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【中学受験】立命館大学附属校について徹底解説|特徴やおすすめ塾も紹介

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中学受験
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塾選ジャーナル編集部

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塾選ジャーナル編集部

立命館大学附属校は、独自のグローバル教育や理数系のプログラムが配備されている点から、お子様の進学先候補として挙げる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、立命館大学附属校である、「立命館中学校・高等学校」「立命館宇治中学校・高等学校」「立命館慶祥中学校・高等学校」「立命館守山中学校・高等学校」の4校をご紹介します。立命館大学附属中学校への合格の近道となるおすすめの塾もあわせてご紹介しているので、進路選択や塾選びにぜひご活用ください。

目次

立命館大学の理念・目的とは?

中高生

立命館大学は、「自由と清新」を建学の精神とし、大学改革や学園創造を進めている大学です。また、教学理念として、憲法と教育基本法に基づいた「平和と民主主義」を掲げています。こうした建学の精神と教学理念を根本とした、「未来を信じ、未来に生きる」という精神をもって、地球市民として活躍できる人材を養成することが目的です。

大学自体も、高等教育機関としての新たな社会のニーズに応え得る努力を、先進的かつ創造的に積み重ねる方針をとっています。「立命」は、『孟子』の「尽心章句」に由来し、「学問を通じて、自らの人生を切り拓く修養の場」という意味です。大学名からも顕著に大学の理念や目的が現れています。

さらに、立命館大学は、独自の立命館憲章で、

  • ・アジア太平洋地域に位置する学園として、歴史に向き合い、多文化共生の場を確立すること
  • ・教育研究及び文化スポーツ活動から、地域に根ざし、かつ国際社会に開かれた学園づくりを進めること
  • ・私立学園であることを活かし、自主、民主、公正、公開、非暴力の原則を貫き、社会連携を強めて学園の発展に努めること

の3つの目標をも掲げています。こうした目標から、教育研究機関として、世界平和と、人類の民主的・持続的な発展に貢献することも大学の方針の1つです。

立命館中学校・高等学校

立命館中学校・高等学校

参照リンク:立命館中学校・高等学校

立命館中学・高等学校の詳しい情報は、次の通りです。

受験情報

2023年度は、2023年1月14日に前期日程入試が、15日に後期日程入試が行われる予定です。一般入試では、国語・算数(各50分)・理科(40分)の3教科型もしくは国語・算数(各50分)・理科・社会(各40分)の4教科型から選択することができます。

進学実績

2022年度の立命館高等学校の大学進学実績は、次のとおりです。

  • ・立命館大学(推薦):274人
  • ・立命館大学(一般):36人
  • ・立命館アジア太平洋大学:3人
  • ・北海道大学:3人
  • ・京都大学:4人
  • ・大阪大学:11人
  • ・神戸大学:4人
  • ・九州大学:1人
  • ・慶應義塾:4人
  • ・早稲田大学:1人
  • ・上智大学:1人
  • ・東京理科大学:5人
  • ・その他:複数人

学校の特徴や特色

2013年度から導入された新カリキュラムにより、社会とのつながりや、国際的視野での思考を養成することを目的とした教育が行われているところが特徴です。

細分化された4つのコース展開や、課題研究への取り組みなど、将来を見据えたカリキュラム展開も特色の1つとなっています。

概要

最寄り駅

阪急電鉄京都線の西山天王山駅が最寄り駅となっています。西山天王山駅からは徒歩約8分で到着します。

創立年

立命館中学校・高等学校は、1905年に私立清和普通学校として創設されました。

建学の精神・校風

建学の精神と校風は、立命館大学と同様、「自由と清新」の上に「平和と民主主義」を掲げています。

総生徒数

2022年4月1日現在、中学生735人、高校生1082人の、合計1,817人が在籍しています。

学費

2022年度の初年度納入金は、1,144,000円です。内訳は以下のとおりです(別途費用が発生する場合があります)。

項目 金額
入学金 120,000円
授業料 672,000円
生徒会入会金 1,500円
生徒会費 3,500円
教育後援会費 1,000円
PTA会費 8,000円
教材学級諸費・検定料 65,000円

※高等学校は生徒会費が5,000円となります。また、中学校ALコースおよび高等学校MSコースは、別途コース費100,000円が必要です。

立命館宇治中学校・高等学校

立命館宇治中学校・高等学校

参照リンク:立命館宇治中学校・高等学校

立命館宇治中学校・高等学校について見ていきましょう。

受験情報

2022年度は、2022年1月15日にA日程の一般入試が行われました。B日程は1月17日。一般入試では、IPコース志願者には小論文(英語。55分)と算数(英語。25分)、及び個人面接が課されます。ICコース志願者は、国語・算数(各50分)・理科・社会(各40分)・個人面接の4科目型もしくは国語・算数(各50分)・理科(40分)・個人面接の3科目型から選択可能です。

