【2027 高校受験】東京都が都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査結果を公開しました|5教科の平均点や指導の改善ポイントを確認しましょう
東京都教育委員会は、2026年6月25日、令和8年度東京都立高等学校入学者選抜において共通問題による学力検査(令和8年2月21日実施)を受検した生徒を対象とした調査結果を公表しました。本調査は受検者の学力の実態を把握し、各学校における教科指導の改善に役立てることを目的としています。
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共通問題による学力検査結果の概要
全日制高等学校を志願し共通問題を受検した全数調査に基づく、教科別の受検者数、実施校数、および平均点は以下の通りです。
| 項目 | 国語 | 数学 | 英語 | 社会 | 理科 |
|---|---|---|---|---|---|
| 受検者数 | 30,900人 | 30,901人 | 30,742人 | 34,430人 | 34,429人 |
| 実施校数 | 151校 | 151校 | 150校 | 160校 | 160校 |
| 教科別平均点 | 74.9点 (75.0点) |
60.4点 (60.4点) |
61.2点 (63.7点) |
59.9点 (59.9点) |
66.7点 (59.2点) |
※教科別平均点欄の( )内は、令和7年度入学者選抜学力検査における各教科の平均点です。
各教科における指導・学習改善の視点
調査報告書では、正答・誤答の分析を基に、今後の中学校等における指導および受験生の学習改善の視点が示されています。
- 国語:文章中に示されている具体例と書き手の主張との関係を考えることや、根拠となる段落に着目して自分の考えを伝える学習、情報の適否を見極め整理して読み進める力の育成が求められています。
- 数学:与えられた条件を適切に読み取って文字で表現する処理能力や、図形の基礎的事項を組み合わせて考察する力、空間図形を平面図形に帰着させて捉える学習の充実が挙げられています。
- 英語:聞いたり読んだりしたことについて自分の考えや気持ちを話す・書くといった複数領域を統合した活動や、既習の語彙・表現の定着、物語の概要や心情を正確に把握する力が重視されています。
- 社会:歴史的思考において時期や年代、比較、現在とのつながりに着目し多面的・多角的に考察することや、国会をはじめとする我が国の民主政治の仕組みについて深く考察する学習が挙げられています。
- 理科:化学変化をイオンのモデルと関連付けて微視的に事物・現象をとらえる学習活動や、原理・法則の理解を深める探究の過程を通じた思考力・判断力の育成がポイントとなっています。
都教育委員会は、詳細な分析をまとめた「令和8年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査報告書」および「調査報告書 活用のポイント」を参考資料として公開しており、今後の入試対策に役立てることが可能です。
参考文献:令和8年東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について
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