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【東北6校】各国立中学校の特徴を紹介|学費や進学実績、受験情報、おすすめの学習塾を解説

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中学受験
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塾選ジャーナル編集部

編集部

塾選ジャーナル編集部

東北で国立中学校の受験を検討していてどのような学校、特徴があるのか知りたい方も多いでしょう。国立中学校は、中学受験を考えている小学生にとっては私立中学校とともに重要な選択肢になります。また、私立中学校にはない特徴をもつ学校もあります。

今回は東北にある6つの国立中学校の受験・入試情報や特徴などを解説します。子どもに合った学校選びの参考にしてみてください。またおすすめ学習塾も紹介していますので最後までチェックしてください。

目次

【東北】各国立中学校の進学実績や特徴、学費など紹介

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今回紹介するのは、東北にある国立中学校「山形大学附属中学校」「岩手大学教育学部附属中学校」「福島大学附属中学校」「秋田大学教育文化学部附属中学校」「宮城教育大学附属中学校」「弘前大学教育学部附属中学校」の6校です。

はじめに、各高校の住所や最寄駅、偏差値、生徒数をまとめています。

学校名 住所 最寄駅 偏差値 生徒数
山形大学附属中学校 〒990-0023山形県山形市松波2丁目7-3 JR「山形」駅よりバスに乗車「付属学校前」下車 徒歩約3分 58 約400名
岩手大学教育学部附属中学校 〒020-0807岩手県盛岡市加賀野3丁目9-1 JR「盛岡」駅よりバスに乗車「附属中学校前」下車 56 約410名
福島大学附属中学校 〒960-8107福島県福島市浜田町12-26 JR「福島」駅よりバスに乗車「東高校前」下車 徒歩約5分 56 約420名
秋田大学教育文化学部附属中学校 〒010-0904秋田県秋田市保戸野原の町7-75 JR「秋田」駅よりバスに乗車「保戸野原の町」下車 55 約410名
宮城教育大学附属中学校 〒980-0011宮城県仙台市青葉区上杉6丁目4-1 JR「東照宮」駅より徒歩約10分 52 約480名
弘前大学教育学部附属中学校 〒036-8152青森県弘前市学園町1-1 JR「弘前」駅よりバスに乗車「附属中前」で下車 50 約450名

山形大学附属中学校

山形大学附属中学校

参照リンク:山形大学附属中学校

山形大学附属中学校は、山形県山形市にある国立中学校です。山形大学の附属中学校で、山形県唯一の国立中学校でもあります。

受験・入試情報

2023年度の入学試験は、2023年1月7日に行われる予定です。募集人員は136人ですが、山形大学付属小学校からの連絡入学予定者97人を含むため、実質40人程度の募集となります。

試験は国語・算数・理科・社会の4教科で各40分、各教科100点満点です。面接は集団面接で15分程度。志望動機や学習への関心・意欲、6年生での総合的な学習の時間における学習内容などについて聞かれます。

進学実績

山形大学附属中学校の進学実績ですが、HPを確認したところ附属高校がないため、特に記載がありませんでした。

学校の特徴

山形大学附属中学校は、1947年に山形師範附属中学校として開校され、70年以上の歴史を持つ中学校です。「健康かつ明朗で、豊かな知性と誠実な社会性を持ち、自主的で実践力のある生徒を育てる」ことを教育目標に、生徒の指導に当たっています。

平成29年度より総合的な学習の時間に、各学年の学びの姿に合わせた「探求単元」を設置し、「課題の設定」「情報収集」「整理・分析」「まとめ・表現」という「探究活動のプロセス」を踏まえた課題解決に取り組んでいます。

また、各教科の授業を関連付ける「50の学び方」を各教科で共有しながら、生徒が意識的に活用できるよう連携を図っているのが特徴です。

学費

山形大学附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。国立中学校のため、公立中学校に準拠する形となります。

岩手大学教育学部附属中学校

岩手大学教育学部附属中学校

参照リンク:岩手大学教育学部附属中学校

岩手大学教育学部附属中学校は、岩手県盛岡市にある国立中学校です。岩手大学の附属校として、教育学部における研究への協力、学生の教育実習、教育理論および実践に関する研究を進めています。

