エース講師ファイル
全国模擬授業大会〈英語部門〉で見事優勝!楽しい授業で“英語好き”を増やす実力派講師
関口 雅子 先生
プロフィール
- 出身地:
- 栃木県
- 出身大学:
- 千葉県内の私立大学
- 講師歴:
- 17年
- 担当教科:
- 英語
- 塾講師になった理由:
- 子どもたちに英語の楽しさを伝えたかったから
- 趣味:
- 旅行
エース講師ファイル推薦ポイント
- 授業がおもしろい、教え方がわかりやすい、生徒や他講師の間でも評判である
- 生徒のやる気を引き出す力が他講師よりより秀でている
- 生徒や保護者からの相談にとことん親身で、厚い信頼が寄せられている
- 授業内容や担当教科における自己研鑽に余念がない
2023年5月に実施された弊社主催の「第16回全国模擬授業大会」において、英語科全国1位および決勝ファイナリストという結果を残してくれました。普段より幼児から中学生まで幅広い年代の子どもたちを指導する中で、英語に対する意識の高さはもちろん、授業に対する情熱、子どもに対する想いはとても強いものを感じています。
(推薦者:『開倫塾』 個別指導部部長/校舎運営部次長 和田英明)
インタビュー
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——今回エース講師に選ばれて、どのように受けとめられていますか?
驚きました。私が『開倫塾』で中学部の授業を担当するようになったのは2023年の3月から。新しいチャレンジをして間もない中で、エース講師に選ばれるとは予想もしていませんでした。
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——新しいチャレンジとは?
私は長年、同塾が運営する幼児・小学生向けの英語教室の講師を担当しておりました。16年に及ぶ教室運営経験のなかで、付き合いの長い生徒だと幼稚園から小学校卒業までで9年程度。通っていた生徒や保護者の方から、“中学生になっても雅子先生に英語を教えてもらいたい”とありがたいお声をいただくも、なかなか実現できずにおりました。それでこの春から幼児・小学生を担当するだけでなく新たに、中学生の英語の授業も担当することになったんです。
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——中学生の授業を担当するようになってまもなく、「第16回全国模擬授業大会」の英語科全国1位・決勝ファイナリストになられたわけですね。おめでとうございます!こちらは、どのような大会なのでしょう?
ありがとうございます。「全国模擬授業大会」とは、開倫塾が主催しているもので全国の先生がエントリーをして、自分なりの“教え方・日本一”を目指す研鑽の場になります。英語、数学(算数)、国語、理科、社会の部門ごとに15分の模擬授業を行ない、そこでトップとなった先生が本選決勝に進出。最終的な優勝者を決めていく大会です。
私は、冒頭でMLBの愛唱歌「Take Me Out to the Ball Game」を歌い、そこから大谷翔平選手が好かれていることを表した英文を使い、受け身が使われる場面を教えていきました。“エネルギッシュで楽しい雰囲気の授業”という評価をもらい、英語科1位を受賞することができました。 -
——受賞されてのお気持ちもお聞かせください。
結果が出せてホッとしています。今回「全国模擬授業大会」に向けて、本当にたくさんの方々にご協力をいただいたんです。同じ教室の先生はもちろん、他の校舎の先生の前でも模擬授業をさせていただき、様々なアドバイスをもらいました。最後、決勝では『開倫塾』以外の塾からのエントリーも多数あるので、『開倫塾』の代表として頑張らないといけないというプレッシャーもありましたが、賞を取ることができて本当に良かったと思っています。
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——関口先生は「英語」に対して、どのような学習経験をお持ちですか?
英語の講師をしていますが…実をいうと中学生の時は英語がかなり嫌いだったんです。
中学時代の英語の先生は“教科書を暗記しなさい”というばかりで、ひたすら教科書の英文をノートに書き写して覚えて…という記憶しかなくて。最初に苦手意識を持ってしまったので、そこからなるべく勉強したくない科目になっていました。 -
——英語嫌いとは!ビックリです。
少し意識が変わったのは高3の頃でした。大学受験に向けて高校の先生が英語の補習授業をしてくれて、そこで“英語の文法って、パズルみたいで面白いかも”と思えたんですね。
さらに「英語を学びたい」という気持ちが芽生えたきっかけは、大学の時アメリカに10日間ほどホームステイした経験です。ホームステイ先のホストマザーに、自分が知っている英単語でなんとか気持ちを伝えて、意思疎通ができた時は本当に嬉しくて!帰国後は、独学で英語の勉強を始めました。社会人になってからもお金を貯めて旅行に行ったり、ワーキングホリデーでいろいろな国に足を運んだりしていましたね。 -
——外国ではどのようなお仕事をされていたのでしょう?
