エース講師ファイル
【教師1人】対【生徒1人】 ×20通りを体現する!集団授業の救世主
三室 和寛 先生
プロフィール
- 出身地:
- 福岡県
- 出身大学:
- 広島大学 教育学部
- 講師歴:
- 15年
- 担当教科:
- 数学・理科・算数・思考力養成
- 塾講師になった理由:
- 個人塾を経営していた母の背中を見て育ったことで、教えることに興味があったため。
- 趣味:
- ゴルフ・釣り
エース講師ファイル推薦ポイント
- 教えた生徒の成績を着実に向上させてきた実績がある
- 教えた生徒の志望校合格率実績が他講師より秀でている
- 授業がおもしろい、教え方がわかりやすい、生徒や他講師の間でも評判である
「三室先生と一緒に頑張ってよかった!」「塾が楽しい!」鷗州塾春日野校のホームページには、生徒・保護者から三室先生への絶大な支持を示すかのように、笑顔の生徒たちが数多く登場してくれています。数学科主事=中学数学のスペシャリストとして鷗州塾全体を引っ張る存在でもある三室先生。集団授業であっても「教師1人 対 生徒20人」ではなく、「教師1人 対 生徒1人 ×20通り」を実現すべく、生徒一人一人を思いながら時間をかけて授業準備をしている姿は、まさに当塾のエース講師!生徒に寄り添う気持ち×教科の指導力の相乗効果で、多くの生徒の笑顔と真剣な表情を引き出してくれていると思います。
(推薦者:鷗州塾春日野校/校舎長広島地区統括・大野 日出男)
インタビュー
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——数多くの校舎を抱える鷗州塾のなかで、大野広島地区統括から今回エース講師にご推薦いただきました。ご自身では、どのように受けとめられていますか?
これまで担当してきた生徒のために行ってきたことの積み重ねが認められたようで、非常に嬉しいです。鷗州塾は、幼児部・小学部・中学部・高校部の全てを含む総合学習塾で、各学部にはもっと優秀な精鋭講師がたくさんいらっしゃいますので、みなさんに負けないように今後も自己研鑽に励みたいと思います。
-
——先生のご実家は、お母様が個人塾を経営されていたとのことですが、そうした環境の中で先生ご自身はどのような学習体験をされてきたのでしょうか?
実家の個人塾は地域密着型で、主に勉強が苦手な子を対象とした塾でした。幼い頃から夕飯後に母が敷地内にある塾に向かう姿を見て育った一方で、私自身は学校の宿題をまじめにやるタイプだったこともあり、中学生くらいまでは勉強で大きく苦労したことがありませんでした。
私が母の塾で勉強を教えてもらうことになったのは、高校受験を考え始めた頃です。当時は反抗期の真っ只中(笑)。教えてもらう母への反発心のためか、成績が思うように伸びませんでした。そこで、受験も間近に迫った中3の冬、大手の集団塾に通うことにしたんです。
これが結果的には大正解でした。入塾当初は学区で6番目くらいのレベルの公立高校を目指していたのですが、成績がどんどん伸びていった結果、学区で2番目の進学校に合格!塾に通い始めたのは冬休みくらいだったので、「ものの3ヶ月でこれだけ偏差値を伸ばすことができるなんて、塾の先生ってすごいな!」と思ったことを覚えています。 -
——たった3ヶ月でその成果はすごいですよね!大学受験の時はいかがでしたか?
中学生の頃、社会の先生に憧れて先生になりたいという思いが芽生えていました。昔から塾で勉強を教える母の姿を見てきたり、自分自身もそこそこ勉強が得意だったので、苦手な子を教えたりする中で、ずっと「教える」という行為自体に関心が高かったんだと思います。それで、西日本では教員養成に強いと言われている広島大学教育学部を受験することに。
ただ、通っていた公立の進学校は0時間目の朝課外に始まり、7時間目までみっちり授業でした。部活もしていたので塾に行く時間などなくて。大量の週末課題などをこなしながら勉強していたら、大学受験のための通塾をしなくても、無事志望校に合格できました。 -
——塾の講師になられたのは、大学ご卒業と同時に鷗州塾に就職された時ですか?