進学実績

2021年度の立命館宇治高等学校の卒業生の進路は、以下の通りです。

  • ・立命館大学:299人
  • ・立命館アジア太平洋大学:7人
  • ・海外大学:14人
  • ・国内大学他(大阪、上智等):36人

学校の特徴や特色

国際バカロレア・ディプロマプログラム認定校及びスーパーグローバルハイスクール(SGH)酸化校でもあり、国際性に特化した教育が特徴です。

勉強面だけではなく、スポーツや課外活動でも、才能育成プログラムなどを取り入れ、全国大会での活躍を目指す本格的な活動を行っています。

概要

最寄り駅

京都京阪バスの立命館宇治高校が最寄り駅となっています。JR新田駅または近鉄大久保駅から約10分の乗車で到着します。

創立年

立命館高等学校は、1965年に宇治高等学校として創立されました。中学校の開校は2003年です。

建学の精神・校風

立命館の建学の精神「自由と清新」及び教育理念「平和と民主主義」に基づいた、言語能力に基づいた力と心、そして正義と倫理の精神を身に付けたグローバルリーダーを育成することを教育目標としています。

総生徒数

2022年5月1日現在、中学生535人、高校生1202人の、合計1,737人が在籍しています。

学費

2022年度の初年度納入金は、1,049,000円です。内訳は以下のとおりです(別途費用が発生する場合があります)。

項目 金額
入学金 120,000円
授業料 638,000円
教育充実費 291,000円

※コースやプログラムによって、別途コース費またはプログラム費が必要です。

立命館慶祥中学校・高等学校

立命館慶祥中学校・高等学校

参照リンク:立命館慶祥中学校・高等学校

立命館慶祥中学校・高等学校についてまとめました。

受験情報

2023年度の一般入試は、2023年1月9日に行われる予定です。国語・算数(各60分)・社会・理科(各40分)・作文(30分)の検査が課されます。

進学実績

立命館慶祥高等学校の2022年度の大学合格実績は、次の通りです。

  • ・立命館大学:158人
  • ・立命館アジア太平洋大学:8人
  • ・東京大学:4人
  • ・京都大学:2人
  • ・大阪大学:4人
  • ・北海道大学:13人
  • ・東北大学:1人
  • ・慶應義塾大学:28人
  • ・早稲田大学:11人
  • ・東京理科大学:23人
  • ・海外大学:1人
  • ・その他国内大学:複数人

学校の特徴や特色

英語と数学の習熟度別の少人数クラスや高校の学習内容の先取りを行い、個人にあわせて学力を養成しています。また、中学の内から国際教育を段階的に受けることができるので、言語能力や異文化理解能力はもちろん、国際人としての感覚を身に付けることが可能です。

概要

最寄り駅

JR千歳線の新札幌駅または地下鉄東西線新さっぽろ駅が最寄り駅です。新札幌駅からはスクールバスで15分かかります。

創立年

1935年に前身となる札幌高等計理学校が開設されました。中学校の開設は2000年とされています。

建学の精神・校風

『世界に通用する18歳』の育成」を教育理念に据えており、最先端の施設環境の中で慶祥独自の世界規模で将来を見据えた教育カリキュラムを運用しているところが特徴です。

総生徒数

2020年5月1日の時点では、中学生558人、高校生984人の、合計1,542人が在籍していました。

学費

2022年度の初年度納入金は、1,144,000円です。内訳は以下のとおりです(別途費用が発生する場合があります)。

項目 金額
入学金 350,000円
授業料 690,000円
生徒会入会金 2,000円
教育充実費 78,000円
教育振興会費 16,800円
保護者会費 7,200円

※別途必要な進路指導費と学級・行事費は、学年やコースによって変動があります。

立命館守山中学校・高等学校

立命館守山中学校・高等学校

参照リンク:立命館守山中学校・高等学校

立命館守山中学校・高等学校の情報は以下の通りです。

受験情報

2023年度の一般入試は、A日程が1月14日、B日程が1月15日に行われる予定です。4教科型の場合、試験時間は9時〜13時30分となっています(3教科型の場合は12時まで。国語・算数は必須、理科・英語・社会の中から1科目選択)。

国語 9時~9時50分
算数 10時10分~11時
理科 11時20分~12時
社会 12時50分~13時30分

進学実績

立命館守山高等学校の進学実績は、以下の通りです。

  • ・立命館大学:257人
  • ・立命館アジア太平洋大学:8人
  • ・東京大学:1人
  • ・大阪大学:2人
  • ・神戸大学:1人
  • ・慶應義塾大学:6人
  • ・早稲田大学:1人
  • ・海外大学:1人
  • ・その他国内大学:複数名

学校の特徴や特色

教育目的である4Cs(批判的思考スキル・創造的思考スキル・コミュニケーションスキル・コラボレーションスキル)を養うため、自ら課題を見つけてそれを解決する探究型の学習プログラムが採用されています。探究力を重視することにより、受験勉強にとらわれず、将来社会で活躍し得る能力を身に付けることが可能です。