受験・入試情報

2023年の入学試験は、2023年1月7日に行われる予定です。募集人員は140名ですが、岩手大学教育学部付属小学校卒業見込みの児童約100名を含みますので、実質約40名の募集となります。

学力検査は国語・社会・算数・理科の4教科で、合わせて面接があります。

進学実績

岩手大学教育学部附属中学校の進学実績ですが、HPを確認したところ附属高校がないため、特に記載がありませんでした。

学校の特徴

岩手大学教育学部附属中学校は、1951に定められた「よく考え、誠をもって働く人間」を教育目標に、理性的・主体的に考え判断する生徒、思いやりのある生徒、たくましく意欲的に活動する生徒の育成を軸に教育研究を継続しています。

2022年度は、「学びの価値を見つめ,未来を創造する人材を育成する教育の推進」を学校経営の基本方針として,ICT教育,カリキュラムマネジメントの推進や家庭や地域,大学との連携を強化することにより,地域の学校・附属学校・研修校としての使命を担うことを目標としています。

また、「学年プロジェクト」として学年ごとに様々な体験を通し、自分自身を見つめなおしたり、自分と違う価値観や様々な視点に気づき、幅広い考え方を身に着けたり、これからの自分の生き方を考える機会があるのが特徴となっています。

学費

岩手大学教育学部附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。国立中学校のため、公立中学校に準拠する形となります。

福島大学附属中学校

福島大学附属中学校

参照リンク:福島大学附属中学校

福島大学附属中学校は、福島県福島市にある国立中学校です。1947年に福島師範学校附属中学校として創設されました。福島県内唯一の国立中学校です。

受験・入試情報

2023年度の入試日は、2022年12月3日と4日の2日間で行われます。募集人員は140名ですが、福島大学付属小学校からの連絡入学予定者を含みます。

初日の3日が学力検査で、国語と算数の2教科です。時間は両方とも40分です。2日目の4日には個人面接が行われます。

進学実績

福島大学附属中学校の進学実績ですが、HPを確認したところ附属高校がないため、特に記載がありませんでした。

学校の特徴

福島大学附属中学校は、70年以上の歴史を持つ国立中学校です。2学期制をとっていることが特徴の一つです。

また、2022年には授業時数特例校に指定されました。本校は国や県で実施している理数関係のコンクールに参加する生徒が多く、また福島県立福島高等学校SSHとの連携授業も実施してきた状況を踏まえ、数学と理科の教科横断的授業を展開し、学びを深めています。

具体的には1・2年生の数学と理科の授業の一部が振り替えられ、1年次に理科の授業数が多くなっているのが特徴です。

学費

附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。国立中学校のため、公立中学校に準拠する形となります。

秋田大学教育文化学部附属中学校

秋田大学教育文化学部附属中学校

 

秋田大学教育文化学部附属中学校は、秋田県秋田市の中心部にある国立中学校です。府中三精神「自発・創意・責任」をもとに、日々の指導に取り組んでいます。

受験・入試情報

2023年度の入試日は、12月24日・25日の2日間で行われます。募集人員は128名ですが、秋田大学教育文化学部付属小学校からの連絡入学予定者88名を含むため、実質40名程度の募集です。

第1日の24日は国語・理科・社会・算数・英語の5教科と、音楽・体育の2教科から選択した1教科の実技テストが行われます。試験時間ですが、国語と算数は40分、理科と社会は合わせて40分、英語は10分のリスニング試験。第2日目の25日は面接が行われます。

進学実績

秋田大学教育文化学部附属中学校の進学実績ですが、HPを確認したところ附属高校がないため、特に記載がありませんでした。

学校の特徴

秋田大学教育文化学部附属中学校は、学区を限定せず、広い地域から生徒が集まる学校であることが特徴の一つです。主体性をもって挑戦する生徒、独創性をもって表現する生徒、使命感をもって行動する生徒を目指すべき生徒の姿とし、日々取り組んでいます。

教育目標は「あの丘を越えよ」。生徒一人ひとりが勉強やスポーツ、芸術、生徒会活動などそれぞれの「丘」を自分で見つけていきます。それぞれのやりかた、それぞれのペースで自らが目指す「丘」を、先生方に見守られながらもできるかぎり自力で乗り越えることを目標とし、日々真摯に努力しています。