大学の4年間は塾講師のバイトをしながら、社会の教員免許を取得。学校教員以上に塾の先生に魅力を感じて、新卒で鷗州塾の入社試験に臨みました。その際、自分が得意だった科目である社会の模擬授業をしたところ、なんと結果が不合格だったんです。
約半年後に再度試験を受ける機会に恵まれ、今度は当時アルバイトで指導していた数学の模擬授業でリベンジし、そこで合格!実は、過去には数学への苦手意識から文系を選択したほどの私ですが、数学の模擬授業で合格し「理系の教師」として入社となりました。以来、理数系を担当し、中学部全体の理科科の責任者、数学科の責任者をつとめる現在に至ります。 -
——数学科の責任者でいらっしゃる先生が、かつては数学を苦手としていたんですか?
はい(笑)そうなんです。今思うのは、かつて苦手科目があった人というのは、現在苦手な生徒の気持ちがとてもよくわかるわけです。数学嫌いの子がどこでつまずきやすいのか、どこで混乱してしまっているのか、細かいところまでよくわかるので、そのポイントをおさえた上で、授業をすることができるんですよね。今、「三室先生の数学の授業がわかりやすい!」と生徒から言ってもらえるのは、自分に苦手だった過去があるからだと思います。
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——なるほど。先生の授業が楽しいと生徒さんから評判だというのは、そういうことなんですね。授業をおもしろいものにするために、何か意識されていることはありますか?
そうですね。例えば理科が苦手な生徒たちは「学んでいる内容が自分に関係ない」「勉強して何の役に立つのかわからない」といった感じで科目からどんどん距離が離れていってしまう。でも「実は実際はこんなことに使われているんだよ」という彼らの身近な事例を伝えていくと、興味関心を持ってくれたりするので、そこは意識して伝えるようにしています。
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——先生が普段から塾での指導やコミュニケーションにおいて、心がけていること、大切になさっていることはどういったことでしょうか?
「塾の授業そのものが、定期テスト・高校入試に直結する」授業であることを意識しています。わかりやすいのは当たり前で、塾での頑張りが定期テストなどの点数にしっかり反映されるようフォローすること。究極、「先生の授業を聞くのが一番のテスト対策・入試対策」となれば最高です。点数が取れるようになると生徒は前向きになり、さらに頑張るようになりますから。そうした正のスパイラルに生徒を引っ張り上げたいと思っています。
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——「集団授業」という指導形式上、「授業についていけないかもしれない」「わからなくても先生に質問がしづらい」といった不安を感じる生徒さんがいらっしゃるかと思います。「個別」へのフォロー体制は用意されているのでしょうか?
おっしゃるように我々のような集団授業スタイルは、生徒20人に対し教師1人なので、つい一辺倒な教え方や指導になりがちです。ただ、生徒20人は全員異なる人間。習熟度も違えば、理解度も違う。だからこそ、20対1の指導ではなく「1対1の20通り」の指導を用意するようにしています。
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——「1対1の20通り」の指導についてもう少し具体的にお聞かせ願えますか?