概要

最寄り駅

JR東海道本線の守山駅が最寄り駅です。守山駅からは、徒歩でも専用バスでも通学することができます。

創立年

前身である守山市立守山女子高等学校は、1959年に設立されました。立命館学園の附属校としては、2006年から教育がスタートされています。

建学の精神・校風

建学の精神「自由と清新」、教学理念「平和と民主主義」に基づき、教育目標を「Game Changer (新たな価値と希望を生み出す人)の育成」としています。

総生徒数

2022年4月現在、中学生193人、高校生344人の計537人が在籍しています。

学費

2022年度の初年度納入金は、1,155,400円です。内訳は以下のとおりです(別途費用が発生する場合があります)。

項目 金額
入学金 120,000円
授業料 630,000円
生徒会入会金 2,000円
生徒会費 8,400円
教育振興会費 17,000円
PTA会費 5,000円
教育充実費 240,000円
教材費 95,000円
行事費 33,000円
学級活動費等 5,000円

立命館大学附属校の中学受験におすすめの塾

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立命館大学附属校は、どこの附属中学校も毎年倍率が高くなる傾向にあります。確かな合格を勝ち取るためにも、中学受験に特化した塾での対策は欠かせません。

ここからは、ジュクセンが厳選した、立命館大学附属中学校におすすめの学習塾を5つご紹介します。

おすすめ塾①:創学アカデミー

最初のおすすめの塾は、創学アカデミーです。

授業形式

1クラス10〜20人編成の少人数制の集団授業形式です。

塾の特徴

科目ごとに、習熟度に応じてクラスが分けられるので、お子様のレベルに合った授業を受けることができるところが特徴です。受験指導だけではなく、学校選びや進路情報等のサポート体制も充実しています。

創学アカデミーについてさらに知りたい人は、こちらもチェックしてみてください。

料金

小学6年生が週3回通塾した場合、授業料は月額22,000円となります。別途入学費16,500円と教材費等が必要です。

おすすめ塾②:Dr.関塾

次にご紹介するおすすめ塾は、Dr.関塾です。

授業形式

1対1から1対3まで選べる個別指導形式が採用されています。

塾の特徴

個別指導であることを活かし、生徒の実力や志望校に合ったテキストで授業が行われるところが特徴です。教科ごとの担任制度も実施されているので、授業ごとに講師が変わることなく、信頼関係を築きやすくなっているところもポイント。学習指導だけではなく、学習の習慣化や生活指導も行っています。

Dr.関塾のサポート体制や成績アップの仕組みはこちらで詳しく解説しています。

料金

小学6年生が週1回通塾した場合、月間授業料は19,800円です(1対1)。入学金は22,000円となっています。

おすすめ塾③:開成教育セミナー

3つ目のおすすめ塾は、開成教育セミナーです。

授業形式

授業スタイルは、少人数制の集団授業となっています。

塾の特徴

開成教育セミナーでは、「日本教育士検定」を所持している質の高い講師陣が指導に当たっています。一方的な講義ではなく、生徒からの発問を重視しているので、思考力や学習内容の理解度を飛躍的に上昇させることが可能です。

開成教育セミナーの授業の特徴やおすすめポイントは、こちらで詳しく解説しています。

料金

小学6年生が週1回通塾した場合、授業料は月額8,085円です。

おすすめ塾④:成基学園

4番目のおすすめの塾は、成基学園です。

授業形式

授業形式は、集団授業形式がとられています。

塾の特徴

定期的なクラス替えややる気を引き出す「教育コーチング」、「PDCAサイクル」に基づいて設計された学習システムで、生徒の勉強意欲を損なうことなく着実に志望校への合格力を身に付けることが可能です。教科ごとのカリキュラムで、効率的に学習を重ねられるようになっているところも特徴の1つとなっています。

成基学園は、こちらでさらに詳しく解説しています。

料金

小学6年生が週3回通塾した場合、月謝は43,000円です。

おすすめ塾⑤:日能研

最後におすすめする塾は、日能研です。

授業形式

授業形式は、集団授業となっています。1クラスは約25人です。

塾の特徴

日能研は、塾での学習はもちろん、家庭での学びやテストを中心とした自分自身での学びも重視しているところがポイント。1教科専任のプロ講師による指導と学習アドバイザーのサポート、さらに答案用紙をデータ化するDI学習システムを活用して、志望校への合格力を築き上げます。

日能研独自の取り組みや、さらに詳しい情報はこちらからご確認ください。

料金

小学6年生が週5回通塾した場合、月額は約22,770円です(週1回あたり約4,550円)。

まとめ

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立命館大学附属校は、グローバル教育と最先端教育システムに特化している学校です。

入学試験の倍率は毎年高い傾向にあり、入学には高い学力が要求されますが、入学後に受けることができる質の高い教育カリキュラムや充実したサポート体制は、他の学校とは一線を画しています。

立命館大学附属校のより良い教育環境の中で学習するには、中学受験を勝ち抜く必要があります。中学受験対策に特化した塾で、志望校への合格力を確実に身に付けていきましょう。

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