
授業についていくのが難しいと感じたら、英語塾を活用するのも一つの方法です. 塾に通うことで、以下のようなメリットが得られます。
- 授業で理解できなかった箇所をその都度解消できる
- 音読やスピーキングを個別に練習できる環境がある
- 単語や文法の定着を体系的にサポートしてもらえる
- 大学入試を見据えた長期的な学習計画を立ててもらえる
「授業を聞いてもよくわからない」「自分一人では何から手をつければいいかわからない」と感じているなら、早めにプロのサポートを借りることで、苦手意識が解消しやすくなります。
以下の記事では、高校生におすすめの大学受験に強い英語塾について紹介していますので、あわせてご覧ください。
まとめ 「英語コミュニケーション」は“使える英語”の土台をつくる科目

英語コミュニケーションは、中学英語とは大きく異なる科目です。最初は長文の量や英語中心の授業に戸惑うこともあるかもしれません。しかし、この科目でやっていることには、すべて意味があります。
音読を繰り返すのは、英語のリズムを体に染み込ませるためです。長文を読むのは、概要をつかむ力を育てるためです。ペアワークで話すのは、知っている英語を実際に使う経験を積むためです。一つひとつの授業活動が、「使える英語」を育てるための積み重ねになっています。
完璧にこなせなくてもかまいません。まずは授業に積極的に参加し、教科書の音読を続けることが、英語コミュニケーションで力をつける一番の近道です。高校3年間の英語学習の土台は、今まさにつくられています。
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東大卒教育ライター・布施川さん「まずは音読から始めてみよう」 英語の勉強はなかなかハードルが高いので、手をつけるのがおっくうに感じられるかもしれません。でも、早いうちから勉強しておくことで、後々焦ることもなくなるわけです。少し先の自分のために、今のうちから教科書の音読でも始めてみてください。音読くらいなら、勉強感も薄く、取り組みやすいのではないでしょうか。 |
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
監修者プロフィール
1997年生まれ。東京大学文学部卒。世帯年収300万円台の家庭に生まれ、幼少期から貧しい生活を送る。金銭的、地理的な事情から、無理のない進学先が東京大学のみに絞られ、東大進学を志す。 塾に通う金銭的余裕がなく、勉強の傍ら週3日フルタイムのアルバイトで学費を稼ぐ。受験生活を通してオリジナルの「お金も時間も節約する自習術」を編み出し、一浪の末、東大に合格。 在学中から、自身の勉強法や学習法を、執筆活動や、全国の学校での講演を通して広める。著書に『東大式節約勉強法』『東大式時間術』(扶桑社)『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社)など。