鷗州塾の集団授業は、原則、学校よりも2週間くらい前倒しの『先取り授業』です。新しい単元の授業が終わると宿題を出しますが、例えばその宿題の出し方一つとっても工夫するようにしています。全体の学習レベルや、科目の習熟度合いによって、個々に解いてくる問題や範囲(量)を変えたりしているんです。
また、確認テストや提出された宿題を見ていれば、誰がどの程度理解しているか把握できるので、理解度合いによっては自習室に来るように声がけをしたり、授業後に残って指導する時間も用意したりと、意識して質問がしやすい体制を作るようにはしていますね。(※鷗州塾の無料自習室・自習スペースは、塾生であれば受講校舎でなくても使うことができます)この他、机間巡視(先生が授業中に生徒の席の間を見て回ること)により、生徒の表情、手の動きなどでもつまずいている様子はわかりますので、都度声がけをしたり、個別カウンセリングを行うこともあります。 -
——それだけ目配りしていただけると保護者や生徒も安心ですね。先生が指導について感じている課題感&今後の目標についてお聞かせください
今は、やはり「1対1の20通り」の指導の質を突き詰めていくところだと思っています。実は、今から3年ほど前まで、私は最も大きい校舎である広島駅前校のZクラスを受けもっていました。Zクラスとは、広島大学附属高等学校を目指すクラスで、広島県内各地や県外からも偏差値が高めの子たちが集まってくるところ。皆同じくらいの学力レベルの子たちが同じベクトルに向かって勉強しに来ている中でしたので、指導もしやすかったんですね。
ところが、3年前赴任した春日野校は団地の中に新設された校舎で、集まってくる生徒の偏差値も60の子もいれば、30の子もいるといった具合にバラバラ。志望校もそれぞれ異なる状態で以前のような指導の仕方では一切通用せず、自分自身が「1対1の20通り」の指導へとモデルチェンジをする必要があったんです。
それで最近は、「生徒にいかにやる気をもって勉強してもらえるか」を意識しています「やらされる勉強」と「自らやる勉強」とでは、理解度や定着度などは雲泥の差が出てくるもの。生徒一人一人が自ら進んで勉強するための働きかけ、声掛け、そういったアプローチの幅をもっと増やしていきたいですね。 -
——これから入塾されてくる方、入塾を検討している方に対してメッセージをお願いします
長年、塾教師の仕事をしていると、「子どもの可能性は無限大」と思わせてもらう機会がたくさんあります。あんなに数学が苦手だったのに今では大得意になった。偏差値が40しかなかったのに偏差値60まで上がった。学校で「絶対無理と言われた第1志望校に見事合格した。そのようなエピソードが私だけでもたくさんあるので、創業50年の歴史を持つ鷗州塾全体ではさらに多くのエピソードや、ノウハウ、データが蓄積されているわけです。
こうした豊富なノウハウやデータを活用しながら、「勉強で困っている」「○○高校に行きたい」「苦手な科目を克服したい」といったあらゆる生徒が抱える思いに寄り添い、学ぶ楽しさを伝えながら指導していけることが、鷗州塾の強みだと思っています。
現在、私が直接指導にあたっているのは春日野校になりますが、数学科の主事として、私が作り上げてきた数学の指導のカリキュラムやノウハウについては、全校に対して共有してあります。数学が嫌いな方、苦手な方、安心して鷗州塾の体験授業を受けに来てくださいね!
生徒から見た三室先生
- O.Hさん(小5女子)
- ちょうど先生に質問したいなと思うところで、先生のほうから声をかけてもらえたりするので、なんでだろうと思います。説明も丁寧だし、すごく気にしてくれているのがわかるので、学校で100点を取ったときは「早く塾に行って三室先生に報告したい!」と思います。
保護者から見た三室先生
- M.Yさん(中3男子)
- 息子はあまり積極的なタイプではないのですが、「三室先生に自習室に誘われているので行ってくる!」と授業がない日にも塾に行ったりしています。以前の息子とは何かが違います。やる気満々というよりは、自然体だけど前向きという感じで、塾での学習がムリなく生活になじんでいると思います。本人も学校の授業で分かった時に「鷗州塾に行ってるおかげ」と言っていて、自信につながっているようです。
取材後記
集団授業であっても、生徒一人一人に向き合い寄り添いながら、生徒の力を伸ばせるよう挑む姿が印象的だった三室先生。鷗州塾が4年連続で「中国エリアの保護者が子どもに通わせたい学習塾No.1」に選出されているのも、先生のように熱く優秀な講師が全校のリーダー的存在として牽引されているからこそではないかと感じながら、お話を伺いました。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文・編集/牛田雅子
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