もともと子供が好きだったことと海外で英語を学ぶ中で、“日本の子どもたちに英語を教えたい”と思う気持ちが強くなっていたので、今後のキャリアに活かせるだろうとニュージランドでは現地の保育園・小学校でボランティアとして授業のアシスタントをさせてもらっていました。帰国後、『開倫塾』が運営する英語教室と出会った流れになります。
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——普段から塾での指導やコミュニケーションで大切にしていることについて教えてください。
私自身、英語の出会いがあまり良いものではなかったからこそ、子どもたちに同じような思いはさせたくないと強く思っています。ですから、日々の授業で何より大事にしているのは、「楽しく英語を教える」ことです。
例えば、言葉で説明する前にしっかりイメージを持てるよう絵を書いて話すようにしていて、そうすると生徒の理解度が格段に変わります。他にも、英語を話す場面でも「状況設定」をすることで、“自分が伝えたい思い”から考えられるようにしています。あなたがこういう立場だったら何を伝える?どうやって話す?どういう英語を使うだろう?と生徒たちとコミュニケーションを取っていますね。教科書に書かれた例文をただ覚えるのではなくて、“自分が言いたいことを英語で伝える時間”にできるよう、日々の授業に向き合っています。 -
——なるほど、楽しそうです!
それから、生徒だけではなく、保護者の方とのコミュニケーションも大事にしているところですね。お付き合いが長い方も多いので、学校生活や友達など勉強以外についてご相談いただくことがよくあります。保護者の方に寄り添いながら、共に生徒の成長を見守っていく、そんな存在でありたいと思っています。
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——現在、先生が指導について感じている課題感&今後の目標についてお聞かせください。
英語教室ではオールイングリッシュで指導をしてきたこともあって、“英語を日本語に訳すこと”をさほど重視していなかったのですが、中学生向けの英語授業では別の視点が求められると感じています。
先日、ある生徒が定期テストで悔しい思いをしたんです。内容としては間違いなく100点だったにもかかわらず、英文を日本語に訳す問題で減点をされてしまって。コミュニケーションとして成立しているので英語教室では問題なくOKだったものが、マイナス点になってしまったんですね。私も非常にもどかしさを感じた出来事でした。
ですから、今後の目標は生徒たちが楽しいと感じられる英語の授業を通じて、高得点が取れる指導をしていくこと。バランスを取りながら、英語が好き、英語が得意な生徒を増やしていきたいですね。 -
——最後に入塾を検討している方に対してメッセージをお願いします。
今回は、私から英語の授業についてお話させていただきましたが、『開倫塾』ではあらゆる科目でのスペシャリストが在籍していて、「教え方日本一」を目指して、日々授業を研究しています。「分かりやすく、成績が上がる授業をするためにはどうしたらいいのか…」と考え、科目や校舎を越えて互いにアドバイスしながら、より良い授業を目指している先生ばかりです。
一度『開倫塾』に足を運んで、先生たちと話をしてみてください。きっと、ここでなら頑張れそう、成績が上がりそうという気持ちになっていただけると思います。
生徒から見た関口先生
- M・Sさん(当時小6・保護者)
- 塾に通うようになってから、学校の英語の授業が好きになったと言っていました。
保護者から見た関口先生
- Y・Yさん(当時小1・保護者)
- いつも雅子先生にはお世話になっています。子どもにとって英語がより身近なものになるようご指導いただきありがとうございます。
取材後記
取材時、印象的だったのが関口先生の英語教室での教え子とのエピソード。当時小学生だった生徒が中学生になった時、学校のスピーチコンテストに出場したいと先生のもとに相談に来たといいます。練習を重ねた結果、見事コンテストに出場できることになった彼女から最後に言われたのは、「関口先生がいたからここまで英語を続けることができました」という感謝の言葉。結果が出たことはもちろん、“英語が大好きで、ずっと続けられたこと”が何より嬉しかったという関口先生。「楽しく英語を教える」というその信念に触れられた取材となりました。
この記事はインタビューを基に執筆されました。
文/有藤千夏 編集/牛田雅子
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