学費

秋田大学教育文化学部附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。国立中学校のため、公立中学校に準拠する形となります。

宮城教育大学附属中学校

宮城教育大学附属中学校

参照リンク:宮城教育大学附属中学校

宮城教育大学附属中学校は、宮城県仙台市にある県内唯一の国立中学校です。県庁からも近く、市内の中心部に立地しています。

受験・入試情報

2022年度の入試日は、2021年12月20日に実施されました。募集定員は160名ですが、宮城教育大学付属小学校からの内部進学生を除くと、実質50名程度の募集となります。

試験は国語と算数の2教科で、時間は国語が40分、算数が30分となっています。出題内容は6年1学期までの学習内容で、主に基礎基本的事項とし、一部に発展的内容を含みます。また、試験後に本人のみの面接が行われます。

進学実績

宮城教育大学附属中学校の進学実績ですが、HPを確認したところ附属高校がないため、特に記載がありませんでした。

学校の特徴

宮城教育大学附属中学校は、「自主」「協同」「明朗」の校是のもと、「自ら考え行動し、共に学び合い、高め合う生徒の育成」との学校教育目標を掲げ、変動し続ける社会をよりよく生き抜くために必要な力の育成を目指しています。

行事に関しては教員主導ではなく、1年次から3年次まで系統的に積み上げられる「総合学習」を通じて、自らの興味・関心にもとづいた研究課題を追究し、その成果をまとめ、発表する機会が用意されているのが特徴です。これらの活動を通じて生徒たちは自主性を学び、自らの生き方を考えるようになっていきます。

学費

宮城教育大学附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。国立中学校のため、公立中学校に準拠する形となります。

弘前大学教育学部附属中学校

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参照リンク:弘前大学教育学部附属中学校

弘前大学教育学部附属中学校は、青森県弘前市にある国立中学校です。

受験・入試情報

2023年度の入試日は、2022年12月17日に行われます。募集人員は128名ですが、付属小学校からの連絡進学予定者を含むため、実質募集人員は50名程度となります。

試験は学力検査と面接があります。学力検査は国語・社会・算数・理科の4教科となっています。国語は問題の中に聞き取り問題が含まれます。選考は学力検査の得点を基本として、出願書類の内容や面接の様子、受験会場での態度等によって総合的に判断します。

進学実績

弘前大学教育学部附属中学校の進学実績ですが、HPを確認したところ附属高校がないため、特に記載がありませんでした。

学校の特徴

弘前大学教育学部附属中学校は、「自主・創造・気品」を教育目標に、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな生徒の育成を目指し、教育活動を行っています。活発な自治会活動が特徴で、学校生活全般にわたって生徒たちの自主性を最大限に尊重し、生徒の創造性を高めるような指導、支援が行われています。

学校の特色の一つとして、教育目標とは別に「根っこ精神」と呼ばれるものがあげられます。どんな困難や障害にも耐え、粘り強く克服していく不屈の精神を表すものとして、伝統的に受け継がれているものです。また、大学教員と学生が年間を通じて火曜日の午後に来校し、観察および授業をする「Tuesday実習」など、独自の取り組みもなされています。

学費

弘前大学教育学部附属中学校の学費ですが、HPには記載がありませんでした。国立中学校のため、公立中学校に準拠する形となります。ただし、HPには「附属学校の特性から、他の公立学校よりも諸経費の負担は多くなります」とあり、年間73,200円の諸経費が必要になる旨の記載がありました。

【東北】中学受験におすすめの学習塾

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ここまで、東北地方にある国立中学校6校を紹介してきました。どの中学校も国立大学の附属校であり、それぞれの大学と連携しながら独自の教育活動を行っています。合格にはそれぞれの学校に応じた対策が必要で、学習塾によるサポートは欠かせません。ここからは、東北地方の中学受験に向けて人気の学習塾を紹介していきます。

おすすめ塾1.個別教室のトライ

個別教室のトライは、トライグループが運営する個別指導塾です。

個別教室のトライの授業は生徒1名に対して講師が1名と、完全マンツーマンで行われます。専任制で同じ講師が同じ生徒に指導を行うことが特徴になっており、生徒にも先生に説明する時間を設け、双方向の授業形式で取り組みます。中学受験に関しては志望校の入試傾向に完全対応し、一人ひとりの学力に合わせたカリキュラム設定で合格を目指します。

個別教室のトライの授業料ですが、HPを見ると「お子様の目標に合わせて、最適な料金プランを作成します」とあります。無料体験授業も受け付けているので、詳しくは各教室までお問い合わせください。

おすすめ塾2.個別指導の明光義塾

明光義塾は、全国に1,800以上の教室を展開する日本最大級の個別指導塾です。東北地方にも多くの教室を展開しています。

授業は、講師1人が生徒数名を受け持ち、指導する際にはマンツーマンになります。講師に頼りすぎず、自分自身の力で考えて答えを導き出せるような指導を行います。中学受験対策としては、模擬試験の結果などを分析し、苦手単元や苦手分野を明確にしたうえで集中的に対策するため、志望校に合わせた対応が可能です。

明光義塾の授業料は、小学5年生は週2回の45分授業で13,200円、90分授業で22,000円です。小学6年生になると、週2回の90分授業で24,200円となっています。週3回のプランや諸経費、教材費などもありますので、実際にかかる費用については最寄の教室でご相談ください。

おすすめ塾3.個別指導塾スタンダード

個別指導塾スタンダードは、全国に教室を展開している個別指導塾です。東北地方では、青森県に教室を展開しており、弘前大学教育学部附属中学校を検討している小学生におすすめです。

スタンダードでは、生徒一人ひとりに合わせた指導カリキュラムを作成。さらに授業フォロー・復習・宿題のチェック等を行い、生徒にぴったりの学習環境を用意します。年に3回保護者との面談があり、生徒の学習の問題点を発見。生活改善を一緒に行うことで、塾以外での過ごし方の環境も整えていきます。

個別指導スタンダードは、入会費用はかかりません。授業料については教室によって様々なキャンペーンや割引制度がありますので、最寄りの教室までお問い合わせください。

おすすめ塾4.ナビ個別指導学院

ナビ個別指導学院は、全国43道府県に約700教室を展開する個別指導塾です。東北地方にも多くの教室を展開しています。

ナビ個別指導学院では、カウンセリングを行い、一人ひとりに合わせたカリキュラムを組みます。勉強と習い事を両立したい小学生も多いですが、状況に応じて無理のないスケジュールを組み、志望校合格に向けてサポートしていきます。

また、「学習状況報告書」をもとに、教室長と講師が生徒一人ひとりにあった指導方法を検討しながら実践。テストにおいては各自の苦手ポイントを集中的に指導し、理解できるまで繰り返し取り組んでいきます。

ナビ個別指導学院の授業料は、小学5~6年生が1コマ80分の週2回で24,800円、週3回で37,300円です。週1回コースもありますので、詳しくは各教室までお問い合わせください。

おすすめ塾5.スクールIE

スクールIEは、やる気スイッチグループが運営する個別指導塾です。全国でおよそ1,000教室を展開し、東北地方にも多くの教室があります。

独自の個性診断・学力診断を行い、脳科学や教育心理学に基づくアプローチで生徒のやる気を引き出していきます。最も効果的な指導を行うため、一人ひとりに最適な学習計画を作り、専用のテキストを使用するほか、生徒の性格と相性のいい講師を選出。

すべてが生徒に合わせたオーダーメイドの指導方法で、ムリ・ムダ・ムラのない効果的な学習環境を作り、志望校合格に向けてサポートしていきます。

スクールIEの授業料ですが、HPに具体的な記載がありませんでした。無料体験授業を実施していますので、詳しい学費については各教室までご相談ください。

まとめ

今回は、東北地方の国立中学校を紹介しました。どの中学校も国立大学の附属校ということで、大学や地域の教育機関との連携を図り、独自の取り組みを行っていることが分かったと思います。

国立中学校は、公立中学校や私立中学校とは異なったプログラムが提供されます。中学生という多感な時期に様々な経験をすることは、その後の人間形成に大きな影響を与えると思います。その意味で、今回紹介した中学校は受験生にとって魅力的な選択肢になるといえるでしょう。

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